2023-02-23 49:30

#12 ニワトリと地震と私

(かりうむ)

収録では話しませんでしたが、震度は平成8年から計測震度計で出しているそうです。まぁ自動計算ですよね。

震度のいわゆるイメージはこちら

https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/shindo/index.html

実際の計算はこちらに載っています。ラジオでは説明できる内容ではありません

地震波の加速度を元に計算してますね。

https://www.data.jma.go.jp/eqev/data/kyoshin/kaisetsu/calc_sindo.html

(ちょ)

チャーンに会いたい。

【HP】 https://carnelian-jellyfish-c1b.notion.site/e23df6041eaa4bc1bca0e8c497374bf4

【Twitter】 https://twitter.com/tokuo_no_oto

【お便り募集中】 https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdx2LPAcGwBUFco-G3gMybxGIOdd9cnUzp-q8_-qYfM4kEFSg/viewform

【音楽】

追いかけっこキャッハー 今川彰人オーケストラ様

https://dova-s.jp/bgm/play6388.html

Primrose shimtone様

https://dova-s.jp/bgm/play17755.html

#科学系ポッドキャスト

#とくおと

00:02
理系とーくラボラジオ部、とくおのおと。
皆さん、こんにちは。理系とーくラボラジオ部、とくおのおと、通称とくおとの、シャープ12をお届けします。
パーソナリティは、ふるさと納税で頼んだ明太子が届くのが楽しみ、かずねです。
ふるさと納税はまだやったことないけど、やってみたいな。なんかよくCMで見てるからな。カリウムです。
確定申告しないとな。
このラジオは、オンラインコミュニティ、理系とーくラボに所属する研究員たちが、わくわくするような科学トピックや、科学を楽しんでいる人のお話をお届けする番組です。
前回はですね、カリウムさんもまじめまして、チャットGPTについてちょっと遊んでみようっていう回だったんですけれども、楽しかったですね。
面白かったです。
引き続きカリウムさんには、今回も参加してもらってまして、今回ですね、カリウムさんの深掘りをできればなと思っております。
深掘り。深掘られる。
前回のラジオの冒頭で、ニワトリの飼育管理をしてるみたいな話があったんですけど、どういうことになるんですか?
気になる。
ニワトリがね、皆さん想像してるニワトリってどんな色してます?
白ですね。
体の羽の色白で、戸坂が赤くて、ギザギザしてる上の部分が、実はそれだけじゃ全然なくて、そういうのは本の一部なんですよ。
あれは品種改良して作られてるやつで、いわゆる白色レグ本って言われてるやつなんですけども、あれはどっちかというと卵とるよに開発された品種。
なるほど。
で、皆さんがニワトリの肉として食べてるやつは、あれとは全然違います。
違うんだ。
皆さんが想像されてるニワトリの横幅を2、3倍増やしてください。
なんかごついニワトリになるんですか?
ブックブクのニワトリです。
ちなみに、お肉として出荷されるニワトリは、50日ぐらいしか生きてない。
50日で出荷されます。
それ以上年齢を増やすというか、生存日数を増やすと、体が重すぎて足が耐えられないらしいですよ。
そういう問題なんだ。
03:01
そういうニワトリもいるし、ネットで調べるとちょっとわかることはできるんですけども、あんまりお勧めしない。
うちはそういうのは買ってないです。
そういう白いニワトリ、白くて体の白いニワトリじゃなくて、もっとジドリって言われてるニワトリを買ってますね。
エジプトから連れてきたニワトリもいたりするし。
エジプトジドリ。
名前は別にあるんですけど、ダンダラビって言われてるニワトリとか。
ダンダラビ。
ネットで調べてもたぶんうちのところしか出てこないと思う。
言うとあたしの所属がバレちゃう。
別に恥ずかしいことは何もしてませんよ。
実験動物なんです。
実験動物といろんな種類のニワトリを飼い続けることによって、遺伝子をだんだん均一化させていく。
バッククロースみたいな感じで濡らしていくわけですね。
均一されていくと、実験生物としてあまり差のない実験個体ができるんで、それを実験動物として使うっていう。
それの準備をするような施設で働いてますね。
うちニワトリ20種類ぐらいいる。
