1. となとまコード話
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2025-11-07 42:20

〈2〉感動のハードルが上がっている

何でもある時代なのに、なんで?という話。感動のハードル、体験を重ねること。◆第2回◆🌲👨🏻‍🎓👨🏻‍💻🕵🏻‍♂️🦜となとまコード話。専門性の異なる3人が、技術のこと、教育のこと、日々の生活のことなど話しています。

サマリー

プログラミング教育の選択肢に関する議論が展開され、最初に学ぶべきプログラミング言語やその重要性について検討されています。BASICやC言語、Pythonなど、さまざまな言語へのアプローチが語られ、学生に対する言語選択の基準が整理されています。プログラミング言語の選択や学び方についての議論が進められています。特にC言語、Python、JavaScriptのそれぞれの利点や、プログラミングを始める際の心構えについて話されています。現代の人々は、情報や娯楽が溢れた環境で育ち、感動するハードルが高くなっています。その中で、自分が作ったものに対する感動や、新しい発見の重要性について考察されています。また、音楽との関わり方にも触れ、繰り返し聞くことで感動が薄まることに気づく様子が描かれています。本を読む際の新たなアプローチとして、リズムに乗って薄く何度も読み返すことが提案されており、これにより内容の理解が深まる可能性が示されています。

プログラミングの始まり
となとまコード話。この番組は、異なる専門性を持つパーソナリティが、最新のコンピューター技術、教育、生活などについて語り合う番組です。
最初に自分が勉強したプログラミング言語って、何だったのかっていうところと、今、
初めてプログラミングしますよっていう人に、どんなプログラミング言語をお勧めしますかっていうところをちょっと聞いてみたいなと思ってるんですけど、
どうでしょう。多分年代的に清田さんが一番最初期のプログラミングですよね。
私は最初に触ったのは、行番号付きのBASICです。
ポケコンが初めて触ったコンピューターで、ポケコンとか、あるいは友達のとこにあった、
通らずお父さんが持ってたNECのPC-6001とか、そういうので、そもそもBASICしか動かないっていうところで、
BASICって、今で言うと本当にプリミティブな言語で、補造化プログラミング以前の言語なので、GOTO文とかで制御するっていう、
今で言うと、機械語と同じような制御するような形で、すごくプリミティブだし、逆に言うとコンピューターの動作原理っていうのを結構、
かなりイメージしながら作るっていうことになってたかなと思います。
そうか、それは逆にコンピューターのことがよく理解できるようになるとも言えますかね。
コンピューターが本当に、そのままの中、要するにメモリ空間っていうのがあって、CPUがあって、そのCPUとメモリの間がバスで繋がれてるっていう、
そういう流れの中で、レジスタに何かのデータをメモリから入れ込んで、レジスタの中で加算減算処理をして、またメモリに書き戻すっていう、
あるいはバスの入力があるっていう、そこがもう本当に命令と結構対応してるっていうのが、
完全ではないですけどね、対応してるっていうところがあるんじゃないかっていうのがあります。
例えば、JavaとかPythonの変数の本質っていうのは、実はポインター、
C言語でいうところのポインターなんですけども、
ポインターでC言語を学ぶときは割と鬼門だなっていうのはあって、
これはコンピューターのアーキテクチャっていうところにすごく紐づいてる概念だったりはしますよね。
コードを書くときに、どこかでコードを書いたときにどんな形でデータが流れるか、情報が流れるかっていうことを結構イメージを知ったりするので、
効率が良い書き方とか効率が悪い書き方っていうのは、
身体感覚として分かるっていう、これで伝わるかどうかですけど、
そういう感覚を初期から、本当に8ビットPCから触ってた人は持ってるのかなっていう感じはします。
なるほど。時々思い出しますけど、200回何もしないFOR文書いたりするんですよね。
そうすると1秒待ってくれるとか。
で、これがCPUクロックを変えると動作が変わるから、
全体的に何倍とかで数値設定ができるような変数用意してあったりとかしましたけど。
なるほど。清田さんから見て、今の学生にプログラミングを始めたいって言った人に、
ここからやってみたらとお勧めするプログラミング言語って何になりますか?
