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2023-06-03 10:00

アニメ産業が持っているポテンシャルは大きく拡がっているらしい #426

アニメ産業が持っているポテンシャルは想像よりもはるかに大きく拡がっているらしい|徳力基彦(tokuriki)
https://note.com/tokuriki/n/n8e58be7e6c16
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アニメ産業の市場規模拡大に関する報道とそのポテンシャルについて
はい、こんにちは、徳力です。
今日はですね、アニメ産業が持っているポテンシャルが想像よりもはるかに大きく広がっているらしいという記事を書いていたんですけど、
東洋経済がアニメ熱狂のカラクリという特集ですね。
これがめちゃめちゃ面白かったので、ちょっと紹介したいなと思って記事を書きました。
紙の雑誌の特集なんですけど、東洋経済って結構オンラインでメインの記事読めちゃうんですよね。
どういう感じになってるのかな?
メインは読めて、個別のやつは会員登録してないと読めないとかですかね。
ちょっと仕組みがよくわかんないんですけど、個人的にちょっとすごい面白かったのでもうさっさと雑誌を買ってしまったんですけど、
こういう特集はね、紙の方が読みやすいなっていうのは個人的な印象ですけど、東洋経済側にいっぱい関連記事が出てます。
メインの記事が世界で争いする日本アニメの熱狂と混沌の今っていう。
まずコアンになってるストーリーが日本のアニメ史上はこの10年で倍増してると思うんですよね。
もともとが1兆3000億円とかだったのかな?
それがこの10年で2兆7422億円に倍増したっていう。
10年で倍増、早いと思うかどう思うかも人によって違うと思うんですけど、
多分ずっと横ばいのようなのできたところがこの10年で一気にスイッチが入って広がってるって話じゃないかなと思います。
面白いなと思ったのが今後のアニメ史上のポテンシャルですね。
2兆でも十分大きいなって業界的には思っちゃうかもしれないですけど、
ポテンシャルまだまだあるんじゃないかっていうのを関係者が言っていると。
エンタメ社会学者の中山さんは、
アニメも日本ゲームソフト同様に海外売上が国内の4倍規模に成長し得ると考えたら、
全世界で6兆円以上の市場にはなるはずだと。
中山さんはなんかこれちょっと盛りすぎたかなって思ってたらしいんですけど。
それとは別にリモ社長、海外に販売している会社さんなんですかね。
世界のアニメ市場において日本アニメ以外の需要は30%市場規模は14.6兆円。
残りの需要70%を占める日本アニメの市場規模はこの2倍以上あるべきだ。
全世界で34兆円以上の市場のポテンシャルがあるっていう。
でもこれね結構そうだと思うんですよね。
リモの石井さんの視点は日本アニメ以外の需要が実はアニメーション市場において30%。
実は日本アニメが7割を世界でも占めてるっていう話みたいですね。
日本アニメ制作会社における労働環境問題
これ計算は何を軸に置くかによると思うんですけど。
いわゆるアニメーション映画って案外グローバルではディズニーとかピクサーとかそういう一部の映画しかメインで
あんまり多分そんなにアメリカってテレビアニメが子供向けで大きくないんで。
多分そのグローバルにおけるアニメ市場は実は日本のアニメが7割を占めている話だと思うんですよね。
でも日本のアニメは今まで安売りをしてきちゃった。
この辺は業界の人に聞かないとわからないですけど。
安く買えるからこそ需要が7割を占めてるって見方もあると思うんですけど。
その3割のところの市場が14兆円あるんだったら残りの7割のところをうまくビジネスにつなげれば海外での市場はもっと大きくできる。
僕もこれはすごい。
34兆円はちょっと短期では当然無理だと思いますけど。
全然ポジシャルまだまだあると思うんですよね。
結局ディズニーが金稼ぎがうまくって日本のアニメ制作会社はそうでもなかったっていうのが多分この金額の差にもあるし。
やっぱり東京経済でもこのアニメーターの職場環境が実はこの市場が伸びているにも関わらず現場には全然落ちてないみたいなこの問題提起もあって。
結局政策投資委員会で作られているとそのお金を出した委員会にはリターンがあるんだけど、
政策会社は言うほど政策費上がってないみたいな話らしいんですよね。
だからこれはあの記事でもやっぱりもうちょっとちゃんと成果報酬で政策会社の売り上げの仕組みが必要なんじゃないかっていう問題で決まって僕もそうだなと思いますけど。
