ボードゲームの社会的影響
みなさんこんにちは、クムです。今回からゲームに関する書籍を紹介していきます。 今回取り上げるのはこちらですね、ボードゲームで社会が変わるという一冊です。
ボードゲームが社会にどんな影響を与えているか、具体的な事例を交えながら書かれている本で、ゲーム好きの方にも興味深い内容が詰まっています。
それでは早速見ていきましょう。まずこの本の概要とすると、與那覇 潤さんと小野 卓也さんによって書かれた本で、2023年11月に河出書房新社から出版されています。
帯を見ると、私たちが共に楽しむために能力はもういらない、ブームの真相を読み解く、初のボードゲーム哲学、経営の評論家とボードゲーム普及活動の先駆者が今こそ対面で遊ぶべき理由を徹底討論ということでですね。
この著者の一人の與那覇さんがですね、過去に知性は知らない平成の鬱を超えてっていう本を出版されているんですよね。
もともと大学で働かれていた與那覇さんが躁鬱病で休職をすることになって、その時にボードゲームと出会った体験っていうのも書かれていて、
この鬱を治すためにリワークデイケアという場所でボードゲームに触れる中で体験したこととかが書かれているっていうところと、
あとは有識者による大戦記っていう風に書かれていて、章立てとするとですね、第一章がなぜボードゲームに注目するか、ブームの理由と現在地、小野 卓也さんと與那覇さんが対談されているところ、
第二章でボードゲームをどう楽しむか、有識者6名とのプレイング、実際に有識者6人といろんなボードゲームで遊んでその感想をシェアされているっていう、
第三章がどんな未来をボードゲームは開くか、遊戯王の遊戯って書いて遊戯するケアの可能性、ここはちょっと僕の中で興味深かったですね。
第三章の中でボードゲームにも作者がいるっていうところで、ちょっと本編引用させてもらうと、第二章では6つのゲームのプレイングを見ましたが、年内中に並べるとおそらく最も古い作品は小川さやかさんとプレイしたハイソサイティですね。
作者のライナー・ケニツヤはドイツ人でボードゲーム界の巨匠と呼ばれる人の一人です。そもそもボードゲームに作者がいること次第、なじみのない方は驚かれるかもしれません。
基本的にはゲームのルールを考案するのが作者、つまりゲーム作家、ゲームデザイナーと呼ばれる職業で、彼らはボードゲーム出版社と契約してイラストレーターなどのスタッフと共に作品を制作します。
映画に詳しい人が監督の名前を意識して見る作品を選ぶように、ボードゲームのファンも作家ごとにゲームを追いかけたりするんです。
こういうふうに書かれているところが興味深くてですね。ゲーム遊んでいても、例えば僕が好きなゲームだと小島秀夫監督だとか、ファイナルファンタジーを作った坂口博信さんだとか、誰がそのゲームを監督しているか管理しているか作っているかっていうところはゲーム性にも現れてくるので、それがボードゲームの世界でも同じようなことが書かれているっていうのは興味深かったですね。
あと第4章がボードゲームは何を私に考えさせたか。ここで岩原さんがリワークデイケアというところで、うつの給食中の時に2015年から2017年って書いてますね。
復職や再就職を目指す精神科のリワークデイケアに通っていたと。ここで面白かったのが思考力や協調性を回復させる訓練としてボードゲームがプログラムに取り入れられていたこと。
大体的に各2回ずつゲームと集団ゲームの時間が設けられていたっていう。復職や再就職を果たすためにボードゲームが活躍していたっていう。
第5章のところでボードゲームはどこまで世界を掘り下げるかっていうのがあって、最後初めての買い方ガイドということで超初心者のためのボードゲーム購入術。
シチュエーション別おすすめボードゲーム10選ということで、ボードゲーム初心者の人にとってはどのゲームから遊べばいいのかなっていうのが参考になっていいかなというふうに思います。
ボードゲームの楽しみ方
例えば恋人やパートナーと2人きりで遊ぶっていうシチュエーションだったらガイスターっていうゲームがおすすめというふうに書かれていたりとか、
あと中学前の子供と一緒に遊ぶんだったらカヤナとか、小学生の子供と一緒に遊ぶんだったらもっとほいっぽっていうゲームだったりとか、
普段会わない親戚同士遊ぶウミガメの島、昼休みの空き時間に軽く遊ぶスカウト、大人数のパーティーを盛り上げるボードゲームとしてはーっていうゲーム。
これ面白いですねタイトルが。友達同士でまったり遊ぶのにおすすめなのが私の世界の味方。大人の趣味として休日にじっくり楽しむというところでカタン。
カタンは昔僕も遊んだことありますね。アナログではなかったんですけど、Xbox 360でカタンが遊べたのでオンライン体制もできたのでカタンでよくフレンドと遊んでいました。
あとカルカソンっていうゲームも紹介されていたりとかアナログ版もありつつデジタルで発売されているものも結構あったりするのでアナログ版だけじゃない遊び方もできるのがいいかなって思いました。
