YouTubeのAI利用開示義務ルール
はい、こんにちは、徳力です。今日はですね、生成AI、いわゆる画像生成AIとか動画生成AIとか、いろんな生成AIが出てきてるんですけど
YouTubeが生成AIを利用していたら開示しなさいっていうルールを新しく作りまして
その開示をしないと罰則対象になるっていうところまで踏み込んできたので、ちょっとご紹介したいと思います。
元ネタは、ITメディアでYouTube生成AI利用コンテンツに開示義務、違反すれば削除ながらの罰則対象。
これ多分日本法人はまだ発表してないですけど、アメリカ側のYouTubeの記事に出てるものですね。
いわゆるステマのPR表示とかと同じように、コンテンツに対してこれはAIを使って作ったものだっていうのを表示する機能を実装して
まだ実装されてないのかな、それをちゃんと表示しないとガイドライン違反になりますよっていう。
ガイドライン違反を繰り返すような人は当然動画が削除されるだけではなく、アカウントが削除される可能性もあります。
当たり前といえば当たり前だと思うんですけど、思ったより動きが早かったなっていう感じですよね。
これが何がきっかけになっているのか、あくまでアメリカ側の会社なんでわかんないんですけど、
日本では吉田首相のフェイク動画が日テレニュースのテロップを使ってやるっていうかなり悪質な動画の内容がひどかったですからね。
投稿した人はあまりに話題になったから慌てて日テレさん訴えないでくださいみたいな感じで動画消してましたけど、
本人のコメントが口だけ動かしてるだけだから、フェイクってわかると思ったみたいな言い訳をしてましたけど、
こういう言い訳をする人たちを封じる意味でもこういうガイドラインは有効になると思いますね。
結局わかると思ったとかネタですみたいな、こういう炎上した後に慌てて言い訳をするパターンでよくあるものですけれども、
やっぱりリテラシーが低い人っていうのはたくさんいますから、その人たちは平気で騙されるんですよね。
そういう人たちを守るっていう意味でもありますし、YouTubeとかプラットフォーム側からすると今後、
やっぱり性性愛の問題がプラットフォーム側に方向先が向くリスクって全然あるんですよね。
結局こういうフェイク動画を放置しているからフェイクが拡散するんじゃないかつって、
プラットフォーマー側が非難の対象になる可能性は全然あるんで、今はたぶんまだ性性愛側の方の問題となりがちですけど、
今回の岸田首相の動画も、もともとニコニコ動画に上がったやつがXに切り出されて、それがめちゃめちゃバズってはないんだったものみたいなんで、
YouTubeの規制は関係ないんですけど、たぶんすでにX側がやっぱりイスラエルとガザのやつでもフェイク動画の温床みたいになっていて、
生成AIのリスクと他プラットフォーム
それをどうするかみたいな結構社会問題になってますけど、そうするとやっぱり当然Xに対する批判も増えてきてるんですよね。
いわゆるマスクさんの運営方針になってから言論の自由というのがかなり強調されるようになった結果、
やっぱりスピーチとかフェイクが増えてるんじゃないかっていう疑念はあって、X側はそういうものはシャドー版的な露出を減らす方向で対応してるから、
全体のインプレッションが減ってるんだっていう説明をしてるんですけど、見た感じやっぱり、
従来であればアカウントがバンされたであろうアカウントがやっぱり残っちゃうと、そういう投稿はどうしても増えてっちゃうっていう傾向にはあるんじゃないかなみたいな。
なので今YouTubeとしてはこういうガイドラインを早めに入れておくことによって、YouTubeとしては開示義務を課してますと。
開示しなかったフェイク動画を投稿した人が悪いんですっていう言い方がやっぱりできるようになるのがやっぱりすごい重要なポイントですよね。
それによってフェイクとわかったらもう速攻動画も削除するし、なんならアカウントも削除するっていうことによってフェイク動画の投稿に対しては一定の睨みを利かせるって言うので、
社会的批判に対しても我々はこういう実装してますから、あくまでそれに対応してない投稿者が悪いですっていう言い方ができるようになるっていうことなのかなと思います。
ただまあ一方でやっぱりもうすでにそういう個性性愛系の動画ってYouTube上めっちゃ増えてきてると思うんですよね。
僕はこの間たまたま、なんか似たような、僕の記事のタイトルと似たようなタイトルの動画だなと思ったら思いっきり僕のヤフーニュースの記事をそのまんま読み上げボットに読み上げさせている動画っていうのを見つけてしまいまして、
そのチャンネルはもうそういうなんか世の中にある記事を読み上げまくっているやつで、
まあちょっともう著作権違反の連絡とかするのもめんどくさいから放置しましたけど、多分あの手のやつも多分もう山ほど生まれてくると思うんですよね。
今までは結局その、まあいわゆるGoogle検索のテキストの方がいわゆるトレンドブログ的なものが、まあいわゆるAIもそうですし、もう安いバイト雇って大量に記事を書かせて検索結果をそういうスパム記事で埋めてしまうっていう手法が増えた結果、
いわゆるGoogle検索結果っていうのはもうね、若い人たちからするとGoogle検索の結果は嘘が多いから、インスタとかTikTokの方が信じられるみたいな感じになってますけど、
実は今回の生成AIの進化によって、今度は逆にTikTokとかYouTubeとかの検索結果がフェイクまみれになるっていうリスクが実はすごいあるんですよね。
これがこのガイドラインとかでブロックできるのかどうかっていう、今後生成AIの動画のクオリティがどんどん上がっていく一方ですからね。
もう人間が見ても本物か本物じゃないか判断どんどんできなくなっていくと思うんで、Google検索と同じような結果にYouTubeがなるのかどうかちょっと心配だなと思いつつ、
まずはちょっとこのガイドラインがどう機能するのか、小フェイク動画みたいなのがちゃんと一定減らせるのかどうかを注目したいですね。
一方でYouTubeがこういう手を打ったことによって逆にXとかの方が、TikTokの方にこういう問題が映るリスクもあるんで、他のプラットフォームが手を打つかどうかも注目したいと思います。
今日はちょっと違いますけど、こちらのチャンネルでできるだけ明るい未来のエンタメの話題を取り上げていきたいなと思っていますので、
こんな話も知ってますよっていうのがありましたらぜひコメントやツイートで教えていただけると幸いです。
今日もありがとうございます。