宇多田光とコタツ記事
はい、こんにちは、徳力です。今日はですね、ちょっとネガティブな話題になってしまうんですけれども、ちょっと個人的に見過ごせなかったので、
宇多田光さんの、宇多田光さんの名前を使って熊相動を煽るコタツ記事に関する記事を、ちょっと前の部分に寄稿してみたので、ご紹介したいと思います。
記事のタイトルはですね、宇多田光さんの問題提起で、日本のコタツ記事ロンダリング問題は改善するか、というタイトルにしてみました。
事情を知らない方に、一応簡単にご説明すると、宇多田光さんが、僕は熊っていう歌を昔リリースされてたらしいですね。僕は全然知らなかったんですけれども、
熊が好きだっていうことなんですかね。その関係で、週刊誌が熊問題の記事、今、熊、駆除派と反対派みたいなのが騒動になっちゃってますけれども、本当に人命に関わる話なんで、
すごい重い話なんですけど、それを、この騒動を煽る記事を書くとページ評価を稼げるということで、週刊誌が宇多田光さんの名前と、
こういう楽曲を結びつけて、本人が言ってないSNS用の投稿をタイトルの画像の下に並べて、まるで宇多田光さんが言ったかのような記事を出して、ページビューを稼ぐっていうのをやってたんですよね。
それに対して、一回宇多田光さんに批判が集中しそうになったみたいなんですけど、宇多田光さん自身がX側で反論されるっていうのが流れを変えました。
これね、ちょっと簡単に読み上げると、今日本で話題のクマ報道に乗っかって、私の昔の発言を引用している週刊誌の記事が出て、Yahoo!なんかでも紹介されてるみたいで、
出社内容を読んだ人は、私がクマが飼いそうで泣いているひどい半端てんぱつが鳴ればいいなんておっかないことを言ってると思って、批判的な意見がちらっとほら届いてるんだけどっていう。
これ当然ね、言ってないんで、本人の私でも騙されそうになったっていう。
言ってない人の投稿を宇多田光さんの写真の近くに置くことによって、まるで言ったかのように見せるっていう。
これに対して宇多田光さんが、ネットや週刊誌の情報を脳みにしているのは情報に弱い少数派が目立っているだけだと信じてるけど、にしてもこういう世間の行きどおりを関係ないイメージに向けようとするのをやめてほしいと。
久々に本当の嘆きのようなポスト。おやすみなさい。またっていう。
ちょっと冗談っぽく返して、笑いにできるようにはしていただいてるんですけども、やっぱりこれ本当に嘆きが伝わってきますよね。
僕もリポストしましたけども、リポストが6万で、インプレッション3850万インプレッションですよね。
で、要はこれ週刊誌の記事がYahooにも今日掲載された結果、宇多田光さんにも批判が来ちゃったっていう話で。
当然、これで批判の矛先がこの週刊誌とYahooに向かうんですよね。
なので当然Yahoo側もスルーできず、この投稿の翌日ですね、ガイドライン遵守の改めてのお願いと、ユーザー提供の損なうコンテンツへの対応についてということで、
コンテンツパートナーに対してガイドラインちゃんと守ってくださいねと、それでもやっぱりこういうものが減らせないようになるので、12月からは
こういう過度に強い表現を盛り込んだ身だし、ガイドライン違反とは必見したふりでは言い切れないんだけれども、
明らかにユーザーからの批判、ヒビドボックスが集まるような記事は、これの繰り返す場合はタイムラインでの計数量を一定期間減らす処置を講じることにしましたよっていう発表をしたんですよね。
っていう出来事がありましたっていう話ですね。
メディアの問題
これをもとに、この記事だけを見て、宇多田光さんみたいな有名人化してきたから急に対応するのか、みたいなヤフー側を批判する声も結構多かったみたいですけども、
私自身ヤフーニュース側で記事書いてる人間ならちょっとポジショントークにはなってしまうかもしれませんが、一応ヤフーニュース側は繰り返し警告は出してるんですよね。
この記事は宇多田光さんの投稿を受けて出してるんですけど、その前に同じようなガイドライン遵守のお願いは2025年1月23日に出していて、このガイドライン自体は2024年に作られたものなんですよね。
ある意味ではイタチごっこになっているのかなっていう。警告は何度も出してるんだけれども、そこのガイドラインの隙間を狙うメディアが減らないっていうことなのかなと思います。
ただやっぱり一方でそのヤフーへの批判もあるように、当然これで問題が改善してないんだから対応が足りないよねっていうのは僕もやっぱりそう思いますので、
ヤフーニュース側が今回一応このタイムラインの計数量を一定期間減らす措置って追加措置をやってますけど、ちょっと個人的にはこれじゃ足りないんじゃないかなっていうのをちょっとあえてヤフーニュースに寄稿してみました。
