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2023-10-11 09:43

ジャニーズ事務所が深刻に考えるべき、SNS時代の「ウソ」の重さ #512

ジャニーズ事務所がNGリスト問題以上に深刻に考えるべき、SNS時代の「ウソ」の重さ(徳力基彦) - エキスパート - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/a16e93e109f3a224d2c50d603f27a1bc1debfff5
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サマリー

ジャニーズ事務所の会見のNGリスト問題が盛り上がっています。記事には、ジャニーズ事務所側の対応が間違っていると指摘され、NGリスト作成の対応は嘘だったと批判されています。

ジャニーズ事務所の会見の対応について
はい、こんにちは、徳力です。今日はですね、ちょっとジャニーズ事務所の会見のNGリスト問題が盛り上がってますけれども、
なんとなくちょっとそれに対するジャニーズ事務所側のお知らせとかの対応がなんかちょっと根本的に間違ったんじゃないかなっていうちょっと不安になったので、
そういうふうに記事を書いてみました。
まあ、私何度か記事書いても別にジャニーズ事務所の中に届くとは思わないんですけど、ちょっとね、本質的な問題からどんどんずれて、
ドツボにハンマドツボって言うと言葉が良くないですけど、ちょっと本当に良くない方に進んでいると思うんで、やっぱ所属タネットとかワンコードを考えるんだったらちょっとこうじゃないんじゃないかなっていうのをちょっと記事に書きました。
ジャニーズ事務所の会見自体はある意味、事務所側のコントロールに沿って運営された結果、そこそこ悪くない会見になってたっていうのは事実だったと思うんですね。
終わった後、不規則発言をしたメディアへの批判の方がSNS上では大きかったですから。
ただ残念ながらNGリストが固定したことによって、一気にこのジャニーズ事務所叩きが加速しちゃっている。
すごい残念だなと思うのは、そのジャニーズ事務所側のそのウェブサイト側での言い訳、釈明的なものが、どうもやっぱりね、この問題の一番本質が分かってない気がするんですよね。
なんかこのNGリストに対してご指示したかどうかみたいな、直接お願いしてませんっていうのをやたらと強調されてるんですけど、そういう話ではないんだと思うんですよね。
まあ、これちょっとこのことを嘘と表現するかどうかの議論があるところであると思うんですけど、そのメディアとの対話が必要だっていうふうに真経営事、東山社長がおっしゃって、メディアと対話していくんだよっていう。
これでジャニーズ事務所は新体制で変わっていくんだよっていう、このメッセージ自体僕は悪くないというか、それしかないと思ってたんですけど、やっぱりね、それであってもNGリストを作ってしまうと、結局はやっぱり対応するつもりないんじゃんっていう、この発言は嘘だったんじゃんってなっちゃうっていう。
ここ本当に難しいんですけど、やっぱり本当にこのやっての炎上、炎上と呼ぶかどうかはあれですけど、本当にこういう対応、謝罪をしなくちゃいけない状況の時の対応で嘘をつくのって、このSNS時代においては一番やっちゃいけないんですよね。
嘘をつく対応の重大性
何でかというと嘘だったっていうのが判明することによって、明確にこの人は嘘つきだってことになっちゃうんですよね。それ以外のものであれば、結局法的解釈とかいろんなものがあるので、グレーゾーンというのがかなり広いんですけど、嘘っていうのはやっぱり一般人からすごいわかりやすいんで、嘘をついた瞬間にもその人は嘘つきだから全部の発言は信じられなくなるっていうのが、この数年SNSの炎上で明確になっている傾向だと思います。
なので僕も、別に届いてないと思うんですけど、8月の段階で事務所がやっちゃいけないこととしてこの3つ挙げてた中に嘘をつくというのを入れてたんですけど、やっぱりベッキンさんがめちゃめちゃ叩かれたのは不倫をしたことだけではなくて、不倫しているのに友人ですっていう会見をして、その後LINEの証拠が流出しちゃったということによって、嘘つきっていうレッテルがついたのはやっぱり本当に深刻なダメージになったと思うんですよね。
似たような例で言うと、その前の騒動ですけど、グリーンエンブレム騒動というので、デザイナーの佐野さんが最初の借名会見において、アートディレクター、デザイナーとして物をパクるということをしたことは一切ないって題言したんですよね。