いるんだ。
柄も結構バラバラ、たくさんありますね。
柄、ニワトリの羽の色。
トサカの形が平べったくて、上がギザギザにとんがっている以外のやつもあったりするんですね。
形が違うんだ。
例えば、くるみのような、くるみの中ですよ。食べるところ。
あんなくちゃっとしたような形をしているトサカを持っているやつとか。
あら、かわいい。見たことないな。
あとは、普通、想像されているニワトリってギザギザが、トサカの形が1枚で上がギザギザですけど、
二手に分かれている、V字に分かれているっていうのがあったりします。
へえ、そんなバリエーションある。
あとは、ニワトリといったら、口鉢の下のところにビラビラ垂れているやつありますね。
ゼリ肉みたいな。
ゼリ肉みたいな。
肉吸いとか肉だれとかって言い方をするんですけど、
あれがなくて、その代わり、羽がもしゃもしゃ生えている、ヒゲみたいに。
へえ、羽が生える。
そういうやつがあったり、見た目面白いですよ、すごく。
へえ、そんなに種類あるんですね。
知らなかったな。
実は、鳴き声もちょっとずつ違ったりしてて、
沖縄の地鳥で、チャーンっていう種類がいて、それをうちに買っているんです。
チャーン。
06:01
チャーンです。
ちょっとネットで調べてもらえば、出るかなと思うんですけど、
見た目も美しいし、鳴き声がすごく長い。
長いんだ。
想像するニワトリの鳴き声って、コケコッコーって言うじゃないですか、日本では。
チャーンっていうニワトリは、ケッケーっていう鳴き方をします。
なかなか特徴的で。
特徴的ですね。
でも、しょっちゅうは鳴かないんで、鳴いているときあるなって思ったりしますね。
でも、美声にうっとりって書いてますもんね。
ネットで調べてみると。
見られました。
そうですね、このチャーンはかっこいい。
見た目もすごいかっこよくて、白と黒の絵のコントラストがすごいかっこいい。
五石柄っていう白と黒の点々でできている柄もあるし、五色?五色って言われているのかな。
五色柄っていうのもあったり、ニワトリの羽の模様だけでも結構種類がいろいろあるんです。
へー。
赤雑蚱とか木雑蚱とか、ササですね。植物のササ。
はいはいはい。
鳥の羽って軸があって、その周りに左右に分かれた形してるんですけど、
その軸の部分と羽の脇の部分の色が違うことによって、ササの葉っぱに例えて赤いササの葉っぱのように見えるのが赤雑蚱。
なるほど。
で、黄色いササの葉っぱで見えるやつが木雑蚱っていうのはそういう名前もあったりしますね、羽の種類って。
めっちゃ種類あるんですね。
あるんです。
雑蚱とかの模様をすごい研究して荒廃してる個人の飼育家さんとかよくテレビで見たりするんですけど、
はいはい。
なんかニワトリもそういうこと知ってる方とかいらっしゃるかもしれないですね。
ニワトリの愛好っていう文化はありますよ。四国に多いですね。
へー。
四国の高知県なんかは結構ニワトリの愛好文化があるみたいで。
はいはい。
うちも四国で開発されたニワトリいます。プチコッコって言うんですけど、見た目は茶色い。
プチコッコ。コッコはニワトリのコッコですね、たぶん。
かわいい名前やな。
赤い、いわゆる赤玉っていう卵を産んでくれるんですけど。
なるほど。プチコッコ。
で、それの元になってるニワトリが外国から連れてきた明治時代に入ってきたニワトリがいるんですけど。
はいはい。
ロードアイランドレッドっていうニワトリがいて、それ結構体がでかいんです。
日本の自撮りって、茶帽とか想像してもらうとわかりやすいんですけど、結構小型なんで体格差が強いんです。
そうすると自然公開ができない。
なるほどね。
大きいのと小さいの一緒に入れてもユーセランとれないんで。
だからそのロードアイランドレッドを日本の自撮りの形のサイズに近づけようとして小型改良したやつがプチコッコって言われてて。
09:06
なるほど。
でも小型化すると肉も取りにくくなるし卵も小さくなるよねっていう話ではあって。
結局それ自体は養鶏にはあまり使われてなくてどっちかというとアイラン種になってますね。
ペットとして可愛く育てるっていう方の。
なんか猫カフェみたいな感じで。
カフェのプチコッコで画像検索すると鶏カフェなのかなこれ。
鶏カフェだとか出てきますね。
鶏好きな人にはたまらんでしょうけど、これ清潔を保つのが大変そうだなと思っちゃった。
確かに匂いとかね。
匂いとかね。
鶏はあんまり環境悪いと呼吸器系に来ちゃうんで割と掃除をちゃんとやってやらないといけないんで。
そうなんですね。
だから経営者の掃除も大変なんだよね。
なるほどね。
面白いね鶏の世界。
鶏の深掘りももっとしたいんですけども。
カリウムさんは地学に造形が深いっていう風に聞いてたんですけども。
