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理科っぽい視点で、身の回りのことを見てみませんか? そんない理科の時間B、第552回、そんない理科の時間B、お送りいたしますのは、よしやすです。
今日はですね、かおりさんが病欠で、結構粘ったんですが、結局収録間に合わずということで、私一人で短くお伝えしていこうと思っています。
いつもね、聞き手がいるので、何とかしゃべれているんですけども、一人しゃべりは、なかなかこう、不得意なところがあって、たどだどしいところもあるかもしれませんが、よろしくお願いします。
で、今日はね、もともとは語感、味覚とかね、四角、聴覚みたいな話をしていこうと思ったんですけれども、
一人しゃべりということで、ちょっと雑談っぽく、えっとね、国立科学博物館、マイナーだけど、おすすめ展示というのをしゃべっていこうと思っています。
この番組ではですね、オープンチャットというのを一応、解説していまして、LINEにあるオープンチャットというので、
そんな理科の時間のリスナーの方々が交流できるようなオープンチャットというのを作っています。
100人ぐらいの人が入っているのかな。
で、たまたまですね、そこに、この収録の何日か前に、国立科学博物館に行こうと思っています。
なんかおすすめの展示はありませんかという投稿があって、自分でね、科学の案内をしたこともあるんですが、
人気がないエリアというのがあって、それをちょっとね、いくつかおすすめしてみたいなと思って、今日はそれの話をしていこうと思っています。
科学は、入っていただくと古い建物の日本館というのと、地球館という新しい建物があります。
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日本館は、入ったところの建物で、大正時代かな、の建物で、真ん中にホールというか吹き抜けがあって、階段があってですね、そこの吹き抜けのところの北側と南側に一つずつお部屋があるというタイプ。
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地球館はやや近代的というかですね、真四角なビルディングで、フロアごとに展示があるという風になっています。
ちょっとね、フロアの構成は変わっていて、途中のフロアは企画展示室だけとか、途中のフロアは半分展示で半分食堂みたいになったりするんですけども、まあいろんなフロアがあって、それぞれに特徴があるんですよね。
白成ばっかりいるフロアとか、あとは恐竜の骨が恐竜メインなところのお部屋というのと、生物の進化の歴史の中で恐竜の骨もあるフロアとかっていうのもあります。
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結構ね、恐竜フロアは子供たちに人気だったりするんですけども、私がお勧めしたいのは、マイナーだけどいくつかお勧めしたいところがあって、一つが地球間2階、科学と技術の歩みというところだったりします。
入っていくとね、フロアの一番最初、エスカレーター側から入ると、最初観測ステーションっていうところとか、地球を探るサイエンスみたいなところがあって、その奥に科学と技術の歩みというエリアがあったりします。
で、入り口というか、その展示の入り口のところが、和時計の万年時計が展示してあるというのが入り口なところで、この辺はまだ人がいるんですけれども、その奥の奥、近代の工業の始まりみたいなところがとても人気がありません。
で、この辺の話をしていこうと思っています。
あとね、おすすめで、そうね、ここは面白いというところがいくつかあるんですけれども、他のところはだいたいそこそこ混んでるかな、そうなんですよね。
あと、空いてるところはね、地球間の地下3階。ここは物理とか宇宙とかその辺がたくさんあるんですけれども、奥の方まで行くと空いてます。
手前のところはそこそこ人がいるんですけど、地下3階の一番端っこの端っこなので、奥の方の奥の方はやや空いていて、ここもおすすめ展示があるので、ここの紹介もしていこうと思っています。
ということで、手っ取り早いんですが、この辺でオープニングを終わってですね、本編でいくつかの展示のおすすめをお話しして、今日は短めに終わろうと思っています。
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今日は上野にある国立科学博物館、個人的おすすめマイナー展示というのを少しお話をしていこうと思います。
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科学はね、入り口が日本館の方にあるので、日本館の展示はそこそこに混んでるんですよね。皆さんまだ元気があって。
地球間は建物が別なので、一辺外に出て地球間に入るというのをやって、1階とか、あと自分が興味があるフロアは結構行くんですけれども、その他のフロアを回るというのは結構皆さん力尽きてですね、行かないという方が多いと思っています。
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その中でもマイナーなところでおすすめしたいところをこれからちょっとお話をしていくんですけれども、一つ目が地球間2階、2階でもね、奥の方っていうところに科学と技術の歩みというエリアがあります。
このフロア、普通に入っていくと手前半分が、これ何て言ったらいいんだろうな、科学技術で地球を探るという少しワイワイする感じのエリアがあって、その奥側にちょっとだけ狭くなっている通路を通ると、万年時計があって、その奥に江戸時代の科学技術っていうエリアがあります。
江戸時代の科学技術のところを抜けた先、この辺まで来ると人がまばらになってきます。
目を引くのは宇宙開発の早草の原寸大とか、糸川の砂粒の顕微鏡があったり、ペンシルロケットがあったり、大隅の模型があったりとかっていうのがあるんで、そちら側に皆さん行くんですけれども、
