1. 飛鳥山の窓から -TOKYO NORTH MOVEMENT-
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2024-06-20 14:59

#7-3 ゲスト:丸山慎二郎さん ROOM810が考える企業ブランディングとは? / 卵かけごはんにしか使えない専用調理器具を約3万本販売した秘訣

【今月のゲスト】

丸山慎二郎さん


【テーマ】 

・ROOM810が考える企業ブランディングとは?

・卵かけごはんにしか使えない専用調理器具を約3万本販売した秘訣



東京商工会議所北支部会⻑である越野充博が

王子飛鳥山の邸宅の談話室で、北区内外の多彩な起業家、経営者の方々をお招きます。

情熱とアイデアが交錯した素敵なおしゃべり。

グラスを傾けながら、北区の未来を語り合います。


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TOKYO NORTH MOVEMENT 飛鳥山の窓から
東京都北区飛鳥山。暖炉のある小篠光洋さんの部屋には、未来を思う様々な人たちが遊びに来ます。情熱とアイデアが交錯した素敵なおしゃべり。さあ、今夜はどんな話が飛び出すんでしょうか。
こんばんは、小篠光洋です。
今月のゲストは、ROOM810の代表取締役、丸山慎二郎さん。
2人でのお話も過境に入ってまいりまして、今日は3回目ということでございます。
中小企業のブランディングを得意とされるROOM810さんなんですけれども、
今日はまず、丸山さんが考えるブランディングということをお話しいただければと思います。
よろしくお願いします。
どうでしょう、ブランディング。
ブランディングっていうのが、僕たちデザイン会社から入って、デザインを知らないところからデザインっていうのを知ってきて、
デザインで人を喜んでもらうっていうことは知っていくんですけど、
一つ一つのパーツを作っていって、その人が出来上がるってことはないんですよ。
やっぱ髪型だけかっこよくさせたら、モテるのかっていうと、
もっとあれもこれもやっていかないといけないし、どんどんどんどん内側に入っていくっていう感覚、人で言うと。
その人が良くなっていって、さらにその人が完璧にかっこよくなったところで、誰も知らなかったらモテないんですよ。
このバランスがすごく重要で、良くなるというのと知ってもらうっていうこのバランスをちゃんと整えていくっていうものがすごい重要で、
企業にも商品にも言えることだと思う。
なるほどね。僕、丸山さんからバランスっていう言葉が聞けるって思った時に、
いや別にバランスないって言ったわけじゃないんだけど。
っていうのはね、バランスってある意味中途半端みたいに自分自身が感じちゃったりとか、
つまりさっきの髪型とか自分のファッションの例で言えば、
パーツパーツのもので見てかっこいいなと思っても、これ全部揃えられないからって諦めちゃうみたいなところってやっぱあるわけですよ。
そういうのってありますよね。それでさっきもおっしゃったように、誰も知らないっていうんじゃしょうがないよねっていうことでやっていくっていうね。
ブランディングについてすごく面白いお話があったっていう感じがしますね。
で、現実にお差し支えない範囲でこういう風にやりましたみたいな事例がありますか?
はい。同じ荒川区にある製造業で、トネ製作庁さんっていうのがあるんですけど。
どういうお仕事ですか?
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鉄の加工をしてる会社なんですよ。板金だとかレーザー加工とか切ったり曲げたりとかっていう。
で、例えば結構公共機関の信号機の中に入ってたり、キャッシュディスペンサーのフレームを作ってたりとか、
そういうもう人々は結構目にはしてるんだけど、誰がとかにあんまり興味がない。
作ってる、すごく産業を支えてる。
ある意味日本の中小企業の製造業の典型みたいな会社さんですね。
2台続いて、すごい地域でも貢献されてる企業さんなんですけど、
その社長さんがすごくアイデアマンの方で、すごく優しくて愛情深い方なんですよ。
繋がりの中で、僕がデザインとかをやってることを知ってたんで、
しんちゃんこういうものを作ってみたんだけどどうかなって言って、
それが卵を溶くために作った特殊の専用の機械だったんです、スプーンみたいな。
これって何が違うんですかっていうと、奥さんが卵掛けご飯が白身が苦手だと。
だけど卵掛けご飯を食べたいって言ってたんで、
なんとかこれを完璧に混ざる方法はないのか。
いろんなことをやったんだけど、
そうだ僕はレーザー加工とかで細かい部品を組み合わせたらできるんじゃないかって言って、
卵を切って作ったんです。
そしたらそれでやると、白身と黄身が完璧に混じり合うってわからなくなっちゃうんですよ。