造形が深いっていうか、義計出身ではあるんですけど、私は地学に興味を持つようになったのが小学校5年生、5、6年生ぐらいで、その頃何があったかっていうと、
伊豆大島に三原山っていう火山があって、それちょうど噴火したのがその頃なんですよ。
私は神奈川県出身で、ちょっと高いところからだったら見えたらしいんですよね、噴火の様子が。
すごいな。
そんな見えるところで噴火って怖いですね。
遠くからですけどね。
それとあとハレー彗星もその時期あったんだったかな。
なるほど。
で、極めつけはNHKスペシャルで、地球大気候っていう地学を特集したスペシャル番組を1年間やってたんですよ、確か。
1年も続けたんですか。
シリーズで、だから月1とかでやってたのかな、わかんない、ちょっと覚えてないんだけど。
そこでその当時の最新の地学の話を、CGがまだあんまり普及されてなかったと思うんで、結構手作りのモデルを出したりとかして、
例えばプレートテクトニクスの話とか、地球の表面がいくつかの岩盤が組み合わさって動いているっていう。
なるほど、太平洋プレートとかフィリピン海プレートが組み合わさっているよっていう。
そういう話も1970年か80年ぐらいから一応メジャーになってきた考え方でして、
12:04
それが私が小学校6年生ぐらいの時にNHKスペシャルで放送されて、それで地学にだいぶ目覚めちゃった感じですね。
なるほど、面白いなって感じだね。
最終的に大学受験考えるとき、やっぱり地学やりたいよねって言って、地学の勉強をいっぱいできるところってどこだって調べたら、国立大学にはだいたいあった。
私立はあんまり扱ってないんですよ。
最終的に国立大学に行きましたけど。
いいようなことがありました。
それからずっと地学には興味は持ってます。
理系とクラブに入ってから地学はやっぱりメジャーじゃないのは知ってるんで、理系の中でも。
もっと地学のことをいろいろみんなに知ってほしいなって、せっかく火山も地震もいっぱいある国だから、もっとみんな地学のことに興味持ってほしいなと思って。
いろいろ地学の本買い直しました。
一般的に売られてるやつ。
なんでもう一回学び直しをしながらワクワクしてます。
楽しんでる。
確かにな、僕も中学高校ぐらいで地学、地理ですよね。
勉強してたんですけど、やっぱり大学では学ばなかったっていうのもあって、なかなか知識とか抜けてて。
たまに僕ブラタモリ見るんですけど、NHKの。
地層の話とかめっちゃ出てくるんですよ。
そうですね、今日もやってましたけど。
やっぱり地学面白いなって改めて思うんで、やっぱりもうちょっと勉強してみたいなっていう気持ちはあります。
高校で地学の話とかもうちょっと取れたりするといいんですけどね。
なかなか普通の高校だと物理、化学、生物になっちゃうから。
地学の先生がそもそもあんましないし、受験に必要な科目でないっていうのが多分メジャーになっちゃってるみたいなんで。
だから地学の授業そもそも開校しない高校がほとんどじゃないのかな。
この間見たら地域性が割とあって、高いところは7割8割開校してるんだけど、やってないところは10%もないって。
そんなに差があるんですかね。
らしいですよ。
私の所属してた、通ってた高校は地学の先生いましたけど、理系に進むんだったら地学は自力でやってくださいって言われて。
将来的に地学やりたいんだけどって言われて、なんで地学勉強したいって言ったら、地学は教科書を大学受験が終わってから文系の子からもらってくださいって。
15:05
物理、化学は自力では勉強できませんって。授業でちゃんと習ってくださいって。
なんで私も物理、化学を選択しましたね。
地学の中にも物理と化学の知識が必要なんですよね。
なるほど。基礎的な部分は共通してるってことなんですね。
総合化学っていう風に見られてて、地震とか火山は物理ですね。物理が基本になってるんで。
私が大学で最終的に卒論と修論をやってたのは地球化学っていうやつで、それは岩石とか水の分析もそうだし、火山ガスとか、私が特にやってたのは地下水の中に入っているガスとか温泉水の中に入っているガスとか、そういうのを分析するのは化学です。
あと化石って言われてるあの古生物学はやっぱり生物の知識が必要ですね。
大体は地球なんだけど、やってる個々の実験だったりとか研究っていうのは化学とか物理学とか生物学の知識が必要ですね。
そういう意味の総合化学。
確かにね、言ってしまえば地球の化学ですからね。
確かに。
それは物理も化学も生物も必要だわなってなりますね。
地球の化学、地球の化学って何かね、地球の一部にも生物の知識が必要で、そういうのが生物の知識を求められるといった感じかなと。
生物も必要だわなーってなりますね 地球のことわりですからね
確かに アースサイエンスって英語でも言うんで