私がお勧めしたいのは、近代化の始まりというところで、奥の奥ですね、展示されているものはですね、片方、私のお勧め1が近代化の始まりというところで、
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測り、天秤ばかりとモノ写真みたいなのが置いてあったりします。結構ね、地味です。ここで何が展示されているかというと、基準と精度の統一というのが展示されていて、
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いくつかね、展示されているものは、大きいのは天秤、ペリーの天秤という大きい天秤ばかりと、国内で作った天秤、そして江戸時代の尺とか、尺っていうのはあれね、大体30センチぐらいのモノ写真みたいなのが置いてあったりします。
で、日本尺元器とか、1トマスみたいなのが置いてあって、江戸時代、今、皆さんがインチを使ってモノを見るときに、靴のインチは他のやつと同じじゃないですよね、みたいな感じで、業界によって微妙に同じ呼び名でも長さが違うっていうのがありました。
で、そのときに、何々業界の尺、一尺っていうのが30センチぐらいなんですけどね、これに対して、強法尺、節中尺、またしろう尺みたいな、一尺が微妙に違うっていうやつとか、あと、御服用、服のための尺があったりして、この辺のね、それぞれの定規が置いてあります。
で、これがその後、1メートルに統一されるというのが明治になってから、というので、メートル元器はね、どこのフロアだっけな、このフロアじゃない、確か地下3階、地球間地下3階にメートル元器の複製?模型?みたいなのがありますけれども、
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ここではですね、昔、いろんな尺や、一貫目とかっていう重さとか、一吐っていう容量みたいなものの、マスとか重りとか、長さの元器ね、元になる貝の木、じゃなくて器か、の元器が置いてあったりして、
新しいことをして工業化を図るとか、学問を同じ記述にするという時には、この長さや重さや容積というのをしっかりと決めないと、なんだか分かんなくなっちゃうっていうのが、この辺りに集約されていて、
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明治6年に旧暦から新暦になった時に、その時の新暦の通達の文書とかが置いてあったり、その新暦を擁護するための、解暦弁っていう本、これはね、福沢諭吉さんが書いた本で、新暦っていいぜっていうのが書いてある本とかがあったりします。
確かね、この解暦弁明治6年の本は、うちの実家の蔵の中にあったような気がするんですよね。そんな感じで、新暦とは何ぞやというのと、どうしていいかみたいなことが書いてある書類とかがあります。
これがね、とってもとっても人気がないんですよ。解説がないと、ただ単に地味な展示物が置いてあって、みんな定規とかが置いてあっても楽しくないじゃないですか。
っていうので、すごくマイナーですが、明治の頃に西洋からいろいろやってくるっていうだけじゃなくて、国内でもいろんなものを長さ、時間、要石みたいなものを統一するっていうものの現物だったり、その模型が並んでるっていうのが興味深いなぁなんて思っています。
もう一個、これを見た背中側。名前で言うと、工作機械の導入というエリアがあります。ここもね、劇的に人気ないです。工場にあるなんか機械みたいなやつがドーンって置いてあるんですね。
確かね、ちょっと今調べると、旋盤っていうのと、縦削り盤っていうのと、工作機械のカタログっていうのが置いてあります。
最近ね、ポッドキャスト番組で、「ものづくりのラジオ」という支部長さんという方がやっているポッドキャスト番組をチラチラ聞いていたりするんですけど、このものづくりのラジオというのをやっている支部長さんという方は、工作機器メーカーのエンジニアなのかな。
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いろんな工業製品は、工作機器があってこそ作れると。皆さんがお家で使う、また車でもいいんですけど、そういうものを作るための機械だったり、そういうものを、例えば車の板金を作るための型を作るための機械みたいなものを作っているのが工作機械です。
だから、とってもとってもとっても正確な形にものを加工するとかができるんですね。
以前、山崎マザック博物館っていうのに、まさとさんと一緒に行ったっていうのを、ちょっと報告させてもらったことがあるかもしれませんけれども、どこだっけ、岐阜市?美濃鴨市?みたいなところにあるんですけど、
工作機械というのは、そこで作ったものを使って商品、製品の形を作るので、そこの精度が悪いと、いろんなものがうまくいかないっていうのがあるんですね。
じゃあ、工作機械はどうやって精度を出すかっていう話と、明治の頃に日本で工業製品を作るのにどうやれば工作機械が作れるかっていうのを試行錯誤したっていう歴史を感じつつ、この展示してある旋盤とか縦削り盤というのを見ていただくといいんじゃないかと思います。
ちなみにこの縦削り盤はオランダ製の機械です。実際にどこの工場で使用されたものです。旋盤はこちらはですね、日本の国産工作機器では最も古いものの一つということで、明治22年、池谷翔太郎さんと岸郎さんによって作られた旋盤です。
旋盤っていうのはね、材料をぐるぐる回して、ぐるぐる回したところに刃を当てて削っていくっていうタイプの筒状のものとかっていうのが作りやすい加工機なんですけれども、そういったものを作るというのがあって、旋盤の、明治時代の旋盤というのが多いだったりします。
興味がある方は是非ね、山崎マザックの博物館に行くと、歴史みたいなものや、近代的、今っぽいものまでたくさん並んでいるので、おすすめなんですけれども、この国立科学博物館の最も人気がないと思われる縦削り盤と旋盤のところ、是非行ってみてください。
