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2023-11-27 16:54

53 UXリサーチの最新動向を話してみた

Steve
Steve
Co-host

「TimeTreeラヂオ」はカレンダーシェアアプリTimeTreeを運営する私たちメンバーが、ふだんの仕事に関係することもそうでないことも、だいたい15分でひとつのテーマを話しきるインターネットラジオ番組です。

今回は⁠「38 最近あらためて本格的なユーザーリサーチを進めています」⁠の続編。PdMのMelaと最近のUXリサーチについて話しました!

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サマリー

メイラさんは、スティーブさんのことを年上の人いじりを得意としている人だと思っています。一方、メイラさん自身は、スティーブさんが大人の余裕を醸し出しているところが得意だと思っています。今は、最新の動向について話し合っています。Time Treeのユーザーエクスペリエンス(UX)リサーチとして、ユーザーが予定を作成する数が主なKPIとして設定されていることがわかりました。KPIをトラッキングし、改善策を見つけるために、フローファネル分析やチームメンバーの提案などのアクションを行っています。

メイラとスティーブのスペシャリティ
メイラならではのスペシャリティは、年上の人いじりだと思うスティーブです。
スティーブのスペシャリティは、大人の余裕を醸し出すところだと思うメイラです。
よろしくお願いします。
お願いします。
久しぶりの2人ですね。
そうですね、久々。
リモート録音で。
はい。
今日のお題のスペシャリティ、この人ならではの何か特性、スペシャリティって何だろう?
って実は、TimeTreeの評価の項目にそういうのあるんですよね。
そうですね。この人ならではの飛び抜けた長所みたいなのを書いたりするんですよね。
そうです。で、ちょっとお互いに言い合ってみましたが。
私は年上の人を。
大丈夫かな?語弊なかったかな?
ちょっとどういうことか、詳しく。
いや、やっぱメイラなんか、懐に入るところの入り方がうまいんですよね。
その入り方の入り口として、なんかちょっとこういじるっていう。
なんかいやらしいいじり方とかじゃないですね。別にね、悪口とかでもないんですけど。
そうですね。
果敢にいじっていくっていうところがね、いつもね。
確かに。
で、それが別に経営人だろうと、何だろうと。で、僕何でしたっけ?
スティーブは、もうなんか常に余裕があるように私から見えるんですよね。
余裕?
そうそうそうそう。
それ、何も考えてないからじゃない?
いやいや、そんなことはないですよ。そんなことはないはず。
何も考えてないから、そう見えるって。
なんか、多分すごいマルチタスクとかが得意なんだと思うんですけど、スティーブは。
本当はすごい忙しかったりするはずなのに、余白があるように見えるというか。
余白。
そう、遊び心あるみたいな。
遊び心、すごいな。
そういうところが、ちょっと見習いたいなと常々思っていますね。
何も考えてないんですって。
最近のユーザーリサーチの動向
今日の話題は、ユーザーリサーチとか、UXリサーチについてです。
待ってました。
で、実は38回目の放送でも、最近改めて本格的なユーザーリサーチやってますっていうのでメーラーに話してもらったんだけど、
そこからもう、どんくらいだろう?半年弱は経ってるのかな?
そうですね。5月だったと思うので、半年ぐらいですかね。
なので、プロダクトディビジョンというアプリ開発をしている部署で、最近メーラー、他のPDMメンバーも含めて、引き続きリサーチして力を入れてると思うんですけど、
そのあたりの最新動向をですね、ちょっと聞いていきたいなと思ってます。
最近は、リサーチからその仮説とかを立てて作った機能っていうのを、9月頃に一旦テスト版、ベータ版みたいな形で一度リリースをしました。
で、そこからさらに使用状況などを見て、今ブラッシュアップしている段階という形ですね。
なるほどね。じゃあ一旦リサーチ、前回話してくれたようなユーザーインタビューをベースにしたリサーチはすと段落して、
そこで得たインサイトをもとに、いくつかの機能を開発したり改善して、そのユーザーさんの使い方、動向を今ちょっとウォッチしながら調整を続けているって感じなんですね。
そうですね、はい。実際にそのリリースして、どういう元々を目指していたKPIに変化があるのかとか、
あとはそもそも私たちが解決しようとしていた課題を解決できているのかどうか、みたいなところをウォッチしている。
で、そこからさらに、じゃあこういう改善をしていこうかみたいなブラッシュアップをしている段階です。