アースのサイエンス 素敵だな
はいあのというわけで地学のあれこれいろいろ聞いたんですけども やっぱり地学といえばね地震これ興味ありますね
であの今回カリムさん地震についてのお話を用意してくれてるみたいなんで ちょっとここからまた
かぼっていきたいとおもいます よろしくお願いします
えっとですね今回地学のお話しをっていうちょっとリクエストがあったんで 地学の中で皆さんが一番興味持てるのは地震じゃないのかなと思いまして
だってその10年ぐらい前に東北大震災 東日本大震災が
で30年前の阪神大震災 どっちかはみんな経験してるでしょっていうことで地震の話をちょっと持ってきました
地震ですねなんで起きるのかっていうところからちょっと 言ってみようかと思うんですけどさっきその地学に興味を持ったきっかけっていうのにNHKの番組の話をしましたけど
そこでプレートテクトニクスって言ったんですが 日本の南または東の方向に
18:03
プレートっていう地球を覆っている地殻の沈み込みをしている場所がありまして 日本列島ってずっとその太平洋側からその力を受け続けてるんですね
太平洋側のプレートが押してるんですか
そうそう押しててで日本列島が乗っている ユーラシラプレートっていう大陸プレートの下に沈み込んでどんどん入っていっているっていうふうに今考えられてるんですね
押されてるってことは常に圧力をかけ続けられているので その圧力をかけ続けられたやつはやっぱり痛いって言ったらあれですけど
このたまったエネルギーをどっかで発散したいっていう力がかかってきちゃって それが地震につながってるっていうふうに今考えられてます
私が地学の説明をするときってと考えられてますって言い方をするんですけど 他の科学ではあんまり言わないかもしれないんですが地学って結局中見れないんですよね実際には
ダイレクトに確認ができない
確かにね
現実上で見ることができないとか
なんで今まで取れてきたデータをもとにこの考え方が多分今のところ妥当な考え方だろうっていうのが前提でありまして
なんで説とか考えられてるって言い方を大体するんでちょっとそこのところは癖があると思いますけど
分野特有のね
プレートが圧力をかけられ続けているものを発散するのが地震っていう風になってまして
発散する方法が大体3パターン4パターンぐらいあって
そんなにあるんだ
沈み込んでいる境目のあたりっていうのは2枚のプレートが常に向き合って
片方は押されもう片方は押すってその下に潜り込んで押すって
その場所が海溝っていう海の溝
日本海溝とか
そうですね
海底の下の方に沈み込んでる溝があるんですけど
ここの部分の間で発生する地震が海溝型地震っていう
でそれが東日本大震災のパターンですね
大震災って言うんですけど
あれはその地震と地震によって起こった
例えば原発の地震とかもそうですけど
例えば高速道路の崩れとか山崩れとか
なんかそういうのも全部含めたのが大震災
一般的に言われてる
地震だけ言うと東北地方太平洋沖地震って言うらしいんですけど
ちょっと名前がなかったらしいんで
東日本大震災って言い方でちょっとさせていただきますけど
でそれが海溝型
一般的にはこのタイプの地震っていうのは
100年から200年ぐらいの周期で
割とこれは頻繁に起こる方の部類の地震ですね
21:02
なるほど
でそれ以外に地震のパターンとしては
断層型とか内陸型って言われてる地震がありまして
これはその沈み込んだところじゃなくって
大陸プレートに乗っかってる日本列島の中で
松の下で起こっている地震
でこれは阪神淡路大震災
地震で言うと兵庫県南部地震ですね
1995年の1月に起こってますけど
これがその断層型地震と言われてますね
なるほど
これもプレートの歪みによるものではあるんですけれども
発散の場所が違うのと周期がだいぶ違いますね
断層型ちょっと長いんですか
長いんですね
千年とか数万年の周期って言われてますね
結構長いですね
でこれ起こってるところが
滑断層って言われてる場所で
だいたい起こるって言われているんですけども
滑断層ってそもそも何かというと
地面って力がかかるとどこかで割れるんですね
なるほど
それで断層が発生する
地層がべきってまっすぐになってるんじゃなくて
食い違いが起こったりしてるところ
そういうのを断層って言うんですけど
そのうちのだいたい今から数十万年前かそれ以降に
繰り返し活動しているというふうに見られているもの
そして今後も同じようなとこ
同じ場所で活動する
また破壊活動が起こるんじゃないかと考えている場所が
滑断層って言われてるんですが
この阪神の方の地震ではこの断層型で
淡路島の中にその断層が見える場所がありますね
今そこ記念館で
元は畑とかにできたやつなんですけど
