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凄すぎる裁判官。バイナリデータ判決とは。#5
2025-11-28 31:06

凄すぎる裁判官。バイナリデータ判決とは。#5

■概要

証拠のバイナリデータを裁判官が解析し、証拠の改ざんが看破された事件について、弁護士の光股が、知的財産の専門家である弁理士の辻さんと深堀りをしていきます。

本チャンネルでは、ラジオ雑談形式で、法律や弁護士業務に関する話題を、気ままにお話していきます。


■参考

・名古屋地方裁判所令和4年10月5日判決(判例タイムズ1508号183頁)

 https://www.courts.go.jp/assets/hanrei/hanrei-pdf-91551.pdf

・判例タイムズ1508号

 https://www.hanta.co.jp/books/8611/

・金融財政事情研究会・編,『田原睦夫先生古稀・最高裁判事退官記念論文集「現代民事法の実務と理論」』,きんざい

 https://store.kinzai.jp/public/item/book/B/12148/



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【凄すぎる裁判官。バイナリデータ判決とは。#5】

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【弁護士 光股 知裕(みつまた ちひろ)】

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感想

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00:07
つい先生、最近押し勝つって知ってますか? 押し勝つ?
押し勝つ。 押し勝つを?僕ですか?
いや、知ってないですよ。 押しの何かとかないんですか?
アイドル的な? 押し?
押しって言ったらあれかもしれないですけど、野球で大谷翔平選手とか。 スポーツとかも押しって言ったりしますよね。
押しっていうのかわかんないですけどね。 野球が好きなんでしたっけ?
野球は昔ちょっと甲子園でバイトしてたみたいな。 ああ、びっくりした。
そこは掘りたくないですけどね。 ちょっと知ってるかなって。
押しの裁判官はどうですか? 押し最高裁判事?
押しの裁判官?
そりゃあ知的財産とはいえ、法律に関わる仕事をしてるんだから、当然押しの最高裁判事の一人や二人いますよね。
それは判長がいますけど、押してるかって言うと、押さないですよ。そういう人はいますけど。
いやーそうですか。 いるんですか?逆に。
いやー私はなんといっても田原睦夫裁判官。最高裁判事。圧倒的にやっぱり田原裁判官が押しですね、私の。
マジですか?どうすごいんですか? 知ってます?田原裁判官。
いや、聞いたことないです。 本当ですか?いやーものすごい裁判官なんですよ。
元々は弁護士出身の最高裁判事なんですね。
最高裁判事ってそもそも裁判官をずっとやってた人が最高裁まで上り詰めるっていうわけじゃなくて、いろんなところから取ってくるんですよ。
裁判官だった人とか弁護士だった人、学者だった人とか。いろんなところから取って最高裁っていうものを作るんですけど、その中でも弁護士出身の最高裁判事。
まず弁護士出身って珍しいんですか?
いやそういう枠があるので、それ自体は全然珍しくないんですけどね。
少なくとも実務家出身で学者ではない裁判官。
田原裁判官がすごいところっていうのが、ちょっと説明が難しいんですけど、最高裁判所って15人の裁判官で構成されてるんですね。
例えば判例を変更するっていう時だったりとか、そういう大きい時には大法廷といって15人全員で判決を下す。
そうじゃない時には5人ずつの小法廷で、5人で裁判隊として判決を下す。
5×3の15人という形でやるんですけど、判決文中に個人的な意見をつけることができるんですよ。
つまり5人だとしたら、3人が賛成したけども、あと2人は反対した。
けども3人の多数決でこっちの結論になりました。
という時に残りの2人も反対意見っていうのを判決文中に書くことができるんです。
全体としてはこうなったけど、私はこうだった。
