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てみたーずのラジオショー、てみたーず。
来週の金曜日に引っ越しなので、もうそろそろこの土日で決めなあかんと思ってまして、ずっと家に籠って引っ越し準備をしてたんですけど、ちょっとさすがに貴重な休みを引っ越しだけで終わらせてしまうの、なんか寂しいなと思って、今日映画を見てきたんですよ。
で、映画をさ、今何やってるか全然知らなくて、というのもちょっともう、俺の心は4月26日公開のアベンジャーズエンドゲームにもうすっかり奪われてたので、今何をやってるかっていうのを全然把握してなかったんですよね。
だからちょっと映画館に行って決めようかな、なんか面白そうなのって思って行ったら、やってるじゃないの面白い映画が。映画キングダム。俺これ漫画めっちゃ好きで、めちゃくちゃ毎週欠かさずヤンジャン読んでるぐらい好きなんですよ。
で、公開が昨日からだったんで、これは見るしかないと思って、今日キングダム見てきました。今日はキングダムのことについてお話したいんですけど、先に感想を言っちゃうと、結構面白かったですよ。原作を知っている、原作ファンでも楽しめる映画でした。
漫画の実写化って結構賛否両論分かれるというか、どちらかというと否の方が多いと思うんですけど、これに関しては結構な割合で楽しめるんじゃないかなと思います。
で、個人的な感想、大きい感想を先に2つ言っちゃうと、ヨータンは演じる長沢雅美が綺麗すぎたっていう。長沢雅美無双と言ってもおかしくないぐらいヨータンはめちゃくちゃセクシーというか、機品のある美しさでありながらバッサバサ敵を倒していく、戦士の顔も見せるっていう感じがすごく良かったですよね。
あとは、大輝、大沢隆を演じる大輝が結構個人的にアリだったなっていう。もともとビジュアルを見た時に、「え? 大沢隆?」って思ったんですけど、意外とアリでしたね。
そこら辺も本編でお話していきたいと思います。というわけで、今日お話したいのは、映画キングダムについてです。
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というわけで、原作ファンの多い漫画なわけなんですよ。このキングダムっていうのは、読んでいる方、もう俺が説明するまでもないくらい有名な漫画で、一回アメトークで特集されたじゃないですか。
キングダム芸人って。その時に、俺は書店で働いてるから、その影響っていうのをもろに感じたんですけど。そのアメトークでキングダム芸人が放送された翌日に、うちの本屋からキングダムが消えたくらい、一気に、一大部分がブワーッと起きた漫画なんですよ。
その前から、もともと面白くてファンが多かったけど、それで火がついて、もう一気に大人気漫画。俺もそのアメトークのキングダム芸人からきっかけで読み始めて、もう一巻読んだら止まらなくなっちゃって、一気に最新巻までブワーッと読んで。
その時、たしか40何巻だったかな。今は54巻まで出てまして、まだ現在も連載中の漫画なんですよね。中国の史実を基にしている漫画なので、その史実通りに行くと100巻を超えるんじゃないかって言われているくらい超大作の漫画なんですよ。
今回の映画のストーリーに関して言えば、漫画で言うと1巻から5巻あたりくらいの内容なんで、本当に全体の流れで言うと序盤なんですけど。その中でも、しっかり漫画の必要な要素っていうのをまとめてわかりやすく2時間の尺に収めつつ、かつ、これで終わりじゃなくて、しっかりと今後につながりそうな見せ方をしているっていうところが、結構魅力的だったんですよね。
1巻から5巻のストーリーをネタバレにならない範囲でざっくり言うと、シンという、後々中国、中華を初めて統一した国があるわけなんですけど。
そこをシンの国において、シンが中華を統一していく物語なんですよ、キングダムって。その中で主人公のシン、これまたちょっと音の響きが同じなんでちょっとわかりづらいんですけど。
あとは、こちらは信頼するのシンで、シンっていう奴隷出身の、奴隷の身分だった少年が、天下の大将軍を目指していくっていう話でもあるんですよね。
その中で、この1巻から5巻の序盤の内容だと、よくある王族の中で後継者争いみたいな形で、お兄ちゃん、兄である主人公、今回の映画だと吉澤良さんを演じる永生っていう王がいたんですけど。
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それが本郷観音さんを演じる清京っていう弟に王座を奪われてしまったんですよ。その王座を奪還する過程で、山崎健人が演じるシンと出会って、「かたやこっちは王座を取り戻して中華統一を目指す。こっちは奴隷の身分から成り上がって天下の大将軍を目指す。」っていう志を一つにして向かっていく。
その第一歩が、弟の反乱によって奪われた王座の奪還、王宮の奪還なんですよね。これが1巻から5巻までの内容で、一番最初の山場なんですよ。
ストーリーとしては結構面白くて、その中でいろいろと出会っていくキャラクターとかがいっぱいいるんですけど。変な怪悪もなく、本筋をしっかり抑えつつ、登場人物が結構いっぱいいるんですよね。
でも、それを全部説明して、ぶわーっと散らかすわけでもなく、かといって絞りすぎるわけでもなく、あくまでメインキャスト、メインのストーリーに関わってくる登場人物にスポットを当てながら、しっかりとでもそれ以外の脇役キャラも存在させて、物語に奥行きを持たせているというか。
ちょっと説明が必要なところは、CGじゃないけど、そういう映像も入れたりしてね。すごくわかりやすい感じで面白かったですよ。