これは結構難しいんですけども、
作りたいものが作れるんだったら、本当に何でもいいんじゃないかなっていう感じは持っていて、
むしろ最初に必要なのは、自分が頭を働かせて手を動かすっていうことで、
いろんなデザインができる、要するに仕組みのデザインができるし、
たくさんの人に使ってもらえる仕組みが自分が作れるっていう感覚。
これがたぶん最初に必要があるのかなと思ってて、
これはいろんな形があると思うんですよね。
それこそ、Scratchとかそういう言語もあるんですけども、
例えばこのロボットを動かしたいって、こういうふうに動かしたいってイメージしたときに、
そのイメージを実際に形にすることができるっていう。
その感覚をまず持つことが最初すごく大事なのかなと思ってて、
その感覚を持っているか持っていないかの差ってすごく大きいかなっていう感じがするんですよね。
これはやっぱり世界に、自分が何か世界に対して影響を与えることができる。
それはそういう存在であるっていう感覚を持っているか、
人から与えられたものをただ使うだけではできないっていう。
すぐに捉えるのかっていうここはすごく大きな差を生むのかなっていう。
プログラミング言語の選択
そうか。でもだとすると結構大事なのは、プログラミングを実行したときに何が見えるかっていうところで、
例えばロボットが動いたりとか、ゲームが動いたりとか、
そのあたりの様子が分かりやすいものっていうのが重要ですかね。
よくArduinoとかで最初にやるのが、よく言えるLチカって言われてる、
LEDをチカチカするっていう。最初は本当はそれだけだったりするんですけども、
そういう物理現象を実際に、物理現象として実際に何かを起こすことができるっていう。
点滅させたりとか、早く打って、点滅させたり、スピードを遅くしたりとか、
そういう感覚が持てるっていうことで、
これが何を面白いかにするかって、本当に人それぞれだなって感じはしますね。
鈴村さんはどうですか。
ありがとうございます。
まず僕が一番最初に触った言語はC言語ですね。
C言語を触った理由は、入った学部で授業があったからっていうのが一番最初ですね。
なので、プログラミング自体はですね、実は大学に入ってから本格的に始めたっていう背景があって、
そこまでは逆に俗に言う語教科、数学、理科、社会、英語、国語っていうところばっかりやってたんですけど、
大学になってからC言語を触りました。
ポインタが鬼門って言ってましたが、みんなめっちゃ苦戦してましたね。すごい覚えてます。
あのC言語から入ったせいで、うちの学部は工学部の電気電子情報工学科だったので、
どっちに進むかっていうのが大学2年生の時で変わるんですよ。
それでプログラミングしに入ってきたんだって言ってたんだけど、C言語のポインタにやられて、
電気電子に行った人間が何人いるやらというような感じですね。
ちなみにちょっと後日談なのですが、僕らの次の年からはパイソンになったらしく、離脱者がほぼほぼいなくなったらしいですね。
なんと罪深きC言語なんだというふうに思っていますが、私は結果的に一番最初に学んでよかったとは思っています。
すべてがすべて書かなければいけない。基本的にインクルードにしろ、メイン関数にしろ、上から流れていく仕組みにしろ、
書くプログラミングってこういうものなんだっていうふうに学べたところで言うと、C言語でよかったなと今は思えてます。
やってる時はなんてものを渡してくれたんだというふうに思った覚えがありますね。
今学生に言語何やるかオススメ、何から始めるのがいいかっていうふうに聞かれたら、
基本的には清田先生と似た回答になるなと思ってて、何がやりたいのっていうところを多分聞くだろうなというふうに思っています。
ただそういうのがなく、とにかくどれがどれがっていうふうに言われたら、
うーん、なんか公開したい? ウェブに公開したいんだったらPHPが一番気が楽だよ、公開まで含めて。
スプレッドシートとかをごちゃごちゃしたいんだったら、
JavaScriptを学んでGAS、Google Apps ScriptをJavaScriptっぽく書けるから、
そこで書くのがいいんじゃないかなっていうような進め方をするのではないかなっていうふうに思います。
多分世の中的にはPythonやればいいじゃんっていうふうに出てくるのが多いと思うんですけど、
割かしPythonやれるというか得意領域が多いからこそ、私は何をしたかったのだろうかっていう迷子になりやすいかなって思うので、
いい言語だと思いますし、素晴らしいものだと思うんですけど、あんまポンってお勧めせんかなと思ってますね。
ちなみにPython好きです。分かりやすいと思ってます。素晴らしいと思ってます。
Pythonはライブラリーがものすごい充実してるから、
