作品の雰囲気とメッセージ性
こんにちは、トシです。ミユです。
この番組では、地上天守閣に住んでいる事実婚カップルのトシとミユが、一緒に見た映画の感想を考えることが大好きな僕たちの視点で話しています。
なお、内容にはネタバレを含みますので、聴取の際にはご注意ください。
今回は、【ストーリー・オブ・マイライフ】を鑑賞しました。
はい、見ましたね。
Netflixに来てたので。イエーイ!
面白かった。
この作品、私が大好きな作品で。
私、フィルマークスやってて、916本記録してあるんですけど、
星5.0の映画が4本しかないんですよ。
その4本の中の1本です。
へー、そうなんだ。
多くを語る前に、トシさんどうでしたか?
へー、どうだったか。
なんかやっぱ題材として、2側面あるのかなって気がしてて。
多分、この物語自体が若草物語を書いた著者の方の自伝的なストーリーになっているし、
多分、若草物語自体も自伝的な本になっているから、
そこら辺がちゃんと書かれているっていう話もあるし、
あとやっぱメッセージ性としては、4姉妹の生き方というか、
その中で、それぞれの幸せみたいなところを色々な形で見せてくる作品で、
メッセージ性としてはそういうところなのかなって思って。
そこはさておき、物語の雰囲気というか、全体そのものがやっぱめちゃくちゃ良かったね。
愛おしいのよ。
そうそうそうそう。
何て言うんだろうね。
他の作品では話した気がするけど、
かつて自分もそういう時代があったような感覚になるというか見ていて、
慈しめるような作品だったね、すごく。
だし、そういう感じで表現されてるしね、過去がキラキラしてて。
思い出の宝箱みたいなのに、ちょっとしまっておきたいような作品なんだよね。
そうそうそうそう。
そこの表現がすごいいいなって思った。
若草物語の自伝的なストーリー
私の意見からすると、これグレタ・カーヴィグっていう監督の作品なんだよね。
40代の女性の監督なんだけど、もともと役者さんもやってたりして、
代表作品にはレディーバードとか、あとフランシス・ハとか、あとはバービーが有名な人なんだけど、
なんか全体的に通るものの中で、女性としての生き方っていうのがどの作品にも共通して現れてる方なのね。
だから女性として悩む姿とか、どうやって生きていけばいいんだろうっていう思いっていうのを、
すごく表現するのが上手い監督だなって思っていて。
で、これを鑑賞したのは私3年くらい前だったのね。
だから、全体を見るというよりかは、一人にすごく感情移入して、その話はちょっと後でしたいんだけど、
全体見ていくものとして、やっぱりそのグレタ・カーヴィグらしさっていうのがすごく出てたなぁと思う作品ではあった。
女性の幸せ、4姉妹のそれぞれの幸せ、もしくは別れとかっていうのがあったり、葛藤があったりっていうところの表現がグレタ・カーヴィグだなぁと思いました。
で、さっき触れたかったところに触れると、
私がそれを見たのって3年前だったから、当時25歳。
24歳だったから、誕生日来てなかったからだったんだけど、
なんかちょうど多分、劇中も年齢についてはメンションされてないけど、
調べたらシアーシャ・ローナンって1994年生まれだから、多分撮影当時25歳だったんだよね。
シアーシャ・ローナンって、ジョーの役を演じてた方。
だから多分その上が、今34歳かな、エマ・ワトソン。
そのぐらい前後2歳から4歳ぐらいでやる感じだと思うんだけど、
ちょうどその25歳の見てた自分と25歳でいろんなこと悩んでたジョーっていうのにめっちゃ刺さって、
自分もその時もう3年くらい恋人がいなくて、
なんか自分一人での幸せ、その時正社員で働いてたからさ、
自分一人でも幸せって気づいていけるなってわかるんだけど、
なんか恋愛にトライしては失敗して、
なんか後から自分のこと好いてくれた人行こうと思ったらもう全然違くて、みたいなことが本当にめちゃくちゃあって、
I Just Feel Likeからの先、ベスがなくなって、
お母さんと屋根裏部屋で話すシーンがあるじゃん。
あるね。
あのシーンにめっちゃ共感してめちゃくちゃ泣いて、
Filmarksにそれをわざわざ字幕を出して写したぐらい、
事あるごとに読み返すぐらい大好きなセリフなんだけど、
そういう悩みっていうのがすごくリアルだなって思ったの。
全然時代も違うしさ、結婚っていうものの意味合いも全然違うじゃん。
今はもっと自由に生きていいはずなんだけど、
でもなんとなく女性って結婚に一時期は絶対縛られると思うんだよね。