それそのままにしとくと雨風でなくなっちゃうんで
形を保存するために上から建屋作って
断層の形はそのまま保存されてますね
なるほど
これね僕見たことあるんですよ
行きましたか
行きましたよ
というのも僕生まれが1994年で
出身が神戸の方なんで
0歳の時に阪神淡路大震災被災してるんですよ
なるほど
とても身近ですね
ただ記憶には残ってないっていう
記憶には全くないんですけど
被災って言ってもうちの地区はそこまで壊滅的な被害がなくて
わりとすぐに大阪のおばあちゃんの家に出たので
そこまで一家でめちゃくちゃ大変でしたっていう感じではなかったんですけども
やっぱり地域の総合学習みたいなので
阪神淡路大震災のことはすごい勉強して
24:00
さっき言った淡路島の野島断層と言われてる断層も見に行きましたね
ボコって今でもなってるんですよね
なってますね
急に地面がそこだけ浮き上がってるような
あれ見るとすごく力がかかって発散されたんだなっていうのを感じますね
こんなん銃器では作れないっていう
めっちゃ初心者質問かもしれないんですけど
なんでこの大地に力が加わるんですか
プレートが沈み込んでいるそもそもの理由はということですかね
ハマってればいいのにね
動く必要ないじゃんおもちゃ
沈み込むってことは出てるところがあるっていうことなんですよ
そこも不思議で出てる部分の被害ってないのかなと思ったりもしましたね
基本的には海の中でできてるんであれ
プレートができた場所って
海の中にプレートができてる場所があるってわかったのは戦後の話でして
戦前にはわかってなかったんです
比較的新しい発見なんですよね
プレートテクトニクスはその絵が見つかって
現実的に考えられるようになった考え方ですね
海底の調査をすることができるようになったのが戦後で
調べてみたら中にプレートが生まれてる場所があった
中央海嶺とか言われてるんですけど
そこは海の中に割れ目があって
そこの割れ目の左右に生まれたばかりのプレートが広がって伸びていくっていう場所がある
そのプレート最初に伸びていくっていうの自体が何で起こってるのかっていうと
地球の中身がまだ固まってないからっていうのが正解でしょうね
マントルとか
マントルなり核なり
固まってないってことは熱が溜まってて
熱が残ってるってことは大流が熱の方向を回すための大流が起こってて
出るところがプレートが生まれるところ
冷え切って最後生まれたやつが沈んでいって
溶けてまた地球の奥深くに沈んでいくっていう
この繰り返しで熱が発散されてるんじゃないかっていう
そういう循環が起こってるわけなんですね
これが動力になるんだ
これだけでは説明しきれんだろうってところがあったりするんですけど
今のところそれがメインですね
地球パカって輪切りできないですからね
できたら楽なんやけどな
地球の中身が多分こんなもんだろうって分かったのは地震のおかげだったりするんですよね
27:02
地震が発生するとP波とかS波って聞けませんかねニュースで
なんか習いましたね
中学の地学でちょっと聞くかもしれないっていう
初期微動と主要動
って言うんですけど
PとSってそもそも何って話なんですよ
Pってプライマリー
Sはセカンダリー
初期のと第2波
最初に出るやつと第2波
これただ1波2波だけじゃなくて
波がそもそも種類が違うんですね
P波っていうのは破壊が起きたときに
周りに対して押す力
エネルギーが進む方向に押す力ですね
それがP波なんです
これ割とストレートなんで時速が速くて
だいたい時速5キロから7キロメートルで進むって言われてます
地盤の種類にもよりますけど
だいたい5から7キロ
S波っていうのはエネルギーが発散される方向に対して
歪む力なんで
ちょっと時間にロスがかかってて
スピードがちょっと遅めで
3キロから5キロ時速で言うと
って言われてます
1つの地震に対して2つの種類で
2つの速度で波が伝わるって
これを使うと地球の内部に
何があるかっていうのを調べることができるんです
ちなみにそれを使うことによって
地震がどこで発生したかっていうのも
計算できまして
P波とS波で時間差が発生するんで
1つの観測点に対して
P波が何時間分何秒
S波はそこから何秒後とかっていうのは分かるから
調べると震源地まで
観測点から震源地までの距離を計算することができます
震源の深さは何メートルでみたいなやつですよね
そうでも深さっていうのを調べるためには
観測点1つじゃダメなんですね
観測点が2つ3つあると
1つの観測点に対して
何キロメートル離れた場所に震源地があるっていうのが
例えばコーパスでくるって円を囲んだこの辺りに
正確に言うと円じゃなくて球ですね
地球の内部のことまで考えるんで
3次元で
はい3次元で
それを複数の点数でやると