この工作機器の、工作機械の精度が悪いと、ここから出てくるものは、それ以上の精度にはならないと。興味がある方はですね、ものづくりのラジオを聞いていただくと面白い回、こんなことばっかり話している回がいくつもあるので、聞いていただきたいんですけれども、
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こういった、ものづくりのための機械、のための機械、みたいなところっていうのから、いろんなものが出発しているという話、あとその後ろ側にさっき説明した、基本的な長さを決める、基本的な重さを決める、そういったものがあると、あっちで作ったものとこっちで作ったものが比べられたり組み合わせられたりするっていうのがあります。
皆さんがね、電気製品買ってきて、コンセントをプスって刺すと上手に刺さる。これね、壁についているジャックと電気製品についているプラグの寸法が合っているから、上手く刺さるわけで、全然違う工場で作っている。
もっと言うと、違う国で作っているかもしれないっていうので、この大きさにしましょうねって約束しているから、上手く合うんであって、昔、江戸時代だったらぴったり合うものは一緒に作って、合わせ込みをして磨いて、ぴったり合うように合わせて作るっていう風になるはずなんですけれども、こっちで作ったものとあっちで作ったものがガチャって合うっていうのは、やっぱり寸法をしっかり決める話と、
その寸法にちゃんと作るというのがとっても大事になってきます。当たり前のようにね、コンセントにはジャックが刺さるし、プラグが刺さるし、ヘッドホンジャックにもヘッドホンのプラグが刺さるし、もっと言うと、
ものを組み立てる時にあっちで作ったものとこっちで作ったものを、電気部品を基板にくっつけていくのでも大きさが違っていたら、全然上手くいかないはずじゃないですか。
そんな感じでね、ものを精度良く作るっていうのってどうすればいいんだろうって思いながら、ぜひこの辺の展示を見ていただきたいなと思っています。
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人気がないので絶対に空いていると思います。その後の商品になったもの、同じフロアに
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宇宙探索系、宇宙開発の機械とかね、
たぶん今は深海の探査ものとかもあるんじゃないかな。海洋系ね。以前はここにゼロセンが置いてあったんですけど、あとYS-11ってやつの模型が置いてあったんですけど、今深海探査になっています。
あとその奥にコンピューターみたいなものの原型になったやつが置いてあるんですけど、こういう商品はね、皆さん興味があるんですけれども、
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その元になっている工作機器だの、何とか元気みたいなやつにはみんな興味がなくて通り過ぎてしまうことが多いんですけれども、ぜひこんなものを見ていただきたいななんて思っています。
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で、もう一個おすすめなのが地球間の地下3階。ここはね、タイトルで言うと自然の仕組みを探るというフロアになっています。
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エスカレーターから入っていく通路で行くと、フロアの手前のところには日本の科学者ということでノーベル賞受賞者の方々が一覧にドーンってものとかね、写真とかが置いてあって、その奥に測るとか、
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電気と時期を測る、温度を測るっていうので、ちょっとね体験ができるようなテーブルがあって、そのまた奥にややマニアックなものが広がっています。
多分ね、ここも宇宙に関するもの、ものがあったり、きれいな星空が見えたりするものとかは人気ですけれども、人気がないもので私がおすすめなのは霧箱ですね。
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霧はフォグの霧ね。箱は箱。で、一番フロアの奥にある霧箱というのがありまして、これは何番になるんだろうな。
公式なページで行くと霧箱。遠くから見るとこれもとても地味でテーブルみたいなところが覗き窓になっていて、
黒い空間が見えて、そこに3センチから10センチぐらいの長さの白い線がピューって現れては消えるというのを延々見せているっていうのが霧箱です。
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素粒子を目で見える形に見せるっていう、とても画期的なものではあるんですけれども、とても地味です。
常設展でお尋ねの多い展示っていうパンフレットがあって、これはお尋ねの多い展示っていう中に確か霧箱があるんですよね。
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お尋ねの多い展示。地球館だとお尋ねの多い展示は日本狼、ジャイアントパンダ、動物の白星、万年時計、糸川の微粒子、
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ユーイングの素元記みたいな感じもあるんですけど、これにドゥーってあって、地下3階は元素周期表、月の石、霧箱というのがあって、霧箱はクラウドチャンバーですね。
宇宙船などの火電粒子の飛跡、飛んだ跡を観察できるというので、一番奥にあるっていうので、このお問い合わせの多い展示というふうにはなってるんですけれども、
ここもだいたい空いています。アルコールの蒸気が充満している箱を作っています。
