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2025-05-17 08:47

日本のアーティストが海外で成功するために、データ分析は重要な模様 #946

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BABYMETALプロデューサーによると、やはり日本のアーティストが海外で成功するために、データ分析は重要な模様|徳力基彦(tokuriki)
https://note.com/tokuriki/n/n067129998ffc
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サマリー

ベビーメタルの成功の背後には、データ分析や海外展開の戦略があることが明らかになります。特に、YouTubeを活用したプロモーションやマーケティングが、アーティストの成長において重要な役割を果たしていることが強調されます。

ベビーメタルの成長戦略
はい、こんにちは、徳力です。今日はですね、ベビーメタル、今年4枚目のアルバムを出すので注目されているメタルのガールズグループですけれども、
ベビーメタルに関して非常に興味深い記事が日経クロストレンドさんに出てましたので、ご紹介したいと思います。
もともと日経エンタテインメントの記事ですね。ベビーメタルがワールドツアーに出て、10年超成功に導いた戦略と戦術ということで、
すごいね、やっぱりこれ、プロデューサーを務めるコロバーメタルさんにガッツリインタビューをされている記事なので、
今までなんとなくちょっと僕も聞いた話とか、ネット上のインタビュー記事をちょっと継ぎ剥ぎして理解していたところの深掘りを日経エンタさんがワールドツアーに聞いていただいているので、非常に腹打ちしたのでご紹介したいと思います。
この日経自体ちょっと会員限定記事なんで、24時間読めるリンクはシェアしたんですけど、ちょっと見れない方は申し訳ないので、ちょっと一部だけ紹介させていただく感じですね。
ベビーメタルが2010年でしょね、活動を開始して、今年がだから2015年、あれちょっと待てよ。
ちょっと間違ったこと言っちゃったんですよね。でもそうですね。海外公演ができるようになったのが、なんかのインタビュー、なんかの記事で2014年にリリースしたギミチョコが海外でブレイクした結果、そのベビーメタルは海外で認知されて、海外の活動が中止になったんだみたいな。
結構いろんな人がそういう感じで教えてくれたんで、そういうもんなんだなと思ったんですけど、実はその前があったんだっていうのは、ちょっと今回のインタビュー記事で非常によくわかった話ですね。詳しい方は多分そこも含めてご存知だったと思うんですけど、
ギミチョコがバズったから海外に行ったんじゃなくて、実はその前からその兆しはあったんだっていう話がインタビュー記事で出てくるんですよね。
最初にMVをYouTubeにアップしたのがドキドキモーニングという楽曲で、これがそのベビーメタルのYouTubeチャンネルの最初の動画になるかな。
でもこれをアップした段階で、実はこの動画の再生元が実はもう結構海外があるっていうのは、小浜田さんも実はわかってたっていうことみたいですね。
この時に、意外にこんなに海外で見られるんだっていうのは、これは海外可能性あるかもなっていうふうに、この時点で実は思ってたそうです。
なので2012年、この楽曲は2011年だったかな。2011年にリリースしたドキドキモーニングは海外からかなりアクセスやコメントがあったので、海外で行けるかもという感覚があったと。
なので、12年にシンガポールのアニメフェスティバルアジアっていうのがあるんで、それに出演させてもらったというのが最初の海外公演になるんですね。
で、大きいのはやっぱり2014年なんだけれども、この2014年も多分この前段があるんで、多分タイミングよく乗っかれてるんですよね。
ここはやっぱりすごい大事だった。僕は2014年にギミチョコがバズったから、その後海外にシフトしたんだと思い込んでたんですけど、ギミチョコのリリースの後、フェスまで結構時間短いんですよね。
だから多分可能性あるという前提で活動していて、ギミチョコもそれを意識して作っているから世界でちゃんとバズり、その結果海外のフェスのオファーがあったんで、
フェスに合わせてライブハウスとかホールなどで単独公演を挟んでいくっていうスタイルをこの時から確立したんだそうです。