重なったところは1箇所になるんで
震源の場所が分かる
そうすると深さが分かる
これによって震源の場所
北位何度東経何度深さ何度っていうのが
深さ何キロってのが分かるっていう
そうやって地震は観測されてますね
なるほど
そうやって聞くとやっぱり観測技術が
ちゃんと整った戦後以降じゃないと
やっぱり知ることがそもそもできなかった
30:02
っていうのはうなずけますね
そうですね
今はそれの微妙な差を使って
緊急地震速報なんかもやってますからね
確かに
緊急地震速報
P波だけを使って
P波をいち早く研修することによって
セカンダリーのデカい
S波のデカい揺れが何秒後に来るぞって
計算するっていう
あれが緊急地震速報なんで
なるほど
確かにあれも本当に有用されて
10年経たないぐらいですもんね
そうですね
相当最近ですよ
あれができるようになってから
地震に対して最初に地震が来るっていう
情報が出た後
何をすればいいのかって考え方が変わりましたね
確かに
倒れそうなものから離れるとか
まずしゃがめとか頭を守るっていう風に
地震が来た時最初にそれを行動しろって
言うようになりましたね
確かに
今僕サンフランシスコに住んでるんですけど
1回仕事中に緊急地震速報みたいなやつが来たことがあって
今から何秒後に揺れますっていうのが
アメリカでも普通に来るんだと思って
びっくりしましたね
あそこ地震出るんですよね
そうですね
西海岸なので地震多発しますし
大体100年ぐらい前にも大きい地震があった土地にいるんですけど
深度3だったんですけど僕がいたところは
これって国際的に導入されていることなんだと思って
それに伴ってみんなが
ちょっと机の下に隠れようかみたいになったんで
やっぱり世界的にすごく大事な技術なんだなっていうのを感じましたね
それがあるまではまず火を止めろとか
出口を確保しろとか
いうような話だったんですよね
では今は火を止めるよりもまず自分を大事に
命大事になってますね
そうですよね
はい
いうことになってますね
えっとですね
地震のことをちょっと今回改めて色々調べてみたら
なんとかの地震は人工地震じゃないのかっていう風なデマが
一旦に出やすいっていう
いうのがあって
でもちゃんと地震をちょっと分かってる人間にとっては
人工地震か自然の地震かっていうのは
簡単に判別がつくんですよ
そうなんですね
人工地震例えばどこの国で地下で核実験をするっていうことがあると
それでも揺れるんで地震波としては観測されるんですけど
自然の地震と何が違うかと言いますと
自然の地震ってエネルギーが発散して終了するので
33:05
押しの部分と引きの部分っていうのが出るんですよ
必ず地震には
なるほど
そういう位相の違いが出てくるわけですね
そうですね
その核実験なんかみたいに人工的に何かを爆発させて
振動させた場合は押ししか出ません
一方的にじゃあもう位相の変化があんまりなく
一方の方向にしか動かないんですね
それを簡単に見るのがP波なんですけど
地震が発生した場所に対していくつかの観測点のP波の観測をすると
最初に低く出るか最初に高く出るかっていう場所がはっきり出ます
普通の地震の場合は
それがしっかり出るところは普通の地震です
片方しか出ないどこの観測点行っても
最初にプラスの地震しか観測されない場合はこれ人工地震です
なるほど
それが多分一番簡単で
あと面白いのを調べてみたところだと
地震の波形を調べると分析風切れ変換とかだと思うんですけど
それで分析すると人工地震なんかでは
エネルギーがほぼ一定の場所で一瞬にバンって出るんで
短周期の成分が多いらしい
長周期の成分ってあんましない
自然の地震の場合はいろんな面がゆっくり
爆弾っていうのが爆薬を爆発させるのと違って
ゆっくり重なって大きな面で動くんで
波の成分を分析すると短周期も長周期も出るっていう
そういう風な見方もあったりしますね
そういう意味ではだいぶ波の動きとしては違いますね
あとですね深さですね
地震の深さ出ますね何キロって
出ますね
人工的に地震を作ってる場合も深さって出ると思うんですけど
多分そんな3キロ5キロ10キロ地下深くに穴掘らない
人工的にやろうと思ったら
それは物理的にまだその技術が発達してないんで
そうなんだ
今ロシアとかカタールとかで一番深く掘った記録が12キロらしいですね
それも想像つかないですけどね
あまり聞きませんけどねだいたいでも4、5キロぐらいですかね
人工的に掘るところで深いって言われてるのは
なんであんまし深い地震が出た場合は人工地震なわけがないんです
36:04
20キロとか30キロとかっていうような地震は絶対人工地震じゃない
まだ12キロなんや
なんかもっと深く掘れるもんなんかと思ってたら
それぐらいなんですね