基本WindowsだろうがMacだろうが違いがないし、やりたいと思ったことに対して必ず答えが用意されているので、
マルチリンガルの重要性
動画を例えばいじりたいにしても、音声をいじりたいにしても、機械学習的なことをさせたいにしても必ず何かしらできることがあるし、
今は十分CPUが速いからだいたい速度も問題にならないし、基本Pythonをやっておけばオールマイティっていうのはある気がします。
おっしゃる通りですね、オールマイティですね、相当。
オールマイティだからこそPythonから始めるとウェブ系のアプリ作るときにDjangoで作るのかって言ったら、
あんまやっぱDjangoでやられてるところって多くはなくて、
Djangoも増えてきてるのかな、あとはNext.jsぐらいですかね。
って思うと何でもできてしまうが故にどこやるか決めとかんと結構揺らいでしまうっていうのはあるんじゃないかなと思ってます。
なるほど。
自分で言ってたら思いました。だからこそ何したいかわからんけどとりあえずプログラミング言語やろうって思う人には最高かもしれませんね。
何者にでもならんから。
なるほどな。
あと挫折しにくいですね。さっきのコミュニティと言い、情報がいっぱいあると言い、ある程度答えが用意されてるので。
少なくともC言語ではないですな。
なるほど。
その上でやっぱりマルチリンガルであることの意味っていうのはあるのかなっていう感じも持っていて、
多分複数の性質の異なるプログラミング言語を伝わることで初めて見えてくるものっていうのがあるかなっていう感じがします。
これは多分複数の言語、自然言語を学ぶことで物の見方っていうのが代表化して読書されていくっていうこととちょっと共通する部分もあるかな。
それで言うと、僕もともとWindows使いでそこから10年ぐらいしてからMacに移ったんですけど、
やっぱり当時Macに移るのにあたって、WindowsでこれやってたのをどうやってMacでやったらいいんだろうって思ったのを未だに覚えてるし、
それのうちはいくつかはこのソフト使ったらできるんだって対応するソフトを見つけたりとか、
いくつかはそもそもMacだったらやらなくていいんだとかあった気がするんですけど、
これもやっぱりマルチリンガルという考え方で両方触ってみて初めて見えてくるものがあるから両方やっておいたほうがいいし、
そこから言うと、ちょっと今日最初の方にiPhoneがいいのかAndroidがいいのかっていう話をしてたところに戻るんですけど、
両方触っておいたほうがいいんだろうなという気がやっぱりちょっとしてきたので、
プログラミング言語の学び
Android携帯も触っておいたほうがいいのかなっていう気はちょっとしてるんですけど。
ちょっとさっきの質問に戻らせてもらってですね、
プログラミング言語っていうところでも色々と触ってみるとかっていう風にしてみるのはすごくありだなっていう風に思うんですが、
プログラミング言語の勉強がしたいんだ、プログラミングが書いてみたいんだっていう風に呼ばれた場合はさっきみたいに言うんですけど、
いつかアプリ開発をしたくてとかっていうような流れで同じような質問された場合は大きく回答変わるなって実は思ってて、
それだったら言語の前にソフトウェア設計について学びやっていう風に言うのが確実に僕言うだろうなっていうのが想像ついてて、
ソフトウェアとはどういう風な流れで開発するものなのかっていうような道筋っていうところを知っておけばですね、
最初の段階で手を動かす前に何をしておいた方がいいのか、どこまでのゴールは決めておいた方がいいのか、そしてゴールに対してどんなテストをすればゴールに至ってるという風に言えるのかっていう流れだったりですね、
今だいぶ真ん中走りましたけど、そういうようなことを学んでるかどうかっていうところが大きな違いになってくるんだろうなっていう風に思っています。
大学の時に学べて良かった授業でもう一つだけ選べって言われたら僕はもうソフトウェア設計法一択っていう風に言うんですけど、仕事に行き過ぎてるからっていうのもありますね。
ただこれどの仕事にも全部行けるなって思ってて、課題があってそれに対してどういう風な要望があって、それをどういう風に定義して設計して開発してって、
全ての仕事に生きてくるんですよね。アプリ開発っていうのもそう。周り見てて挫折してる子たちを見るとですね、何がゴールなのかっていうところを途中で見失ってしまう子にその傾向があるなっていう風に思っていて、
プログラミング諦める一番よくぶつかる壁ってエラーが出てる時っていう風にみんな思われるんじゃないかなって思いますし、本当に解決できないエラーの時は諦めるっていう子たちも何人か見たことがあるんですが、
もしそのやり方でうまくいかなかった場合にもう発砲塞がりかどうかっていうと、目的のゴールの部分を考えてみると他のやり方でもよかったりするわけですよね。
