1. 田中健士郎の働き方ラジオ
  2. #84-2 経営者はなぜ歴史を学ぶ..
2022-04-17 16:18

#84-2 経営者はなぜ歴史を学ぶのか(書籍紹介:使える弁証法 田坂広志著 後編)

田坂広志さんから学ぶ「弁証法」の後編です。使える 弁証法―ヘーゲルが分かればIT社会の未来が見える https://www.amazon.co.jp/dp/B00J7HHN52/ref=cm_sw_r_awdo_2WN1XYHM52PKG1VYY6YA
00:00
今例えばクラウドカレッジでやっているあの学び この領域もですね結構あの考えてみると面白いんですけども何で
螺旋が回ってるかっていうところの一つとしては 例えばグループで学ぶことと個人で学ぶことみたいなことが行ったり来たりして
いるんじゃないかなっていう感覚はありますね あの
例えばもともと勉強とか予備校とかってグループ学習だったと思うんですよね はいあの教室に行ってみんなで机並べて一緒に学んでいくっていう
スタイルが一般的だったところにここからインターネットが発展したことによって 個人学習というのが増えていきましたよね
いいラーニングみたいな形式でこう学ぶことができますようだったりとか あといいラーニングじゃなくオフラインでもやっぱ個別
あの個人で 学べます個人メンタリングサービスとかもね結構最近多くなったりとかやっぱり
まあ一緒にグループ仲間と学ぶっていうところから個人で学ぶで個人の方がやっぱり 一人一人の学びたいこととかにコフィットさせてきたり自分の好きな時間で学べたり
するみたいなところがあると思うんですけれども ただクラウド彼氏がやってるのってまたグループ学習戻すことをやってるんですよね
これが結構新しいというかまたさらに次の変化につながるのかなと思っていて もともと予備校みたいなところでやっていた体験を個人学習の時に生まれたオンラインで学ぶ
っていうところ組み合わせてグループ学習をさらにオンラインで復活させるみたいな こういった
ラセン的グルグルまたがグループ学習に戻ってその次また個人に行くかもしれないですよね 面白いのはその予備校みたいな話でグループ学習だったけどって話したけどそれよりもっと
昔行くと寺小屋っていう個人学習の時代があったんですよねもともと学びって個人とか あの日本だと寺小屋
あと少しユニバーシティカレッジの歴史って話をしたと思うんですけどその時ってもともと は家庭教師みたいなものが大学の起源だったって話をしたと思うんですけど結構個人
学習から来たりするんですよね なんでまぁ今次多分来るのはオンラインでグループで学ぶっていうところだけどまた次に何か
こう個別学習個人にまた戻っていくみたいなことも起きるかもしれないとか こういうふうに考えると非常に面白いですよね
なのでまぁ結構世の中を俯瞰的に見ると実は同じところでぐるぐる回っている なんでこう世の中の未来を語るような経営者とかっていると思うんですけども実は
すごくこういうことを意識して話をしているし 事業も作ってると思うんですよねだから経営者は歴史を学ぶんです
だから今古典ラジオっていうあのポッドキャストがめちゃくちゃ人気があるんですね 主に経営者とかがすごくハマるんですね
03:03
経営者ってやっぱりその自分たちで新しい価値を作らなきゃいけないわけですね なので新しい価値を作るためには社会がこれからどう変わっていくのかっていうのは先に
読まなきゃいけない 読むなんて無理と思っても考えた時に歴史を遡ると実は一周回ってまた同じことが
帰ってくるよっていうさっきの懐かしいものが目便利になって戻ってくるよみたいな ことがあるっていうところもあるのでやっぱり歴史を学ぶことによってまあそれを
一定後予知することができるんじゃないかなと やっぱりだからこそまあ歴史を学ぶんだというところはあるのかなというふうに思います
もうこの話はですねもういくらしても止まらないっていう感じだと思うんですけれども まああのこれも面白いですね知性と知識みたいな話も田坂さんもよくこの書籍とかで
話しているんですけれども知識を増やしていくことで 生きていくことができる時代からまた知性が必要な時代に戻っているんですよね
今まで逆に知識っていうものは一部の人しか手に入るものではなかったんですよね 例えば昔って子封建的な社会だったりしてそもそも学ぶっていうことができなかったとか
あるいはインターネットもない時代だったらやっぱりね こうたくさん知識持っている人と思ってない人という差がすごく激しかったわけですよね
ただ今 インターネット革命によって知識っても誰でも手に入れることができるような時代になっているじゃない
ですか 誰もが学べる新しいスキルを学べるもう知識っていうのがある意味こう誰でも手に入れる
時代にまでこういった時に多分次に起きるのは知性っていう その知識とはまた別の地ですよねこれをについては前回の知性を磨くっていう
書籍について話した あの成長し続けるためのヒントの時の話を聞いていただければと思うんですけれども