で、これはもう別物のおいしさができるって言って、
これは面白いって言って、じゃあこれをプロデュースしていきましょうって言って、
ブランディングしていくんですけど、まず認知ではないんですよ。
で、一生懸命しらしを作って、
知ってもらう努力はしてるんですけど、すごく地道に知ってもらうっていうところだったんで、
それにPRをかけようって言って、そのエピソードとかを知ってるものをPRに出すにあたり、
後ろっかいに背景にプレスの人たちが撮りに行く、動画を作っとくとか、
もうそういうのを全部わーって準備してたんですよ。
で、その後に、
そうすると、プレスの人は簡単に上げられるものを、
その準備ができてるところから優先的に上げていくんで、
その仕組みを知ってる僕たちは、そこを撮りに行かせるようにしたら、
テレビに出るようになって、どんどんどんどん太りが増えるようになって、
一度テレビに出たら、ここにも出てくれってなってくるんで、
今度こっちやってみましょう、こっちやってみましょうって言って、
今は知る動きを、知らない動きを、
今度こっちやってみましょう、こっちやってみましょうって言って、
今は知る動きを、ここ3年間、4年間は、ずーっと続けてきた。
なるほど。で、結果としてどんな?
結果として、300本ぐらい1年間で売ってたんですよ。
いくらぐらいのものなんですか?
それが製造業で1本1本続くんで、4、5千円する。
卵を溶くだけのスプーン。
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なんですけど、今は3万本。生産が追いつかない。
年間3万本。
今は当然。
累計でね。
なので、今年間2万本近いですね。
へー、そうすると、もうなんでしょう、
LINEもある程度変えなきゃいけないみたいな。
そういうところも来てるとは思いますね。
で、そうなってくると、結局人のこととか教育のこととか、
今後人をこうやって増やしていかないといけない、
会社のビジョンってどこに行くんだとか、
そこのインナーブランディングもやってる。
そうですね。だからある意味では、
いや、もうこれ以上作ろうとかって思わないで、
限定にして今の設備とか今の人用の中でしっかりやっていくっていう選択肢もあるし、
それからそこにもっとこの卵を混ぜ、
木が伸びると思えばもっと投資するっていう選択肢もあるだろうし、
またこういうアイデアも含めて別のこともやっていくっていうこともあるだろうし、
そこに一つヒット商品が出ることによって経営の選択肢っていくつも出てくるわけですよね。
そうなんですよ。
なるほど。そうするとそこの部分までさらに踏み込んで、
一緒にこう相談しながらやってるの。
これもやっぱりジャマイカで30分好きだった。
もうずっと行くよみたいなところですかね。
かもしれないです。
今だんだん戦力が変えてきたくて、
やっぱ数があればあるほど、やっぱ価値は落ちるんで。
そうですよね。希少価値というか、
俺混ぜられるんだぜっていうちょっとね、そういうのはなくなるわけですよね。
誰もが使えるみたいな。
そう。なんで、車でいうと大衆車になっていっちゃうんで、
ランボルギーニを目指すのかっていうところは、
やっぱ数が少ないんで買えるのは高いっていうところに、
っていうところに少しずつシフトをしていくっていうのはやっていきたいなって。
なるほどね。
我々がちょっと難しげにあれとすると、
付加価値っていうものをどうやって維持しながらというか、
それを経営に対してやっていけるかということですよね。
なるほどね。かなりやっぱり踏み込んで、
もうそうなると本当にコンサルティングに近いようなお仕事になりますね。
そこまでの知識を持つべきなんだなとは思うんですけど、
やっぱりデザインと、デザイナーとの乖離はどんどん開いていくんですよ。
なんでそんなことをやってるんだかはもうすでに出てるんで、
そこの難しさは会社内でも、
デザイナーに最終的にそれをカタログだったり、
ホームページにアウトプットしてあれなんですけど、
そこのいる地点があんまり遠くまでいくと、
やっぱりデザイナーとしてはよくわからない。
最終的にそこに行くんでしょうけど、
今はもうちょっとデザインに寄りにいるというところですかね。
なるほどね。丸山さんの会社の在り方として、
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そこでまたキロとは言えないかもしれないけど、
いろいろ判断していかなきゃいけないという。
そういうところもあると思います。
時間帯に来ているということなんですかね。
でもやっぱり現場としてはね、
コンサルティングらしいコンサルティングじゃなくて、
やっぱりそういう現実な、
紙の媒体でも何の媒体でもいいんだけど、
