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2024-06-18 14:11

ランダムトレカ廃止でも売上倍増。BE:FIRSTに続く企業は現れるか #697

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日本の音楽業界変化の第一歩。BE:FIRSTの「成功」が切り開いた道(徳力基彦) - エキスパート - Yahoo!ニュース https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/ed1283b56e892803f7aee0236c72bc6cbc2c0210
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はい、こんにちは、徳力です。今日はですね、BE-FIRSTのマスタープラン、何度も紹介してますけれども、
BMSGから音楽業界への問題提起の最初の一石として実施されたマスタープランの取り組みの結果をですね、
SKY-HIさんが動画で発表されていたので、Yahoo!に記事を入ってみました。
記事のタイトルは、日本の音楽業界変化の第一歩、BE-FIRSTの成功が切り開いた道というタイトルにしてみましたけれども、
いやこれね、ちょっと僕もドキドキしながら結果待ってたんですよね。結局、プラスチックを紙ジャケットに変更しますっていうのは、これは非常に分かりやすい廃棄問題への対応ということで、
これは結構ね、最近紙ジャケットのアルバム増えてきているので、やったほうがいいよねっていう、プラスチックもんで考えたらそうだよねっていう取り組みで、
今回マスタープラン、紙ジャケットにした結果10トン削減だしですかね。そんなデカい数字になるんだなって。
人気グループのCD販売って改めて規模がデカいんだなって。10トンね、テラノサウルス1等分みたいな下りがあって、それじゃ分からないから、
二酸化炭素排出量59トン分削減って、それも分かんないんで、分かりやすい例として、スマホのフル充電を1200万回分っていう。
CDシングル1枚をプラスチックから紙ジャケットに変えたらそれだけのインパクトがあるっていうのは、これ国の音楽業界全体があったら意味があるよねっていう話がまずあるんですね。
こっちは廃棄問題という意味では一つ分かりやすいんですけど、実は僕もあんまりやったほうがいいけど、メインじゃないと思うんですね。
メインはやっぱり得点廃止だったと思うんですね、今回。渋谷TSUTAYAの方もランダムトレカ問題に対する問題提供、美容施設知事がしたときに、いよいよ来たかっていう。
販売店としては当然売れる方が嬉しいんで、ランダムトレカ、ある意味それを止めるっていうのはちょっと怖いんだけど、やっぱりこれが続かないっていうのは思っていた。
もうね、TSUTAYAの方がこれはっきり言うって素晴らしいなと思いましたけど、このランダムトレカ廃止したことによってデメリットしか見えないと、他の企業を追随してこないんじゃないかなとちょっと勝手に思ってたんですよね。
ランダムトレカがあることによってCDの販売が増えるって。スカイツリーさんも動画の中でこのCDの販売枚数を競うゲームから降りないといけないっていうのは強くおっしゃってて、ビルモードの走行チャートとかが普及してくることによって、いわゆるCDセールスだけのチャートじゃない方に注目が今移りつつあるので、そうなりつつあると思うんですけど、
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やっぱりファンの方々も含めて、まだやっぱCDセールス負けてるからもっとみんなで買おうみたいなのをよく見るので、そこを重視してる企業が多いのは事実だと思うんですよね。
で、実際やっぱ当然ランダムトレカを廃止すればCDの売上が下がるはずなので、下がるとネガティブに見えちゃうのはちょっと僕も心配してたんですよね。
で、実際、マスタープランの前作のメインストリームから比べると7万枚以上の売上が減少することになっています。
初動で5万枚ぐらい差がついてましたね。それが最終的に7万枚差がついたみたいですけど、一方でマスタープランもなんつってもMVが素晴らしかったんですよね。
そのMV、楽曲とMVのインパクトによってビルボードの総合位置をちゃんと取るってことは成し遂げてるんですけど、それよりすごいなと思ったのが、今回実はその楽曲としての売上は倍になってるらしいんですよね。
7万枚CDの売上減ってるのになぜ上がるのっていうとグッズを売ったからって。