1個のこういうテーブルの構成じゃなきゃダメとかっていうわけでもなく、別に言語もそれじゃなきゃいけないわけでもない、ただのツールだよねっていうところを捉えられるようなことを学んだ上で何かをするっていう風にしてもらうと、
基本的には全ての共通点が見えるんじゃないかなって思ってますし、僕は今どの言語だろうがどのフレームワークだろうが基本的に、
1から作れって言われたら、ゼロから作れって言われたらこれでやろうかなっていうのはありますけど、別に基本的にどの言語でも触れるので読めますし、
そこの一番大きいところはソフトウェア設計の部分を学んでて、結局それを動かすためのツールでしょっていう、一歩引いた目で見れてるからだろうなっていう風に思ってます。
ただそうするとアンドロイドとiPhoneの違いと似てるところってどこなんだろうっていうのはわからないので、もしかしたらその個体的な概念、僕でいうソフトウェア設計法みたいな概念がどこかに転がってるのかもしれないなーって思うと、
それを知ってからアンドロイドを触るっていう風にするとよりいいんだろうなと思いながら、そんなものはあるのかっていう風に思ってたりしてます。
なるほど。確かに2人のおすすめに共通しているものが、多分どこかで結果じゃなくて、もともと自分が何をやりたいのかっていうところを一番刺激しないといけないんだろうなっていう気がしました。
やっぱりワクワク感というか、動かしてみてこんな結果が得られて、初めてなんでそうなったんだろうとか、こうならなかったんだろうっていうのを考えてみることができて、
プログラミングすること自体が結果ではなくて、何のために今プログラミングしてるんだろうっていうところに何かその答えを与えてくれるような刺激をくれるものっていうのがないとやり始めにくいのかなという気がちょっとしてます。
私自身は多分清田さんとある程度近いからだと思うんですけど、N88-BASICという行番号を書いてプログラムするところから入っていて、いわゆる手続き志向といわれるGOTO命令とかGOSUB命令を書いて、こっからこっちに、こっからこっちにっていうのを書いていくのがプログラミングだったり、
だったので、そこからC言語の構造化プログラミング、whileとfor文とっていうのを組み合わせながら関数を組み合わせながらプログラミングしていくっていうところにパラダイムシフトするのが結構大変だったっていう記憶がありますね。
で、今やっぱり学ぶべきプログラミング言語は何だろうって言ったら、自分と同じ経験というか知識を身につけたいってもし言われたとしたら、全く僕が経験したのと同じことやってねって多分言うと思うんですけど、そうじゃなくて今の時代に合わせてプログラミング言語を何か選んでほしいという風に言われたら、
結構僕二択かなと思っていて、三択かな。一つはやっぱりC言語ですね。C言語の上でやっぱりコンピューターがどう動いてるのかっていうのが細かく理解できる要素が大きいと思っているので、最終的にコンピューター関係の仕事についてコンピューターの可能性を最大限引き出すことができるようになったら、
最大限引き出すっていうことをしたいのであれば、C言語のプログラミングって一回は通っておいたほうがいいし、それが一番の現体験であるほうがいいのかなと思うので、私は今も大学1年生からC言語で教えてますし、それはこの先も結構変わらないのかなと何となく思っています。
なんですけど、同時にあと二つ選択肢があるなと思ってて、もう一つがやっぱりPythonですね、さっきから出てる。ライブラリが豊富で何でも聞いたら、特にChatGPTとかクロードとかに聞いたらやり方を教えてくれるし、厄介ないろんな宣言、インクルード文とか、これがWindowsとMacで違うとか、
JavaScriptの利点
そういう細かい違いを気にせずに、とにかく書いたら動くっていうところで、Pythonって大きいなって思うところがあります。
もう一個はJavaScriptで、JavaScriptで書いたらWebブラウザの上で動作してくれるから、自分がやったことに対して結果が得やすいなっていうところだったり、
あるいは例えばタイマーアプリ作りましたとか、メトロノーマアプリ作りましたとか、自分が作ったっていうものを公開したいと思ったときに、他の人に共有しやすいなと思っていて、そういう意味ではJavaScriptで作ってみるっていうのはありなのかな。
いずれにしても、PythonにしてもJavaScriptにしても、比較的ChatGPTがそのまんまのコードを出してくれて、そのまんまのコードをコピペしたら動いてくれるから、AIにどれだけ助けてもらいやすいかっていうところで、勉強しやすいかなと思ってます。
