[訂正とお詫び]🙇
地方交付税の不交付団体は2023年度は77自治体
Summary fm ⏰ タイムスタンプ
一般財源と特定財源
地方交付税
国庫支出金と地方債
地方債と財政
財政苦しさと予算立てづらさ
箱物行政と維持費の問題
日本にある自治体の仕組みや歴史、学校では教えてくれないニッチな地方自治法に定められている自治体(地方公共団体)の定義、仕組みやそれぞれの市町村の歴史や特徴を学びながら発信していく番組です。
パーソナリティ
たか (TaaaKaaa) X https://twitter.com/taaakaaa_forest
まい (Mai)
Hash Tag: #シンクローカルラボ
※勉強しながら発信しており、情報は意図せず誤っている場合があります。誤りがあれば指摘いただければ幸いです。
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サマリー
都道府県民税と市町村民税は地方自治体の自主財源であり、地方交付税は国からの補助金です。しかし、ほとんどの自治体は自主財源の中でも4割しか税金を集められておらず、財政力が弱くなっています。そのため、国からの補助金が重要となっています。多くの自治体が税金を集められていない状況がある中、個々の自治体が自ら新しいサービスや商品を作って収益を増やす必要性が高まっています。
00:02
ゼロから地域を学ぶ Think Local Lab 仮
こんにちは、パーソナリティを務めます地方移住予定者のTaaKaaです。そして、
妻のMaiです。
この番組は、都会に疲れ田舎が恋しくなり、ついに脱サロを決意した夫と、
都会に使われてはいるものの、フルリモートで都会の仕事をこなしている妻が、
学校では教えてくれない地方自治体・ローカル知識について、ゼロから学んでいく番組です。
はい。
ちょっと、縦続きに4回まで撮ったんで、ちょっとお疲れをしておりました。
たかだけだよ。私が聞いてるだけだから。
すごい難しかったんですよね。
そうだよ。ちょっと前回はね、難しすぎて途中で、おーおーってなってね。
ちょっとね、4回目もちょっと地方財政なんで、ちょっと難しいんだけど、
この後はちょっと楽なものをやろうと思っているので。
じゃあ、気を取り直して地方財政について語っていきます。
地方自治体の自主財源
地方財政っていうのが、また内訳あるんですよ。財源。
自分たちの、例えば図書館とか、公共の病院とか公園とかあるじゃないですか。
で、ああいうものを整備するのにやっぱり財源必要だし、
県道とか市道とか道路もバキバキになったまま放置されてるとことかもあるから、
そういうのをちゃんと取れるようにしようっていうので使う税金がありますと。
2つまた区分があって、一般財源と特定財源っていうのがあります。
で、一般財源の中には地方税っていうものと地方交付税っていうものがあるんですよ。
一般の中にも2つあるんだ。
2つある。で、その地方税っていうのがどんなものかっていうと、
自分たちの地域で集める税金。だから自主的に集められる税金なんですよね。
で、この自主財源っていうものの柱になるのが都道府県民税と市町村民税っていう2本柱。
で、これが給与とかに入ってくる住民税っていうものになってきます。
県税と市税抜かれてるね。
それかな。
あとは会社の利益とかっていうものが確か国だと法人税とか取られるというか、
それ聴取されるけど、地方だと事業税っていうのがあるらしくて、これも地方税で。
あと不動産とかを取得すると、そこに不動産取得税っていうのがまたかかってくる。
これも地方税になって。
これであともう1個驚いたのが、固定資産税って国税だと思ってたんだけど、これ地方税らしくて。
そこちょっと面白いなと思った。
じゃあお家とか買ったりしたら。
そう、固定資産税は国に払うんじゃなくて地方に払う。
自治体に払うってことね。
これは知らんかった。
で、あとは自動車税もまあそうかって感じだったんだけど、
あとタバコ税とかゴルフ場の利用税っていうのも地方税らしくて。
ゴルフやんないから知らんけど。
知らんないけどそんな税金あんだと思ったんだけど。
っていうものがあって、その地方税は自分たちで集めるんだけど、
言うと100%の中の4割。
4割は自分らで集める。
自治体が自分たちで集める4割はそういう税金系で賄っているってことね。
徴収している。
もう1個その一般財源の中にあった地方交付税ってやつ。
っていうのは国から国の国税から一部を配分されるんですよ。
予算的な感じでもらえるってこと?