で、このグッズ販売をCDとセットでやるのが他のアーティストもうまくいくのかどうか正直わかんないですし、今回は問題提起とセットだからこそファンもそれに賛同してよりグッズの売上が伸びた可能性もあるんですけど、
でもやっぱりファンからしても、一応CDを買ってるんじゃなくてランダムトレカが欲しくて買ってるわけだから、実は当たるかどうかわからないCDでいらないトレカが大量に当たっちゃうよりは欲しいグッズ、自分の推しのグッズを買える方が正しいお金の使い方だし、
なんといってもね、今回アーティストの取り分は売増以上のかなりのリターンができてるっていうことだと思うんですよね。さすがに数字は塚原さんもおっしゃってなかったんですけど、
CDってレーベル間に入るのもあって、アーティストの取り分、事務所の取り分って実はかなり小さいらしいんですよね。
その現場印税が12%から16%と言われていて、書籍の印税が10%であることを考えたらそんなもんかなと思うんですけど、でも実は現場印税と現場の制作者分がほとんどなんで、アーティストの取り分って実は1%から3%ぐらいって言われていて、
ファンからしたらアーティストのために大量のCD買ってあげてるのに、実はほとんどレーベルと流通に売上が落ちてしまうっていう、素人からするとよくわからない構造になってるんですよね。
これが残念ながら日本では結構音楽事務所がストリーミングでも同じような取り分になってるケースがまだまだあるらしいんですけど、
実際にはストリーミングであったりグッズの場合には、こういう中間作種の比率がどんどん下がっていくので、かなり多分アーティストへのリターンを大きくできるはずなんですよね。
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これは当然BMSGとアーティストの契約の話なので、数字も使い勝手がなかなか言いにくいんだと思うんですけど、
当然売上倍だけども、それ以上ですよね。だから多分数倍とかになってるんだと思いますね。
アーティストに正しくファンのお金が届くっていう意味では、実はやっぱりランダムトレカじゃなくて素直にそのトレカ自体をグッズ化して、
グッズのバリエーションを増やして、そちらでちゃんと収益を上げた方がいいんじゃないか。その方が売上も上がるし利益も実は上がるよねっていう。
で、大きいのはやっぱそのグッズの販売は従来は多分ECで直販だけやっているアーティストが多かったと思うんですけど、
このランダムトレカの仕組みとは別にこのグッズの販売を販売店経営でも行うことによって、
スタイアさんとかタワーレコードさんの売上が減る分を補填できる可能性があるんですよね。
そうするとやっぱりそのランダムトレカ廃止を提案した時に、当然渋谷スタイアの方がやっぱり本音で言うと苦しいとおっしゃってましたけど、
敵に回りかねないところをちゃんとそのグッズ販売の仕組みを用意することによって、販売店も賛同してくれてるっていうのはなるほどこういうことかって思いました。
やっぱりその、なんかね、その白か黒じゃなくて、いかにグレーのいいところを見つけるかみたいなのをスタイアさんおっしゃってましたけど、正しいと思いますね。
これで注目されるのは、ここにみんながついてくるかと思うんですよね。みんなというか他の音楽事務所、レーベルがついてくるんですね。
現状CDの販売を重視しちゃうとなかなかついてこれないと思うんですけど、個人的に注目してるのはスタートエンターテインメント5とちょっと名前を挙げて記事に書いてみました。
まずスタートエンターテインメントは何と言っても、従来CDの売り上げを下げたくないから、いわゆるデジタル配信、ストリーミング、サブスクを解禁しなかった事務所だと言われてるんですよね。
その結果、世界的には全然知られてない状態になってしまった、損してると僕は思ってますけど、それに関しては今着実に順番にグループがデジタル配信、サブスク解禁を始めていて、
今回インプリがハフムーンのリリースのタイミングでサブスク解禁をした結果、2人が念願だったビルボードの総合の位置を取れるっていう成果も出してますんで、
こっちは多分間違いなく順番に解禁されていくと思うんですよね。そうするとやっぱCDからの重心がちょっとシフトしていくことにはなるとか、
そのスピード感次第で業界の変化のスピードも変わるんだろうなと思うんですけどね。
一方でちょっと気になるのは、いわゆるネガティブ拡散メディアが、ハフムーンの初動のCD販売が減少しているとか、そういうファンをイラッとさせる記事を書いて、
やっぱCD販売のほうが重要なように引き戻そうとするんで、ああいうメディアは本当に何とかしたいなと思ってるんですけど、
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その点々の動きを見ている限りはこっちはそんなに心配いらないかなと思ってます。