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すごい冷やしてあるんですよね。マイナス十何度になってるんじゃないかな。もう少し低いかなっていうところにアルコールを蒸発させるとか、すごいたくさんアルコールを入れておくと機体の中がアルコールの蒸気でいっぱいになります。
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で、何かしらきっかけがあれば、もう飽和しているようなアルコールの蒸気なので霧になる、粒々になるアルコールの水滴っていうのかな。水じゃないけどね。水滴になるというのを、その現象を使ってエネルギーのある粒子がその中を横切ると、
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アルコールが飽和して、今にも水というか水滴になりたいアルコールたちがちっちゃいちっちゃい粒になって霧として見えるというのが置いてあります。
個人的にはね、結構見飽きないというかね、ずーっと見てられる感じです。なんていうのかな。粒子によって形が違ったりするというので、電気、電化を持っている粒子は地球の地磁気で少し曲がったりするとかいうのとか、重さとかね、そういうので軌跡が変わるので、それをぜひ見ていただきたいなと。
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思っています。 あとね、地下3階だと
人気が、あるのかなないのかな。
重力のところに展示物で、キャベンディッシュの実験装置っていうのは確かあるんですよ。
この重力のところもね、人気ないんだよね。 その横のね、望遠鏡とかのやつは人気がそこそこあるんですけど、
重力の展示のところにある
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キャベンディッシュのねじりばかりの実験装置っていうのがあって、これが不人気です。 あの子供がね、バーッて寄ってきて、ボタンを押すとなんかが始まると思ってペチッて押すんですけど、
1個の実験が終わるまで、じーっと5分ぐらい待たなきゃいけないっていうのがあって、 これがね、なんだかわからなくて
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不人気だと思うんですけど、このキャベンディッシュのねじりばかりっていうのは、 大きい、大きいって言ってもね、5センチぐらいの鉛の玉を
準備します。 実際にキャベンディッシュが使ったのは
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直径30センチの鉛の玉かな、と5センチの鉛の玉っていうのを使ったらしいんですけど、 科学にあるのはもうちょっと小っちゃいです。
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大きい方の玉っていうのが多分5センチぐらいの、多分鉛じゃないかな。 それに対して2センチぐらいの
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玉がついているものが釣ってあって、で、この 大きい玉と小っちゃい玉が引力で引き合う力っていうのがわかるっていう機械なんですよ。
でね、私たちは地球に引っ張られて重さを感じてるじゃないですか、普段なんですけど、 誰かね、人と人との間に引力が発生しているなんて感じてないですよね。
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でも万有引力ってぐらいだから、私とリンゴの間とかでも万有引力を働いているはずです。 なので
鉛のね、ボールぐらいだったら引きつける力が測定できるんじゃないかというので、 その実験装置は
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ねじりばかりと言って、まあ糸で釣ってあるんですね、小っちゃい玉が。 で、そこに大きい玉を近づけると引っ張られるよっていうのが
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実際に目の前で起こる。 つまり
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手の上に乗ってしまうような小っちゃいもの、そこそこ重いっちゃ重いんですけど、 そのものが万有引力によって他のものを引きつけているっていう、普段だったら感じられないぐらい
ちっちゃいちっちゃい力を目で見えるようにするっていう実験なんです。 で、キャベンディッシュさんはね、これを実験するのに他の重いものが近づいちゃいけないって
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いうので、家を建てたって言うと大げさですね。小屋を建てまして、人が近づかないぐらいな
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ところで、大きい玉と小さい玉をぶら下げて、そいつらが引き合う力を遠くから望遠鏡で観察するみたいなことをやっています。
あとね、ほんのちょっとずれてもどんな力があるかっていうのがわかんなくなっちゃうんで、なるべくね、風が通らないようにとか温度変化とか
そういうのがないように工夫して、重力の大きさ、この質量だったらこのくらいの力で引き合うに違いないという定数を初めて実験で出したと
いうことをやりました。キャベンディシタはね、地球の密度を求めたい、つまり地球の質量はどんなもんじゃというのを求めたくて、この実験を始めたようなんですけれども
私この実験装置好きなんですが、不人気でですね、足を止めている人が皆無で、一度ポチってやったらうまく動かなくて