そうそう。
自分たち4割集めて、残りのその中の2割をもらえると国から。
プラス2割。
そうね。
だから6割。
一般財源が6割かな。
合計で。
で、これが財政力が弱い自治体っていうのがまあいっぱいあるわけですよ。
で、それを補助するために国から集めた国税を地方交付税っていうものに変えて渡していると。
地方交付税の役割
で、これが使い道が自由で。
地方公共団体の出場というか何に必要なのかっていうのを応じて使ってもらうっていうための税金。
で、これが2割ですと。
で、この地方交付税ってほとんどの県とかもらってて、ただ一つだけ、一つの地方公共団体だけもらってないところがあるんです。
東京。
そうなんですか。
で、東京はやっぱり人がいっぱい多くて、いろんな企業があるから、地方税のみ、他の自治体だと4割しか自分たちで集められてないものを集めることができるから、東京都が唯一地方交付税をもらってない。
だから他の自治体だと集められないけど、東京都だけ60%ちゃんと集めちゃうってことね。
そうね。自分たちでちゃんと叶えてるって感じかな。どうなんだろ。6割じゃないかもな。全部かな。どうなんだろう。
もう一つ、一般財源に地方税と地方交付税がありました。で、もう一つ、一般財源と別の特定財源ってやつがあるんですけれど、国庫支出金っていうものと地方債っていうものがあって。
債ってどういう字?
債務の債、債権の債。人便に責任の。この国庫支出金っていうのは地方交付税と同じように国からもらえるんだけど、ちょっと違いがあって、使い方が制限されてる。
で、これが書き方として促進されるべき事業への補助金ってなってて、大体が公共事業、道路作ったりとか、あとは社会保障かな、年金とか、あと義務教育で学校作んなきゃいけないとかっていうものに限定されてて、
で、そういうのでメリットというか、ちょっと使い方が違う。で、これが何か問題になってるっぽいところが、交付額が不十分だったりとか、技術上それ必要ないんじゃないとかって言うと、これ多く渡されたりとか、ちょっとこれだと少ないですって言われるようなものがあって、
難しいよね、そこは。
結局配分して渡されはするんだけど、あるところでは足りないし、あるところでは多くもらいすぎちゃってるみたいな、っていうところがあるらしい。
ちゃんと言ってきてくれんだね。多いですって。
そういうこと気づいちゃったみたいな感じね。
そう、言うと多分予算、補助金とかって減らされると、もらう方からしたらメリットがないから、多分言わないっていうのが問題になってんじゃないかなと。
そうね。
なんか難しいところだけど。
で、もう一個、個々支出金と別の地方債っていうのがあって、これが何かって言ったら、地方公共団体、自治体が借り入れをするとかね、言うと借金かな。
借金をした、財政が厳しいから許可を取って借金をする。
で、言うと国債と一緒かな。地方債を発行して、それを買ってもらう住民だったりとかに買ってもらって、それで財政回してるっていう感じかな。
自主財源の不足と補助金の重要性
これ調べてみて、ちょっと驚いたのが、自分たちで10割、叶えてないんですよ。4割。
大体の東京都を除く自治体は、自分たちが使う10割のうち4割しか集められてないっていうのが結構、調べて初めて知ったんだけどショックだった。
そうなんだと思って。常に赤字状態。っていうのを知って、何とも言えない気分になった。
だってその中からさ、あれでしょ?職員の皆さんのお給金だったりとかさ、インフラを直すだったりとかさ、あるわけじゃん?
すごい素朴な疑問なんだけどさ、
ふるさと納税って払ったらさ、自分が住んでるところに納める住民税が減る仕組みであってますか?