少なくともこういう記事がヤフーニュースにちゃんと載るっていう意味ではヤフーニュース側は僕は頑張ってやってると信じて、当然応援する側でもあるんですけれども、
ちょっとなぜこうなってるのかっていうのを一応知らない方向けに状況をちょっとまとめてみました。
まずはですね、やっぱりその瞬間視側からするともうちょっと背に腹は変えられなくなってるって話なんですよね。もう紙はどんどん売れなくなってるし、ネットメディアも今生成AIの影響でゼロクリックっていうアクセスがそもそも減る状況になって、広告収入がどんどん下がってるって。
その結果ね、もう今ほんとスマホでそういうサイトに、一部週刊誌とかスポーツ新聞のサイトにアクセスするともう、記事どこですかっていうくらいもう広告しか出ないみたいな。
あれをやってたらね、普通はもう読者がどんどん来なくなるんで、自分の組み締めてる行為だと思うんですけども、それをするしかないぐらいきつい厳しい状況にネットメディアが追い込まれてるんですよね。
その結果やっぱり手軽な、いわゆるコタツ記事で記事を量産してページビューを稼ぐっていう手法に走っているメディアがだんだん増えてきているっていう。
コタツ記事自体はコタツ記事として、私もある意味ではコタツブロガーなので、足で取材をして記事を書いてるわけではないんで、コタツ記事ブロガーと呼ばれるんですけど、
今の週刊誌とかスポーツ新聞のコタツ記事、ネットメディアのコタツ記事の問題なのは、いわゆるレイジベイティングと呼ばれる、いかにを刺激することによって喧嘩してる人同士の喧嘩を激しくさせてページビューを稼ぐっていう、いかにでお金稼ぎをするっていうレイジベイティングっていう手法が組み合わされてる点なんですよね。
今回の宇多田ヒカルさんの問題も、宇多田ヒカルさんが向けられちゃった問題も、クマ問題っていう意見が2つに分かれているところの、この間におネタを放り込むと両方が見に来るのでアクセスが稼げる。
で、ここで両方が喧嘩すれば、喧嘩するほどアクセスが稼げるっていう構造なんですよね。
これはもう政治的な問題とかフェミ、アンチフェミみたいなもので繰り返されてるんですけれども。
これはもう完全に彼ら、そういう背に腹がかえられないメディアからすると基本手法になっちゃうんですよね。
このレイジベイティングの記事って最初から炎上狙いなんで、炎上したら反省しないんですよ。
Yahooニュースへの影響
今回も多分、この記事を書いた時点では少なくともその週刊誌はその記事を取り下げてもいなければ謝ってもいないし、修正もしてないんですよね。
なので僕も紹介したくないんで、名前も言及しないでしてリンクもしないんですけれども、もう腹が座っちゃってるんですよね。
もうそれでいいんだって、もうそれでページビュー稼ぐしかないんだって、なんなら今回も宇多田光さんがそうやって言及してくれたことによってアクセス増えて喜んでる可能性すらあるって残念ですけどね。
で、本来はその週刊誌にその記事が載ってるだけであれば、まだ改善するはずなんですよ。
当然そんなメディア誰も読まなくなっていくはずなんで、本当に影響力どんどん下がっていくはずなんですけど、残念ながらそれを未だにヤフーニュースとかニュースポータルとかニュースアプリに記事が載るっていうところが問題なんですよね。
そうすると、僕はちょっとあえてコタツ記事ロンダリングってタイトルつけましたけれども、結局そのポータルが載せるんで、読者からするとポータルの記事だから重要なニュースかなと思っちゃって、結局ヤフーニュース載ってるから大事だろうと思って見に行ったらそういう記事だったっていう。
これ本当ヤフーニュースにとっても問題だと思うんですよね。
当然ヤフーニュース側としてはこれ載っている記事は各メディアの記事ですよっていうのはプロフィール欄とかで強調してるつもりだと思うんですけど、一般人そんなとこ見ないですよね。
当然ロゴはヤフーニュースで自分は掲載されてるわけで、私の記事もやっぱり個人の名前は出てますけど、やっぱりSNSでシェアされるときにはヤフーニュースがこんなこと言ってるとかっていう風に言われるケースすごいあるんですよね。
当然、週刊誌の質の低い記事が出ているとヤフーニュースとブランドが下がるって。
僕もショックだったのが、一部やっぱり週刊誌とかネットメディアのアンチ記事の対象になっているスポーツ選手とかアーティストのファンの方がヤフーニュース読みに行くのやめよう運動をされてるんですよね。
僕はそういうアーティストとかスポーツ選手の方の記事を書いたときに、Xとかでちょっとヤフーニュース読みに行きたくないと他のところで読めるようにしてくださいみたいに言われるっていう。