そういう反対意見であったりとか、多数意見に賛成なんだけども理由が違うっていう意見であったりとか、
もうちょっと詳しく言いたいっていう補足意見であったりとか、そういう意見をつけることができるんですけど、
田原裁判官のめちゃめちゃかっこいいところっていうのが、最高裁に判事に選ばれました。
就任のパーティーへの挨拶の場でお話したことが、私は絶対に反対意見は書きませんっていうことを宣言したんですよ。
03:04
どうしたかというと、自分がもしこの結論に反対なのであれば、
その5人の小法廷の裁判官の残りの4人、これを必ず説得して自分の意見にしますと。
なので、最終的に説得できなかったっていうことで、めめめしい反対意見っていうのは私は書きません。
なるほど。
めちゃめちゃかっこよくないですか。
これ見た時、私鳥肌立ちましたよね。
あんまりね、ピンときてない。
めちゃくちゃ盛り上がってるとか悪いけど。
そうですか。
めちゃくちゃ盛り上がってるとか悪いけど。
いや、実務家としての教授、絶対に説得してやると。
逆に間違ってるのであれば自分の意見は変えるから、反対意見っていう形にはならないし。
絶対相手を説得するんだと。
だから相手も最高裁判事ですよ。
5人の最高裁判事を説得して自分の意見に変えてみせると。
これを就任の一番、いわば新米の状態で言い放つ。
新米の時に?
就任の時ですから。
先輩方に対してそれを言い放つわけ。
いや、かっこいいなと思って。
もちろん実際それだけじゃなくて、判決文とか読んだ時の論理の緻密さであったりとか、それも惚れ惚れするような内容なんですけど。
この5本を見た時にすごいなってなりましたね。
実際反対意見書いてるんですけどね、その後。
書いてるんですね。
実際書いてるんですけどね。
そこを宣言してコミットしたみたいなところね。
そうなんです。
そういうところがあって。
他にも話せば毎協に挑まらないんですけど。
みたいな温度差がどうしても出てしまうっていうのは、推し勝つのどうしてもしょうがないところではあるのかなと思っていて。
田原裁判官の話をしようと思ったらいくらでも正直できるんですけど、それはまたの機会と。
ちょっと。
というところで。
田原裁判官時代は2016年、平成28年の2月に亡くなられていて。
なので今は最高裁ではなくて、かつて最高裁判事だった人というような形ではあるんですけど。
実は田原裁判官、当たり前ですけどだけではなくて。
現代の裁判官にもとんでもないすごい裁判官っていうのはやっぱりゴロゴロいるので裁判官って。
今日はちょっとその中の一つで、とんでもない裁判官ということで血股を賑わせた裁判官とその判決の話っていうのをちょっとしていこうかなというふうに思います。
名物裁判官みたいにいるんですね、今でも。
そうですそうです。
いっぱいいるんですけどね。
その中の一つを注目すべきものをお話ししていこうかなというふうに思います。
ということでこのチャンネルでは弁護士と弁理士の間で他界の専門分野についてひままにトークをしていくというようなものになります。
今までは割と抽象的なお話であったりとか仕事には関係ないお話みたいなことが多かったんですけど。
今日はちょっと具体的な事件というのに一つフォーカスしてみようかなと思っていて。
一つのある具体的な事件を追っていこうというふうに思います。
今回の話というのがバイナリデータを解析した判決というようなものになっています。
バイナリデータが何かというものに関してはちょっと後でまた解説をしようと思うんですけど。
事件の詳細というかそもそもどういう事件だったのかというとこれ交通事故の事件です。
交通事故って何か弁護士が関わって裁判になるみたいなものって何かイメージつきます?
06:04
交通事故。交通事故が弁護士に関わってですか。
僕も昔交通事故に実はあったことがありまして。
そうなんですか。
その時に弁護士無料特約みたいなのがあると思うんですけど。
あれを使って弁護士さんを立てて、保険会社と交渉してもらったのかな。
経験者じゃないですか。
そうなんですよ。それで僕に結構有利なふうにやってもらったんですけど。
それでちょっと有利じゃなかったというか。
その時は何が争われていたんですかね。
争われたのは過失割合ですかね。
過失割合。
9対1か8対2か10対0かみたいな。
