北区の地域振興について
飛鳥山の窓から、TOKYO NORTH MOVEMENT。
東京都北区飛鳥山。暖炉のある小篠光宏さんの部屋には、未来を思う様々な人たちが遊びに来ます。
情熱とアイデアが交錯した素敵なおしゃべり。さあ、今夜はどんな話が飛び出すんでしょうか。
こんばんは、小篠光宏です。
株式会社格安グループ会長の佐藤順一さんをお迎えしての放送会。
いよいよ最後になりました。第5話ということでございます。
今週もどうぞよろしくお願いいたします。
よろしくお願いいたします。
さて、今、佐藤さんには東京商工会議所北支部の副会長に就任をしていただいてということなんですけれども、
そのお立場から現在の北区の地域の状況というか、地域振興についてお考えがあった気がします。
正直、私は今まであまりそういったお付き合いをしてきていないんですね。
それはどうしても、飲食店の商売をしているとトップセールスみたいなもので、
大体そこに全部自分が行くみたいな形だったんですけれども、
たまたま商工会議所の北支部の副会長にならせていただいたということを含めて、
この北区というものをもうちょっとしっかりと見なきゃいけないなという感じは今現在しています。
よくいろんな銀行さんとお話しすると、北区の視点から結構偉くなる人が多いんだよね。
そうです。
これはどうしてなんですかって一回聞いたことがあるんですね。
やはり偉くなる人は現場を踏むときにどこで現場を踏むかを考えさせられるらしいんですよ。
北区は一番事故が少ないんです。
だからすごく確実に安定した企業が多いということなんですよ。
これは実はあまり北区の方々はよく知らなくて、すごいことなんだよね。
もっと言えば、王子支店から東取まで行っちゃうような人もいたりとか、
それはやはりそういう北区がすごく安全、金融にとっての安全な地区であるということを聞いたことがあって、
なるほどなと思って、そうやってみるとやっぱり長寿の会社が結構ありますよね。
ですので、まずそこにきちっと着目をするべきなんじゃないかなというふうに思っていて、
もちろん大きい会社さんや小さい会社さんいろいろあると思うんですけども、
そういう意味で北区の企業さんに対する評価は高いんだということをまず感じ取る必要があるんじゃないかなと、
もちろん思っているんですよ。
なるほどね。
女性の活躍とサスティナビリティ
僕たちもあなたの先輩に育てていただいたというか、温かく見守っていただいて、今はあるんですけれども、
一言で言うと、気をてらわない企業が多いですよね。
そうですね。
なるほどね。やっぱりそういうのはお感じになるわけですね。
はい。
さらに最近は少し変化も見られていると思うんですが、その辺についてはいかがでしょう。
やはり世代交代がどうしても起こってくるので、昔の主役が今の主役じゃないということもあると思うんですよね。
Z世代とか言って、ちょっと我々の感覚とは違う方々が多くなっていると思うんですけれども、
でもやはり赤羽にしても柔情にしても文字にしてもいい町ですし、そこに結構な人が集まっていますので、
町としての魅力はかなりあるんじゃないかなというふうに私は思っているんですけど。
今、区長は山田区長、女性区長ですよね。
それから、実は区議会の議長も女性の方になって、
副議長も女性の方で、今二元代表制の両方とも女性なんですよ。
役所も女性の役人さんが多いとか、結構女性が生き生きと活躍している場所という切り口もあるんですよね。
酒の業界ってどうしても男性社会なので。
建設も一緒ですよ。
そうですね。
本当にそういう意味では女性の登用というのはすごく大きなテーマにはなっていますよね。
そうですか。
でもいわゆるサスティナビリティのこととか、会社の中でも今、女性社員さんがすごく先頭に立ってやっている方が多いですよね。
それは何か意識的にされているところがあるんですか。
結局、比率を考えなければならないじゃないですか。
上場企業ですからね。
やっぱりそうなった時に逆差別みたいなのが起こっちゃうんですよね。
同じような力だったら女性あげとこうみたいな話が。
これはあんまりよろしくないと思っていて、そこは機械均等にしながらも、
いろんな女性が活躍する場というものを提供していくというのはすごく重要なことなんじゃないかなと思います。
ですから、そういうある程度比率も考えながら人数も増やしていく中で、やっぱり当然のことながら優秀な人がしてきて、
その方が自然に会社の中でも力を発揮させていくという、それが一番大事なことなんですね。