どれだけAIに助けてもらえるかっていう。つい最近もらった本なんですけど、こちらの「すぐわかるぷよぷよプログラミング、セガ公式ガイドブック」っていうのがありまして、これがJavaScriptで書いてWebブラウザの上でぷよぷよを動かしましょうっていう、これを1から10まで全部作ろうっていう本なんですけど、
これがちょっと面白くって、これ読みながらやっぱWebブラウザの上でそのまま動いていくって面白いなと思ってます。
面白そうですね、それ。
これめちゃめちゃ面白いですね。だからプログラミング的な素養が、いろいろ、プログラミングじゃないところで身につくようになってて、例えばぷよぷよのぷよが上から下に落ちてきますよね。
そうすると基本的に2種類のことしないといけないんですよ。画面の外にぷよぷよがはみ出さないようにするにはどうすればいいかって言って、画面端の処理と、それからぷよとぷよが重なったときにこのぷよが下にいるからそれ以上行かないようにするって2つの処理があるんだけど、これを両方書いてたら大変だから何をするかって言ったら周りに透明なぷよを敷き詰めなさいっていう風に書いてあるんです。
おもしろい。
そしたら透明なぷよとの当たり判定をこの中でやる当たり判定と同じように書いたらいいだけだから、絶対に消えないぷよを周りに敷き詰めといたら画面判定なんかいらなくなるでしょっていうですね。
天才的ですね。素晴らしいですね、その本。
っていうところから解説されてて、これって結構プログラミングじゃないところのプログラマーとしての素養を試されてるお話だなと思うから、アルゴリズムとまでもいかないし、結構微妙に良いラインをついてて、この本すごい良いですね。
そんなこと言ってくれるSEとめっちゃ仕事したいですもん、僕。確かにってめっちゃ連発してる気がする。
すいません、ぷよぷよの方に頭取られて、沼田さんが言ってくださったことに一回戻させてもらいたいんですけど、
そうですね、すぐ実行できるっていうところの良さはやっぱりJavaScriptにあるし、Pythonもそうで、C言語はやはり僕の中では夢の中場で散っていった友がいっぱいいるので、
そうしてもちょっとかわいそうだなあいつらっていうふうに思ってる気持ちがあるんですが、自分の中で認識してる概念とすごく似てるなって言われてることが思われてて、一発学んどいて本当に良かったなって。
こんなにコンピューターの世界っていろいろとあるんだっていうところのさばりがC言語で知れたなっていうような感覚があって、
へー、アドレスみたいな話であったりとかって、意識したのってC言語のポインタが出てきたからか初めて。
今まではポインタって概念出てくるまでは「int x」って置いて入れときゃいいって思ってたのに、そういうわけでもないんだとか。
いまだにいろんな場所でC言語が動いてますしね、そういうところも含めてなんか、いい言語であることは間違いないなっていうふうに思います。
なんか難しいなーって、どのプログラミング言語を勉強したらいいですかとか、どんな風にプログラミングって勉強したらいいですかって学生さんに聞かれたときに、
今の学生ってすごい難しい立場にあるなという気がして、答えに結構困ることがあるんですよ。
僕らのコンピューターを触ってたときって、無限に可能性があって、こんなこともできるかもしれない。
例えば音楽作るとか、声を出すなんていうことができるかもしれないとか、メトロノームだって昔はコンピューターの上で動かすものって基本的になかったし、
感動のハードルの変化
なかったことはないですけど、そんなに一般的じゃなかったし、基本的に何でもアプリケーションって考えようと思ったらいろいろ可能性を考えることができたんですけど、
今の人ってもうiPhoneのアプリストア開いたら基本的に欲しいものは全部有料か無料か追わなければ転がっているし、
何だったらほとんどのことってWebブラウザで何とかかんとかサービスとかで検索したら、そのサービスって転がっているから、自分でプログラミングしないといけない状況ってまあまあ減ってきてるなって思うんですね。
7つの習慣のBe,Do,Haveっていうことをよく考えるんですけど、まずBeであり方があって、あり方がその後に行動を引き起こしてくれる。そして行動があるから結果がついてくるっていうところで、
例えばお金が欲しいとか恋人が欲しいっていう、そのHaveの部分にだけフォーカスしてて、もっとお金が欲しいのになんで僕には入ってこないんだろうって言っても全然お金は誰もくれないし、何だったら100円ちょうだいって身の回りの人に言ってもらったらみんな避けていってしまって友達がいなくなってしまうんだけど、そうじゃなくってそもそもなんでお金が欲しいんだっけっていうところに立ち返っていって、自分はじゃあどうあるべきなんだろうかっていうところに立ち返りなさいっていう、