そういうものとつながっている中でのコンサルティングというのは、
一番ニーズはあると思うんですよね。
今、MBAがどうたらこうたらでとかって言われても、
我々中小企業にとってはあんまりピンとこないじゃないですか。
だけど丸山さんのような現場をしっかり知ってて、
どういうふうに動いていくべきなのかっていうのは、
そこから逆算されて判断してもらえるというか、
アドバイスがもらえる方ってすごく求められていると思いますよね。
なるほど。
整えて、デザインを全部整えていくだけで、
多くの人ができるブランディングがあるんで、
なんでそれは同じ人が全部デザインしていって、
カタログもホームページも名刺も制服も全部同じ人がやったら、
同じ雰囲気必ず出る。
そうするとカラーが出てくるんで、
そういうのはみんなちゃんとやった方がいいですね。
なるほどね。
バラッバラにやる。
ついついね、値段でとかね、バラバラにしたくなりますよね。
ギリとかね、それもあったりね。
でもやっぱりどこかでトータルでやっていくと。
そうじゃなかったら、社長がかなり分かってて、
要するにそこを全部一気通貫させられるっていうことですよね。
なるほど。
非常にいいアドバイスをいただいたような気がします。
地域中小企業がそうやって成長していくっていうことが、
当然地域の活性化につながっていくというふうに思うんですけども、
地域の活性化とその地域企業のブランディングというのが、
どういうふうに一緒になっていくかな。
僕も今、それ勉強中なところではあって、
東京商工会議所さんとかに所属はしてたんですけど、
参加はしていないということで、
近年、積極的に参加をして勉強させてもらったんですけど、
そこの中で、最近感じていることは、
やっぱり横のパイプと、
互いの課題と課題解決の方法が、
ちゃんともうちょっと認識度合いが、
個々になりすぎないで、
ここの事例はこういうふうに、
先ほどのデザイナーとかはもっと前に出てあげないと、
使えるネタがいっぱいあるんで、
こうやればいいっていうのが、
各社の特技とか、
成功例をもっと知りたいっていうのが、
やるとより地域のあれが良くなって、
売り上げも良くなって、
働いている人の給料も良くなって、
結果として地域にお金が入っていく。
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より豊かな考えができるようになって、
地域はもっと良くなるっていう流れが生まれるんじゃないかな、
とは思っています。
なので、経営者はすごく重要な役割を持っていると思います。
そうですよね。
僕たちも地域のことをやりながら、
まったく今、丸山さんがおっしゃられることを感じて、
それを何とか地域の中で、
押し出していきたいというふうに思っているんですけれども、
その時にやっぱりネックになるのって、
当然地域のことって役所が関わるじゃないですか。
役所って縦割りなんで、
例えば工業とかものづくりのことをやるのは、
産業振興課がやるんだけど、
今までの例からすると、
あまり飲食を取り上げていったりするのは得意じゃないよとか、
地域の資源というものを横串を刺して、
アピールしていくみたいなことがなかなか、
役所って普通だと思うんですけど、
役所って不得意なんですよね。
その時にやっぱり、
商工会社なんかがそういう存在であるべきなんだろうと思うけれども、
やっぱり商工会社といってもそれは箱ですから、
その時にやっぱり丸山さんのような、
専門的な知見を有している人たちが、
そういうふうに動いてくれると、
それぞれの専門分野で頑張っている地域企業というものを、
光らせることができていくんだろうなというふうに思うんですね。
ぜひ、丸山さんのお仕事に期待したいなと思っているんですけど。
はい。頑張ります。
やっぱりブランディングとか、
マーケティングとかって、
お前理事長もよくおっしゃるんですけど、
どれだけ手数を打っていけるかっていうことだって言われるんですよね。
それを愛用するに、ちょっと言い換えると、
大ヒットでバーンと変えられるとかってあんまりなくて、
スマッシュヒットの積み重ねみたいな、
それが集合体になったときに大きなものになる、束になるみたいな、
そういうところがあるんで、
だから、まさにそのスマッシュヒットは各企業がみんな持っていると、
それをどうやって束にするかっていうのが、
やっぱり地域ブランディング大事だなと。
いや、ほんとそうですね。
ぜひね、そこに力を尽くしていただければと思います。
次週最後になりますけれども、
荒川区のものづくりブランディングのこととか、
それから何よりも渋沢君視点のこと、
お話を伺いたいと思いますので、
よろしくお願いいたします。
ありがとうございます。
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