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2025-04-09 10:18

Snow Manの本格サブスク解禁は、日本の音楽の世界への拡がりを加速 #916

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Snow Manの本格サブスク解禁は、日本の音楽の世界への拡がりを加速する(徳力基彦) - エキスパート - Yahoo!ニュース https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/f8b50aa3e58fdf334c81b896c5fc21a61aefa1b6
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Summary

Snow Manのサブスクリプションが解禁されることで、日本の音楽業界は新たなデジタルシフトを迎えています。この動きは、CDからサブスクリプションサービスへと市場の重心を移し、日本のアーティストが海外での認知度を高める大きな一歩となります。

Snow Manのサブスク解禁とその影響
はい、こんにちは、徳力です。今日はですね、Snow Manのサブスク解禁は、去年からずっとちょっと個人的に注目しているテーマだったんですが、いよいよ解禁される、というか解禁されたので、
解禁される前にちょっとYahoo!ニュースに記事を書いたので、ちょっとその話をご紹介したいと思います。
記事のタイトルは、「Snow Manの本格サブスク解禁は、日本の音楽の世界への拡がりを加速する。」ってちょっと珍しく断定形で書いてみましたけれども、
これはね、もう多分、皆さん賛同していただけると思うんですけど、当然、サブスク解禁に対してポジティブな話もあれば、ネガティブな意見もあるのはよく存じ上げてはいるんですけれども、
やっぱり日本の音楽業界にとっては非常に重要な一歩になるんじゃないかなっていうのはちょっと個人的なイメージですね。
今回サブスク解禁されたのが、ベストアルバムですね。
1月に発売されたベストアルバムに収録されている61曲がサブスク解禁されたということで、
もうこれサブスク解禁の発表がされた当日にもういきなりサブスク解禁とかXのトレンド入りしてましたからね、やっぱ注目度の高さがよくわかりますけど、
何といってもSnow Manは日本で今最もCDを売っているグループで、オリコン年間ランキング、2024年は期間内の売上が154億円ですからね。
Snow Man初の年間セールスイッチを獲得して作品別売上数部門でも6巻という。
しかもこのベストアルバムは累計売上150万枚で、初週の売上で139万枚で、令和最高記録らしいですかね、嵐を抜いて。
市場初の5作連続累積ミリオンでも、市場初ですかね、昭和、冷戦も含めて連続5作は初めてという、令和の時代にこんなことが可能なんだ、本当に驚きましたけど、
それぐらいやっぱCDの売上に貢献していたグループがサブスクを解禁すると、当然CDを売っている側の方々からするとちょっと不安になる面はあるかもしれないですけど、
大きい出来事だと思うんですね。なんといっても、Snow Manは去年の1という楽曲を、去年10月にブルロックのエンディング主題歌1という曲をサブスク解禁、実験的にされていて、
その実験も踏まえて今回多分本格解禁ということだと思うんですけども、なんといってもね、ちょっと誤解されがちなのは、
スタントエンターテインメントのアーティストは、今までずらりとネット活用、距離を取っているグループが多かったんで、
それがいきなりサブスク解禁してもインパクトないんじゃないのって誤解している人も多いかもしれないですけど、
Snow Manはね、YouTube活用は実は日本有数ですからね。チャンネル登録者数は今391万人。
4人のチャンネルの方が多いですけども、スタントエンターテインメントのアーティストのチャンネルとしては嵐を抜いて今トップですね。
これ多分なんですけど、日本のアーティストのYouTubeチャンネル登録者数でも多分10位に入っていると思います。
誰を数えるかによってちょっと変わってきちゃうんですけど、K-POP入れるか入れないかとかね。
ただ日本のアーティストを純粋なものでいくと多分10位だったと思います。
単純にいわゆるアーティストの場合、MVだけを上げているチャンネルっていうのも多いんですけど、
Snow Manの場合にはコロナ禍からいろんなバラエティ番組的な動画もあって、
僕はこの人狼の動画が面白いっていうのを会社の人に教えてもらってですね。
確かめちゃめちゃ面白いんです。
そもそもね、テレビ番組でそれSnowとか冠番組持っているメンバーがYouTubeで手間かけて番組作ったらそれは面白いよって話なんですけど、
そういうエンタメの活用もしていて、しかもライブ配信なんといっても、
一昨年のね、おみそかのライブ配信は日本のYouTubeライブの同時視聴者数記録を133万人超えで更新してますからね。
去年は127万人だったな。
いずれにしてもそれぐらいの人を同時で集めちゃう。
この記録は多分アーティストの同時視聴者数としては多分日本では抜かれてないと思う。
日本記録はNintendo Directさんが本気を出してきて、
それこそ去年200万で今年300万とか超えたみたいですよね。