現時点で言える機能ってありました?
いくつかありまして、まず一つが過去に登録していた予定について、その入力を再度促すような機能、促すような表示をタイムツリー上に出してあげるみたいな機能ですね。
あともう一つが仮で予定を作成できる、仮の予定というものを作ることができるという機能になります。
その1個目ので言うと、結構定期的に入れる予定ってあると思うんですけど、それが忘れずに何か提案で出てくるみたいな。
そうですね、はい。
この予定出てませんか?
そうですね、イメージとしては、例えば、歯医者さんの予定とかが1ヶ月に1回通っているみたいな方がいたときに、
歯医者さんの予定っていうものを作りませんかっていうのをタイムツリー側で提案してあげるみたいな機能になります。
なるほど、なるほど。で、もう1個の方は、いわゆる調整中の候補日ってことですよね?
そうですね、はい。いくつか飲み会の日の候補日をいくつか事前に入力しておきたいみたいな。
仮押さえしといて、決まったら1日程だけが確定で、他の仮予定を消すみたいな。
はい。
1つ目の方から言いたいんですけど、それってユーザーインタビュー、リサーチでの、どういう気づきから生まれた機能だったんですか?
はい、1個目の予定の作成の提案をしてあげるっていう機能なんですけれども、
これはインタビューの中で、夫婦でタイムツリーを使ってらっしゃる方が多いんですけれども、
その中で予定を共有すること自体は大切だと思っているし、今もしていると。
けれども、予定の入力自体を忘れてしまって、そこがきっかけでトラブルに発展してしまうことがある、みたいなことがあるっていうのがわかったんですね。
なるほど。
なので、そこをサポートする機能として、こういったものを作ったという形になります。
それ、どんな予定の登録を忘れちゃうかっていうので、歯医者さんとかも出てきてたんですか?
そうですね、例えば多かったんだと、仕事の予定。
例えばシフト制の勤務の場合は、休日とか、あとは朝早く出なければいけないとかを、
事前に奥さんだったり旦那さんだったりに共有する必要があるようなんですけれども、
そこをつい忘れてしまって、たまたまその日に他の予定をパートナーの方が入れていた。
そこで、ちょっとこの日ごめん、実は仕事なんだとか、あるいはそのお子さんの病院の日程とかですね、
を入れ忘れていて、すっぽかしてしまったみたいな。
なるほど。
そういうことがあるっていうのをリサーチを経て、わかったという感じですね。
まあ、毎月毎週定期的に入る予定って、ついついいつもの慣れで登録を忘れちゃったりとか、そういうのありますもんね。
そうですね。
リサーチから得た機能の紹介とテスト
忘れる状況で多かったのが、その時は手が離せなくて入力できない、みたいな状況が多そうだなというふうに私たちは考えています。
わかる。
例えば、お子さんのお世話をしていなきゃいけない、お子さんから目を離せないタイミングだったとか、
あるいは電車に乗っていてちょうど降りるタイミングだったとか。
頭の中ではね、後で登録しようとかって思ってるんだけど、
忘れてしまう。
時間が経つと完全に忘れる。めっちゃわかる。
私もあるなっていうふうに思いますね。
俺、そればっか。
なるほどね。
時間が経って思い出すこともあるようなんですけれども、ギリギリまで思い出せないこともあると。
そうなると、早めに気づければ予定のトラブルって特に発生しないと思うんですけれども、
予定の直前とかになってしまうと、これでトラブルが発生してしまって、みたいな状況があるようでしたね。
そうですね。タイムツリーをきっかけに喧嘩になっちゃうとか悲しいですね。
そうですね。
そういうのは結構具体的にいろんなユーザーさんから教えてもらって、
次はどういう指標を追って調整しているのかとか、そういう話を聞きたいと。
はい。
じゃあ、具体的にリサーチから導いた動作を元に作った機能をサジェスト?
はい。
機能なんですけど、今実際にテスト中?
そうですね、はい。
そのテストで何か見ている指標とか、テスト中に確認していることってどんなことがあるんですか?
大きくKPIにしているのは予定作成数っていうものをメインのKPIとして置いています。
それはどの機能の検証でも結構基本って感じですね。
そうですね、結構Time Treeはカレンダーアプリということもあって、予定の作成数とか、
Time TreeのUXリサーチと予定の作成数
そういったセッション数とかは結構見られることが多いかなというふうに思いますね。
で、中でも今回は予定の作成数っていうものをメインのKPIとして置いていて、
理由としては、そもそも予定の作成を促す機能なので、
そこをきっかけに予定を作成してもらうっていうのが目指しているポイントなんですね。
そうですね。
そうなんですよね。