とりあえず歩行者か何かですかね。
僕はバイクでした。
バイク。
バイクで信号を行こうとした時に信号無視の車に横からツイートされた。
それは結構あれですね。相手信号無視だし、しかもバイクと車だったら車の方が基本的には悪いという方向になるので。
9対1とか場合によっては相手が100%悪いというふうにするべきなんじゃないか。
そこで結局100を勝ち取ってくれた。
すごいあれですね。今回の説明をしやすい事案を。
マジですか。
まさに今回の事案も過失割合が問題となる事案だったんですよ。
この過失割合、経験者の追随者以外の方からすると過失割合って何って話になると思うのであれなんですけど。
要はどっちがどれぐらい悪いのかという話で。
その事故が生じたことに対してどっちの車もしくはバイクがどれぐらい影響を与えたか。
当然その影響を与えた方が大きい方が賠償するべきというような話なんですけど。
今回の事案で問題になったのはトラックとそれからパトカーとの交通事故というものになります。
当然そのパトカーも何でもしていいわけじゃなくて。
パトカーも走っていれば交通事故することがあるのでどっちがどれぐらい悪いのかみたいな話になるわけです。
この時トラックは青信号でした。
これに対してパトカーは赤信号。
まさに追跡性の時と同じような状況なんですよ。
でぶつかったというような事案だったんですけど。
パトカーっていう特性でこれって実は必ずしも赤信号が悪いとはならないんですよ。
わかりますこれってどういうことか。
緊急事態みたいな話ですか?
救急車とかも緊急の時赤信号無視でっていうかそういう話?
一般的な常識として赤信号でも緊急車両っていうのは赤信号でも通っていいという話があるじゃないですか。
それって実はパトカーの場合も同様で。
パトランプを光らせてサイレンを鳴らしてっていう時であれば赤信号でも走ってよくて周りの車よりも優先になると思います。
ここで問題だったのがサイレンなんか鳴らしてなかったんじゃないかっていうのがトラック側の運転手の主張。
愛知県のパトカー側の人というのは鳴らしてたというような話だったんです。
これものすごく大きい話なのってわかります?
つまりトラック側からすればサイレン鳴らしてなければただのパトカー。
09:02
パトカーっていうかただの車。
普通の車と一緒のルールってことだから赤信号もしだめだよねって話。
そう青信号対赤信号。
逆でサイレンが鳴ってたとしたら赤信号だとしてもパトカーが優先なんだから。
そういうことか。
むしろ優先されるべきと走っちゃいけないのに突っ込んだトラックっていう構造。
だからこの事件はパトカー側は悪くないよというか過失割合そんなに高くないんじゃないのっていう話?
トラック側としては完全に赤信号を突っ込んできたパトカーだっていう話だし
パトカー側からすれば赤信号だとしてもサイレン鳴らしてるんだからむしろこっちが優先だと。
過失割合が向こうがほとんどだと。
青信号だからといってサイレンを無視した向こうが悪いんだと。
という過失割合が争いになってしまう。
ということは今回の争点って何でしょう?
今回の争点?
結局突き詰めていくと何で結論が決まるかっていう。
今回のサイレンを実際鳴らしてたかみたいな話?
そうですね。サイレンを鳴らしてたのか鳴らしてなかったのかっていうそこが全てという事案なわけなんですよ。
簡単というか出そうな気がするんですけどね。
でもあれかあれか。実際の事故の現場のデータとかってそんな残ってるわけじゃないですもんね。
カメラのデータとか。
一般的に防犯カメラみたいなことをイメージしてますよね。
防犯カメラって一般的には大体24時間とか48時間で消えちゃって。
あ、そうなのか。
すぐに保存しておかないと消えちゃうっていう。
消えるんですねあれ。
そうですよ基本的に。
街中でもたまにあったりしますけどあれは全部保存してるわけじゃないのか。
24時間経ったら24時間前のやつをどんどん消して24時間かどうかは物によりますけど
永遠に撮ってるものじゃないっていうのがほとんどだったりとかしますね。
だから最近ドラレコとかがあったりとか。
単純な話として交差点ってあんまり防犯カメラとかないですよ。
確かにね。
大体店の出入り口とかを撮ってるのでそもそも写るような防犯カメラがあったのかなかったのかっていう問題はあって