そうですね。ですから、俳優の改修なんかもサスティナの女の子が考え出したことなので、
新たな戦力と経済の未来
いいものを持ってきたなという感じはありましたね。
すごく先ほどの双方向というか、配達もし改修もするという格安さならではのものと、
世の中のためにとってプラスになるということが綺麗に結びついたというか。
そうですね。ですから、まだそんなことがいろいろあるんじゃないかなというふうには常に思っています。
ですから、今回たまたま油の話だったんですけれども、
いろんなところで我々が協力できることっていうのはあるんじゃないかなというのはすごく思っています。
新しいこともそうですけれども、やっぱり今までずっとやっていることを堅実にやっていく中で、
その新しいこともできると。その部分については何か手を打たれているというか。
あのですね、やっぱりこの人の採用というところが一番大きなネックになるんですけれども、
先ほどちょっとお話しした小さな倉庫というのは、そこから出荷している飲食店さんも小さいんですね。
なので、出るお酒の量もそんなに多くないんですよ。
ですから、生だるなんかもちっちゃなものなんですけど、
これでやっていると実は女性が配達できるんですよ。
そうか。少ないから。
少ないから。軽いから。
女性ができるということはシニアもできるんです。
特にうちの場合、今力を入れているのは、アシスト付きの自転車のリアカタイプのものが出ています。
よく見かけますね。街でも。
あれはもう逆に免許がなくてもできるんですね。で、時給変わらないんですよ。
というのを考えると、その採用の間口がすごく広がったんですね。
やっぱりそこは、今までの元気で若い運転免許を持ったトラックの運転手さんという採用だけではもう全然追いつかないので、
そこが大きく変わってきたということは、会社にとってものすごく幅が広がったなという感じがします。
なるほど。そういうところをしっかりと、当然それまでの若いお兄ちゃんの運転手さんたちを管理していくという部分と、
同時にそういう新たな戦力に対するマネジメントということも必要になってくると。
さらに会長には、この秋に東京商工会議所の本部の常議員に離校していただくということで、
帰宅代表で出ていただくということで。
恐れ入ります。
頑張って我々も当選していただくべく。
帰宅で議員さんがいなかったというのが、ちょっと大変びっくりだったですよね。
そうなんですよ。前に常常企業の社長さんになってていただいたんですけど、しばらく間が空いてたんですけれども、
今回佐藤さんが出ていただけるということで、僕らもすごく。
ありがとうございます。頑張ります。
言ってみれば、本部での我々のプレゼンスも上がっていくということなんですが、
そういう、言ってみれば東京商工会議所って在会の一つなんですけども、そこのフィールドに出ていかれるとか、
先ほど渋野という話もありましたけれども、さらに本部のフィールドに出ていかれる中で、
佐藤さんとしての思いはございますか。
初めてなんで、まだ右も左も分からないのが本音のところなんですけれども、
ただやはり帰宅から議員さんがいなかったということになると、帰宅の意見をなかなか伝えにくかったりもするかもしれないので、
まずそういったところをきちっと伝えられるようになるということが大事でしょうし、
円卓経営の理念
当たって砕けろ的なところがありますので、やれることは何でもやってみようかなというふうには思っています。
そうですか。僕も、支部会長というのはどうでしょうね。3分の1ぐらいは本部の会議にも、
そうですね。
売席してということがあるので、雰囲気は分かっているんですけれども、
ぜひですね、佐藤会長の柔軟な発想と、それから同時に戦略的な考え方というのをですね、
いろんなカテゴリーに接されることがあると思うんですけれども、
そこで活かしていただいてですね、
まず浮かんなきゃダメですよ。
ということで、あまり呼びかけちゃいけないのかもしれませんけど、別に公職選挙法に触れる選挙ではありませんので、
ぜひお聞きの方で、当省の会員の方は心がけていただければというふうにお願いしたいと思いますが。
よろしくお願いいたします。
さて、時間もだいぶ迫ってまいったんですけれども、
ありきたりなんですけど、会長、ここまで経営者として年月積み重ねてこられて、
なんかこう、座右の銘というか、言葉って大事にされていることっていうのはございますか?