だからYouTubeの同時視聴者数っていう意味では、まず企業ですからね。
Nintendoだったかな、Nintendo Directかな。
Nintendoがそのままの記録を破って1位になってるんですけど、
アーティストとしては多分このスノーマンの記録が1位のままだと思いますんで。
それぐらい、実はデジタルも得意なグループが本気で今回サブスクを解禁した。
やっぱりもうなんか早速ダウンロードでApple Musicで1位アルバム取ってたみたいですし、
やっぱりね、ファンの方々もXとかの投稿を見てると
サブスクは今までちょっとよくわかんないけど勉強するみたいな声もたくさんあるんで、
やっぱこういったファンがサブスクにシフトすると、
スノーマンのサブスクがっていうだけではなくて、
デジタルシフトと日本の音楽市場
日本の音楽業界全体のシフト、デジタルシフトは間違いなく起こると。
実際にはもうスタートエンターテインメント自体がそのデジタルシフトをやるって福田さんも言ってますし、
去年金プリがハーフムーンでビルボードの総合チャート1位取ったり、
金プロの後にリリースしたタイムレスのアルバムもビルボードの総合アルバムチャートで2周連続1位を取ってますから、
スタートエンターテインメントもデジタルシフトしてるし、その流れでスノーマンも今回やるっていう話だと思うんですけど、
今までスタートエンターテインメント所属アーティストやっぱビルボードのチャートがどうしてもストリーミングがないんで弱かったんですけど、
スノーマンもエンパイア3000万再生いったのにビルボードのチャートではトップ10入らないっていう不思議な現象が起きてましたけど、
当然これでビルボードでも常連になっていくだろうっていう、ここ注目ですね。
個人的には今スタートエンターテインメントはまだファンの方々はジャニーズ時代のルールを守っていて、
いわゆるお仕事におけるアーティストの素材の活用とか、ライブでの撮影とか、一番厳しいグループになってると思います。
どの辺が変わってくるかどうかを個人的には注目してますけれども、
いずれにしてもサブスク解禁だけで大きなインパクトがあるのは間違いないと思います。
ファンの方々も今回の記事をシェアしていただくときにポイントとしてピックアップしていただきましたけど、
重要なのは日本人がCDで聴いていたのがサブスクに変わるっていう話ではなくて、
スノーマンにとっては海外から自分たちの楽曲がようやく見えるようになるというのが最重要と思うんですよね。
今まではサブスク解禁しなかったので、YouTubeに来れば聴けるんだけれども、
YouTubeで音楽を聴かない、Spotifyで音楽を聴いている人たちからするとスノーマンってなんだと思って検索しても出てこないっていう。
それがようやくこれで出てくることになるんで、この影響は当然大きいはずで、
グラミーのウェブサイトは去年の段階で既に日本最大のアイドルボーイバンドが初の1曲サブスク解禁したっていうのを話題にしてくれてたぐらいで、
当然今回も引き続き注目だと思うんですよね。
しかもグラミー賞、今月日本の知るべき10のポップグループって結構日本のポップグループをプッシュしてくれてますからね。
この辺がどう出てくるか。
それによって多分日本の音楽市場にもおそらくいいインパクトがあると思っていまして、
今のところ日本の音楽市場っていまだにCD、いわゆるオーディオレコード、フィジカルと呼ばれるものの売り上げが音楽市場規模の半分ぐらいを占めていて、
ストリーミングが伸びてるんですけどまだ多分CDよりも小さいんですけど、
世界的にはもう完全にストリーミングの方がでかく、しかもストリーミングが伸びたおかげで音楽市場の規模も1回へこんなんですけど、
V字回復して逆に成長産業になったんですよね。
日本のアーティストの音楽がこの世界で聴かれている流れに入っていくと、実は日本の音楽市場も今ちょっとずつ増えてきてるように見えますけど、
横ばいっぽいグラフから右肩上がりになる可能性もある。
少子化なんでね、日本の国内の市場がシュリンクしていくのも確定ですから。
そこが変わってくると日本の音楽市場の可能性も結構変わるんじゃないかなって。
当然ね、今回ミュージック・パワーズ・ジャパンがありますから、そこでさらに日本のアーティストが海外に出演されるきっかけにきっとなってくれると思うので、
未来への期待と新曲リリース
今回のこのスノーマンスサブスク解禁でどういうインパクトがあるか。
それによって日本の音楽の重心がCDからサブスクに変わることによって世界から見つけやすくなると、
多分世界のファンからももっと知ってもらえるようになるんじゃないかなみたいな、
ちょっと個人的に勝手に期待しておりまして、記事を書いた次第です。
まずは今回の解禁は新曲が出ない状態でのベストアルバムの解禁なので、
一番注目が多分次の新曲リリースのタイミングかなと思ってますけれども、引き続き注目したいと思います。
こちらのチャンネルでは日本のエンタメな明るい未来を思い出すべく、
エンタメなSNS活用やお仕事の進化を感じるニュースを紹介していきたいなと思っております。
他にもこんな話してます方がおられましたら、ぜひコメントやDMで教えていただけると幸いです。
ありがとうございました。
10:18

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