1. 田中健士郎の働き方ラジオ
  2. #119 人の温度の伝わり方
2023-03-06 15:21

#119 人の温度の伝わり方

組織やコミュニティにおいて、人を動かすエネルギーは、人の温度ではないか?人のエネルギーを温度に変換すると、それが人に伝わり、人は動かされる。ではどのように温度に変換するのか。
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働き方ラジオ始まります。このラジオは、誰もが情熱を持って働く、それを実現するために、働くということの改造度を上げていくポッドキャスト番組になります。
今日も働き方エヴァンジリスト、田中健士郎が、皆さんの眠れ落ちとゆったりとしたトーンでお話しさせていただきます。
いつもお聞きいただきありがとうございます。
ということで、先週はスナックミラボのホッキ人の鈴木さんにゲスト出演いただきまして、ちょうど今週末ですね、3月10日にスナックの方でまたママをやらせていただくと、
フジサーにあるミラボっていう名前の場所なんですけれども、日替わりでママが変わるすごく面白いスナックで、今度はコミュニティ作り人ナイトということで、コミュニティに関わっている人関わってない人含めてですね、みんなでコミュニティについて話すっていうスナックを開かせていただくんですけども、そのプロジェクトリーダーの鈴木さんといろんな話をさせていただきました。
気になる方はぜひですね、先週の回も聞いていただければと思います。
はい、ということで、今日はまた一人型理解という形でいければなと思っております。
結構、働き方ラジオだと最近あったいろんなことの中で、それを抽象化すると結構同じ気づきにつながるなぁみたいなことが、そういったことを結構ラジオで話すんですけれども、
今日は、熱は温度の高いところから低いところにしか伝わらないっていう話をしたいと思います。
ちょうどこの言葉をどっかで見かけたんですよね。誰かがツイートしてたかなんかで見かけたときに、それだなって思って早速色々調べてみたんですけど、
これ物理の法則で、電動とかも言うらしいんですけど、温度とか熱っていうのは基本的には高いところから低いところにしか伝わらないっていうんですよね。
感覚わかりますよね。熱いものを鉄とかに当てると、だんだん冷たいところにも徐々に熱が伝わっていくみたいなことってあるじゃないですか。
水の中の温度とかもそうだと思うんですけれども、そんな感じで温度は高いところから低いところにしか伝わらない。逆は伝わらないっていうんですよね。
冷めるっていうことはあっても、高いところが低いところにしか伝わらないと。当たり前のようなんですけども、それを聞いて結構考えさせられるなと個人的に思ったんですね。
何かっていうと、熱は高いところから低いところにしか伝わらないって話って結構人と人の関係とか組織とかコミュニティとかいろんなところで起きるなって思ったんですよね。
そもそも温度とか熱って人の人間関係で何かっていうと、それこそこのラジオでもよく言ってるような情熱とかね。まさに熱ですよね。
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ワクワクとか、あと場合によってはネガティブな感情とかもすごく温度が高いものだと思うんですよね。感情が動くみたいなこともすごく温度が高い。
なので、影響力が強い人って、エネルギーが強くて人に温度が伝わりやすい人なんですよね。
はい。なので、ポジティブなこともネガティブなこともめちゃくちゃ周りに影響を与えるっていう人はエネルギーがめちゃくちゃ強い人で、すごく良いことだと思うんですよね。
人によってはそれに結構悩む方もいらっしゃると思うんですけれども、すごく良いことだし、それこそ組織のリーダーとかにも向いてたりとかするのかなと思うんですよね。
で、なんかよくよく考えてみると結構面白くて、人間ってご飯食べるじゃないですか。で、エネルギーを蓄えるんですけど、その大半何に使ってるか知ってますか。
実はそのエネルギーの食べたエネルギーの7割を体温維持に使ってるんですよね。それこそ温度を作ることに体の7割使って、だから寝てても朝起きたらお腹減ってるわけですよね。
その残りの3割は臓器を動かしたりとか筋肉動かしたりとかそういうエネルギーだって言うんですよ。それだけある意味人のエネルギーっていうのは熱っていうふうに言い換えても過言ではないのかなと。
どうですか。なかなか結構しっくりきません。僕個人的にはすごいしっくりきたんですよね。
で、さっきエネルギーが強い人は温度を伝える力があるか組織のリーダーに向いてるって話をしたと思うんですけども、リーダーだけが熱い必要もないと思うんですよね。