問題はハイブですね。ランダムトレカを流行させたのはK-POPだと言われていて、
もともとはトワイスの2ndアルバムか何かでしたかね、そのランダムトレカを組み合わせたことによって、
実はCDの売り上げを上げられるっていうのをK-POP、いわゆるAKBの出版とかを参考に開発したんだと思うんですけど、
それがやっぱりちょっと行き過ぎているのは間違いなくて、世界的に今CDの売り上げが上がってますからね。
K-POPがこっちに舵を切った結果、いかにCDの売り上げが世界的に増えているかって話なんですけど、
特にCDの売り上げが増えているのは多分日本と韓国だと言われていて、
やっぱり日本でそれによる大量廃棄問題が改めて問題になったんですよね。
AKBの握手会の時にも確か何か3中に大量に捨てたみたいなのが確か話題になった気がしますけど、
今回残念ながら5月頭、4月末にセブンティーンが出したアルバムが大量に200箱と、
どれかだけ抜き取られて捨てられているっていう渋谷のところに、
ダンボール10箱以上、放棄されて廃棄されているのが話題になっていて、
これは当然問題になると思うんですよね。
ニュージーズ問題、民非人問題でニュージーズではそういうことをやらないと民非人さんがハイブ側を非難したりもしていて、
結構泥沼の議論になったりもしますけど、
ちょうど今BTSのメンバーが平気から戻ってきてますけど、
セブンティーンとしてもBTSとしてもメンバーは社会貢献活動とかSDGsとかめちゃめちゃ関心がある人たちだとそもそも言われていて、
彼らからしたら自分の作品がこんなプラスチック廃棄問題の中核になりつつあるとか多分許せないと思うんで、
これは当然セブンティーンのメンバーもBTSのメンバーも多分ハイブに対して問題提起してるはずだし、
しなきゃおかしい流れになってんじゃないかなっていう、ちょっとわかんないですけどね。
韓国でも既に発言されているとかどうなのかわかんないですけど、
なんつってもやっぱりBTSとアーミーの影響力が大きいですから、
彼らがこのランダムトレカ問題に対してどうハイブ会社側、
もうちょっと多分ハイブは上場してるから多分利益重視でランダムトレカがなかなかやめにくい状態になってると思うんですけど、
当然アーティストが動けば変わるはずなので、当然ファンとアーティストが連帯して変われば変わらずなんです。
それが回ってくると当然日本においてもランダムトレカの塩梅の仕方っていうのは変わってくるはずなんで、
この2つのグループの動向はめちゃめちゃ重要だと思うんですね。
元々その音楽業が児童不可能にしないための提言ということで行われたのが、
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今回提言から体現やっていう動画のタイトルが入ってですね、
実際にリバーストマスタープランはこういうふうにやってこうできましたけど、
皆さんどうですかって実際の事例を作ったっていう意味でこれ本当に素晴らしいことだと思うんですね。
言うだけはある意味簡単なんですけど、
実際に自分たちの収益をちゃんと維持した状態でシフトしていかないと当然投資家であったり、
株主的な利益重視の圧力だったり、
アーティストへの還元金額みたいなものを維持した状態でやっていかないと、
なんかやってる人だけが損する状態になっちゃう、完全に間違ってますから。
スカイアスも動画の最後でこの理念に賛同してくれる人は積極的に声を上げてほしいとお願いされてますけど、
これはね、日本のファンの方々がやっぱり大きな声を上げることによって確実に変わる問題だと思うんで、
僕自身はCD買わないんで、人間なんであんまりこんな偉そうなことを言えないんですけど、
でも絶対ね、やっぱりこの、実はそのCDじゃなくてグッズの方がアーティストのためにもなるっていうのは、
これやっぱりファンの方にとって今まで実は結構知らない人が多いポイントだと思うので、
アーティストの未来を考えると実はこのスカイアスさんが示している道っていうのは全然BMCG側のポジショントークでもなんでもなくって、
業界のために間違いなくなると思うので、ぜひこの話題がしれっと流されて、
今のランダムトレガとプラスチックケースの観光がダラダラと日本で続かないように、
今年を大きな分岐点にしてほしいなとか思ったりする次第です。
はい、こちらのチャンネルでは基本的に明るい日本の絵のための話を紹介していきたいなと思っていますので、
他にもこんな面白い話してます方がおられましたら、ぜひコメントやDMで教えていただけると幸いです。
今日はありがとうございます。
14:11

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