そんなもんらしいですよ
確かに1メートル掘るのだって
普通に考えたらすごい大変そうなのに
めっちゃしんどいですもんね
人が頑張ってシャベルでワッショイワッショイしてて
実際には機械でグリグリやってるんですけどね
とはいえね土の運搬とかを考えると
そうですね
ものすごいことになる
そう思うと地震がいかに深いところで起こってるかっていうのが分かりますね
確かに
人間の手の届くところではないです
もちろん浅い地震もありますけど
多分浅い地震はさっき最初言ったプレートの地震
開口型の地震なんかの方が深いし
あともう一つ地震の発生パターンでスラブない地震っていうのがあって
これは沈み込んだプレートの中で起きる地震なんで
これもっと深いですね
なるほど
それに比べると断層型はそこまで深くないですね
だから都会
さっきの阪神なんかはもうそんなに深くなかったんじゃなかったかな
ちょっと数字がパッと出ないんだけど
っていうのはあったりしますけど
あとマグニチュードの話をしたいなと思ってまして
マグニチュードって何ですかという話ですけど
いつも出ますもんね
マグニチュードって地震が発生することによって
発散される地震のエネルギー単位
エネルギー自体はジュールっていう単位で
普通に物理的に使われてるジュールってありますよね
あれなんですけど
それを簡単に表すために計算式がありまして
それで出すのがマグニチュード
なるほど
エネルギーをEとした場合
ログtが10のE
イコール4.8プラス1.5m
このmがマグニチュードです
なるほどそういう式があって
そういう式があります
この計算に基づくと
マグニチュードが1増えると
エネルギーは約32倍です
32倍なんだ
マグニチュードが3から4に増える場合
そのエネルギーは32倍違う
もしマグニチュードが5になったら
32倍言えばいいですよね
マグニチュード9っていうのが
確か東北の方だったんだと思うんですけど
相当ないエネルギー
39:00
エグいですねそれ考えたら
観測史上最大なんか言われましたもんね
阪神大震災の方で震度の定義が
さらに上一つ増えたっていう話ありましたね
6強とかでしたっけ当時は
そう今は7ってことになってます
その当時7がなかったんですね
7というものが定義されてなかった
後で定義されたんですね
後で変更されたんだ
震度というのは実際その場所で
どのぐらい揺れたかっていうのを
目で見るとか
物理的にどういう状態になったかっていうのを
確認して出される数字
だからその実際見てみたら
いやこれは5じゃなかった6だったっていうことが
あったりしますね
今5とか6って普通に言わない
強とか弱って言い付けるんだよね
5弱5強とか
5強5弱言いますね
それってなんか数式がある
震度は数式というよりかは
そういう観測した
ただ速報では出ますよね震度いくつって
限りのスピードを表す数字も元になっている
震度自体は
だからマグニチュードは地震の震源地で
震源地から発生されるエネルギー
震度は観測地での指標
そうです
なるほどそういう違いがあるんですね
近いところそれはもちろん震源に近ければ
近いほど震度は上がりますけど
遠くても震度が高い場合があったりして
なんでかっていうと
観測した場所の地盤ですね
地盤が柔らかいところか固いところかで変わります
なるほど
昔池だったところ埋め立てたところは柔らかいとか
あとは平野よりは山中の方が違いますよね
平野はやっぱり緩いんでちょっと
強めに出やすいですね震度に関しては
そういう指標の違いがあるんだ
先ほど言ってた人口地震がどうか判別できる
マグニチュードの面で見ることもできて
例えばすごくでかい地震があったマグニチュード
7クラスこれ人口地震じゃないかなっていう話が
昔22年の話が記事に載ってましたね
全然今でも言ってる人は言ってる
言ってる人は言ってますね
言ってるんですけど
某国は日本から近いところで核実験やってるところ
あそこで核実験やってできる
42:01
想定されている地震の計算からいくと
マグニチュード5程度だと言われてます
もし突然観測されたマグニチュード7の地震って言ったら
これの何十倍何百倍というエネルギーが必要になるんで
核実験何回やってるのって話になっちゃうんで
人口的に作るのは無理じゃないっていう話になったりしますね
マグニチュード5でもそれぐらい大きいエネルギーなんですね
そう考えると地球の地震のエネルギーってめちゃくちゃすごいんですね
動かしてますからね色々でかいもの
確かに大地が揺れるほどのエネルギー
核以上のエネルギーですね確かに
そう思うとマグニチュード9.0がいかに大きいものだったか
お手積もないですね
あれ遠くだったからあれで済んでるんだって考えないといけませんね
直下で起きたとしたら
