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朝のコーヒー、夜のビール、ときどき武術、こんばんは、Takeです。
今日も楽しく話をしていきます。
今日は、私が取り組んでいる伝統派空手の形というものについてお話をしたいと思います。
私が取り組んでいるのは、伝統派空手という、後の人がつけたジャンル分けの中の空手になります。
どのような空手かというと、沖縄から日本本土に伝わってきた空手を、日本独自で進化させたものが大部分を占める空手です。
昔から沖縄で伝わってきた空手というものではなく、日本にわたってスポーツ化した体育的な要素を含んだ空手です。
ただ、型の中にはスポーツ化した要素以外の面白さが含まれていて、私が所属している団体でもかなりの数の型があります。
100近くあるんじゃないかなと思うんですけれども、型ってどういうものか皆さんイメージつかないと思うんだけれども、
ベストキットという映画を見たことがある人がいれば、小倉海のお弟子さんたちが、お相撲さんの司庫みたいな形で立ってゆっくり動いているような対極拳みたいな動きをしているのを見たことがあるかもしれませんが、あんな感じです。
型というのは何かというと、昔は紙とか動画がないので、動作とか技を伝えるという時に、それを型という動きの中で表現してそれを後世へ伝えていったわけですね。
ただし、やっぱりいくつか秘伝みたいなものがあるので、全てをそこに込めるわけではなくて、ちょっと暗号化した形で残しているわけですね。
その技自体を動きから実際の格闘技の技に戻すというか再生するという行為を分解するというんですけれども、そういったことを考えるのが型は楽しいです。
実際は昔のことなんて分からないので、本当に正確な分解を分かる人はすごく少ないと思うので、そういう型をですね、一個一個どんな動きなのかなとか何に使うのかなということを考えながら練習していくのが楽しいところがあります。
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型の中には昔の人が残したかった技が残っているわけで、それこそが空手と言えると思っています。なので型を研究するということにちょっとロマンを感じています。
3分だいぶ過ぎてしまいましたので、今日はここまでにしたいと思います。ではおやすみなさい。バイチャ!