でもその後トレース問題とかパワポの猶予みたいなのが出てきて、あれは業界の常識で言うと嘘の範囲ではないっていう考え方もあるんですけど、でも一般人からするとパクるってことはしたことないって言ったけどパクってるじゃんっていうので嘘をつきってしまって、あれはエンブレム自体を実際は投与じゃなかったんじゃないかっていう見立ての方が主流なんですけども、それ以前にもう騒動が大きくなりすぎて、
エンブレム、ゴリンガーも守れなくなって、今回もやっぱりNGリストを作ること自体は、結局PTR業界関係者からするとそれを作るよねっていう、当然危ないメディアとか当日うまく進行するためのシナリオっていうのは当然考えるよねって話はあるんですけど、
でもやっぱりNGリストあんな書類にして、しかも当日印刷して持ち歩くっていう時点でも、脇が甘いっていう言われ方をしてますね。僕からすると本当に問題のデカさに対する対応として本当に最悪だったと思うんですよね。
当然コンサル会社側の不手際だっていう話はあると思うんですけど、ああいうのは多分普通だったらクライアントさん側からこんなものいりませんって、当然メディアとちゃんと会見で対応するんだから、こんなもの作らなくて結構ですって言われれば終わりだった話なんですよね。
どうも報道によると、やっぱり最初の会見の時にかなり厳しいことを質問されたんで、2回目はそういうふうに荒れないようにしたいっていう要望があり、それに対する対策として実施したみたいですけれども、やっぱりその騒動の時の会見で場所をコントロールしようとすること自体がやっぱりすでに無理があるっていう話だと思うんですよね。
やっぱりその後も本当に内部のリークでいろんな話が出てきてますけども、これも何が本当かどうか全然わかんないんですけど、個人的にショックだったのはその白長瀬元副社長、いわゆるこのジャニーズに対するメディアの存続をコントロールしてきた人が実はまだ職託社員で雇われているっていう、今回の絵も彼がまだリードしてる可能性が全然あるんです。
結局その広報側のリーダーが新しい人が多分外部から入ってきてないでしょうから、そうすると当然白長瀬さんが職託でやってるんだったら今回もやってる可能性があるっていう。
実際問題、ジャニーズ事務所の最近のこのお知らせの使い方がまあ古いんですよね。やはり木村拓哉さんが社名変えるのに反対したとか、ジューリー藤島元社長が実は会見上にいたとかっていう報道に対してそれは事実でありませんみたいなのを一生懸命お知らせで否定されてるんですけど、
なんかやっぱり肝心な質問には答えないんだけども、自分たちにとって都合が悪いことが報道されるとそれに対して反論するっていうのが、いかにも過去のメディアコントロールをしていた時のジャニーズ事務所を彷彿とさせるんですよね。やっぱりこれはやればやるほど体質が変わってないなって見えちゃうんで、これは良くないと思いますね。
何といってもその週刊文春がジャニー・北川氏の生活概要を報道した時に、訴訟で黙らせようとしたっていうのがジャニーズ事務所の象徴なんですよね。これはスローニュースさんがその訴訟を濫用すること自体の問題提起を記事で出されてましたけれども、要は多分関係者は当時からジャニー・北川氏にそういう傾向があるのはわかっていたのに、
週刊文春が報道したこと自体をこれは嘘だということで訴えているっていう。だからこの時点でも当時のやっぱりやり方はそういう否定をすることによってメディア側を威嚇するっていうやり方で、今の事務所側のやり方は実はそのまんまに見えるんですよね。これは本当に良くないと思います。
これをやればやるほどメディアがどんどん敵に回って何の発言も信じてもらえなくなるので、それで一番苦しむのは所属タレントの皆さんですかね。彼らは結局テレビ番組にまだ出ているので矢を持てに立っているんですよね。それでこの事務所側がこうやって嘘つきである状態を加速するっていうのは本当に良くないと思うので、
本当に神経営人にはこの古いやり方、SNS時代は内部のリークで情報が漏れるっていう前提で全てをやらないと、中途半端にこの会見上での自分のプライドとかメンツとかを守ろうとする場合じゃないと思うんですよね。みたいなことを素人が言っても届かないと思うんですけど、
本当にこのジャニー事務所の今後の対応が日本のコンテンツの世界に対する印象を大きく変えると思うので、ここ本当にジャニー事務所の所属タレントのファンにとってももちろんですけど、被害者とか関係する方々を含めると本当に大事なタイミングだと思うので、何とか良い方向に切り替わってほしいなと思う次第です。
はい、他にもこんな話知ってますよって方がおられましたら、ぜひコメントやツイートで教えていただけると幸いです。
では、ありがとうございます。
09:43

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