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科学の人にうまく動きませんっていうのを報告したことがあるんですけど、多分動いても動かなくても
それがわかる人がいないんじゃないかぐらい人気がないし、地味な実験になっています。ぜひですね、このキャベンディシのねじりばかり
重力のコーナーかなっていうのを見ていただいて、ちっちゃい玉が大きい玉に引き付けられて
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そこでは望遠鏡で動きを見るんじゃなくて、レーザー光線をそのちっちゃい玉がつってあるものに鏡がついていて、それを反射させる
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反射した先のレーザーの点が動くのを確認するっていう、ちょっとね、まどろっこしいんですけれども、それを見ながら
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あ、これは空気が動いてるわけではなくて、大きい玉が近づいたから万有引力で引っ張られてるんだなというのを
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体感と言うと変ですね。実際に現物を見られるというのがキャベンディシのねじりばかり実験になっています。
これね、空いてておすすめです。誰も足を止めません。ちっちゃい子がボタンを押してよくわかんねーやっつって通り過ぎていくものです。
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ここにある実験装置、大きいのが3つ並んでいて、これ一番端っこ
3つ並んでいる右側にあるんですけど、真ん中のものが光の速さを測定するっていうタイプで、そのお隣が
仕事量、どのくらいの仕事がどのくらいの熱に変わるかというのを実験する装置で
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キャベンディシのねじりばかりの隣の光の速さが、えーとね、フィゾーの歯車という実験になっています。
もともとね、光の速さを測るっていうのってとっても光の速さは速いんで、測るのが大変だけどもそれを何とかして、ごまかすじゃないな
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速いスピードで行ったり来たりしているものを何とかして見分けようということで
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光を歯車の間に通して、パパパパパと光を通す通さない通す通さないっていうのを作ります。
そうすると片方から見ると点滅をしますよね。で今度はその点滅したのが見えるところから鏡を使って
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さっきの歯車に光を戻してあげます。そうすると行って帰った時間だけ遅れて光が戻ってくるんで
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その長さをある程度長くとって、なおかつ歯車の細かいところを早く回せば、行った光が帰ってくる時にたまたま光を遮るようになっていて
でやると、その明かりを見ているとある速さで帰ってきた光が見えなくなるタイミングというか見えなくなる
歯車の速度があるんじゃないかっていうのを考えて光の速さを実験で計測したというものの実験装置がそこにあります。
実際にねあの光を遠くまで送って反射させるのは実験装置的に博物館では大変なので遠くに行ったものを反射させる代わりに光ファイバーを
どのくらいだっけな、どのくらいの長さだっけな、1km分くらい引っ張ってそこを光が通ってくる遅れ時間を歯車で見てみるというのをやっています。
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これがね、歯車のスピードが変わると戻ってきた光が明るくなったり暗くなったりするんですけどこれがねわかりやすそうで実はわかりにくいっていうのがあって
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ここが暗くなるんだなって思いながら見るとなるほどって思うんですけれどもそれをね見つけられないとなかなか大変というのがあります。
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多分ですねフィゾーさんはレーザーとかがねまだ発明されてない時にこれを作ったんで
光源からね遠くまで光を送って戻ってくる時に発散しないようにするのにとっても苦労したんじゃないかと思います。
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ちなみに科学のウェブサイトによるとフィゾーは夜の屋外で8.633km連邦に鏡を置き
なので往復で17km分でぐるぐる回る歯車で1周720個歯車でその歯車を1秒間に12.6回の速さだから
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720×12ぐらいの歯が光を下げたり通したり下げたりというのを観測して
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反射光が最も暗くなるところを確認して光の長さを313,000kmというふうに求めたというのが実験としてあります。
今はねいろんなものがね技術が進んでレーザー光線が使えたり
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あとは光が出てから帰ってくるまでの遅れ時間を測るというのとかがいろいろできるようになっているんで