これはですね、いつもしゃべると皆さんになんだって言われるんですけど、
私、よく中華料理の円卓って言うんですよ。
中華料理の円卓を囲んで、8人ぐらいで食事しているとしますよね。
当然社長がいて、部長がいて、課長がいて、
当然社長のところから出されるわけですね、料理はね。
でもまあまあいいからいいから、お前らから取れよっていう形で、
まず部下から取っていっていただく。
だいたい一人前にして帰ってくると、だいたい2人分ぐらい残っているんですよ。
そうですね。
その2人分を仮に取ったとしても、誰も文句は言わないんですね。
ところが最初から2人分を取ると、うちの経営者はガメツイって話になるんですよ。
まずこの順番感っていうのがものすごく大事だと思っていて、
まず社員に取らせる。
最後残ったものは自分で取るっていう。
残ってないこともあるかもわからないですけれども、
でもそこをどの言葉がいいかなと思ったときに、
私、いつもその中華料理の円卓を思い出すんですね。
常にそこは心がけています。
ですから、まず自分の会社の利益ではなくて、
お客様の利便性であったりとか、
経営者の処遇ではなくて、社員の処遇であったりとか、
その順番がそっちが先になってきますね。
そうすると最終的に自分の身入りも大きくなってくるっていうのが、
たぶん世の中の常なんじゃないかなっていうふうに思っています。
まさにその円卓経営っていう。
地域と起業家への期待
そうですね。
なんか本ができそうな感じがしますけれども、
でもそれってたぶん会社もそうですし、地域もそうですし、
いわゆる円で考えるっていう発想はありそうでなかった。
そうかもしれないですね。
いわゆる地域のステークホルダーっていうのがいる中で、
これは今の最初に誰が取るかっていうこととはちょっと違うかもしれませんけれども、
円で考えて、ちょうど真ん中にある料理を取るのが回ってますよっていうのを考えると、
すごくわかりやすいというかイメージが出てくるなっていう気がしますね。
ですからもう茶友の命で円卓かよって話もあるんですけど。
いやいやいや、円卓経営、なんか一冊書きましょうよ。
すごく和やかなイメージだし、会長の人柄も出てるような感じがして、
僕はいい本になると思うな。
ぜひ我こそはと思うような方、出筆をお手伝いいただければというふうに思いますけれども。
よろしくお願いいたします。
最後に帰宅でのいろんなお話も伺いたいところなんですけれども、
だいぶお時間も迫ってまいりました。
帰宅で生まれて、帰宅で育ち、また会社を育てた佐藤さんとして、
これからの帰宅をどうしたらいいか、どうあってほしいか聞いていただけますか。
先ほどもお話しましたけれども、本当にいい会社さんがたくさんある区ですので、
これから起業する方々も本当にいい環境で起業していけるんじゃないかなというふうに思います。
そういった若い人たちも本当に頑張れるような、そういったいろんな施策のところでお役に立つことができれば、
今まで事業をやってきた甲斐があったのかなという気もいたしますので、ぜひよろしくお願いいたします。
心強い会員でございます。
ご会員にわたって格安の佐藤会長にお話を伺ってまいりました。
本当にありがとうございました。
どうもありがとうございました。
ますますご元気でお帰りください。
ありがとうございました。