その組織において温度を伝える人が少しでも多くなっていくと、その組織自体がどんどん温度が伝わっていったりとかコミュニティが温まったりとかする。
なので、ふとした時に周りをうまく動かせた時と動かせなかった時ってあるんじゃないかなと思うんですよね。
なんかうまく周り動かせないなっていう時って大体そういう時って自分が熱くなってなかったりするんですよね。
自分が熱くなっていれば結構周り動くことあるっていうふうに考えると必ずしもリーダーだけが考えることでもないのかなっていうのがちょっと思ったことですね。
本当にこれいろんなところで起きてちょっと具体例をまた働き方ラジオ的にも話すんですけど、
例えば僕はクラウドワークスという会社で教育サービスやってますけれども、
何か数ヶ月より良いサービス作るっていうところには熱があるんだけれども、
例えば売上を達成するみたいな意識が僕がリーダーだったりもするんで、
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僕がその意識が弱くなったりするとしっかり数字落ちていくというか上がらなかったりするんですけど、
ふとしたきっかけで僕のエンジンがガッとかかった時に本当に売上っていうか、
その集客の結果とか倍になるみたいなことがつい最近起きたりとか、
自分が変わるだけで全然変わるんだっていうことが起きたりとか、
あとクラウドワークスっていう会社ってやっぱり組織文化が強いって世の中でも結構強化されてるんですけども、
組織のカルチャーとかいわゆる組織全体でみんなが共有する見えない価値観みたいなものですよね、
そういう見えないものに会社全体で投資をしてそこにちゃんとみんながそれを理解して浸透していくっていうことってすごく難しいんですけども、
やっぱりクラウドワークス社長がめちゃくちゃそこにコミットしていて、
カルチャーに本気で投資するんだっていうことを3年4年ずっとやってきたことで、
業界の中でもカルチャーが強い会社っていう認知になっているんですよね。
それだけやっぱりリーダーとかがそこに意識とかエネルギーを持っているのかっていうのはめちゃくちゃ大事だったりするんですよね。
リボンっていう会社でよく話しているのは、
タスクが漏れがちなメンバーが多いとかっていう話があったときに、
それが変わった一つのきっかけはやっぱり社長が自分がまずはしっかりと抜け漏れないようにやろうっていう気持ちに変わって、
それを伝え始めたりとかすると、どんどん下のメンバーもみんなができるようになっていく。
こんな感じで、やっぱりリーダーが必ずしも熱を伝える必要はないといっても、やっぱり熱は高いところから低いところにしか伝わらないので、
リーダーが冷める、熱くなくなっちゃうとその熱が伝わらないっていうことが結構いろんなところで落ちたし、逆もしかりですね。
リーダーがちゃんと熱を伝えると、それが組織に伝わるっていうのはめちゃくちゃあるなっていうのは改めて最近すごく思っていて、
それこそライターゼミもそうかもしれないですね。
僕は全然リーダーっていうつもりは自分の中ではなくて、住人の一人でみんなで作っているコミュニティ、町であるっていうことを考えているんですけれども、
ある意味みんなそうかもしれないですけど、ちょっとお祭り的に盛り上げた11月ぐらいがあって、11月、12月ぐらいまでで結構燃え尽きて、
ちょっと温度下がったらなんとなくモヤモヤするメンバーが出てきたりとかっていうのもまさに最近起こって、
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そこに向き合って、最近結構やりたいことまた出てきたんで、多分温度上がってきてたりすると思うんですけど、
そんな感じで組織とかコミュニティがグラグラし始めたときって何を考えるべきか、
みんながモチベーション下がったんじゃないかとか考えるんですけど、まずはリーダーとかの温度が下がってないか、
リーダー自身が元々はやりたいとか、自分でこれをやりたいんだって言ったはずが、いつの間にかやらなきゃいけないに変わっていて、
やらなきゃいけないっていうふうになると、人間って結構温度下がりやすくなったりするんですよね。
誰かがやれって言われたからやるとか、それを自分の義務だからやらなきゃいけないみたいな風に変わっていると、
やっぱ温度下がりやすくなってきたりするので、まずはそのリーダーとか影響力のある人が温度を下げてないか、
まさに自分がそれを下げているんじゃないかっていうのを疑ってみると結構変わることあるんじゃないかなというところで、