マグロ漁船って呼ばれてるらしいですけど、フェス含めて僕のツアーに行くんで、行ったら2、3ヶ月は帰ってこないっていうスタイルをこの2014年から挑戦して、それが今でも続く
BABYMETALの海外ツアーのスタイルになっているそうです。
2011年のMVとかめちゃめちゃ幼いですからね。すごいですよね。これでもやっぱりこのMVをYouTubeに上げるって、これ多分相当早いですよね。MVをYouTubeにフルで上げるっていうのが。
これがやっぱりきっかけになってると、キャリーバーガーさんもそうでしたが、やっぱりYouTubeにMVをフルで上げるっていうこと自体が海外でも見てもらえるってことに繋がり、
それをちゃんとアクセス解析で分析しているからこそ海外の手応えがあるっていうのが分かって、その準備をしているからギミチョコでブレイクして海外のフェスに合わせてツアーを組むっていう。
ここで多分フェス単発になっていたりとかしたら、またちょっと話変わってたと思うんですよね。
ファンの方によるとこの前にメタリカとちょっと絡んだりとか、いろいろ他にもいろんな積み重ねがあっての、この2014年みたいですけども。
今回インタビューの中で、他のアーティストへのアドバイスって感じじゃないですか、何が重要かみたいなのを聞かれたときにフォアメタルさんの発言が興味深くて、
メタルっていうカテゴリーだったのは大きいっていうのとデータの分析が大事だっていう話だったんですけど、
本当に世界を目指すんだったらもう少し具体的にどういう人を届けたいのかということをしっかりと考えていくことが大事かなと思います。
英国や欧州に住んでいる方は欧米人なのか、または欧米に住むアジア系の人なのかっていう。
ここね、やっぱりこれマーケティングの基本だと思うんですけど、日本って結構ね、やっぱり海外行きたいってなると緩く海外とか、
なんとなくアメリカみたいになっちゃいがちですけど、実はそのYouTubeのアナリティクスとかをちゃんと分析すればどの国に人気が出始めているのかとか、
分かるんですよね。そうするともうちょっと、じゃあどういう音楽性の人にどういう楽曲が届いているのかっていうのは分かるはずで、
それによって、じゃあまずはここから攻めていこうとかっていうプランができるはずだっていう。
これはYOASOBIのプロデューサーのお二人にインタビューさせていただいた時にも、やっぱりPDCAをすごい丁寧に回されてたんですよね。
YouTubeの分析だけじゃなくて、ソニーグループの中で音楽の分析データを持っている会社もあるんで、
何でしたっけ、ちょっと名前忘れちゃいましたけど、そういうところのデータも見る。
やっぱりこの海外で成功しているグループのプロデューサーの方がちゃんとデータも見るっていうのは、
これから多分ね、日本の音楽レーブルなり、芸能事務所にはやっぱりこういうちゃんと、
プロデューサー自らやらないまでもデータ分析をする意識がある人がちゃんと横についてるっていうのは基本になる気がしますね。
グッズ売上の重要性
データ分析できて、アーティストと仕事をしたい人にとってはめちゃめちゃチャンスだと思います。
ちなみに、ちょっと全然別件ですけども、この記事の中でもう1個あった重要なデータとして、
グッズの売り上げっていうのが実は意外に重要だっていう話がありましたね。
ベビーメタルはやっぱりグッズの売り上げがすごいらしくて、それがやっぱりプロモーターに、
ベビーメタルはやっぱりグッズの売り上げがすごいなってなると、次のこれも呼ぼうみたいな。
やっぱりグッズの売り上げってね、プロモーターにとっても稼ぎになりますから、そういうのが意外に重要だっていう。
もうね、ちょっとコーチェラに行った時に、やっぱりXGのグッズ買った方がいいんじゃないかみたいなのは、
一緒にいた日本のXGファンの方と話してたんですけど、ちょっと行列に心が折れて、
あとちょっとね、自分の好きなグッズがなかったので買わなかったんです。
やっぱそっか、買わなきゃダメだったのかなみたいなのは思いましたけど、
ファンの皆さん、フェスにおけるアーティストのグッズの売り上げは大事だそうですので、
意識されるといいかなと思います。
はい、ということでこちらのチャンネルは、日本の円ための明るい夢を応援する。
空円ためのSNS活用や推し活動の進化を感じるニュースを紹介していきたいなと思っております。
他にもこんな話してますよって方がおられましたら、ぜひコメントやDMで教えていただけると幸いです。
では、おねがいします。
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