今回は少なくとも提出はされてないんですよ。
ただドライブレコーダーの映像とかっていう形になるんですけど
実際今回のドライブレコーダーの映像で見てみましょうっていう話にはなったんですよ。
そうしたら今度はトラック側のドライブレコーダーを見たところ
ぶつかった後はサイレンが鳴ってるのはわかったんですよ。
ぶつかった後もうドライブレコーダーって記録し続けるじゃないですか。
その後見ていったらサイレンが鳴ってたっていうのがわかったんですよ。
なんですけどぶつかる前はサイレンの音は一切聞こえなかったんです。
でもこれってわかんないじゃないですかまだ。
何でかっていうと遠いからサイレンが音に入ってなかっただけの可能性がある。
特にドライブレコーダーって基本的には車内についているので
普通に音楽とか流してたら音は聞こえないとか全然あり得るんですよね。
少なくとも鳴ってたっていう証拠にはなってないんだけども
鳴ってなかったという証拠としてもいまいちみたいな
そういう状況だったのがトラック側のドライブレコーダー。
でパトカー側のドライブレコーダーを証拠として提出させたところ
12:00
パトカー側のドライブレコーダーは映像が映ってるんだけども
音は入ってないっていう状況だったんですよ。
なんで結局サイレンが鳴ってたかどうかって音を見なきゃわからないので
わかりませんっていう話になってた。
ここまでの話聞いてどうですか。
えーどうやって証明するんだろうって。
今のところどっちだと思います。
えー。
パトカー側のドライブレコーダーに音声入ってないんですよね。
じゃあ入ってなくないですか。
そこはでもすんなり受け入れちゃいます。
えーだってどうなんだろう。
サイレンの音ってパソコンの中で拾えないのかな。
サイレンの音がうまく入ってなかったっていう意味じゃなくて
音声がそもそも記録されてなかった。
あ、そういうことか。
音声が記録されてないって話か。
それで言うと
僕の感覚からすると
トラックにはぶつかる瞬間は入ってた音声が。
やったらなんとなくその前段階とかも鳴ってたんじゃないかなって。
あートラック側のドライブレコーダーが。
そうそうそうそう。
ただ聞こえないだけじゃなくて
鳴ってなかったから入ってなかったんじゃないのっていう。
そうですね。
なるほど。
まあまあその考え方は一つありますよね。
でもこの時の裁判官の発想はそうではなくて
もっと深いところというか
違うところに着目したんですよ。
どういうことかというと
なんでパトカーのドライブレコーダーに音が入ってないの?
っていうことを疑問に思ったんですよ。
普通に考えて
パトカーのドライブレコーダーだよねと。
音声を記録しないとおかしくない?
僕もさっき思いましたよ。なんで音声入ってないのかなって。
そこを疑問に思ったんですよ。裁判官は。
そこをやってみると
通常のパトロールでは録音機能というのは付けてないんですよと。
問題があった時だけとか
あと犯人の誤想中だけ録音機能をオンにしてるのであって
基本的には録音機能をオフにしてるんです。
っていう話を愛知県警が主張しました。
うーん?っていう話が。
怪しいですよね。
だってそれ切る理由なくない?
少なくとも裁判官は思った。
どれくらい相手側のトラック側の代理人が主張したのかわからないんですけど
少なくとも裁判官はそういうふうに思った。
っていうところがこの事件の始まり。
へー。
というところです。
怪しい匂いがしてきましたね。
少なくともこの事件では
サイレンは鳴ってなかった。
というふうにトラック運転手側は言っていたんだけども
警察側はサイレンは鳴っていて
パトカー側のドライブレコーダーはもともと音声が入ってなかった。
けれども鳴らしていたのは間違いないんだ。
ということを言っていた。
そこからが結構すごいところなんですけど
裁判所は提出された動画ファイルの音声データとバイナリデータを解析した。
っていうようなことを勝手にやりました。
提出されたっていうのはトラック側のレコーダーと両方ですか?
そうですね。この場合はトラック側のものと
警察のパトカーのドライブレコーダー
両方を解析にかけると。
両方を解析したんですね。
というようなことをやりました。
まず音声データ。これは分かりやすいお話で
15:01
音声データを解析すると波形が見えるんですよ。