今日の冒頭にあった、熱は温度の高いところから低いところにしか伝わらないっていうのはまさにそうだなというふうに感じた話でした。
その中でもコミュニティって結構特殊だとは思っていて、
会社組織とかだったら温度はとにかく上げていくっていうことがかなり正しいというような感じになると思うんですけれども、
コミュニティに関しては、例えばリーダー的な人が一人だけ熱々でも、周りがちょっと熱すぎるよって離れちゃったりすることもあるので、
コミュニティって結構体と同じなんですけど、体温維持とか体温調整みたいなものは目標になっていくので、
そこの温度をうまく見てあげるっていうこともコミュニティ作りをする方にとっては大事だと思うし、
リーダーがある程度の温度になったら、今度は周りの方の温度を上げていくことに目線を動かして、
ちょっと自分は低いみたいなことも大事だったりするのかなっていうのは、コミュニティ運営をやってて気づいたことだったりしますね。
いろいろ話したんですけど、じゃあどうやって自分がエネルギーを増やして温度を伝えられるようになるのかっていうのはやっぱり気になりますよね。
やっぱり自分の温度って上がってる時もあれば下がる時もあるんでしょうがないと思うんですけども、
どうやってそれを少しでも上げられるかっていうと、やっぱり情熱とかワクワクなんじゃないかっていうところですね。
この働き方ラジオの毎回言ってることなんですけども、もう少し学術的に言うと内発的動機づけですよね。
自分の内側から本当にやりたい、ありたいっていう気持ちを出していったものっていうのはちゃんと人にも伝わっていくよっていう。
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子供の頃とかを思い出してもらうと、やっぱり子供ってすごい熱中することがあったりとか、学生時代自分が熱中したこととかって
周りにもすごい影響を与えたりすると思うんですよね。
なのでやっぱりその内発的動機を増やすためには好奇心みたいなものを体質にするっていうのが大事なんじゃないかなというふうに思っています。
日々の生活の中で好奇心を忘れたりしてませんか。
ついつい忙しくてやらなきゃいけないこといっぱいあると自分の好奇心忘れちゃったりすると思うんですけども、その好奇心を体質にするっていうこと。
あとはやっぱり外発的動機で熱は一瞬上がっても冷めやすい。やらなきゃいけないみたいなものって冷めやすいんですけども、ついついその外発的動機で動いちゃう人っていうのは
誰かに評価されたいとか誰かに認められたいみたいな心で動くと結構外発的な動機になってしまう。
それ自体すごい悪いってわけじゃないんですけども、よりその温度とか情熱が長続きするっていう意味だとやっぱり内側から内発的動機づけ。
自分自身を愛して自分の好奇心を体質にしてやりたいとかありたいを中心に動いていくとだんだん自分のエネルギーが増してその温度が人を動かすとか人に伝わるっていう
ようになっていくのかなっていうふうに思ってます。でまぁこれがちょっと前回の鈴木さんの話とも少しつながると思うんですけれども、それは育む場所ってやっぱりコミュニティなんじゃないかなって思うんですよね。
コミュニティってやっぱりその同じ価値観とか興味とかで集まっているメンバーで自分の好奇心をベースになんかやらなきゃいけないっていうよりもやりたいことに挑戦ができる場所だと思うんですよね。
別に仕事だとやっぱりどうしてもやらなきゃいけないものっていうのも一定出てくるし、それはもう一定の割合あるのは仕方ないと思うんですけどコミュニティってなんかほぼ100%に近いぐらいやりたいとかありたいに集中できるんでやっぱりなんかそういう意味でも
コミュニティに多分入るっていうのはやっぱり個人がエネルギーを増やして自分の温度を周りに伝えるっていういい循環を生むために結構大事なんじゃないかなっていうふうに改めてそこに最近気づいて考えてるとこですね。だからちょっとコミュニティもうちょっと多くの人に関わってもらえるように頑張りたいなっていうのが最近の気持ちです。
そんな感じでコミュニティづくりについて話し合う場が3月10日に藤沢でもありますので、もし興味ある方はぜひ来ていただければなと思います。
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というところで今日は割とサクッと録音を終了させていただこうかなと思います。また来週お会いしましょう。おやすみなさい。
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