結婚する方が幸せだろうなみたいなところがなんとなくあってさ、
結婚しないで生きていく幸せってつかみづらいみたいな感じがするから、
だから本当にそれでいいんだろうかって自分もやっぱり疑問を呈してた時期ではあったんだよね。
女性の生き方と幸せの表現
だからそれが情とすごくめっちゃ重なって、わーって共鳴して、わーって大泣きしたのを覚えてる。
あーそうなんだ。
なんかあの時は言葉を知らなかったんだけど、
私この頃からめちゃくちゃ多分クォーターライフクライシスに入りまくってたんだよね。
2年半くらい。
だからこの先の人生どうやって生きていこう。
恋愛って本当に必要なのかなみたいなところについて、
やっぱこれ全然時代も違うしクォーターライフクライシスなんて言葉なかったと思うんだけど、
それもなんか見せてくれるよね。
若者向けなんですけど小説はって言ってたけど、
ある意味では確かにそのくらいの年齢を狙ってる小説とか映画ではあるんだなと思う。
なんかね、ある意味でやっぱその25、6歳くらいって岐路に立たされるよね。
これからの生き方。
だからそれこそさ、結婚とかもさ、
結婚って別にさ、ただ婚姻を結ぶだけじゃなくてさ、
その裏にはさ、やっぱり子供を作るとか子供を育てるみたいなのはコンテキストして入ってくるし、
子供を産むんだったらさ、やっぱ年代は今じゃないといけないわけじゃない。
後回しにすることはできない。
今そこの選択をしないといけないし、やっぱその選択によってね、生き方はすごい変わってくるじゃない。
キャリアをちゃんと積んでいけるかどうかみたいなところもあるかもしれないし、
逆にね、子育てってなったらまた違う生き方になっていっちゃうみたいな。
だからやっぱりそこはね、やっぱり本当にみんな誰しも岐路に立つタイミングであるんだろうね。
25、6歳って。
今話聞いてて気になったところは、
当時そうやって思ったと思うんだけど、今回見てみてどうだったの?改めて。
今回はね、もっとね、俯瞰して見てたかな。
例えば、メグ、長女のメグ。
エマ・ワトソンの幸せも、
それが本当に幸せなのかどうかっていうのは多分諸説あるっていうか、意見が分かれそうだけど、
その幸せが本当にどうなのかなって考えられるようになったりとか、
2番手の幸せ、エイミーだよね。
とかは、逆にちょっとリアリティを失ったかもね。恋愛から離れすぎたかもしれない。
でも、共感するとしたら、やっぱメグの幸せとかの方に、
前回よりもずっと、いいなって思った。
貧乏でこの先の苦労も全部丸め込んでっていうか、
この先の苦労も全部一緒に抱えて生きていけるこの人ならみたいなところの覚悟があるのがすごくいいなって。
いいなって思ったなぁ。
なんかその当時一番そうなったのはジョーのところとかはどう感じた?今回見て。
ジョーのところはね、普通にめっちゃ鮮明に思い出してたかもしれない。
あの時こうやって思ってたなぁとか。
なるほどね。
今回同じようなことを思ったわけではないんだ。そのまま同じように。
ジョーに対して?
うん。自分は結局、あの後仕事で生きていけばいいじゃないっていう線を失って、
結局、結婚っていう、自分はどっちかというと仕事とかで生きていくんだろうなって思ってたから、
逆に今全然違う立ち位置に、じゃあ結婚の方をメインで据えて生きてるから、どっちかというと仕事よりも。
だからなんか、なんか自分は随分面白い人生になったなぁと思ってたよ。
あーなるほどね。当時想像してなかった?
全然想像してないでしょ。
まさか今、余裕で無職してると思ってないし、まさかその、わかんない。
もしかしたら3年あったから結婚はしてるかもしれないと思ってたけど、
こんなにいろんなことが素早く動いていくとは思ってないと思うよ。
2年ぐらい付き合って結婚するかなーって思ってたかも。
はいはいはい。
なるほどね。そういう意味で言うとね、なんか1回見てっていうよりも、
なんか見るタイミングによっても印象が変わってくる作品なのかもしれないね。
そう思う。
なんか10代の頃に見て、その少女時代を見て、でほんと25とかで見て、
それが終わってから見るみたいな3本立てが一番気持ちいいかもしれない。
そうだね。
ちょうどやっぱその20代、25歳ぐらいを軸に、その前その後ぐらいで見ると面白いかもね。
面白いね。
もうちょっとね時間経ってみると、ある意味でまた答え合わせ的な感じの読み方もできるかもしれないし。
かもしれない。
クォーターライフクライシスの原因
じゃあちなみにさ、話変わるんだけど、
トシってクォーターライフクライシスあった?