それこそ動画の編集ソフトのファイルだったりとかに出ると思うんですけど
音声の波形ってあるじゃないですか。
あれを解析したところ
パトカーのサイレン音と同程度の周波数帯のところに
音声が含まれているかっていうところが明らかじゃなかったんですよ。
もしこれがパトカーと同じ周波数のものが音声に入っていたら
パトカーと同じ周波数が入るのに
パトカーの周波数が入らないのはおかしい
っていうことが言えたんでこれ結局がついたんですけど
結局この音声データに関してはよく分からなかった
っていうことがありました。
そこでバイナリデータの解析っていうところに踏み切ります。
バイナリデータさっき何かっていうところを飛ばしちゃったんですけど
バイナリデータっていうのは
いわゆるコンピューターの言葉に直したときの
データのラレーズのことを言います。
よくなんかコンピューターの中では
全てが0と1で記録されたみたいな話ってありますよね。
まずにあの状態に変換したものをバイナリデータっていう風に言うということです。
あれが0と1のものが少し変換をすると
コンピューター言語と言われるような
いわゆるC言語だったりとか
JavaScriptみたいな話だったりとか
ああいうなんかプログラミング言語に変わって
それが実際に挙動されると
私たちが見て分かるような状態になるっていう構造なんですけど
そのうちの0と1の状態まで
まずデータを変換するという形で見ていった
っていうことをしたときに
不自然にデータが整っている場所があったと
いうのを発見したそうです。
これは裁判官が勝手に一人でやってるんですよ。
どこかの解析業者に頼むんじゃなくて
そんなの分かるものなんですか?
私は自信がない。少なくとも。
そういう専門の裁判官がそういう話?
いやこれはたまたまこれに拝見された
交通事故の担当の裁判官なんですけど
そもそも裁判官ってそういうことするんですか?
なんか判決を出すっていうか
少なくとも普通はしないですよね。
だから多分今回取り上げてくれたレジェンドという話だと思うんですけど
まあおかしいじゃないですか状況として確かに
もしかしたらこれって警察が証拠を改ざんしたのでは?
っていうそういう事案で
正義のもとちゃんと暴かないとっていう
発想は分からなくはないんですけど
だからといってその0と1の記号を読み解いて
不自然にデータが整っている痕跡を発見する
っていうことが果たしてできるのかっていう話があります。
めちゃめちゃ素朴な疑問なんですけど
その警察が出してきたデータを疑うっていう発想が
ちょっとなんだろう
僕は性善説で行き過ぎているかもしれないですけど
その発想がやっぱり弁護士業界では
放送業界では疑うことからみたいな
そういう感じなんですか?
ここはでもやっぱり
このまさに裁判官の素晴らしいところの一つなのかなと思うのが
結局裁判に出された証拠が全てなんですよね
警察だから警察にすごい悪印象を持っていて
警察だからどうせ解散してるだろうって思ったわけじゃなくて
出てきた証拠をちらし合わせたときに
不自然だっていうふうに思ったので
そこを調べているという状況なので
なので極めて法律と論理だけで
思考した結果なんじゃないかなと思います
警察だからどういうことか関係ない
18:00
関係ないと思います
おそらくね。わかんないですけど
そのバイナリデータの音声部分を見ると
データなんて音声部分とか映像部分とか
いろいろあると思うんですけど
音声部分を見ると不自然に整っている部分があって
不自然に整うっていうのは基本的にはあり得ない
つまり無音だったとしても
無音っていうデータが乗っかっているので
0と1に直したときには
若干のノイズであったりとか
揺らぎみたいなものが記録されるはずなんだ
らしいんですよ
なんですけど完全に整っていて
これは後から切ったっていうこととか
しないとなかなかないだろうと
いうようなところまで解析をしたそうです
当然それを勝手にやっていいのかみたいな話
別途ある話ではあるんですけど
一旦そこを飛ばして事件の結末の方に進むと
解析をしたらバイナリデータが変に整ってましたけど
これって切らないとありえないと思うんですよね
っていう話を愛知県警の方に裁判所が伝えます
伝えた上でこれっておかしいと思うので
もしかしたら証拠として出すときに
プライバシーの保護とか
