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まてぃ
こんにちは。このTFCチャンネルは、エグゼクティブコーチ根本 Deacon 雅子とMCのマティがお届けします。
本日は、自分のベストな状態を作るマインドフルネスをテーマにお届けします。
マインドフルネスの定義と違い
根本Deacon雅子
はい、皆さんこんにちは。自分のベストな状態を作るマインドフルネス。
マインドフルネスという言葉は、最近いろんなところで聞かれていきます。
そして、このマインドフルネスと瞑想、メディテーションは一緒なんでしょうか?
というようなご質問をたびたび受けることもあるので、ちょっと改めて違いますよ、というような説明をここでさせていただきます。
メディテーション、瞑想というのは、自分自身の内側に対して意識を向けることなんですよね。
それに対して、マインドフルネスというのは、自分の外側に対して意識を向ける。
外側に対して意識を向ける。それは何じゃ?内側に意識を向ける。なんだろう?って思われるかもしれませんけれども、
この外側に意識を向けるというのは、自分自身の五感をフル活動していただくということなんですよね。
例えば、ご自分自身の中で聞こえてくるもの、見えるもの、感じること、味わうもの、匂いですよね。
ご自分自身の五感といったものを、皆さんどうですか?日々の中でどれぐらいフルでフル活動させていますか?
五感があるにもかかわらず、五感をあんまり使っていないというような状況って結構あるんじゃないでしょうか。
この五感をフルオープンにさせる、フル活動させてあげられるのが、このマインドフルなんですよね。
そうやって、五感をフル活動させて、自分の外側で何が起きているのか、何が聞こえてくるのか、何が見えてくるのか、
どんな匂いがするのか、こういったものを自分が今の瞬間感じられることによって、自分自身が意識的に今ここにいるということを作れるのが、このマインドフルネスなんですよね。
その逆に、メディテーション・瞑想というのは、自分の内側に入っていく、自分を内省していく、自分が今どんな気持ちがあるのか、どんな感覚があるのか、それを観察していくんですよね。
おそらく、マインドフルネスから始められる方が、そのメディテーションの状態に行くことを手伝ってくれるというか、サポーティブになっていきます。
自分で内側を観察するって、結構ハードワークなんですよね。
ハードワークですし、あとそこに到達しているのか、到達していないのか、邪念がいっぱい来ちゃってるのは、なかなかメディテーションできませんっていう方もたくさんいらっしゃいます。
私もそういう時はたくさんあります。
ですから、そのメディテーションに入られる前に、まずマインドフルネス、五感をフル活動してみて、今自分が何を感じられるのか、そこを観察してあげられると、メディテーションという状態にもなれる。
そして逆にマインドフルネスの状態というのは、五感がフルオープン、フル活動している時っていうのは、自分自身がいろんなことを感知できる、今ここにいられるパワーによって自分がベストな状態に持ってこれるんですよね。
マインドフルネスの状態と自分のベストな状態
根本Deacon雅子
自分自身がベストな状態だったり、それからそもそも自分が落ち着きのある状態、平穏な状態、自分らしい状態とも言えるかもしれません。
そもそも自分らしい状態が何なのかっていうことも思い出させてくれます。
忙しい日々だと自分に期待されることに対してそれをお答えする。
例えて言うなら、テニスだったら右から左からサーブがいろいろ来て振り回しをされたりとか、野球だったら100本ノックだみたいな感じでボールをどんどん返すことが自分のミッションのようになってしまっているかもしれない。
そうではなくて、自分らしさっていうのは何だったっけ?自分が打ちたいボールっていうのは何なんだっけ?そもそも自分はテニスのボールを打ちたいんだっけ?自分はもっと違うボールを打ちたいんだっけ?
いやいや、自分は球技に興味がないんじゃなかったっけ?っていうような風に、そもそも自分らしさとは何なのかということを思い出させてくれるのがこのマインドフルネスの状態です。
このマインドフルネスの状態どうやって作ったらいいんでしょうか?というご質問がありますけれども、これはご自分が好きなことに没頭している時というのはおそらくマインドフルネスの状態なんですよね。
車が運転が大好きな人がいらっしゃいました。そしたらその方にとってみれば、車を夜、高速を超スピードで、超スピードって言っても当然リミットありますけれども、そのスピードで走ることが自分自身をマインドフルネスの状態にしてくれる。
あるいはジョギングが好きでジョギングをしているときにマインドフルネスになる。あるいは犬と散歩をしているときにそういうマインドフルネスの状態になれる。何か座禅をして呼吸法をしているときだけがマインドフルネスではないです。もちろんそれでも結構ですし、結構ですけれども、自分の中で取り入れやすい、自分が没頭できる、没頭しやすいものに始められて、
マインドフルネスになりますよね。アート教室なんかもあります。もう無心に絵を描くことで自分自身をマインドフルネスを作ってみましょう。ポイントは、五感をフル活動させてあげられるものだったら何でもOKです。そしてそれによって自分らしい状態を作ってみるといったところがマインドフルネス。
ぜひご自分の中でベストな状態を作るために、どんなマインドフルネスができそうか、どんな状態が自分を没頭にさせてくれそうか、そこをご自分に解いてみてください。
まてぃ
はい。ちょっと私事なんですが、私は今、親知らずは抜いて口が自由に動かなくて、食べ物を食べるのがすごく難しい状態なんですね。それでこの話を伺って、もしかして今私の食事はマインドフルネスかもって思いました。
いつもだったら普通に食べる時って何気なく食べるじゃないですか。でも今、量が食べられないし口が痛いので動かないので、本当にちょっとの量をちょっと口の中に入れて痛くない場所でゆっくり噛んで、そこまで味わいたいわけじゃないんですけど味わうみたいになるとあまりにも咀嚼している時間が長いので考え事が進むんですよね。
これはマインドフルネスかもしれないって話を伺っていても。
根本Deacon雅子
もうまさにそうですよ、マッティさん。それがマインドフルネスの状態ですよ。右の歯で噛んでいるのかな、左の歯で噛んでいるのかな。噛んでいると食事ってたくさん噛めば噛むほど味も変わってきますよね。
それこそ、ながらでお食事していると味わっているようで全然味わってないんですよね。素晴らしい観察じゃないですか。ちょっと歯が痛い、ちょっとあれですけれども、そこからマインドフルネスを作られていらっしゃる、そこを観察していらっしゃるマッティさん。さすがですね。
ご自分をベストな状態に持ってこれるじゃないですか、そこから。
まてぃ
そうですね。
根本Deacon雅子
いい感じです。
まてぃ
ということで、ご質問やご要望、リクエスト等がありましたら、スタンドFMやYouTubeのコメント欄、Xのハッシュタグ、DFCチャンネルか私金本さんのX宛にお送りいただければと思います。本日もありがとうございました。
根本Deacon雅子
ありがとうございました。