まあこの知性っていうところまあこれを高めていくのが多分次の流れになるだろう ということもまあ言えるわけですよねちょっとこれ先行ってるの今はまだまだ
知識 今まで一部の人しか持ってなかった知識が誰でも持てるようになるっていう高知識の民主化
みたいな動きが多分これからまだ数数年数十年っていう単位で伸びると思いますけれども 結構ですね次の段階としてやっぱり知性っていうところがまた来るって知性とかを
やってた時代っていうのはやっぱり あの世の中に大きな変化があった時代とかなんですよね宗教改革の時代とか
昔を遡ればあのねアリストテレスみたいな後アテネの時代とかもあるんですけどやっぱり 知性が世の中の中心だった時代っていうのはあると思うので
まあそういったねあのこうまた螺旋が来るんじゃないかなっていうのも結構面白いところ だなと思っていたりとかしますはい
06:03
あとは何でしょうねぜひですね今日いろんな話するまで これについてもっと深く深掘りしたいみたいなことを教えていただけたらあのいっぱい
調べてまた話そうと思うんですけども経済とかっていうのも結構面白いですね 古典ラジオでお金の歴史みたいなものを学んだんですけれども
やっぱりその貨幣経済って今お金をベースとした経済になる前って 交換経済だったブツブツ交換みたいなことをあのがあったっていうふうに覚えてる
方もいると思うんですけれども それよりも前に実は雑用経済っていうまああの交換っていうニーズがまだない時代に
主流だったのが雑用経済っていうものらしいんですよね はい何かっていうともうこれ作ったからあげるよみたいな
別にお返しとかいらないからみたいなあげるあげるで また今度別の時に相手からこの間もらったからねありがとうこれ
実は家でトマト取れたからあげるよみたいなこういう雑用経済ですよね あのまあ地域とか地方とかだと全然あると思うんですけれどもまあこれがですね
もともとお金がない時代の経済の主体だったというかもはや経済にもなってないんです けれどもこの税を雑用経済っていうのがあったと思うんですけれども
やっぱりこれってまあお互いに信頼とか信用している相手同士じゃないとできないもの だったと思うんですよね
ただまあ資本主義の発展貨幣経済の発展によってこの雑用経済っていうのは消え去って しまったんですね
なぜならそのコミュニティっていうものがどんどんどんどん小さくなっていって 基本的にはそんなに信頼できない人と一緒に仕事をしたりとか活動したりすることが増えてきた
いう中で世の中の流れとしてまた今コミュニティみたいなものに帰ってきてコミュニティ の中で生活していくみたいな
まああの話が出てきていると思うんですけれどもその後時にまた雑用経済が形を変えて 復活する可能性が出てきているみたいなところですね
なんでオンラインコミュニティとかオンラインサロンみたいなところは結構その あのそれに近いものと思うんですけどコミュニティの中で私これやるからお金払ってくださいみたいな
ことよりも私これやりますよこれやりますよってまあこうやってこうギブをしていく ようなことがその地コミュニティの慣れ立たせていたりとかみんながその結果
さらに豊かになったりみたいなことがあると思うんですけれどもこれがまだ今規模小さい と思うんですけれどもまた大きなですね一つの形としてこの雑用経済とかボランタリー経済
みたいなものが戻ってくるっていう話もされてましたねこれめちゃくちゃ面白かったです まあなのでお金っていう概念すらね
あの疑われるような変化っていうのはあるし実際スタートアップとかでもこういう 雑用経済を中心とした新しいお金の流れみたいなものをサービスして作っている会社も
あったりしますよねはい でまぁそんなねいろんな事例を言ったんですけどまぁ今の話を聞くと
09:04
世の中は螺旋状に発展してるんだなって結構わかってきますよねって話と あとはやっぱり経営者ってそういうこと考えているのか
じゃあ自分は次ねどうやったらそういう考え方身につけられるのかっていうと こんな感じで考えればいいらしいですね
まず何が過去に消えたのかっていうところですねはい もう時代によって消えたものってありますでやっぱり合理的じゃなかったとか効率的では
なかった まあそういった理由で消えていると思うのでそれがなぜ消えたのかっていうところを考える
なった時に実は技術の発展とか世の中の変化によってその時は合理的じゃなかったことが改めて 合理的効率的になって戻ってくるんじゃないか
どうすればそれを復活させることができるのかっていうふうに考えていくと世の中の 次の流れが見えたりとか自分たちがその次の流れを作れたりする可能性が出てくる
んですよね 経営者はどうやらこんなことを考えているというところですね
はいまああのそういったところに興味ある方ちょっと日々ねそういったことを考えながら あのやっていくといいと思うしやっぱり歴史を学ぶっていうのがまあそこに繋がってくる
のかなと何が消えたのかっていうのを知ったりとかね なぜそれが消えたのか
あるいはどんな螺旋的発展が世の中で繰り広げられているのかみたいなことを考えるのは すごく学びになるかなと思います
