1. 飛鳥山の窓から -TOKYO NORTH MOVEMENT-
  2. #3-5 ツーリズムとは戦争を起..
2024-02-29 15:29

#3-5 ツーリズムとは戦争を起こさない抑止力になり得る|ゲスト:田川博己さん

【今月のゲスト】

田川博己さん


【今週のテーマ】 

・まちづくりの手法としてのツーリズム

・「#シビックプライド」って何?

東京商工会議所北支部会⻑である越野充博が

王子飛鳥山の邸宅の談話室で、北区内外の多彩な起業家、経営者の方々をお招きます。

情熱とアイデアが交錯した素敵なおしゃべり。

グラスを傾けながら、北区の未来を語り合います。


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TOKYO NORTH MOVEMENT-飛鳥山の窓から
東京都北区飛鳥山。暖炉のある小篠光洋さんの部屋には、未来を思うさまざまな人たちが遊びに来ます。情熱とアイデアが交錯した素敵なおしゃべり。さあ、今夜はどんな話が飛び出すんでしょうか。
こんばんは、小篠光洋です。
2月のゲストとしてお迎えした、株式会社JTVの相談役、東京商工会議所副会長、田川博己さんに、大変楽しいお話を伺ってきたんですが、いよいよ今日は最終回ということになってしまいました。
今日もよろしくお願いいたします。
田川さんは、JTVの仕事としても、それからツーリズムそのもののあり方としても、町づくりの手法としてツーリズムを使っていくと、ツーリズムをやっていくと、こういうお話をされていますが、この話をちょっと聞かせていただけますでしょうか。
もともと旅って、僕ら社長になった時に、旅には力がありますって。文化とか交流とか経済とか健康とか教育とかって、旅によってですね、いろんなことを知ることができるんだけど、この力をうまく町づくりに使えないかというふうに思った時に、私の先輩の方が昔、異色獣旅って言ったんですね。
異色獣って言ったらもう生活の基本です。異色獣仲黒旅っていうことだったんですけど、私はちょっと進化させて、異色獣の下にですね、旅っていうのがあって、ツーリズム分の異色獣、だから旅によって異色獣は変えられるというのが、それが町づくりの基本にならないと、なかなか生活している人のレベルも変えられないかなと。
観光立国の基本に、住んでよし、訪れてよしの町づくりになってですね、住んでる人が良くないと訪れる人がいないわけだから、そういう意味でやっぱり住んでる町の人たちが、この町楽しいね、この町面白いねっていうようなことにならないといけないから、町づくりっていうのはその住んでる人たちのためにまず町をつくるっていうのが前提だけど、
どうも時々観光地をつくるっていう、なんだけど、観光地をつくるのではなくて生活地をつくる、そのことによって新しい観光の素材が生まれるというプロセスが大事なんだけど、おかげさまに日本には歴史的な町がたくさんあってですね、もともとそこに生活文化があって、生活文化っていうのは風習ですから、お祭りもあるし、お正月も含めていろんなこともあるし、なんかイベントもあるし、
そういうんだけど、時々日本の方は行くと、家には何もありませんってよく言うんだけど、そんなことないんですよね。もし何もなかったら多分そこから撤退していくんじゃないかなと思うんですけど、そこに住んでる集落があるってことは何かがあるから、安心感があるとか、住んでると楽しいから、四季折々があるからとか、そこのなんか作ったお餅は美味しいとかなんかそういうことがあって、お住まいになっている、そのことが素材として大事なんですね。
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やはりそうすると、やっぱり日本は歴史的に長い文化を持っているので、お寺があるとか、お坊さんがいるとか、仏像があるとか、そういうものにどうしても目が行くんだけど、それはプラスアルファなんで、基本がまず、それで町づくりをしないといけないっていうのが、その町づくりの原点。
そのプロセスが、やっぱりヨーロッパとかの中にはすごくたくさんいい事例があってですね、今でも世界遺産として町が残っているっていうのが、やっぱりヨーロッパだと思うんですね。
今、東京帰宅観光協会というのができまして、こちらのFMの主催をされている上北信用金庫の尾間理事長が会長を務められて、これ大変素晴らしい活動をされているんですけど、この前段になるところで帰宅観光振興プランというのを作ったことがあるんですよ。
その当時ですね、住まうように旅するっていう言葉が出てきてたんで、僕ら帰宅の観光を考えるときには、これは住まうように旅するんじゃなくて、旅するように住まえる町にしていこう、さっき田中さんが言われたような。
そうです。住んでいる方からするとそうなんですね。旅行者からすると、やっぱり住むように旅する。
そこがパラレルになるっていうね。