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こういったフィゾーさんの歯車を使ったものじゃなくてコンパクトな機械の中に光を送って戻ってくる時間を測って距離を測るような
測距機、距離を測る機械ねとかっていうのがすでに作られていたりするんですけれども
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それのそもそも光の速さってどのくらいというのを実験した機器がその横にあってもう1個横にこちらはですね
何だっけな
ワットじゃなくて
ジュール
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力から熱へのエネルギー変換というので重りを持ち上げてその重りが下に下がる力というかエネルギーで水をかき回すと水の温度が上がるというので
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これジュールさんの実験ですね
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これでエネルギーと熱の関係性っていうのがある程度定量化できたという実験です
これはね少し人気です
実験の時に重りをね上まで持ち上げるのに人力出るのでそのくるくるくるくる回すのを子供たちがやりたがります
でスタートさせると重りが下に落ちながら水をぐるぐるかき回して水の温度が上がるというのがあるんですけど
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これを見るのは浅い位置がいいですね
何人も実験していると水の温度がそこそこ上がった状態で周りにほっとくとじわじわ下がるという状態の中でもう1回水をかき回すっていうのをやるんで
上がったり下がったりするんですけど浅い位置はね水が止まっていて周りの温度と同じところから重りが下がる分だけのエネルギーが水に入って温度が上がるっていうのがわかりやすくなっています
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このフロアはねこのジュールさんの実験から重力の実験までのところがそこそこ空いているんですがとても興味深くて
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エネルギーだったり温度だったり光の速さだったり重力っていうとても基本的なところを測ったり体感できるというとても楽しいところなのでここをおすすめしておきます
ということでピンポイントでしたけれども 科学に行った時に空いていて私がおすすめな展示2カ所
両方ともこれは地球間ですけれども地球間の2階 科学と技術の歩み特に江戸時代を通り抜けた後の定規とか測りとかが置いてあるところと
旋盤とかが置いてあるところが一つ目 もう一個が地球間地下3階の自然の仕組みを探るというところの
エネルギーと光の速さと重力のエリアあと切り箱ですね ここが空いてるけどおすすめなところです
あとね空いてるといえば 地球間の中2階
科学技術の偉人たちっていうレリーフが置いてあるところ ここがほとんどというかだいたい空いていますお休みするのに寄ってみてください
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あの科学のね地球間は上りエスカレーターと下りエスカレーターがあって中2階 みたいなところでいっぺんこう
展示がほとんどないところを折り返すんですけども帰りの 上に上がって戻ってくる時の中2階っていう
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あまり皆さんが足を止めないところにある 科学技術の偉人たちというレリーフがあるところがだいたい空いています
という感じで 穴場のおすすめをしてきました
たぶんね次回は香里さんが復活して2人でお送りできると思うんですけれども なかなかご一人喋りは難しいですね
えーと今日はそんな感じで科学の穴場をご紹介してきました この番組では皆様からのメッセージをお待ちしております
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メールの宛先は理科アットマーク0438.jp rika アットマーク数字で0438.jpです
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またですね私たちの 損ないプロジェクトいうグループではこの番組のほかそんなことないっしょ
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損ない雑貨店などの番組も配信しております またですねラジオトークやスタンド fm などでもおしゃべりをしているので私はやってないんですけど
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そちらも行ってみてくださいよろしくお願いします あとそうですねオーディオブック.jp というサービスで
聞き放題にこの番組に乗っけていますそちらで聞いていただくと 私たちのところに
聞かれた時間に比例した報酬が入るようになっておりますのでこの番組を応援 したいという方はそっちも聞いていただけると嬉しいですし
聞き放題でねたくさんの本の朗読というかオーディオブックが読める 聞けるようになってますのでそちらも
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考えるとあまり高くないと思いますのでそちらも使ってみてください 宜しくお願いします
ということで この後有料版の方はおまけのコーナーがつきます
そんなエリカの時間 b 第552回お送りいたしましたのはよしやすでした それでは皆さん次回の配信でまたお会いしましょう
さようなら