あーでもそれで言うと、僕たちマッチングアプリで知り合ってるけどさ、
マッチングアプリを始めたきっかけで言うと、僕はもともとシェアハウスで暮らしてて、男4人とね。
みんなと暮らしていくのは楽しかったけど、
え、このままでいいんだっけ?ってやっぱり思ったんだよね。
去年ぐらいで。
でずっとそういうのはもやもやずっと思ってはいて、
あのね、MOROHAの革命じゃないけど。
ごめんな友よ、俺はもう行くよみたいな。
いやもう今年はちょっと一念発起して、ちゃんとこうアクション取っていこうって思って始めて、
なんか1ヶ月経たずぐらいで付き合っているんだけど、
そういうのはやってたかな、アクションとして。
とってはいたかもしれない。
し、今回だけじゃなくてそういうタイミングがちょこちょこ過去もあったかなと思って。
波があるよねやっぱり、ずっと思ってるっていうより、変えなきゃみたいな感じでアクション取ってみたいなのは、
ちょこちょこあるかも。
このままでいいんだっけへのソリューションが恋愛になったのはちなみになんでなの?
なんでだろうね。
他にもいろいろやり方あると思うんだよ。
彼女作る以外にも、なんかもっと仕事に全力出して、
例えば社長職乗っ取るくらいの勢いで仕事するとかね、例えば。
なんかその時に自分がワクワクする生き方ってなんだろうなって思った時に、
僕はまず前提仕事とかではないなと思ったの。
だから友達とか家族とかと楽しく暮らせるならいいなと思ってたんだけど、
いかんせん友達っていうものはさ、ずっと同じでい続けることはできないと思うのよ。
みんな別の人生歩んでるわけだからさ、一緒の人生歩んでるわけではない。
やっぱ主語は僕であって、僕たちではないよね。
友達と家に住んでるとかっていう状態で。
だから僕たちっていう主語を複数にできるような人と、
これからの人生をいろいろ僕は生きていきたいなって思ったから、
パートナーを一旦探してみるかって思った。
恋愛を求める理由
そこだけだと思わせたわけではないんだけど、
少なくとも僕はそういう生き方の方がいいかなと思っていたから、
とりあえず始めてみたくらいの気楽さではあった。
絶対作るぞぐらいではない。
とりあえず初めて1ヶ月ぐらい経って、無理だったら一旦アカウント消すかぐらいの感じでいた。
1ヶ月は見切るの早いだろ。
結構でも1ヶ月とかだと思うな。
そう?
それ以上はもうなんか、
惰性になっちゃう。
うーん、なるほどね。
要は激情はないよね、そこには。
鎮火しちゃうことが多いなって過去の経験上僕は感じてたから。
とりあえず1ヶ月とは思ってた。
じゃあまあ、それで彼女作るがうまくいかなかったら別の方法で解決しようかなってくらいのまずのプランAみたいな感じ?
そうそうそう、そんな感じ。
それが無理だったら、新しいことを趣味で初めて見るとかもあるかもしれないし、
仕事ってなんか新しいことは、自分から思われると取らなそうだな。
まあそうだね、なんかしてたんじゃないかな。
なるほどね。
じゃあ今回の作品で誰に一番感情移入したっていうか、誰が一番多いって思った?