原作を読んでいる身からすると、今回のキャスティングは割とビジュアルだけで言うと、結構アリだなと思って見てたんですよね。特にヨータンは、山の王を演じる。山の王のヨータンは、女なのにものすごい強くて綺麗な将軍というか戦士がいるんですよ。
山の民、戦闘民族たちの長田雅美が演じるんですけど、これがセクシーでかっこよかったね。本当にめちゃくちゃ良かった。
ただね、これ映画を見る前の予告でさ、コンフィデンスマンJPの予告を見てたから、その振り幅にクランクランしながらさ。でも、こんなにクールでかっこよくて綺麗なヨータンを演じられるのはすごいなと思いながら。
一方で、後の始皇帝となる大王の英世を演じる吉沢良さんも、これまたね、強いんだけど、王族たる貴賓のある真の強さを持つ男みたいな感じでさ、これまたすごくいいんですよね。
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で、この吉沢良さんは、山崎健と演じる真の幼馴染というか、一緒に過ごしてきた兄弟のような存在の兵っていう男の子も演じるので、一人二役みたいな感じで、結構大変な役なんですけど、この演じ分けもすごくしてて、すごいなと。
漫画は同じなんだけど、キャラは全く別物で、でもしっかりとそれを演じ分けるっていう、本当に漫画から出てきたような表であり、衛星であるっていうのがすごく良かったですよね。
で、映画を見る前にビジュアルだけ見て、キャスティングだけ見て、心配だったのが大きかったんですよ。漫画の中で最強のキャラなんですけど、天下に名を轟かせる大将軍。
漫画で実際に調べてみたらわかると思うんですけど、すっげえ悪が強いキャラクターなんですよ。キングダムのキャラクターって、全員悪が強いんだけど、その中でもやっぱり、軍を抜いて悪が強いんですよね。ちょっとオカマのような感じで、ポッテリとした唇に、すごく長い髪で耳にピアスをつけて、笑い声はコココココっていう笑い方で。
これを実写化するとどうするんだろうっていう、想像つかないくらいのキャラクターなんですよね。でも、めっちゃ強いっていう。
アメトークでやってたキングダム芸人で、信子部の吉村がそれをやってたんですけど、これがビジュアルだけ見ると結構似てたんですよね。だから、そのイメージもついちゃって。
でもさすがに演技力とかでさ、さすがにそれは無理だろうから、誰がやるんだろうなと思ったら、大沢高雄さんで。これはちょっとどうなんだろうなと思っていたら、これが意外と俺個人としては結構アリで。
さすがにさ、あの漫画のままやると、結構ギャグになってしまいそうなキャラクターなんですよね。ちょっとオカマみたいな。掴みどころがなくて。でも、実はすごい深いところまで考えていて、なんて先も読んで行動していて、それは後から繋がってくるみたいなキャラクターなんですけど。
ただ、オカマみたいなビジュアルであったキャラクターなんですよ。だから、それをどうやるんだろう。あれが実写化になってくるとどうなるんだろうなって思っていたところで、すごくハイブリッドな感じなんですよね。
女性っぽさみたいな。それもありつつ、大将軍の威風堂々たる姿。実際、結構15キロ増量したらしいですね。がっしりしてさ。ビジュアルで言うと、ちょっと漫画の大きさとは違うけど。でも、実写化するとなると、「ああ、これは大きいな。」っていう、本当にいい感じのところでさ。
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笑い声も、さすがに、「コココココココココココココココココココココココココココココココココココココココココココココココココココココココココココココココココココココココココココココココココココココココココココココココココココココココココココココココココココココココココココココココココココココココココココココココココココココココココココココココココココココココココココココココココココココココココココココココココココココココココココココココココココ
たぶん、納得のいく面白さだと、俺は思います。本当に初めての人からしても、漫画につながる。漫画を読んでみたくなるな、そして、ぜひ読んでほしいな、これをきっかけにと思う。その入り口となる映画だと思います。
逆に、俺、山崎健人さんが演じるシーンが、ちょっと叫びすぎかなと思ったんだけど、あれどうなんだろうね。いろんな見た人の感想を聞いてみたいなと思ったりするんですけど。でも、漫画でもウワァーってよく言ってるんですよ。
これを実写化すると、こんな感じになるのかなと思わなくもないけど、ただ、ちょっと叫びすぎじゃないと思ったりもする。でも、それはアクションが多い、戦闘シーンが多い映画だから、暑さになったりするのかなっていう感じで、そこまで気にはならなかったですけど、すごく良かったです。
あと、ちょっと佳良展が橋本環奈さんでしたよね。あれはあれで。悪くはないけど、ちょっと俺、びっくりしたのが、佳良展って途中まで女って気づかれなかったよね、確か漫画では。
ぐらい、ちょっとボーイッシュな感じなんだけど、被り物をしてるじゃないですか。あれを撮った時の顔が、いくら髪を短くしたりして、最近、コメディエンヌみたいな役をやってるって言っても、ちょっと綺麗すぎてさ。
これは綺麗すぎて、見染められてもおかしくないだろうぐらいの、周りの村の人間からしたらと思うから、ちょっとあれは違和感だったけど、全体的にすごく面白かったですよ。ぜひぜひ、キングダム見てみてください。
というわけで、今日話したのは、映画キングダムでした。最後までお聞きくださいまして、ありがとうございました。ユダチでした。