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鈴木亮平「シティーハンター」の世界ヒットに学ぶ、韓国に20年遅れた日本の勝ち筋(徳力基彦) - エキスパート - Yahoo!ニュース https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/32634c1256af277573b6b546e76ef05a7cfbe19f
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はい、こんにちは、徳力です。今日はですね、Netflixで公開された映画シティーハンターが、いい感じで世界で評価されているそうなので、ちょっと役に記事を書いてみましたので、ご紹介したいと思います。
本の記事のタイトルは、鈴木亮平シティーハンターの世界ヒットに学ぶ韓国20年遅れた日本の勝ち筋っていうタイトルにしてみたんですけど、
シティーハンターはね、僕、実はあんまり詳しくなかったんですけど、実は世界的に人気高いんですよね。
日本では今まで実写化はされてなかったんですけど、香港、台湾、フランスと実はシティーハンターの実写化の実績があって、
意外に日本でされてなかったんで、日本はアニメがメインで、実写化、結構ね、やっぱり少年ジャンプの漫画の実写化、ドラゴンボールのトラウマがあってなかなか難しかったみたいなのもあると思うんですけど、今回が初めてであるっていう。
海外で実写化がすでにされているぐらいシティーハンターが海外で人気があることを考えると、今回の映画もそれは世界で人気が出る、当たり前だよねって見る人も多いかもしれないんですけど、
個人的にやっぱり今回のヒットはすごい実は日本の映像業界にとって重要な成功になるんじゃないかなとちょっと勝手に思っております。
Netflixの32の国と地域で週刊トップ10入りを果たして非英語映画の世界1位ですね。
映画全体で言うと今レベルムーンとかが1位とか4位とかに入ってる、多分5位ぐらいになるんですけど、
それでもねやっぱりこの、てっきり僕ドラマシリーズでやるのかと思って映画一本だったね。
映画一本でここまで日本語の映画でヒットしたのはNetflixでは珍しいんじゃないですかね。
今回やっぱり鈴木さんは本当13年前にブログ書いてるんですよ。
皆さん読まれましたこれ。
雨黒に2011年5月17日シティーハンターの話で記事を書いてて、タイトルだけSNSで回ってくると今回の作成、撮影秘話みたいなの書かれてるんだなと思って読んじゃうんですけど、
違うんですね。韓国でシティーハンターの制作発表が行われていて、ファンとしてドキドキだと思って夢を語らせてもらうと日本版シティーハンター際割をマジでやりたいなっていう。
外見が似てる人はいっぱいいると思うけど、心を俺以上に感じるような人間はそうそういないんじゃないか。夢は言い続ければ叶うっていうのをこの13年前に書いてたっていうね。
その夢を本当に実現して今回主演をされた。
なので鈴木さんもそのX側には崩壊直前に自分の心の体の引き出しにあるもの全てを注ぎ込んで演じましたっていう。
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めちゃめちゃ熱いコメントをされていて、今回評価も高いですし、演技自体に原作ファンは比較的こういうのを批判しがちですけど、絶賛している印象は本当に強いですね。
僕の周辺もやっぱりシティーハンター世代のおじさんが多いんですけど、やっぱフェイスブックでめちゃめちゃ褒めてるんですよね。
そこでやっぱり個人的に印象的だったのが、ちょうど先月フジテレビの誰かと仲良いに鈴木さんが出演した時に、我々は日本国内だけに向けて作品を作っていたけど気がついたら海外、例えばお隣の韓国に20年くらい差をあけられちゃったっていう危機感があるっていうお話をされてたんですよね。
これここだけ切り取られて、韓国20年くらい差をあけられたっていう、日本負けてるっていう部分で結構報道が拡散しちゃったんですけど、個人的には今回のシティーハンターがその20年遅れを取り戻すための鈴木さんなりのチャレンジであり、答えなのかなっていうのをちょっと感じたので、そういう趣旨で記事をまとめてみました。
ネットミックスでシティーハンターが作られたっていうと、なんとなく海外のチームで作られた印象を持つ人は少なくないと思うんですよね。
実際ワンピースは思いっきりグローバルチームでしたし、悠々博書は日本人が俳優も制作もやってるんですけど、VFXの部分、特にトグロ兄弟のVFXはちょっと日本チームでは難しいんじゃないかというので、スキャンラインVFXっていうハリウッドのスタジオで撮影をされたというのが報道されて、VFXチームはガッツリ海外チームですからね。
その意味ではワンピースとか悠々博書とか見てると、ネットミックスのドラマって海外チームだよねと思っている方多いと思うんですけど、実は違うんですよね。
象徴的なのは今の国のアリスで、今の国のアリスがある意味日本の実写ドラマでも世界でヒットするよっていうのを証明した最初の作品だと思います。
当然その前にもいろいろスマッシュヒットがあるんですけど、第二ヒットっていうと今の国のアリスだと思うんですけど、今の国のアリスはほぼ日本人スタッフだと思うんですよね。
製作会社メインがロボットさん、マイナスワンもロボットさんの製作に入ってますけど、実は日本人チームで今の国のアリスはメインに展開されていて、世界3位ですかね、独自のドラマシリーズの中で。