共感ね、共感ってめっちゃ難しいけど、
なんで共感が難しいかっていうと、題材が結構女性によってたっていうのはあるんだけど。
そうなんですよ、グレタ・カーヴィグってこうなんで、今度バービー見ようね。
そうだな。
まあ共感というよりも、やっぱりずっとその人の気持ちになりながら見ていたのはやっぱジョーだなとは思う。
結構そのジョーみたいな生き方を本当はしていきたいって思ってる人って結構いるような気がするし、
あれってなんか男性女性問わず一緒だと思うんだよね、一人で生きていくみたいなところ。
ただまあでもそれで漠然として寂しさを持っているみたいな。
その寂しさみたいなところをどこに解決策というか、それをどう解消していくのかわからない。
それを漠然とした孤独感みたいなのを持っている人っていっぱいいると思っていて、男性女性問わず。
やっぱそこらへんの表現はすごい僕も見てて、共感というか、確かにそういう気持ちってあるよなっていうふうに思ったし。
でやっぱそれの最終的なソリューションがさ、物語としては恋人になるっていう感じだけど、
リアルでは独身で終わるっていう、その感じの分岐をしているのもなんか面白いなと思ったし、
私やっぱそこをちゃんと貫いて最後まで生ききっているというか、それまでやりきれているっていうところ自体もすごいなと思ったし、
やっぱりなんかみんな漠然とした孤独感っていうのを抱えながらそれに耐えきれずにさ、
まさにジョーみたいな感じでさ、特に自分が好きではないけど自分のことすごい好いてくれている人と一緒になるみたいな人っていっぱいいると思うし、
それでね、それで幸せになっている人もいれば、それでやっぱり後悔している人とかもいると思うんだけど、
逆にやっぱその中であえてしない、その本当にね物語の編集長が言ってたけど、その終わり方ないだろうみたいな感じのそっちをちゃんと生ききって、
孤独感の解消方法
それでちゃんと物語をして終わるっていうのが、なんかいいなって言いながら見てたかな、僕は。
なんかさ、ジョーが抱えているそういうなんとなくこう自分の物足りない気持ちというかっていう気持ちって、
なんか恋愛以外にソリューションがあるのかな、それ。
例えば趣味とか。
そうだね。
仕事とか。
なんかやっぱその、そういうものっていうよりもことの方が大事なのかなって気がしてて、
結局恋人が欲しくなる理由、それでこう生まれるものって何かっていうと、やっぱ誰かと生きていく、自分は一人ではないって思えるかどうかっていうところな気がするのよ。
で、それをじゃあなんで恋人がいると感じられるのかっていうと、別に隣にいるからなわけではないと思うんだよね、ただ単に。
なんかさ、隣にどんだけ人がいてもさ、やっぱり孤独を感じる時ってあるじゃない。
それこそさ、家族いて実家で普通に暮らしている人がみんな孤独じゃないのかっていうと、そうではなかったりするじゃない。
例えばね、兄弟とかもいて、兄弟とも仲いいけど、それでもやっぱりなんか物足りなさがあるみたいな。
だからただ単に人が隣にいれば生まれるものではないと思うのよ、その孤独感って。
じゃあ何でその孤独感って生まれるのかなって考えた時に見ながらも思ってたんだけど、
やっぱりその、自分は一人で生きているわけではないってどんだけ実感できるかっていうところな気がする。
ただ物理的に隣に人がいるのではなくて、そういうこう自分を取り巻く、その家の人でもそうだし、世の中のその社会全体でもいいと思うんだけど、
自分は一人では生きているのではなくて、いろんな人と助け合いながら、かつ自分も誰かを助けながら、自分も助けられながら生きているんだって実感できるかどうかだと思っていて、
それをパートナーっていう存在以外のところでも、なんかね実感として感じることができたら、そんなに孤独感は感じなくなるのかもなとは思った。
それが仕事の中での人間関係でもいいかもしれないし、友人関係でもいいかもしれないんだけど、
そういうところで埋めていくっていうのはできるのかもなと思ったね。
もちろんそういうパートナーって存在が多分一番作りやすいと思うんだけど、そういう感じで。
確かになんかさ、ジョーもさ、その屋根裏でお母さんと二人で話すシーンでさ、なんかもう愛せるよりも愛されたいって言ってて、お母さんにそれは本当の愛じゃないよって指摘されるじゃん。
だから多分、そのジョーが本当に欲しかったのは、その恋人からの愛、恋人の愛し愛されるような愛じゃ多分なかったんだよね。
でも足りない気持ちから、あ、これ足りないの多分恋愛だわってその時思ってローリーにプロポーズしようとする。
まあ失敗するんだけど、のかなって思う。
結果的にはさ、自分が仕事もこの先本をとりあえず出版できたし、学校も開けたし、