ところで考えることがあって、そうするとこのプログラミングをする、そもそものBeの部分、なんでプログラミングの勉強したかったんだろうっていう部分をものすごいエンハンスしてあげないといけないんだけど、昔はそれでいろいろ可能性があるよねって、
例えばこんなこともできるかもしれないし、まだこんなことやられてないけど、例えばそれの究極的なものがAIだと思うんですけど、AIみたいなものってまだ実現されてないからできるかもしれないねって言ってればよかったのが、今ほとんどのものができてるから、自分でそれ作ってみようよっていうのがモチベーションになりにくくなってるので、
このBeの部分をどう刺激するというかデザインするというか、するのがいいのかなっていうのは技術が進むにつれて年々難しくなってるなって思うところがあります。
教育者目線やなぁ、めっちゃ学びになります。僕、教える側がすごい大変だと思ってるので、今。そうか学び側も大変な時期なのか、何でもあるっていうのは。
前はシンプルな、そうなかったからシンプルな、こういうものはまだ作られてないよって言えば、それで可能性を示すことができたのか。
それこそ清田さん沼田が勉強し始めた時代って、多分大学とかでコンピュータープログラミングの授業があると、アルゴリズムって名前がつく授業が必ずあって、アルゴリズム関係のアルゴリズム辞典みたいな本を一冊買うなりなんなりして、
それを理解する必要があったんですけど、それって、それを理解してないと連結リストなんていうのを自分で作らないとないし、動的配列みたいなものもまだSTLっていうのが確立されてなかったから、自分で作らないといけない。
逆に今は自分で作る方がバグが入るからやめなさいって言って怒られる時代だと思うんですよ。
めちゃくちゃ怒られますね、もう。
なので、そもそも作らないと使えないっていうところがあって、すごい言ってることとやってることが一致してるというか、
勉強してることとなぜそれを勉強しないといけないかっていう答えがワンセットになってる、昔だったと思うんですけど、
今はやっぱり同じようにデータ構造とかアルゴリズムとか勉強しないといけないし、プログラミングも一から勉強していかないといけないんだけど、最終的に目指すゴールって変わってるよねっていうのはすごい思います。
自分で見つけるのが大変な時代になってるんですね、より。
より新しいことっていうのが、すごいニッチなところにしか転がっていなくて。
新しい発見と再発明
結構、例えば社会的な課題とかをかなりで深く洞察して、導き出していったりとか、何を作るかっていうのを導き出していくことがやっぱり結構求められてる時代ではあるんですよね。
そこに対して、その学生たちが面白いと思うかどうかで言うと、目先これ欲しくてやってみたらできたの方が、その子たちにとっての刺激にはなるっていうのをすごくわかるので。
あとあれですね、学生の立場に戻った時に作ったものがもうすでにあったとかって気づいたらちょっとだけダメージ食らいますね。
うわ、車輪を作ってしまった!って、再開発してしまったって思うんだろうなーっていうのはイメージはつきます。
約束的なんですけども、車輪を再発明してみるとか、本当に表みたいなものをしょうがないことを作ってみるっていうことも含めて、こういうの面白がるっていうような。
そういう文化っていうか。
むしろそこかもなー。
明らかに昔よりも今の方が、娯楽に満ち溢れてる素晴らしき時代だというふうに取れると思うんですよ。
これ以上言うと問題になるところもあるんで、言葉端折りながらですが、子供の出生率が下がるとかっていうところ、結婚しないとかっていうところも含めて、わりかし娯楽が溢れてるからな感覚はあって。
別に家に引きこもってても、ネットフリックスで朝撮りは楽しいですし、アドレナリンになってガンガン出るわけですよね。
そうなると、感動する準備であったり感動できるハードルがあまりに高くなりすぎてる。
人たちが増えていって、自分も含めてですね。
なんかよくわかんないですけど、僕涙もろいんで、今のところは逆に低いなハードルかって自分で思うときはあるんですが、その感動ハードルをある種下げてあげる準備をしてあげるっていうところも学生さんたちにはすごい刺さるところがあるかもしれないなっていうふうに思いますね。
だって僕、「Hello World」って出て感動したっすもん。中言語で。
うわー自分が書いたやつで出たーみたいな。
なんで清田先生が言われた、車輪の再発明して残念があるだろうなって思ったんですが、ただ発明してみることに対して、
あ、同じ、やっぱ科学って再現性あるんだねとかって気づけるっていうのは全然楽しいことなので、そういうような目線で考えてみるといいかもな。
セセアイで試してることなんて結構再発明しまくってますもんね、お互い。清田先生、清田さんこれできました!
