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2024-05-17 13:10

#11 8割近くが芸能コタツ記事?コタツ記事の多さは末期なのか?

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週3回ゆるく、国内外のニュースや出版に関して解説します。

毎週、Publidiaというニュースレターも出していいます。
https://ayohata.theletter.jp/

<今回のトピック>

Yahoo!アクセス&コメントランキングに「芸能コタツ記事」の末期を見た / 現役ライターも嘆く【画像リンク】の甘い誘惑(ロケットニュース24)

スポーツ新聞が量産する「コタツ記事」書き手の正体は…? “本当の問題点”を考える(文春オンライン)

やめられぬ「こたつ記事」 スポーツ紙が陥ったジレンマ(朝日新聞デジタル) 

なぜ「こたつ記事」は増えたのか 10年前に作った言葉がにわかに注目を集めた理由(ITmedia NEWS)

<出演>
ayohata https://twitter.com/ayohata

<関連情報>

メディア関連ニュースのまとめ|アヨハタ|note

00:10
おはようございます。2024年5月17日金曜日、ayohataです。
この番組Catalyst by Publidiaは、週3回国内外のメディア出版に関するニュースについている解説する番組です。
ほぼ週3回午前中に配信をしています。
今回のトピックは、スポーツ新聞のコタツ記事の多さは末期なのかについてです。
今回のトピックを選んだ理由をちょっとお話をするとですね、
ロケットニュースというサイトの記事で、
Yahoo!アクセス&コメントランキングに芸能コタツ記事の末期を見た現役ライターも嘆く画像リンクの甘い誘惑という記事がありまして、
この記事では、Yahoo!ニュースとかスマートニュースなどのニュースプラットフォーム、アグリケーションサービスで、
数多くのいわゆるコタツ記事と呼ばれる、芸能人のテレビとかラジオとかSNSの投稿とかを元に作成される記事のことに関して、
色々とそれについて関わられている方の記事になっています。
その記事の中では、Yahoo!ニュースに掲載されて、記事がクリックされるとお金が入るみたいなお金の流れの話をしていた流れで、
最近、芸能コタツ記事が多いということについて触れている記事になっています。
上位にランクインしている記事がコタツ記事だったり、押すのを誘導させるようなタイトル好きにしているとか、
そういうのが多いという指摘をしています。
これはそうですね、Yahoo!ニュースとかスマートニュースとかを見ていると、とても感じる。
ユーザーとして使っていても感じるなというところがあって、
このコタツ記事の話自体は結構昔から色んな論争があって、
最近だと、2024年4月16日にプチカシマさんが文章オンラインで
スポーツ新聞が量産するコタツ記事書き手の正体は本当の問題点を考えるというので、
そのコタツ記事について考えるというところで色々と書いてまして、
03:05
この記事自体結構面白い記事なのでお勧めをしたいんですけど、
その中で2つの記事を紹介されていて、朝日新聞デジタルの辞められぬコタツ記事スポーツ史が陥ったジレンマ、
2020年の記事と、ITジャーナリストの本田正和さんという方がITメディアニュースで出していた記事、
なぜコタツ記事が増えたのか、10年前に作った言葉がにわかに注目を集めた理由という記事で、
本田正和さんという方が2010年にコタツ記事というのを作ったという話で、そこらへんの話があって、
だいたい結構それぞれ主張していることとは近い話が多いので、読んでいただければと思うんですけど、
その中で抱えている話としてコタツ記事自体が悪いのかというのは、そこまでではないんじゃないかという、
コタツ記事というもの自体、取材、足を稼いで取材をしていないこと自体が悪いのかというとそうではなく、
論考がなかったりとか価値の検証がされていなかったりして記事が出ていること自体には問題はあるという指摘は結構強調されています。
そういうことを通して書かれている話ではあるんですよね。
あれですよね、SNSに貼り付いたりとかテレビに貼り付いたりラジオに貼り付いたりとかで、
いろいろとそれをベースに記事を書くことというのも一つの取材ではないかというのは確かにそう言われると、
まあまあ確かにとは思うんですけど、実際にコタツ記事ってどれぐらいあるのかっていうのをちょっと調べてみました。
ちょっと具体的にどこのサイトかというのはちょっと割愛はさせていただきたいのと、
本当はこう1週間ぐらい調べようかと思ったんですけど、
見たところ1日でその一つの媒体で記事が数百本出ているというのを知りまして、
改めて結構な本数を出しているんだなとは思ったので、一旦1日だけちょっと調べてみたという結果になります。
数百本出ている記事、いろんな芸能、スポーツとかいろんなものの中で大体全体の43%がいわゆるSNSとかテレビでの発言を元に書き起こした記事というのが全体の43%。