なんか仕事っていう部分のやりたいことっていうところで、社会への貢献とかその共同体への貢献っていうのができるからこそ、
やっぱ彼女は周りから多分将来オールドミスとかさ、いたじゃんそのメリルストリープおばさんがいた。
なんかすごい気強いっていうか、めっちゃ面白いおばさんみたいな感じで、全然そういうの跳ねのけて生きていけるんだろうなって。
そうだね。やっぱりジョーは多分そこの孤独感っていうの埋めるためというか、結果的に多分孤独は感じてない気がしてて、物語の終わりの中では。
やっぱ自分が書いた本をみんなが読んでくれるっていうのもあると思うし、
まず今言ってた学校ってところでやっぱりコミュニティを自分が作って、そのコミュニティの中で自分も生きているっていう感覚を絶対持ってるじゃない。
女王の家族との満足感
その最後のシーンだよね、扉が開いてさ、生徒からケーキ受け取ってさ、進んで行って、進んで行く道の中でさ、自分の家族とかさ、子供たちがワイワイしているみたいな。
あの中の中心に自分がいるってめちゃくちゃ思ってるわけじゃない?女王は。
あれは絶対孤独ではないよね。何だったらその家族とかのから受け取れる孤独感よりも圧倒的もっと満ち足りたものかもしれないし。
そこをジョーはローリーから受け取る愛よりも置物をそこで選べたっていうのが良かったなーって思ったね。
ちょっとびっくりしたけどね。え?って。エイミー?って思ったけど、結果的に物語の流れとしてはそれで良かったなーって思った。最後見終わって。
あとミユも言ってたけどさ、あのおばさん。あのおばさんの生き方もその孤独感に対してのヒントを与えてくれてるような気がしてて。
おばさんもさ、あれ絶対孤独ではないじゃない?あんだけね、そのめいっこたちがあんだけ自分の家に遊びに来てさ、自分の旅行にもついてきてさ。
で、弟にもさ、あんだけね、言ってもらえてね。扱いわかってるよね。で、弟のね、それこそ奥さん。
全然さ、血とか繋がってないわけだけどさ、いい関係築けててさ、あんだけねコミュニケーション取れて。
あれはあれで孤独ではないよね。ちょっときつめのおばさんではあるけど。
ただまあ時代的にやっぱ結婚しない人ということでちょっと変っていう風にも描かれるのかもしれないけどね。
だからやっぱあそこでそのお屋敷をさ、ジョーにあげるわけじゃない?最後。そこにもやっぱなんかメッセージ性があるような気がしたよね。
一人で生きていくって決めてるからね、ジョーは。あげるとしたらまあ二択。だからさ、ジョーかメグか。
そこでやっぱジョーにあげたっていうところからも、そのおばさんが持っている何かしらメッセージが浮き出てるような感じがしたよね。
なんかさ、最後に聞こうかなと思ってた質問だったんだけど、ラストはさ、まあ2種類用意されているわけじゃん。
なんかそのラストの方はどっちが好きって聞こうかと思ったんだけど。
うん。ラストっていうのは一人で生きていくか、恋人とハッピーエンドを迎えるかってところ?
そう。
どっちが好きか。うーん、どっちが好き。
何でもいいよ、どっちを応援したいでもいいしっていう意味で。
それで言うとやっぱりさっき言った通り、嬢はやっぱり違う意味での孤独感というか、そこを埋め合わせる方法っていうところを見つけて生きていっている流れで言うと、
私、まあ多分作者本人もそうしたかったであろうところで言うと、やっぱその一人で生きていくって方なんじゃないかなと思った。
やっぱ急感あるよね。そこであの人来て、なんか好きになっちゃってみたいな。
うん。でもね、この時代に近い映画としてプライドと偏見みたいなのが、っていう映画があるんですけど。
うん。
なんかそれも描かれてるけど、結構さ、ほらお見合いとかと近くてさ、会ってすぐ結婚みたいな感じだったりするんですよ。一応自由恋愛みたいな手を取ってても。
うん。
だからなんか、結構あの時代をモデルにした映画って急なやつが多い気がする。
うーん、そうなんだ。
だからそこら辺に対してあまりすごく違和感は持ってないけど、
でもなんかその駅でさ、会うシーンがさ、むっちゃロマンチックすぎるからさ、そっちにさ、なんかやっぱ惹かれるのはわかる。
うん。
やっぱ編集長見る目がある。
うん。ただちょっとね、物語として急すぎるなって思う。
うん。
なんか、そういうメッセージ何もなかったじゃん。そこまで。
なかった。
突然、突然ポッと出のなんか男が全部飾っていくみたいな。
そう。でもなんかこう、一人で生きていってほしいなあ。そっちの方がかっこいいなあ。
かっこいいし。
うん。
実際作者もね、生涯独身だったみたいだから。そっちでいってほしいよね。
いってほしい。
じゃあ今日はこんなところですかね。
はい。
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それではまた来週。