謎解き&脱出ゲームファンで遊ぶんだったらイグズイット脱出ザゲームシリーズ。人道ゲームファンで遊ぶんだったらインサイダーゲームっていうのがおすすめっていうふうに書かれていて、
いろいろと興味深い内容だったのとあとちょっと気になった言葉としてノットフォーミーっていう表現があってこれは英語ですねノットフォーミー。
モードゲームのファン同士で議論する際に例え否定的な感想でもこのゲームはつまらないとは言わずノットフォーミーだねみたいな言い方をするとつまらないっていう表現をしちゃうとこのゲーム自体がダサくっていうふうにという価値観を他の人にも押し付けることになってしまってそのゲームを好きな人に対して嫌な気持ちにさせてしまうっていうことになっちゃうけどあくまで自分には向かないであればその人の好みというかお互いに好みの違いを尊重できるっていう表現でノットフォーミー。
デジタルゲームとかでも世間の評価が高くても自分はあんまり面白く感じないとかっていうのがあると思うんですけどノットフォーミーっていうの考え方ちょっと面白いかなっていうふうに思ったのとこの本の中でちょこちょこ出てくる考え方としてメリットクラシーっていう言葉があってメリットクラシーっていうのが能力主義っていう言葉メリットクラシーとデモクラシー民主主義能力主義と民主主義っていうところがあって能力主義っていう世界になっちゃうとこの本に書かれている表現を言うと能力の高い参加者のみがメジャーリーグ的に集まって
ハイレベルなゲームを組み立てる分離主義の手法でデモクラシー民主主義は未就熟者でも参加しやすい条件を整えるためにこそ就熟した人はその試験を使おうというノブレスオブリージュ貴族主義の発想に通じるそれらが悪いということではなく例えばゲームの実況動画を配信するなら断然対応すべきはメリットクラシー能力主義だとちょっとこれは僕もゲーム実況を配信してる手前ちょっとチクっとくるんですけど
初心者同士であまりできないスーパープレイの連続はサッカーのワールドカップのように見る人を興奮させると確かにゲーム実況を見る側からすると自分にはできないすごいプレイをやっているとやっぱ目引きますもんねあとeスポーツとか競技性の高いゲームはどうしても能力主義的な要素と親和性が高いとかただゲーム自体も簡単だったらいいわけではなくて簡単すぎても遊ぶ側からするとつまらなくなってしまうっていうのがあるから大人になってからアナログゲームあんまり遊ぶ機会が減っちゃったんですけど僕がちょっと前
2023年の春にゲームマーケットっていうものに参加してきたのをこの本を読んで思い出しましたゲームマーケットっていうのはボードゲームの展示会みたいなイベントで確かビッグサイトで開催されていたと思うんですけど多くの人がボードゲームを楽しんでいてしかも社会のテーマに切り込んでいくようなタイトルがあってこのボードゲームで社会が変わるでも紹介されているゲームとして京都議定書っていうボードゲームのタイトルがあったりとか環境問題とか社会性とかに一石投入するようなゲームもあったりとか
してそういうのが面白かったなっていうのと2023年のゲームマーケットで買ったボードゲームが歯の王様をまもるゲームっていうゲームを買ったんですよねそれはデンタルケア、歯のケアについてゲームをしながら学ぶことができるというゲームで一回相方とそのゲームで遊んでる風景を収録して動画としても配信しているんですけどデジタルゲームとアナログゲームの大きな違いっていうところがデジタルゲームだとそのプログラム上でルールが明確になっていてルールと一冊することはできないそれが複雑なゲームの理解っていうのをプレイヤー側が負担に感じていたりとかしてそういうのが面白かったなっていうのと2023年のゲームマーケットで買ったボード
感じなくてもいいというメリットなんですけどアナログゲームだとそもそもゲームのルールを理解するところから始めないといけなかったりとか
ゲームのルールを理解してゲームをプレイするっていうところもかなり個人差が現れるでも個人差が現れる中でも一緒にその相手とゲームを楽しむためにはどうすればいいのかなっていうのを
試行錯誤しながら今回その歯の王様をまもるゲームっていうゲームを遊んだ時は相方とだったんですけど例えばそれが自分の子供とか
僕は子供がいないのでお一個とか三個とかと遊ぶってなった時にどういうふうにすればその子たちがゲームを楽しめるのかなとかそういうのをいろいろ考えながら試行錯誤しながら遊ぶことができるっていうのがボードゲームアナログゲームの魅力なのかなっていうふうに思ったので今回はですねボードゲームで社会が変わる
今回初めてゲームに関する本を紹介してみたんですけども今後も本を紹介していこうと思います改めていかがだったでしょうかぜひコメントとか感想とかであなたのおすすめ本やボードゲームを教えていただければなというふうに思いますそれではまた次回お会いしましょうご視聴ありがとうございました