本当だ、できますね!みたいな。それも確かに楽しいですもんね。
確かに娯楽が今すごく身近になってて、例えば最近よく思って実際にやってるのがですね、音楽をすごい消費してたなって思ってるんですよ。
で、なんか例えば僕はアニソンが好きだから、覇権アニソンっていうApple Musicのチャンネルをもうめちゃめちゃ聴いてて、
で、そこで流れてきて、これかっこいいとかこれかわいいって思った曲をお気に入りに入れたら、
だいたいそれ100回か200回ずっとぐるぐるぐるぐる聴いてるっていう曲の聴き方をずっとしてたんですよね。
でも、これってある意味めちゃめちゃ味わってるんだけど、1回1回の感動が薄いんじゃないかなと思っていて、
っていうのは例えば今から300年前とか400年前ぐらいの時代の人が音楽を聴くっていうことをしてたら、
その例えば演奏会だとかたまたまそこで道路の上でバイオリン弾いてる人を見かけたとかいうところで聴くしかないじゃないですか。
だからもうその1回を聴いて、あの時に聴いたあの曲は感動したなって思えてたのが、
今は繰り返し繰り返し聴けてしまうから、なんだろう、すごい薄い体験しか得られないんだなって思うと、
もう繰り返し聴くことが、聴ける今が幸せなのかどうかっていう判断がちょっと最近できなくなっていて。
おー、なるほど。
だからあの覇権アニソンとかを聴いてて、これかっこいいなって思ったって思ったらそこで終わりにするようにしてるんだよ、最近。
お気に入りボタンポチって押して、もう効かないそれは。
お気に入りに入れたものが出てきたらそれスキップするように。
あ、そうか、あのやってなかったけど、覇権アニソンの中でお気に入りがついてないものっていうスマートプレイリスト作ったら、
それが仕組み的にできるわけですけど、なんかそういう気がしてて。
で、1ヶ月、2ヶ月ぐらいして、そういえばあんな曲あったなって言って歌詞が思い出せる程度に思い出してきた曲、これもう一回聴きたいなって思ったらそこでもう一回だけ聴いていい。
えー、なかなか高いハードル設定してますね。
っていう聴き方をするようになりました。
ちょっとだけ音楽の話ずれてしまうところもあるかもしれないんですけど、沼田先生と途中まで僕めちゃくちゃ似てて、覇権アニソンという形ではないんですけど、僕もまずアニソン前提大好きなんですね。
アニソンというかJ-POPも含めて結構音楽好きなんですけど、
自分で例えばアニメ見てて聴いた歌とか、流れてきたYouTubeで流れてる歌とかっていうのを一回プレイリストに入れると、ドハマリするとその曲を一生一回聴きまくる。
200回、300回とか本当に多分平気で聴いてると思います。
で、それをして、それをしてでも飽きなかったりとかっていう歌は、一個僕の中で昇格するんですね。
どう昇格するかっていうのを、先ほどBGMとして使っていいことになるんですよ。
これなんでかっていうと、ハマってる歌ばっかり聴いてるとですね、作業なんて進みようがないんですね。仕事に手がつかなくなってしまうと。
ただ200回、300回聴いてくるとですね、ちゃんと覚えるので、歌に乗りながらちゃんと作業が進むっていう。
これ勉強の時からそうで実は。大学の大学受験の時に、数学やってる時はこの音楽聴いてたなとか、僕いまだに全部結びついてるんですけど。
そこに昇格するようになってるので、むしろガンガン聴くようになるっていう。
で、それによって面白さもあって、最初は歌詞、最初はメロディー。
ただ次は裏拍子で録ってる音楽だから、バイオリン流れてんじゃんとか。
ピアノここ流れてたんだっていう気づきとかもあったりして、楽しいっていう風になってるので、
なんか味わいの仕方は結構いろいろあるんだろうなっていう風に思ってるのと、