なので、シンプルに予定の作成数というものを上げていきたいというふうに思っています。
予定を作成するって、すなわち誰かとその予定を共有している、共有できてるってことだから、
Time Treeの本来の、社内ではコア価値と呼んでますけど、
そこが実行されている、実現されているってことなんですね。
そうですね、はい。
なんかどのくらいのスパンで数値をウォッチしていて、
こういう変動があると何か次のアクションが起こるみたいなところって、
どういうスパンで動いてる?
それで言うと、KPI自体は数字で変化を追っています。
変化に対応するアクションで言うと、
この予定作成数に変化が上昇するみたいな変化が見られたら、
この機能がうまくワークしている。
この機能がきっかけに予定を入力しているっていうことが言えるんじゃないかなというふうに思っていて、
そこからさらに、より予定作成数を上げていくためにはどうしたらいいだろうとか、
あるいはこの機能の中でネックになっている部分、
もっと改善点がある部分があるのであれば、
そこをより改善していこうみたいな動きをちょうど今している段階ですね。
それはもう集単位でいろいろ動いているってことなんですね。
予定作成数の追跡と改善策
そうですね。例えば具体的に言うと、
このサジェストが表示されてから予定を登録するまでには、
いくつかフローみたいなのがあるんですけれども、
そのフローのどこでつまずいているのかみたいなのをファネル分析したりして、
そこのネックになっている部分を特定して、
それに対する打ち手を考えたりですとか、
あとはそもそもどういうタイミングとか、
どういう予定をこちらから作成提案すればいいんだっけ、
みたいなところを考え直したりしていますね。
なるほど。集単位でじゃあ見て、
改善施策とか何か改良のアイディアっていうのは基本的にはPDMから何か上がるんですか?
エンジニアからも上がってくることが多い?
そうですね、どちらもあるかなと思っていますね。
状況の、例えばKPIを見て今こういう状況ですとか、
なんでこういう方針でいこうと思いますみたいなのはPDMが定めることが多いんですけれども、
それをもとにエンジニアさんからも次こういうことをしたらどうですかとか、
あとはこういうところももっと見ていきたいですね、
みたいな提案とかアイディア出しっていうのはチームメンバー全体でやっていますね。
最後に、そのテスト中の機能が皆さんに適応しようってジャッジする基準とか、
判断する人は誰なのかとか、そのあたりってどういう仕組みになっているの?
テストの結果を踏まえて、これを本機能としてリリースしようっていう基準はどこら辺にある?
まずその機能の提供によって、もともと目指していたのは予定作成数を上げるみたいなところだったので、
そこにどれくらい変化があるかっていうのをもとに判断しています。
あとはどれくらいのインパクトとか、どれくらいのユーザーさんに使われるのかみたいなところも含めて判断している感じですね。
提供する範囲、利用してくれるユーザーさんがあまりにも少なすぎると、
それはなかなか本提供するっていうことは難しいのかなというふうに思っていて、
なのでそういうインパクトっていう面も含めてジャッジはしていきます。
今の文脈でいうインパクトっていうのは、使ってくれているユーザーさんの数、ボリュームってことですね。
そうですね、はい。
じゃあそれは施策ごとによっていろいろ判断の何か基準だったり上限みたいなところは違うってことですね。
そうですね、違うと思いますね。
で、「よっしゃ行こう!」って号令をかけるのはメイラなんですか?
メイラとか自分で言っちゃった。恥ずかしい。カットでお願いします。
号令をかけるのは私と、あとアンジュが基本は判断することになるかなというふうに思います。
結構アンジュとは私も都度KPIとか数値の確認とか方向性の相談とかはしているので、
そこで一緒に考えていく形にはなるかなというふうには思っています。
なるほど、わかりました。
すごい具体的にいろいろ聞けて、最近メイラが何をやっているのかすごい詳しく知れました。
いろいろ最近のメイラの動向についてですね。
半年前に宣言してくれた本格的なゆだりたち始めますというところから、
この半年間でどんなことをやってきたのか、で、今何をしているのかというところを聞いてみました。
はい、ありがとうございます。
どうもありがとうございます。
はい。
それではまた来週。
はい、またお会いしましょう。
こんな締め方じゃなかったよね、いつも。
どんな締め方でしたっけ?
ちょっと2人しかいないから調子が狂ってしまった。
しかもリモートなんで。
ね、確かにね、声だけだからね。
はい。
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