カチンと来る頻度が減るトランスフォームの効果
まてぃ
こんにちは、このTFCチャンネルは、エグゼクティブコーチ根本 Deacon 雅子とMCのマティがお届けします。
本日は、自分にトランスフォームが起きるとカチンと来る頻度が減る、をテーマにお届けします。
根本Deacon雅子
はい、皆さんこんにちは。皆さん、日々の中でカチンと来るようなことってありますか?
お仕事場もあるかもしれないし、あるいは何かね、コーヒーを買うとき、あるいは満員電車の中でカチンと来ることって日常生活の中でたくさんありますよね。
でもこのカチンと来ることによって何が起きますか?カチンと来ることによって自分自身がすごい疲れちゃう。そんなことになりませんか?
疲れる前に怒りが増えていく。怒りが増えていって疲れちゃう。そんなことがありますよね。
あるクライアントさんの例なんですけれども、その方はある一つの大きな本部を率いていらっしゃる方だったんですけれども、
セッション始める前は、もうとにかくそのカチンが1日10回くらい来てたっておっしゃってたんですよね。
だけども、セッションを10ヶ月後ぐらい経ったら、もうこのカチンが全然なくなったんです、気づいたら。
いつカチンがなくなったか忘れちゃったくらい、そのカチンがなくなったっていうことに気づかないぐらい、今自然にカチンがない人生になってましたっておっしゃったんですよ。
ずいぶん大きな、それこそトランスフォーメーションっていう質の変容が起きてしまった。
まさにポーチングの成果、トランスフォームが起きたっていうふうに感じたんですけれども、
本人がおっしゃってたのが、カチンカチンしていて、その時に起きたのは、一番そのカチンで揺らいでいたのは自分なんだということに気づかれる。
つまり、自分が揺らいじゃうからこそ、他のものも揺らいで見えちゃう。
揺らぐことによって自分ができる、本来だったらもっといい関係性を部下と作れるかもしれないところをカチカチしたコミュニケーションを部下に対して取ってしまっていた。
そこが見えたっていうふうにおっしゃってたんですよね。素晴らしいですよね。
カチンの例と自己価値の揺らぎ
根本Deacon雅子
またある方は、このカチンって言ったところが、まさに先週ぐらいにお話しさせていただいたかもしれない。自分のバリューは自分が知っていることです。自分が決められます。
自分の価値っていうようなお話をさせていただきましたけれども、
それこそ金額、自分の金額を提示したときに値引きを求められたときに、ついカチンというふうに来てしまう。
だけども、それこそ独立したばっかりのときっていうのは、そういうカチンっていうのは絶対出しちゃいけないと思われると、
ついうっかり値引きもお相手の優雅ままに飲み込んでしまう。そんなことがありますよね。
でも、そんなときにこそ自分のカチンっていうのをちゃんと観察してあげると、何か見えてくるものは実はあるかもしれないんですよね。
マティさんもそんなようなご経験ありますか?
まてぃ
さっきの値段の話は私もよく感じるところなんですけども、私はそこはカチンとしないんです。
その話を伺いながら、なぜなんだろうって考えると、例えば会社にいたときに、
受託先でお金のお話をしたときに、私たちは100万円ですって言っているのに、
相手先では50万円でお願いしますって言ってきた。さっきの方と同じ話ですよね。
そういうふうに言われたら、私と一緒に行った先輩はものすごくカチンと来て怒っているわけですよね。
隣に立っているだけで怒っているのがわかる。
でも私は無表情で別に怒ってないし、カチンと来ないんですよね。
なぜかというと、私たちの値段は100万円だって決めているので、相手から50万って言われた時点で、
もう終わりなんですよね、話が。だからカチンとする必要がないなってずっと思っていて、
その話を先輩にすると、またそれを聞いて先輩が怒る。
だからそこ怒るとこじゃないですよっていう笑い話では毎回あったんですけども、
そこって自分たちの価値は100万円であるっていう定義付けをしていたので、そこは揺らがなかったんですよね。
揺らぐ必要がないと思っていたので、カチンと来る必要もないと思っていたんです。
そういう話かなって思いながら、久しぶりにこの話を思い出しました。
根本Deacon雅子
素晴らしい。きちんとご自分の中で何かが明確に立っていたら揺らがないんですよね。
でも揺らいじゃうっていうのは、やっぱり自分の中で不明瞭さ、あるいは何かちょっと違って物事を見ていると、
そういう揺らいでしまうことが起きている。
でもこの揺らぐ自分っていうのは非常にもったいない話なんですよね。
なぜならば、その揺らぐ自分があることによって自分の可能性の限界を作ってしまっている。
グラグラグラグラ揺らいじゃうっていうことは、そこまで自分の限界をそこで作ってしまっているっていうことは、
目に見えない限界を自分が引いてしまっているっていうことになるんですよね。
そのカチンを手放すのが難しいなっていうふうに思われたら、
逆に自分の限界は無限なんだって言ったところに立っていただくと、
だったらカチンで自分がゆらゆらしている暇はないっていうふうに考えられる可能性が高いんですよね。
なぜならば先ほどお一人の例で、一番最初の例でお出しした方っていうのが、
カチンって結局揺らいでいるのは自分なんだっていうふうに見えてきたときに、
同時にセッションを通してご自分の限界は無限なんだというふうに認識できたら、
それと同時にそのカチンを手放せた。カチンも減ってきたっていうふうにおっしゃってるんです。
ですから今日の問いはまず皆さん、今日1日ご自分を観察していただいて、
カチンがいつ起きたのか観察していただきたいと思います。
もしも今日1日の観察がするのがちょっと難しいなと思ったら、
昨日1日を振り返ってみて、どんなときにカチンをしたのかちょっと観察をしていただけますか。
その観察から何か感じたこと、思ったこと、気づいたこと、あるいはご質問があったら、
いつでもこちらのほうにご連絡していただければと思います。
まてぃ
はい、ということでご質問やご要望、リクエスト等がありましたら、
スタンドFMのコメント欄か、ネタ、ツイッターのハッシュタグ、
TFCチャンネルか、私金本さんのツイッター手にお送りいただければと思います。
本日もありがとうございました。
根本Deacon雅子
ありがとうございました。