はいまあ最後にですねなぜ弁償法を学ぶのかっていうところでもちろんその先経営者と 話ができるとか自分が経営者になれるとか
スーパージェネラリストになれるみたいな話をしたと思うんですけれども 結構これは納得したのは対話力が上がるっていうところですね
でまぁ対話っていうのは例えばディベートみたいなね討論とか あるいはディスカッション議論討論とか議論とかとは違うんだというふうに言ってるん
ですね はぁなんかちょっと違いわからないじゃないですか
で討論とかっていうのは2つの異なる意見をぶつからせてどっちが勝つかですよね で議論っていうのはいろんな意見を共有する中で最終的に答えをまあ見つけるみたいなこと
は結構目的だったりするじゃないですか ただまぁ対話っていうのは何か異なる意見があった時にそれぞれを理解してさらにそこから
高い次元の気づきを得たりとかまあ別にその時に答えを出す必要はないっていう なんか答えはし続けて例えば会社とかだとめちゃくちゃよくあるのは
社会課題の解決っていうことと経済的な事業の発展とか成長っていう この2つって常に矛盾するんですね経済的な発展とか事業の成長を目指そうとすると
なんか社会課題の解決につながらない一部の人をもう 無視しなければ成長できないとかっていうことが起きてくるんですけれどもそれをまあどっちか
12:10
を絶対取るとかそういうわけではなく常にその矛盾に対峙して格闘し続ける みたいなことがまああの対話でそれを人と対話しながら自分の思考を深めるっていう
のがまあ対話なんですよねでこれを弁償法っていうものを身につけるとその対話力 が上がっていくっていうところですね
世の中の見え方がですねだんだんだんだんそれによって 解像度が上がっていくというかまあこの働き方ラジオとかもそうだと思うんですけれども
なんか答え言ってるようで言ってないみたいなね いろんな意見あるよねとこの本ではこう書いてあったこの本でこう書いてあった
でいうのをやることでだんだん働くって何なんだろうみたいなこととかの解像度が 上がっていくみたいなことだと思います
はいすごい抽象的な話をね今日は話してみたんですけれども まあこう
相反する2つの矛盾みたいなものに対してそれに対して向かい合うっていうことをやり続けると 対話力が上がるし知性が上がっていくとは思いますね
なんかこういうことを今あのリボンというところで認知っていうですねオンライン サロンを始めまして
月1000円ぐらいであの線ぐらいというか1000円で入れるんですけれども なんか毎週ですねなんかテーマを決めてあの認知を揺るがすような
あのことについてこう調べてきて発表するみたいな順番にやってるんですけど結構これは まさに対話っていう感じですね気になる方は声かけていただければと思うんですけれども
例えばあの取り上げたらプーチンとかですねプーチンっていう あの人物について調べてこう
今猫ニュースとかで見てるようなこう本当に強くてちょっと怖い こうプーチンっていうのと裏側に実はこういう性格があるんだよとかね
あの小さい頃すごく苦しい思いを戦争で実はしているんだとか じゃあなんでこの両面がこの人の中にあるんだろうみたいなものを見つけて
考えていったりとかすることで少しだけ戦争っていうものの解像度が上がったりとか あるいはこの間もガンジーっていうねあの偉大な人なんだけども実は偉大な裏に
家族結構めちゃくちゃだったりとかそういうこう 側面もあったりしていてでなんかこれどっちが正しいとかっていう話じゃなくて
そこから見えるなんかこう気づきを考えていくとかね ガンディとプーチンとかってません逆なふうに見えると思うんですけれども
でも2人とも人だよねみたいなところで人ってそもそもどういうものなんだろうとかね そういう話をしていたりします
こういうことをやっていった先にまあこう対話力とかが上がって世の中の未来とかを 一緒に考えていけるようになる
15:07
まあその一つの何ですかね結果というかあの形としてまぁ僕もそういった農業法人経営 に入ったりっていうのを実は最近発表したというかツイッターで言ってなかったかな
facebook で発表したんですけどもはい 農業法人のケーキ企画をまあ担当することになったりとかで本当に
ちょうどですね日々対話をしながら評価制度を作ったけどそもそも人を評価するって 需要なんだっけみたいな人が人を評価なんてできるんだろうかとかね
あと野菜の値段て本当に季節要因以外で変わることはないんだろうかとかいろんな対話 をねしながら答えはないんですけれどもだんだん解像度が上がっていって
まさにこう世の中の次の変化っていうのをある程度こう予見をして打ち手を打っていく こういったところはやっぱり経営者ずっと考えているしそういう人と対話をできるよう
なスキルっていうのは今後ですねすごく求められるんじゃないかなと思います はいということで今日はちょっと長くなりましたが以上で終わりとしたいと思います
お聞きいただきありがとうございましたまた来週お会いしましょう おやすみなさい
16:18

コメント

スクロール