ただそれが沼田さんが言われてたことで気づけたなって思うのは、贅沢してるっていう感覚はなかったので、
確かに言われてみるとものすごく贅沢だったなって。
贅沢が、そこで贅沢と言うならばですけど、いい悪いではなくって、
たまたまそうじゃない幸せの形もあるのかもしれないと思って実践してるっていうだけの話なんですけど、
何がいいのか、でもそういう意味ではBGMをかけるっていうのを最近結構多用するようになってて、
音楽の聴き方の変化
最近好きなのがIDMっていう、IDMって何の略だっけな、
そういうジャンルの曲があって、ただビートが流れてるだけなんですよ。
ただビートが流れてるだけでちょっとだけメロディーが時々乗っかるかもしれないっていう、
すごいエレクトリックな音楽なんですけど、
何かっていうと、本を読んでるとついつい自分のリズムで読んでしまうんです。
そうするといつまで経っても、なんかここの文章がすごい心に残るなとか、
深く読めるんだけど、いつまで経っても読み終わらなくて、
結構、つんどく状態になってる本が多くなってしまう。
最近本を読むときに、それこそ逆に濃度を下げて読んだ方がいいなと思うことがあって、
全体的に本を通して読んで、何が書いてあるのかっていうことをある程度把握しておいた方が、
全体の地図が出来上がって、この本から自分が何を学べるんだろうっていうことが分かるかなって思ってるんですよ。
なので、そのビートばっかり流れているIDMをちょっと音量低めに裏で流しておいて、
だいたいリズムに合わせて読む。
でも1ページに対して、例えば8ビート以上は読んじゃいけないみたいにして、
そこで読めた分だけ読んで、たとえ何か読みこぼしてたとしても戻らない。
オーディブルをお金払って聞いてた時があって、やっぱり同じような感覚で聞けるんですよね。
普通に本読んでたら読みたいように読んでるから、どっか取りこぼしてるんですけど、
オーディブルは面白かろうが面白くなかろうが、全部言葉にして一定のリズムで読み下してくれるから、
濃度的に最初から最後まで読み通すってことをしてくれるんですけど、
リズムに乗って本を読むってことをしてると全体的に読めるなと思って、読んでるなってところがあります。
沼田さんの取り組み面白いっすね。
どこかで沼田さんがやられてる取り組みについてっていう話やりましょう。
2つでもめっちゃ気づきあったっす。
そうですか。
あんまりやらん気づかん系ですよ、多分。
文章を流しながら本を読みますとかっていうのはいると思います。
8ビートの間で読み切るとかっていう概念自体僕は初めて知って、
やってみることによる面白さ、その何だろうな、濃度的に普通は、
自動的に逆に出てくるのが面白いんですよ。
多分コンテンツの味わい方が全部変わる。
二度おいしいみたいなことができるんだなっていうふうに思ったので、
すごく素敵だなって思いました、シンプルに。
ありがとうございます。
だから今までは本を読むときに、
本を読むときに、
本を読むときに、
本を読むときに、
二度美味しいみたいなことが
本を読むときに、
素敵だなって思いました。
シンプルに。
ありがとうございます。
今まではそれこそおっしゃっていただいたように、
1回しか下手すると読まない。
なんとかその1回を味わい深いものにしようと思ってたんだけど、
より深く味わうためには実は薄く何回も読んだほうがいいんじゃないだろうか、
っていう感じですかね、今は。
1回完全に理解するまで勉強するよりも、
薄く7週やったほうが定着するとかの話見てる気がしますね。
うんうんうん。
こんな気はします。
どこの話からこんな話になったんだっけ。
42:20

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