確定申告とかしたら、なるね。
例えばだけどさ、一つの市の人がさ、もうほとんど半分以上がふるさと納税してますってなってさ、満額ふるさと納税しました。
他の地域に税金を納めてますってなったら、その地域はさ、地方税徴収予定額がすごく下がるんだよね、半分。
そっか。
で、他の人がじゃあそこの、半分の人がふるさと納税しましたの、その元々の地域に誰かが他から、他の市から、他の県から納税、ふるさと納税してくれないと、そこも賄えないよね。
うん。
で、人気なところあるじゃん。
うん。
なんとかの特産品を返礼品としますみたいな。
もうなんかそれを目当てにみんなやっぱふるさと納税するわけじゃん。
うん。
超むずいよね。
ただなんかそれで悪い点は確かにそうなんだろうけど、いい点としては、頑張って魅力的なものを作れば、そこは今まで厳しかったけど、自分たちの力で集めることができる。
そういう国の補助金頼りじゃなくて、っていうとこにもなるから。
まあね。
自治体の収益増加の必要性
だから他のとこに取られるんだったら、ちょっと企業的な考え方かもしれないけど、やばいって思ったら自分たちで新しいサービスとか商品作って、そこに並べるようにしていかなきゃいけないから、多分今までのその、なんていう、予算を使い切っちゃえっていうよりかは、自分たちでゼロイチをしなきゃいけないっていうところが強くなってんだろうね。
なんかそれは、なんだろうな俺は、民間にしか勤めたことないから、いいことのように思っちゃうけど、行政の人はどう考えてんだろう。
予測できなくならん。なんか住民がこれだから、住民税はこのくらい入るかなって今まで予測できてたのが、ふるさと納税でどんどん他に出ていっちゃうって考えると。
そういう考えもある。
予算の確保とか予算立てづらいとかってなりそうだなと思ったんだよね。
多分できた趣旨は、財源少ないところが頑張ったら得られるようになるっていう趣旨だったのかな、多分。
そうだと思う。
うまくいってるとこと、いってないとこはあると思う。
あると思うね。
多分ね、さっきのやつ見て、なんでこう財政が逼迫しちゃったみたいな。
てか借金というか補助金とか借金が多い状態、なんでなったんってなると、私の考えっていうか、いろいろ調べていろんな人が言ってるのは、箱物行政っていうのが昔多くて。
箱物。
いろんなスタジアムとか、そういう建物。
集客のためのね。
建物を作って、まず建物を作って、そこで何かしてもらおうっていうのが昔多かった。
だから何億かかけて作りはするんだけど、結局維持費かかるじゃん。
高熱費だったんじゃがんじゃってなると、それがもうずっとかかってくる。
なんだ、1億で作りましたで、年間何千万か維持費かかりますけど全然ひときませんとか。
っていうところで、国からもらったお金で建てるけど、その後のことを考えずにどんどん建てちゃって、継続的にどんどん出ていくお金が増えてしまって、財政苦しくなっちゃったっていうのが多いみたい。
で、これを変えるっていうのが2006年ぐらいに起こって、国庫支出金。
国からもらった用途の決まってるお金ね。
だからそれで多分いろんな建物を建ててっていうのをやってたんだろうけど、これが多くなってたから、金額で言うと4.7兆円を国が削減しますってなったんだって。
で、この時国も借金だらけだったりとかってなってたから減らさなきゃいけないってなって、
あと地方交付税も見直しが入って5.1兆円をもう地方に巻くのやめますっていう。
だから合計で9.8兆円ぐらい国は削減できました、状態。
いらないもの作ってたっていう判断だからそうなったんだと思うんだけど、ただ地方からすると今までもらえてたお金がさ、もらえないから結構しんどいやん。
それでも一応国の妥協策として住民税をもうちょっと増やしていいですよ。
国で巻くことはしないけど自分たちでなんとかしてねっていうので3兆円ぐらい。
9兆渡さなくなったけど、その中の3兆円ぐらいは自分たちの住民税、所得税で国が取ってたものを住民税に割合を変えて徴収していいですよってなって。
だから多分今会社員の人は見てもらいたいんですけど、給与明細見るとおそらく所得税よりも住民税の方が高いと思う。
私ずっとその状態しか知らなかった。
だから多分2006年だから。
あ、そうね。我々はもう社会人になった。
そうね、その時。
なる前からか。
だから多分我々30世代は多分住民税が高いっていうのが当たり前だったと思うんだけど、
2006年より前は多分所得税の方が高かったはず。
ゼロから地域を学ぶシンクローカルラボ括弧仮。
今回はここまでです。最後まで聞いていただきありがとうございました。
番組ではお便りご意見皆さんの地域の情報を募集しています。
特産品特徴こんなすごい人がいるなど何でも大丈夫です。
Googleフォームを用意していますので概要欄からチェックしてください。
Xインスタグラムのメンションコメントなどでも大丈夫です。
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よろしくお願いします。
ではまた次回も聞いてください。
せーの、サンキュー&バイバイ。
15:17
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