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半分いかないぐらいがコタツ記事、いわゆるコタツ記事。
残りはやっぱり取材に出たりとか公式発表元から記事にしているものとかあったりして、
やっぱり現地に行って写真を撮って取材しているというものも多いので、
そこはやっぱりスポーツ新聞というところは記者で入れる、取材で入れるというところの強みを生かしているのかなと思いましたが、
やっぱり誰がどういうことを言っていたかということに関して意見を言うというのは、
みんな匿名の人たちのコメントをしたいのかなとかしやすい。
だからこそヤフーニュースのコメントが盛り上がるっていうのなのかなというのを感じますね。
もっとその芸能コタツ記事という話から入っているので、
芸能系の記事に限ってコタツ記事どれぐらいあるのか調べてみるとですね、
74%はSNSなりテレビラジオの発言から書き起こした記事でした。
これに関しては多いなというのは正直思いましたね。
だからそうですね、芸能系の話だけで…
そうですね、やっぱり全体の芸能記事もやっぱり数百本あって、
そのうちのほとんどがコタツ記事なんでやっぱり数百本あるみたいになってますね。
どこが情報源かっていうのを調べるとやっぱり一番多いのがテレビとラジオ。
ちょっとここは分類できてないんですけど、テレビラジオに出演したとか放送されたもので発言したっていうところで、
これが半分ぐらいみたいな感じですね。
残りでインスタが次に多くて、次にツイッター。
インスタ、芸能人の発信元がインスタになってきてるっていうのをなんとなく世間的な流れだなっていうのを感じてて、
そこがすごい反映されてるなっていうのは感じますね。
だから芸能カテゴリーだけでいうともうほぼ74%がコタツ記事。
09:02
全体で43%。
なかなかな割合ですね。
でやっぱり取材してる記事とかだと、
例えば映画の死者とか、舞台挨拶みたいなところでとかってなると、
そこまでコメントとして盛り上がるものが出にくいけど、
SNSとかテレビとかで言ったこと自体はそれなりの主張があったりとか意見があってなので、
そこに対しては世間の皆さんはコメントしやすい。
同感したとかおかしいとかっていうのは言いやすいコメントがつきやすいのかなっていうのは個人的に思いました。
コタツ記事、いわゆる芸能コタツ記事自体は先ほど言った通り1日で数百本存在しているということを考えると、
労力はかかってるんだろうなって。
1本あたりがどれだけ作るのに時間かかってるかわからないと思うんですけどね。
ネタ探しとかも含めてやっぱりかなりやってるんだろうなっていうのはちょっと感じるところがあったり。
ただ最初に言ったコタツ記事自体には問題ないとしても論考がなかったり、その価値自体は検証されずに出てるっていうところで、
世の中に価値を生み出している記事なのかっていうのは正直疑問のあるものもあったりするなっていうのは正直。
思いました。
ただそうですね、なんかちょっと個人的な感想というか、
あるドラマというか、今やってるアンメットというドラマがあって、
そのことについて触れてる記事がたまたまデイリースポーツの記事があって、
千葉雄大さんという方がドラマの中でセリフを噛んでたけどそのまま続行してっていう、
そういう場面があったんですね。
たまたま私もリアルタイムでそれを見てたので、あ、噛んでるとは思ったんですけど、
なんかすごい良いシーンというか、噛んでもおかしくないような場面、
普通に喋っていたら、そういう中でのやっぱり、すごいリアルな感じがして、
このシーン良かったなと思ったら取り上げてて、
テレビのものを切り取ってそういう風に記事にするっていうこと自体は、
まあその、やっぱこういう面白いものがあったよみたいなのを出すってこと自体はそんなに悪くはないのかなっていう、
じゃあ見てみようみたいな風になるし、まあまあ納得というか、
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そんなに悪いものではないかなと思うので、
まだこたつ記事自体が、まあそれこそ世の中に出す価値があるのかどうかみたいなとこは、
やっぱりその、何でしょうね、メディアというかジャーナリズムみたいなところの話で言うと、
そこは検証しながら出していってほしいなっていうのはあったりすると思うんですけど、
やっぱりそうじゃない記事もやっぱりたまに見かけるなっていうのは、
ただ世の中的にやっぱそれを反応してしまう材料になっているというところは、
いろいろと考えなきゃいけないとこなのかなとは個人的には思いました。
はい、今日のカタリストはいかがだったでしょうか。本日のトピックで触れたニュースなどは概要欄にリンクをしています。
この番組では皆様のコメントやご感想をお待ちしています。
Xでコメントいただけると嬉しいです。
それではCatalyst by PubLibia、次回の配信でお会いしましょう。綾畑でした。
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