事件の記録に関係ないものを保護するために
誤ってこの部分の音声も間違えて消しちゃった可能性がないか
っていうのを改めて確認してください
っていう返し方をしたんですよ
警察立ててあげたみたいな感じなんですか
そうじゃないですか
あなたたち改ざんしてるでしょ
改ざんしてましたとはなかなか言えないと思うんですよね
改ざんしてたっていう
悪を暴くみたいな話ではなくて
あくまでも今のは過失割合がどうか
サイレンが鳴ってたのかどうかっていうのが今回の話なので
音声が入ってないってことを理由に強く言ってるけども
これって間違えて消しちゃったんじゃないんですか
優しいですね
逃げ道用意してあげたんですね
っていうのと同時に確認した結果
もしも間違って消しちゃったみたいなことはなくて
最初からなかったんだっていうことを
未だに言い続けるのであれば
だったら被告パトカーに搭載されていた
ドライブレコーダーの型番の特定
マニュアルの提出
愛知県警におけるドライブレコーダーの運用規定を提出せよ
ということを言ったんですよね
飴と鞭というか
どっちですかと間違えたんじゃないんですかという話を突きつける
これを受けたら愛知県警側はどうしたかというと
パトカーのサイレンが鳴っていたとは認められない
なので絶対鳴っていたはずだっていう主張は取り下げますという話
それから過失割合っていうのは何対何っていうのは
結局相手の損害部分も相手に請求するという話なので
最初はトラック側がトラックの修理代を請求したんですけど
パトカー側もパトカーの修理代金を請求するという反訴を起こしていたんですよ
その反訴も取り下げますということを言って
改ざんを認めたわけじゃないんですけど
少なくとも全てを引っ込めた武器を
なんかでもちょっとしっくりこないですね
個人的にはヤビンは暴くじゃないけど
ちょっとかがゆい感じですけどね
そうですか
僕の感覚からしたら結構えげつないというか
悪意を持って隠してるじゃんって
21:02
警察ですよ
結構とんでもない事件かなと思うんですけど
これは結構裁判というものに対しての感覚の違いかもしれないですね
わりと弁護士であったり裁判官の裁判の見方と
一般の方たちの裁判のあり方というものは結構違うような
結構今乖離感じましたよ
あくまでも私たちが思う裁判というのは
その裁判で決めるべきことを決めるものであって
裁判の当事者の善悪を判断するものではない
なるほど
ですよ
あくまでも今回争われたのは
過失割合がどうなのかという話なので
その過失割合を決するために
必要最低限のことを裁判官はするべき
それ以上のことは余計なお世話かな
っていうのが弁護士の感覚ではありますね
もし改ざんしただろうみたいなところについて
それでも訴え起こすとかってそういう話じゃないですか
そこをアバックみたいな
また別の訴訟みたいなそういう話なのですか
また難しい話になっちゃうのが
どういう訴えを起こすのかっていうのは
ちょっと難しい話
難しいですよ
何を訴えるのかなっていうのは
イメージわからないんですけど
一応今回の裁判でも
そこはどうでもいいとは思ってるわけではなくて
結局その愛知県警側が証拠の改ざんをしたって
認めたわけじゃないにせよ
証拠の改ざんをしたとしか思えないような
行動をとっていて
あげくおかしいだろっていう矛盾点を突き出したら
結局訴訟を取り下げた
っていうことがあったことに対して
判決の中でやっぱり批判的なこと
これのせいで裁判が結局遅延して
被害者救済も遅れたと
無駄なことをさせられたっていうことに対しては
批判的なことを言った上で
訴訟費用
裁判所の手数料ですね
裁判の手数料の負担っていうものを
少し愛知県警側に多めに負担をさせる
っていうような判決は下しました
だからそこの源頭なのかなっていうところは
私の感覚としても
それ以上は確かにやりすぎた
一般の方と違いますね
悪いことをしたら罰せられるべきっていう話っていうのは
どうしても刑事的なお話で
それはそうだのかもしれないんですけど
誰が誰を訴えるのか
って話になった時に
別にその解散されたことによって
誰かの権利が侵害されたのかとか
誰かに損害が生じたのかっていうと
そうではないのかなとは思う
損害が生じたっていうのは裁判の遅延とかは生じてるけど
それはなんかその
費用を多くするとかで解決されてるから