これは本当にヤフーニュースにとってもすごいブランド既存してるんでめちゃめちゃ問題だと思うんですよね。
だから個人的には今回の対応を1個増やしたっていうのは良かったと思いますけどもっと厳しくしてもいいんじゃないかな。
これ難しいですよね。ヤフーニュースからするとコンテンツパートナーの記事があって初めてポータルが成り立ってるんで、当然厳しくしすぎたら誰も記事を提供できなくなってしまうリスクがありますし、当然報道の自由、言論の自由っていうのがあるので、それを最大限尊重するっていうのはあると思うんですけど、ちょっとそのレベルではなくなってきてるんじゃないかなって。
実はヤフーニュースはステマ問題が2015年ですね、問題になった時に、これも今回宇多田光さんがYahooを名指ししたことによってYahooも対応が早かったっていう面もあると思うんですけど、実はこのステマの時にも実はステマ記事が減らないのは、Yahooにそういう記事を載せるのをステマをやっているメディアが営業してるからだみたいなのが雑誌とかに取り上げられた結果、かなり厳しい対応をヤフーニュース側がしたんですよね。
それによってかなり状況が改善したというのがありました。
本当にヤフーニュース側も契約解除だけではなく法的措置も実さないっていうめちゃめちゃ厳しい姿勢を取られてたんで、僕はやっぱり今回のこういうコタツ記事ロンダリング問題に関してもちょっとそれぐらいポーズとして、実際にやるかどうかは別として、ポーズとしてはちょっと厳しくとった方がいいんじゃないかな。
世論の水準が、報道の自由だからこれ許されるよねっていうレベルじゃないんですよね。
だって、明らかにそうやって狙って関係ない人巻き込んでるんだものっていう話だと思うんですよ。
当然、それを言うとコタツ記事ぐらいそんな大げさに騒がなくてもっていう方が出てきちゃうんですけど、これね、ちょっと大げさと思われるかもしれないけど、僕はやっぱり命に関わる問題だと思っていて、
やっぱり忘れちゃいけないのはテラスハウス問題で木村花さんが命を断つっていう刺激を生んだっていうのは絶対に忘れてはいけないと思うんですよね。
当然これはコタツ記事ではないんですけども、これも結局フジテレビ側の演出がやっぱり過激すぎた結果、それを見た視聴者が結局誹謗中傷の矛先を木村花さん個人に向けたことが問題ではないかというのが、やらせをやったみたいな証言も出てきていて、訴訟にもなりましたけれども、
これと同じことが全然起こりうるんですね。今回宇多田光さんはそんなにちらほら来たぐらいで済んで、ある意味ちょっと笑いに変えて矛先を変えられたので良かったですけれども、星野源さんに対してのこの嘘の噂話で誹謗中傷が殺到したみたいな出来事が、これは去年ですね、ありましたし、
これね、このコタツ記事によって同じ木村花さんと同じ悲劇が起こることがあり得ないと絶対言い切れないんですよね。全然起こり得ると思うので、本当に今のSNSの現状って個人が受け止められるレベルではないですか。
やっぱりそれをポータルとかニュースアプリが加担したって言われないように、ヤフーニュースとかスマートニュースとか、それをポータルなりニュースアプリの方々っていうのは、やっぱりそこの元のメディアの記事の配信のクオリティをどう上げていくかっていうのは、やっぱりちょっと本当に真剣に考えなくちゃいけないタイミングなんじゃないかなって、本当に今回の宇多田光さんの問題提供、いいきっかけにしてほしいなと思います。
メディアのクオリティ向上
個人的には当然、アメとムチでムチの側を強化するのとは別に、やっぱりアメの側も強化する必要があると思うんですよね。
この記事に書いたら、実はもうやってるって言われたんですけど、リアクションの数をもとに広告収入のシェアを上げるとかっていうのをもうちょっと過激にやってもいいんじゃないかなって、クオリティの高いメディアがちゃんとこの儲かるっていう構造をF3も多分トライしていかないと、やっぱり日本のクオリティメディアのレベルがどんどん下がっていっちゃったり、ペイボールの奥に引っ込んじゃって無料ではろくなものが読めなくなるっていうのは、
やっぱり全体にとって不幸なんじゃないかなと思うので、Yahooニュースさんには大きい対応してほしいなっていうのをちょっとYahooニュースに書いてみましたっていう話でした。
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他にもそういうポジティブな話を知ってますよって方がおられましたら、ぜひコメントやDMで教えていただけると幸いです。
今日はありがとうございます。