羽生ゆずるさんの結婚報告と反響
はい、こんにちは、徳力です。今日はですね、羽生ゆずる選手、羽生ゆずるさんと言った方がいいのかな、今は。
結婚報告がすごい反響だったので、ちょっとYahoo!に記事を書いてみました。
ちょっとタイトルは、羽生ゆずるさんの結婚報告で考える、SNS時代のファンとの結婚の祝い方っていう記事にしてみたんですけど、
このニュース自体、皆さんご存知ですよね。8月4日って3つの縁起のいい日が重なった最強の関与日らしいですけど、
すごいいろんな結婚発表がありましたよね。でもやっぱり羽生さんのこの反応が凄まじかったんですよね。
Twitterは当然ですけど、中国のWeiboでも検索ランキングで2位に6倍近くの差をつける圧倒的な1位らしくて、
海外のスケーターからも祝いのメッセージが届いてましたけど、個人的にすごいちょっと興味深かったのは、今回その結婚報告を
Xですかね、僕はTwitterって言い続けますけど、Twitterに投稿するっていう。
手書きって言い過ぎですかね、サインが手書きで文章自体はパソコンで打たれたものだと思いますけれども、ご本人の言葉だと思いますね。
有名人が結婚する時にはメディア向けに発表会やるのであるとか、せめてリリースぐらいはメディアに送るのであるみたいなのがたぶん従来の常識だと思うんですけれども、
ハニュー選手と言いますけど、ハニュー選手はずっとファンと直接コミュニケーションするのが結構こだわりとしている感じが個人的にはあって、
別にそんなにSNSをヘビーで使っている人じゃないんですけど、ファンをすごい大事にしているのはいろんな行動から、僕はYouTube解説した時がすごい印象的だったんですけど、
今回もメディア経由で結婚報告するんじゃなくて、自分の言葉一言一句がそのままファンに伝わるように画像形式でTwitterに投稿するというやり方を取りました。
面白いのが、お相手に関して何も書いてないんですよね。これは新しいなと思いました。
SNSを通じた結婚報告の方法
いろんな見方がありますよね。パートナーのプライバシーを守るためだという考え方もあれば、ファンを守るためじゃないか、ファンの気持ちを大事にしているんじゃないかみたいな意見もありましたけど、
あまりに何も書いてないんで、これだけ読むとスケートと結婚するんじゃないかとか、熊野プーさんと結婚するんじゃないかみたいないろんなネタで盛り上がっていたみたいですけれども、
僕は昭和の世代なんで、著名人の発表が直接ファンに対してネット経由というのは、2006年の中田秀俊選手の引退メッセージ。
これはメディアからめちゃめちゃ批判されたんですよ。日本代表の中心だった選手が引退するのに引退関係を開かないのか。
当時中田秀選手はメディア嫌いで支持られていたので、やっぱりメディア経由だと自分の思いが伝わらないからファンに直接ホームページを通じて発表する。
ホームページって言ってましたからね、当時はね、2006年ですけど、直接発表するかとしては今となっては珍しくないと思うんですよね。
でもやっぱりこの反応が今回は面白かったなと思って、石器製のアカウントとかすごいんですよ。これだからタニューさんがこだわりがあるのが1っていう数字で、今回その結婚報告も午後11時11分ってほぼ深夜に投稿されてるんですけど、石器製のアカウントですね。
午後11時52分に投稿してます。これね、企業担当者だったらすごいんですよ。これは完全に時間外作業ですからね。当然勤務時間ではないはずで。
たぶん今回事前に誰も知らなかったはずなんで、予定講じゃないはずなんですよね。でもこれを投稿しますねって、たぶん企業担当者だったら少なくともその運営会社なのか担当者はわかんないですけど、少なくとも上司に確認しなくちゃいけないはずなんですよ。
投稿していいですかっていう。それをこの11時11分から11時52分の間、この41分の間にちゃんとやって、日付が変わる前にお祝いを投稿してる。石器製はね、よくナイスジョブですね。
ANAさんのこのね、任務している会社と扱いのあるサポート会社の筆頭ですけど、ANAさんも翌日午前10時ですね。これもだから、単純に言うと夜またいでるんで、相当早い対応だったと思いますね。朝一の仕事じゃないかと思いますけど、新たな旅路へのテイクオフをしております。
一般の方はこの石器製とかANAに、あのアニュー選手の自分の人たちが持ってないんで、今回面白かったのが、アニュー譲るオフィシャルスタッフ公式アカウントってこれコメントできないようになったんですよね。
当然そのアンチもいるからみたいな文脈だと思うんですけど、メンションかフォローしてる人しかコメントできない設定で全投稿していて、今回の投稿もそうだったんで、通常こういう結婚報告ってコメント欄にワーッとお祝いが並ぶんですけど、今回コメントができないんで、みんな引用リツイートでお祝いしてるんですよね。
これがね3万件超えてるんですよね。なんかね、僕はパッと見て電報っぽいなって思いました。もうなんかずらーっとお祝いのメッセージが引用リツイートのところに並んでて、早々たるメンバーですよね。スケーターから芸能人からオリンピック公式アカウントを投稿してますからね。
アスリートのプライベート情報公開についての考察
なんかやっぱりこの結婚すること自体をシンプルに祝うっていいなーってちょっと思った感じですね。一部メディアは早速なんか相手は誰なんだろうみたいなちょっとばし記事を出し始めてるんですけど、当然ねメディアからするとこれまでこんなにその注目されている人なんだから、
ある程度自分の半量の話ぐらいもうちょっと言えよっていうふうに思ってるメディアの人とか一般の人もいるとは思います。でもさっきも言ったんですけど、中田選手が記者会見をやらなかった時にも同じような反応があったんですよね。
でもなんで会見しなくちゃいけないんだっけみたいな、そもそも考えるとしなくてもいいんじゃないかみたいなのが今だと思うんですよね。そもそもファンに直接伝えられるわけだし。今回もやっぱり有名人だったらパートナーのことを言わなくちゃいけないのであるっていうのがそもそもそうでしたっけっていう問題提起もされてる気がしててですね。
実際にアニューさんほどの著名人のパートナーがこれから一切情報を隠していけるとは僕も思わないんですけど、それぐらい家族は別、一般人としてちゃんと扱ってくださいってメッセージってこれをねちょっとメディアなり我々がどう受け止めるかっていうのを結構問われてるなっていう。
でもこれが今回されたことによって案外今後、少なくともプライベートを切り売りしてお金を得ている芸能人とは別で、アスリートの場合に結婚した相手のことを言わなくちゃいけないっていう文化が結構これで変わる可能性は案外あるんじゃないかなって。
数年後、振り返ってみるとここが分岐点でこういうふうにやるのが別に普通ですけど何かっていう時代になっててもおかしくないかもなっていうのはちょっと思ったりしたので記事にまとめてみました。
ハニュー選手はね、YouTubeも自分で編集してましたからね、その辺の自分の言葉で伝えるっていうのにこだわりがあるのかな。
ひでのこのメディア嫌いってまだ違う文脈なのかなと思ったりします。
他にもこんな話してますよって方がおられましたら、ぜひコメントやツイートで教えていただけると幸いです。
今日はありがとうございます。