っていうことかなっていうのは
私のバランス感覚としても
そうかなっていう感じがします
そういう感覚なのか
勝手にやっていいのかっていう問題
むしろ結構こっちもシビアな話かなと思う
確かにそっちも気になりますね
今回は結果的に
あいつ喧嘩が悪かったからいいですけど
一般市民対一般市民だとしたら
勝手にその一人の人の見方をして
もう一人の人の証拠が合ってるかどうかっていうのを
勝手に分析するっていうのは
公平中立じゃないんじゃない
それは確かに
そういうなんか手続きの問題
今回悪いのはどっちだったかなとか
そういう話じゃなくて
手続きとして守られているのかっていうのは
結構むしろ私たちの関心事ではあるんですよね
結局裁判官っていうのは
出された証拠を確認するっていうことはするわけで
例えばこういうデータではなくて
判子で何か契約書に判子が押してありました
っていうときに
24:00
その判子が何か偽造
例えば消しゴム判子で
全く同じように書いたもので押したのか
それとも本物の判子なのかっていうものは
例えばインクのかすれ具合であったりとか
形が他の判子と一緒かなという話だったりとか
そういうものを見て
質感であったりとか
そういうものでコピーじゃなくて
本当に押されたものかっていうのを確認するわけですよ
と同じじゃないかということを言ってるんですよ
出された証拠をある程度確認をするっていうのは
全く問題ない話だと
なるほどね
そうかなって私は思いますけどね
結構この人すごいこと言っていて
その解説の中で
少なくとも私がこの裁判官がした解析っていうのは
まず音声データで
トラックのドラレコの中に
パトカーのサイレン音と
同程度の周波数の音声が含まれていることが明らかでなかった
というような時の音声データの解析っていうのは
これ実際に書いてあったものそのまま読むんですけど
スペクトル解析の結果から機械音であることが一定程度単調な
事故後の動画ファイルに記録されていた
サイレン音の周波数を特定し
事故直前の動画ファイルの音声データに
同一周波数帯の音声があるかどうかを
比較したものと考えられる
って書いてあるんですよ
この程度の内容であれば
一般的な教養があれば
誰でもできることだから
これは特別な解析をしたわけではなくて
ハンコがかすれているかどうかっていうのを見たのと変わらないんだ
っていう話をしている
とんでもなくないですか
スペクトル解析の結果から機械音であることが一定程度単調な
それは一般教養みたいな話ではないような気がするんですけどね
ギリギリ分かりますけど
バイナリデータの方
音声が聞こえないデータであっても録画時点では
電磁的なノイズや衝撃等により信号の乱れが生じ
バイナリデータに一定のランダムさが生じる可能性があるが
論理的操作によってデータが入れられていない場合や
消去された場合は
デジタルデータが生まれた瞬間からデータがないと記録されたり
事後的にバイナリ部分をすべて同じデータに書き換えたりすることから
バイナリデータが規則的になることがある
単に音が入っていないという人間が自覚できる情報を超えて
データが論理的にすなわち提出の編集作業その他
ソフトウェアの操作上の理由などが原因となって
音声データが入っていない可能性があると考えた
って書いてるんですよね
たぶん理系じゃないですかその人
難しすぎっていう
これらのことっていうのは
極めて一般的な一般教養がある人間であれば
誰でも分かることだし
そもそも裁判官っていうのは
主要試験を受けてなるわけなんだけども
裁判官になるための試験の
主要試験の中には一般教養科目みたいなものが
予備試験の中に含まれていると
それを考えたら一般教養はあるという前提で
判決を下していいんだから
この程度のことはやっていいんだ
っていうことを書いてるんですよね
この程度のことかな
言ってることが全く私は納得できてなくて
全然この程度のことだと思わなくて
すごいなと思うんですけど
一方で問題があるとも正直思ってないんですよ
結局これってすごく頭のいい人だったから
分かっちゃったというだけの話であって
分かったっていうことは
無視する必要は全くないと思うので
これを例えば外部の機関に解析してください
っていうのを勝手に言い合いしたとかだったら
非常に問題があると思います