人生は旅、旅は人生ってどっちでも取れるように。そのぐらい人々の交流はすごく大事だっていうことだと思うんです。
そうですね。旅するように住まうような、そういう町を作っていく中でですね、やはり観光協会の知恵者がシビックプライドという言葉を持ち出して。
これは帰宅から学びました。
とんでもないですか。
でもシビックプライドはですね、ヨーロッパの事例とかロンドンの事例とかたくさん行かせていただいて、私なりに調べたんですけど、やっぱり単なる共同愛じゃなくてですね、
この共同を良くするための手法を考えるのが、そのシビックプライドの源流だなと。
ただ単なる俺愛してるよってだけではダメで、そのために自分が何をしたらいいか。
だから観光林国の住んでよし訪れてよしの住んでよしの部分は、住んでる人がね、自ら動いていい町よって言えるような環境にしていく。
そういうプロセスが多分シビックプライドなのではないかなと思って理解して。
だから共同愛っていうふうに言っちゃうとですね、いや私は愛してますよって、そういう単純な話ではないのかな。
つまりそこに住まうシビックプライドを持つ人、もしくは共同愛を持つ人がどう行動するかというところまで考えていく。
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365日のカレンダーに、今日何するってずっと書ききれるぐらいな、そういう。
それはやっぱりメモのお好きなお題の朝食。
そういうような感じのやっぱりプライドを持って仕事をしていくっていうのが大事なんで。
一番大事なのは推進する人がまさにシビックプライドを持っているかどうかっていうのが一番大事だと思うんですね。
そうかもしれないですね。
でも本当にこれは良いことを教えていただいて、なかなか町づくりに共同愛とか使ったんですよ。
観光は人間力だっていうのは私の言葉なんですけども。
人間力を出すために何か良いのがないのかなっていうときに、たまたま福海道で来てそのシビックプライドを聞いたんで。
これはね、もっと広めたらいいよと、そのとき思いましたけどね。
ありがとうございます。私たちも心強くバックアップしていただいているつもりで、我々もどんどん今疲れている。
もう異色獣、まさに異色獣ですよね。
続いてですね、ここでお伺いしたいのが、田中さんは東京商工会議所の、もちろん福海道でもあるんですけれども、観光ツリーズムの専門委員会の委員長ということで。
ここで最近は観光業こそが、観光ツリーズム業こそが、やっぱり日本の機関産業になっていくべきだということをよくおっしゃられているんですけども、ここもちょっとお話いただけますか。
なかなか機関産業って言うと、機関って何ですかってちょっと思うんですけども。
日本にはいろんな産業は、自動車産業とか、いろんな縦割りの行政があって、日本の行政も縦割りなんです。
ところがツリーズムって横軸業なんですね。
だから鉄道事業とか、バス事業とか、宿泊事業とか、縦割りの業種を統括するとかあるんですけども、横軸がなかったので観光庁ができた。
これはスポーツもですね、それから気象庁がつくところ、みんなそうなんですけども、みんな横軸なんですよ。
日本はどうしても縦大好きなんで、縦で議論で終わっちゃうので、横軸議論になると、いや俺それ知らないって。
みんな縦軸の人は、枝葉を触手を伸ばしてもらえれば繋がるんだけど、そういう感じが日本の今、ずっと戦後の行政の中にないんですね。
僕は明治維新の後の、明治時代の40年間、渋沢さんがいたときの方が、そういう人たくさんいたんじゃないかと。
今まさにそういう意味では令和維新じゃないけど、これからやるときにそういうのの横軸でつなげていく役割をツーリズムをやってあげましょう。
そうすればニューツーリズムって丸々ツーリズム、さっきのショッピングも、メディカルも、ヘルスも、エコツーリズムも、アドベンチャーも、ガストロミーとかいろんなツーリズムがあるんですけども、
そういうのをみんな農林水産省じゃ、何とか省が全部まとまらないとできないんで、そういう役割をするのが一番ツーリズムが必要なんで、それをもし政府が進めていくとなると、まさに機関産業界になっていくと。
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横軸の産業ってあんまりないんですよ。縦割りの産業はみんなあるんだけど、でもこれからデジタルトランスフォーメーションやグリーントランスフォーメーション、Xがたくさん増えてきてくると、みんな横軸ばっかりあるんですね。今の若者たちって横軸で全部動いてる。そういうたちにマッチするような産業にしていくことがすごく大事なのかなってちょっと思ってますね。
まさにですね、帰宅観光協会が設立された時の理念の一つにですね、やっぱりその横口を入れていく。観光って実はマーケティングの概念とすごくよく、企業におけるマーケティングの概念と似ていて、これはもう横軸そのものですよね。