当然これアイカゲームの影響とかもあったんですけど、実はこのクオリティを日本人チームで作れるんだっていうのが僕が一番衝撃を受けた記憶があるんですよね。懐かしいです。
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実は最近の作品もそういうの多くてですね、忍びの家も監督がデイブボイルさんという米国人の方で、音楽をジョナサン・スナイプさんっていう方を中心に洋楽で展開してるんで、海外のチームで作ってる印象がこちらも強いかもしれないですけど、これ実は東宝スタジオがメインで作っていて、スタッフロールを見ていただくとほとんど日本人なんですよね。
監督がやっぱり外国人なんだけど、外国のチームかなと思ったら、デイブボイルさんが逆に日本人スタッフに指導をしたっていう構造だったみたいです。各部県とさんがプロデューサーで入られてるんで、実は役者も当然日本人中心ですし、実は日本人チームなんですよね。
これ、Netflixってスタッフロールのところがありがたい話なんですけど、速攻で次のスタッフロール飛ばして次のエピソードに飛んじゃうんで、あんまり見ることないと思うんですけど、今回はシティハンターは単発映画なのもあって、最後スタッフロールの頃ゲットワイルドが流れるんで、懐かしく聞いていた方も多いと思うんです。
スタッフロール全部見た方多いと思うんですけど、見ていただくと日本語ならわかると思うんですね。ほとんど日本人だったと思いますね、今回のシティハンター。一部の多分デジタル加工の部分とか、VFXのサポートにNetflixの海外のチームの名前並んでましたけど、日本人でもここまでできるんだっていう話だと思うんですよね。
これ、SNS上のコメントでも結構映像関係の方々が投稿してたんですけど、シティハンターで日本人の役者、日本人の監督、日本人の制作チームでここまで作れるってことは、今まで日本の映像現場が遅れてたのって、これ予算とか経営陣の覚悟が足りなかっただけなんじゃないのみたいな投稿されてる方がいて、これがやっぱりすごいポイントなんだと思うんですよね。
やっぱり、鈴木さんが言うように日本の映像業界が韓国に20年遅れてしまったっていうのは、その20年前から韓国は世界に対してドラマを作り始めたんだけれども、日本はずっとやっぱり国内向けに作り続けてしまってるって話だと思うんですよね。
それである意味ガラパンゴス化し、ライバルも少ないから日本だけに特化してやっていればよくって、で、実はその制作費も低いまま抑えて、それしかないから仕方がないんだっつって、下請けに無理を言わせて、役者なり監督の給料も出演料もそんなに上がらないまま20年来ちゃったっていう。
本当、いろんな数字がありますけど、小枝監督が岸田総理のところに問題提起した文章なんかを見ると、フランスとか韓国に比べても3分の1とか4分の1、ギャラが3分の1とか4分の1らしいですけど、ハリウッドと比べたら多分もっと低いですよね。
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そのある意味劣悪な環境でこんだけのクオリティを出せた日本の映像関係者本当すごいって話なんですけど、それがちゃんとNetflixのバックアップでちゃんとした予算と制作期間を与えられれば、これだけのクオリティのものを作れるんですって証明が今回しっかりできたっていうことだと思うんですよね。
これは本当、鈴木さんならではの韓国、日本の映像現場は韓国20年遅れちゃったかもしれないけど、できますっていう。ちゃんと予算と制作期間があれば僕たちできるんですっていう。これはアンサーソングだと思いますね。
誰かと仲良いのちょっとそういう発言だけ見ると、20年遅れて諦めてるみたいな感じの報道が多かったんですけど、全然違うんですよね。20年遅れてたのは日本の映像業界のビジネスモデルと予算の構造であって、やっぱり役者さんの演技も監督人とか制作チームの技術力が高いんですよ。
それこそ本当ゴジラマイナスワン資格交換書を取りましたけど、海外のアリウッドのVFXのチームからすると日本なんでそんなちっちゃい予算でここまで作れるんだって褒められるらしいですからね。あるいは褒められて喜ぶべきかどうかわからない褒められ方ですけど、今回の鈴木さんの問題提起を日本の映像業界、特に経営者の方々がどう受け止めて変わろうとするのかしないのか。
しないんだったら当然できる人たちほど海外に出てっちゃうよね。ネットウィックスとかそういう海外の予算の方にどんどん行きますよねっていう。
日本の映画外食、テレビドラマ、ドラム、テレビ局が問われるタイミングに来てると思いますね。東方さんなんかは自分たちでやっぱり海外進出するってのを今回トライして成功されてるんで、テレビドラマを制作しているチームもカンテリさんとかもすでに海外向けに作り始めたんですから、
その変化始まってると思いますけど、今年は本当そういう大きな変化がいろいろ見られる年になりそうだなという楽しみにしております。
こちらのチャンネルでは日本の映画のための密かに応援したいと思っておりますので、あまりにもこんな話してますよって方がおられましたら、ぜひコメントやDMで教えていただけると幸いです。
では、また次の動画で会いましょう。
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