いずれにしても業界全体の市場規模が大きくなる、そのニーズが増えて市場が大きくなれば各社にとっての余地が広がってくると思うんですよね。
だからアニメ制作会社の方々のインタビューがあって、マッパさんとかはマッパの社長ですかね、その芸術会社とかチェンソーマンとか作ってる会社ですけど、
今回チェンソーマンを100%自社で出資してやるってことだから、IPの権利も抑えて、政策委員会方式じゃなくても政策会社自身がコンテンツを持っていて、ある意味ディズニー的なアプローチをマッパもチェンソーマンにおいては取ってるんですけど、
そうすることによって労働環境を変えなくちゃいけないっていうのを結構強い言葉を仰ってて、賃金や政策環境の問題は他社から強制されているわけではなく、自分たちで生み出している部分があるっていう。
政策会社の方がこれを言うのは本当に重いなと思って読んでたんですけど、やっぱり日本、難しいですよね、日本はやっぱりこのなりたい人が多い産業ってどうしてもこの現場を搾取する構造になりがちだと思っていて、何なんですかね、この工事現場とかゼネコン状態のシステム開発とかでも日本は結構そうなりがちですけど、
結局全体の金額はでかかったはずなのに間の仲間業者がいっぱいいて、そこらへんがなくなく中抜きしてると、結局シタウケの現場の人は実はすごい過酷な労働環境でやってるみたいな。
それがやっぱりアニメ。アニメがこれだけ世界で注目されている市場なんだけれども、アニメの現場になかなか収益が戻っていないというのが、これ今後絶対問題になると思う。
日本アニメ業界における収益分配問題
このネタ1視聴者がここでワイワイ言ってた方が何か変わるわけじゃないんですけど、本当ここは変わってほしいなと思うんですね。
僕自身はやっぱり日本がこれから人口が減少していくわけで、産業として重視すべきは観光&コンテンツって勝手に思っていて、
実は昔コンサル系の人とアニメ産業は日本の主要産業になるんじゃないかみたいな議論を飲みに行った時にしたことがあるんですけど、結構馬鹿にされたんですよね。
アニメ市場の規模知ってますからって。いやでも見たかって話なんですよ。10年で倍になってますからまだまだ全然デカくなるんだっていう。
しかも今回東洋経済のアニメ特集、本当すごいいろんな面を取材されてて、面白いなと思ったらすごい聖地ランキングってのがあるんですかね。
アニメの聖地。これアニメの聖地なんで当然インバウンドにも将来的にこのアニメが海外で見られていくはずなんですけど、
アニメ聖地ベスト20ってアニメ聖地が選ぶすごい聖地ランキング。だからアニメ聖地になっているところがよそいいなと思う聖地ランキングなんですけど、
これがすげーなと思ったのが全然ねトップ3僕知らないんですよね。アニメも失礼ながら見たことないし、
聖地になっている場所のこともほぼ知らない。埼玉の秩父ぐらいは聞いたことあるんですけど、
逆に言うとアニメの聖地になっていることによってこのランキングを並ぶっていうことは、
僕が知っているような観光資源はないんだけれども、これがきっかけで観光客が来るようになっているって話だと思うんで、
すごいことだと思うんですよね。アニメの場所になったことによって聖地になるっていう。
世界遺産とか世界その歴史上の聖地って今からじゃ作れないじゃないですか。
昔徳川家康がここでうんぬんかんぬんとかだったら聖地に当然なるんですけど、アニメだと今から聖地できるんですよね。
アニメ産業の支援
これ組み合わせると結局アニメの市場規模は2兆7千億かもしれないですけど、
それ以外の結局アニメの市場をどう計算するかによって変わってくると思うんですけど、
このインバウンドにも効くっていうのは多分アニメの市場規模とまた別の経済効果あると思うんですよね、日本にとって。
当然そのグッズとか、それから音楽、アニメの主題歌、音楽が売れるとか、
すごいねやっぱ相乗効果がいろいろあると思うんで、これは本当、やっぱりね国を挙げて本当応援すべき産業だし、
労働環境問題みたいなのも本当に早めに改善するように、やっぱりみんなで応援って言ったって何ができるのは楽しなんですけど、
やっぱり憧れの職業になっててもらうべき職業だと思うので、
今回トヨケイザーさんのアニメ特集結構いいきっかけになるんじゃないかなっていう、
すいません僕相変わらず素人で喋ってるの間違ってる人たくさんあるかもしれませんが、
ぜひ興味がある方はこのトヨケイザーを読んでみていただけるといいんじゃないかなと思います。
ということで他にもこんな話してますよっていうのがありましたら、ぜひコメントやツイートで教えていただけると幸いです。
今日はありがとうございます。
10:00

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