ですからその帰宅観光協会っていうのは観光地があったりという場所では帰宅ありませんので、行政の仕事も含めて要するに横軸を入れていく組織になると。要するにその行政と公民連携していく1つのハブの中のですね、中心からめの1つになっていくというのが理念としてあってですね、それをまさに今大前会長それから杉山さんという事務局長が実践をしてくれてるんですけども、それは業としての通実感とも一致する部分がありますね。
一致する部分がありますね
ありますね
長田さん
我々地域に行って
昔金沢の開発を谷本知事と一緒にやったときも
安全安心を守るのが
やっぱりツーリズムの大きな基本すると
電柱の地中化みたいなことが先
で東茶屋街とか西茶屋街とか
県独園か年利坊とってあるときの
電柱をどんどん地中化すると
今回電柱地中化したおかげで
地震時に耐えられている部分があるんですけど
そういう安全安心も
やっぱりツーリズムの一つだし
建設業であろうが鉄道事業であろうが
すべての内容が
全部アミーバーのように
つながっている状態が
やっぱりツーリズム産業
というふうに言えているんだろうな
長田さんが今その手で街づくりしている
話も多分そういう話で
作っているんじゃないかと思うんですね
ですからそういう一翼を
ツーリズム産業にいる人間が果たす
何か旅行を作りませんかじゃなくて
街づくりすることによって
この街に人が来れば
自動的に旅行が生まれるので
生まれる土台を作るというのが
我々の仕事なのかなとは個人的にすごく思っていて
そういう人たちがたくさん育ってほしいな
というふうに思っているんです
まさにツーリズムを
業とされている側からすれば
そういうことでしょうし
我々街づくりでやっているものとしては
ツーリズムの考え方みたいなものを
しっかりと活かしながらやっていくことが
良い街をつくることにつながる
結局良い街ができるということは
住んでほしいということになるので
そういうところにはお客様が来ますよ
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何か面白そうなんだろうな
そうですよね
楽しそうなんだろうなと思って
ぜひそういう街に
我々もしていきたいと思うんですけれども
最後にこの5回
いろいろお話を伺ってまいりましたけれども
ということで
高畑さんにとって
旅って何なんでしょうか
ちょっとお話いただけますか
本にも書いてあるんですけれども
人生そのものなんですね
だから旅は人生 人生は旅
このことに勝る言葉が今ないと思っていて
今はまだ人生途中ですから
旅をしているというふうに思っているんです
そういう人生が送れれば楽しいな
というふうにちょっと思っています
そうですか
高畑さんがよく色紙に書くときに
野球とは人生そのものだ
と書かれるんですけれども
高畑さんももし色紙を頼まれれば
旅は人生そのものだと書かれるような
僕の座右の銘に
ドイツ人の哲学者が言った
過去に感謝を 現在に信頼を
未来に希望というのが
私の座右の銘で
高校の卒業の時に
高条先生が送ってくれた言葉なんですけれども
過去と現在と未来というのが
旅そのものじゃないですか
そういうものを大事にしながら
ちょっと送っているので
これからもやっぱり
過去も現在も未来も
大事にしたいなというふうに思っています
確かに旅の魅力って
その場所に行って
歴史を考えたりすれば
過去に飛んでいくこともできるし
もちろん現在
おいしいものを食べて楽しめるし
その未来を見つめることもできるというのが
ありますね
だから過去のものを
捨てちゃいけないんですね
捨てちゃった同時に
旅がなくなっちゃうみたいな
だから大事にすべきことは大事
だから国際のテロなんかで
世界遺産が壊されたりするのは
すごく悲しいんですね
そういうことがなくすのも
ツーリズム産業が発展すれば
なくなっていく可能性が高いなと
本当にツーリズムというのは
人流というお話がありましたけれども
戦争だとかパンデミックだとか
そういうものが起きると
すごく被害をこむる業種であると同時に
逆に戦争を起こさないための
抑止力にもつながるという気がするんです
そうなるとすごく
あれ飲み屋に行けないとかって
見える化できるじゃないですか
日常的になかなか見える化できないんで
テロとか戦争とか
それからパンデミックみたいなときに
やっぱり深く考えてみる必要があるかなと
この3年間深く考えたから
いよいよその考えたやつを
実践するときに来たんじゃないかなと
いうふうに思っているんですよ
ぜひ世界平和のためにも
田川さんにはますますお元気で
ご活躍いただきたいと思います
前5回大変ありがとうございました
ありがとうございました
15:29

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