それって裁判に出ていない証拠は
自分で作り出すっていうことになるので
まさに一方投入者に課題ですよね
27:02
この裁判官の場合は
あまりにすごすぎて
自分で解析することができてしまったので
であれば別に証拠をよく見たってだけの話で
例えるのであれば
さっきの犯行はかすれてるかどうかみたいな話で
めちゃめちゃ目が良かったから
かすれてるのが見えたっていうだけの話と
言っていいのかなっていう風に
言ってることは分からんでもないですね確かに
別に勝手にやって問題があるかというと
実は問題がないのかなっていう結論
というのが一応バイナリデータに関する判決
ちゃんと名前言ってなかったですけど
西尾大臣裁判官という裁判官が担当された
すごい裁判官の判決というようなところで
これとんでもないくないですか
いろいろ話がすごすぎるというか
あれですよね
自分で証拠データを勝手に解析しだして
これ改ざんデータじゃないかみたいな
結局やってることっていうのは
すごくおかしいことやってるわけじゃなくて
一つ一つの真実を明らかにするために
よくよく証拠を確認したっていうだけの話ではあるんですけど
そのよくよく証拠を確認するの能力が高すぎて
いろんな議論の的になって
こんなこと勝手にやっていいのかっていう問題になって
っていうヤバすぎ裁判官
能力高すぎっていう
そっちもすごいんですけど
警察がデータを見たところも
結構そっちに引っ張られちゃったかもしれない
結論は出てないんで
分かんない
そこの結論は出てない
そっちに引っ張られたから
すごいですね
これが推しの裁判官ですね
私が推してるのはあくまでも田原充さん
田村さん推してないです
多分西洋裁判官推しの方もかなりいるとは思うんですけどね
できれば田原充裁判官のすごいエピソードの話はしたいんですけど
いかんせん難しすぎて
説明がなかなか30分1時間じゃ難しいんですよね
こんなにすごいんですっていうその話が
話されるかもしれないですけど
弁護士さんの中で
この裁判官に当たったら嬉しいとか嫌だとかあるんですか?
裁判官の数がものすごく多いんで
当たりは当たらないっていうので
おおっていうのはあんまりないです
縁があって当たるっていうのは
本当に一期一会でまた裁判官みたいな感じになるような感じじゃないんですよ
なるほどね
だから僕らの業界でいうと
特許庁の審査官
特許の通すかどうかの審査をするんですけど
その審査官で厳しい審査官がいるわけですよね
ちなみにどの審査官の特許査定率が何パーセントか
全部公開情報のデータで出るんですよね
そうなんですか
それをデータ化している実はマニアックな弁理士もいるんですけど
だからこの審査官当たったみたいなところで
っていうので気にする人も中にはいるんで
もしかしたら裁判官でもそういうのがあるのかなと思って
それほどデータにできるほどの偏り方はしてないのかもしれないですね
そうですね
結構事案によるというか
人数が多すぎるっていうのはあると思います
確かにね
あと特許で言えば単純に特許査定出たか出なかったか
勝ち負けが数字ではっきりするみたいなところがあったりするので
30:00
推し審査官いるんじゃないですか
確かに
人によっては
確かに
逆に推し審査官というか
この人よく通してくれるみたいなそんな目で
なるほど
見てみるのもいいかなと思います
ちょっとそこはあそこで通過になってて
ゆるくしてしまったみたいな闇の部分が会話になりましたけど
今日は推しの裁判官と闇の部分について話していたというようなところで
今までの話とはちょっと経路が違って
今回は具体的な事件についてお話しをしながら
すごい裁判官いますよというような紹介をさせていただきました
こんな感じでこのチャンネルでは
弁護士の法律的な話だったりとか
知的財産の話だったりとか
そういうものを紹介していきますので
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それから感想のコメントお待ちしております
皆さんの推しの裁判官は誰かいらっしゃれば
ぜひその紹介もコメント欄の方にお待ちしておりまして
よろしくお願いします
本日もありがとうございました
ありがとうございました
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