そういうこと沈没するんじゃないのって話になりますよ
日本沈没
映画でもありましたけどね
そういう意味で首都直下型とかも想定されてると思いますけど
なんかより恐ろしく
かつどれだけ自分たちが原災というか防災対策をできるかっていうのが
考えないといけないなっていうふうに思いますよね
高い建物がどんどんできるともちろん技術も発展してるんだろうけど
大丈夫なんかがあってつい考えちゃう
建築分野で面心技術とか精神技術とかよく聞きますけどね
どこまでいけるんでしょうね
本当にねそれはね
前の東北震災の時に新幹線の線路がずれちゃったって話でしたけど
確か若干脱線したんだけどもほとんど新幹線壊れたぐらいだけで済んだ
自治的被害は大きなくて済んでる
あれは東北だったからまだこの程度で済んでたのかな
これ東海道新幹線だったらどうなのよっていう
本数めっちゃ多いですからね
確かにな
5分に1本ぐらい走ってる世界だし車両数も長いし14両編成で
めっちゃ怖いですねそう考えたら
だから30年40年前東海地域に地震の予知ができるように
政府の方針で地震予知研究やってたんですけど
もうそれやめちゃいましたからね数年前に
そうなんですか
そうなんよ
アップデートされてないよ
地震予知の研究は国としては金は出せません
45:02
いいのかなそれで
予知したとしても多分対応しきれないっていうのが現実的
あと何日何時とか無理なんで基本的に
制度がそこまでは
出ないで
直前になっちゃいますもんね
多分直前なんでっていうのもあるし
止めれば何とかなるのかもしれないけど
例えばその止めて何も起こらなかった場合
突き上げもきついんじゃないのかなって
そういうのがあって地震予知っていうのはやめたんですね
個人っていうか大学で研究する分には全然どうぞなんでしょうけど
国としてはその代わり緊急地震速報をうまく活用して
緊急的に新幹線を安全に止めるっていう技術の方の開発
なるほど応用型のね
地震は止められないんで
それに対していかに安全にできるだけ壊れないように
被害を出さないようにする方向にやっていきましょうっていう風に
今なってますね
なるほど
やっぱり地球の壮大なエネルギーの前で
人類が何ができるかっていうのを問われてる分野になりますよね
私は修士の時に地震予知に関する研究やってたんで
研究としては面白いんですけどね
っていうのは個人的感想であります
分かってもどこまで実社会に生かしきれるかっていうのが
ちょっとそこなんですよ
都道分野でもそれは課題ではあると思うんですけど
なんかよりちょっと無力化を感じることもありそうな
できることを確実にやっていきましょうってことじゃないかなって思います
確かにできることありますもんね
なんか地震学者の人の言葉で
名前忘れちゃったんですけど
地震は防げないけど震災は防げるっていう言葉があって
なるほど
地震はもう発生しちゃうからこれはもうしょうがないけど
地震によって起こる災い系
災いとかはもう人の力で抑え込めることができるから
そっちを頑張っていこうみたいな言葉があって
なるほど
ちょうどテレビでこの前見たんですけど
まさにその通りだなと思って
地震自体はもう本当にある程度起こるものとして想定しつつ
それに対して何ができるかっていうのを解明
どんどん地球の地学とか解明していく中で知っていって
報道に移すっていうのがやっぱり大事ですよね
そうですね
さて理系トークラボラジオ部特王の音
48:07
特王とシャープ12はここまでです
クリームさんには前回と今回ご参加いただきましたが
いかがでしたか
前回は面白かったです
今回はだいぶ喋っちゃったけど大丈夫かなこれ
面白く聞かせていただきましたよ
どうもありがとうございました
面白かったです
日本地震大国って言われている割には
僕自身もそうなんですけど
あんまり地震についての知識とかあんまなくて
今回お話聞けてすごい興味を持ったんで
もっと知っていきたいなってシンプルに思いましたね
そりゃ良かったです
聞いていただいてる皆様にも地震について
今一度科学的に考えたり災害を防ぐという方向で
準備をするってことで何かアクション取ってもらえると
なんか嬉しいですよね
いいですね話した甲斐があります
というわけでカリウムさんありがとうございました
ありがとうございました
またぜひ遊びに来てください
この番組では皆様からのお便りを募集しています
Twitterの番組アカウントやGoogleフォームよりお寄せください
それではお聞きくださいありがとうございました
ここまでのお相手はリケートクラブラジオ部の
カリウムと
ちょっと
かずねでしたまたね
49:30

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