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こんにちは、Web3 デザイン トークスのテクノグリフスです。
本日もニューヨークからお送りします。
このチャンネルでは、Web3 テクノロジーや、
3D、モーション、タイポグラフィといったデザインについて、
共有していきたいと思います。
プロフィール欄には、デザインコミュニティ用の
ディスコードリンクもあるので、ぜひチェックしてみてください。
ということで、本日は、
インスクリプトというオンラインイベントについて、
オンラインイベントのDay1について、
お話をしてみたいと思います。
このインスクリプトというオンラインイベント、
以前の放送でも何度か話したんですけれども、
こちらはタイポグラフィを起点とした
実験的なデザインだったり、アートだったり、
どちらとも読めないような実験的なものですね。
そういった多種多様なものについて、
世界各国から選ばれたプレゼンターが
オンライン上でプレゼンテーションするというものです。
こちらが5日間開かれまして、
各日にちが3時間以上あるという感じで、
結構長いんですけれども、
それの1日目を見た感想を
今回はお話ししてみようかなと思います。
なので、2日目以降もまた別の放送で
お話ししようと思うんですけれども、
本日の1日目でもたくさんプレゼンターの方がいらっしゃったので、
個人的にいいなと思ったお二方にフォーカスをして
お話をしてみたいと思います。
また、なぜこの方たちに興味を持ったのかとか、
2人選んだんですけれども、
その方たちの共通点だったり、
これから3Dだったり、コーディングだったり、
タイポグラフィもですね、
そのあたり興味がある方は、
ぜひ聞いていただければ楽しいんじゃないかなと思います。
また、放送だけだとなかなか分かりづらいと思うので、
それぞれの方のウェブサイトも詳細欄に
添載しておこうと思います。
まず1人目なんですけれども、
1方目はイーガー・ザンという
アメリカのカリフォルニアの方かな、
のあたりに在住していらっしゃる方です。
この方は学校というか、
学業に関するところで教えることもしているみたいで、
コーディングの知識がある方みたいですね。
なぜこの方選んだかというと、
この方の作品ってARをベースにしているんですけれども、
ARにする前にそこにある物体を読み取って、
それを立体化するということをしていました。
具体的にもう少しお話をすると、
現実世界にある物を読み取る時の方法って
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結構様々なものがあるんですが、
分かりやすいものだとQRコードだとか、
バーコードみたいなものがありますよね。
つまりコントラストが強いものだと
比較的読み取りやすいという傾向があるようです。
この方が着目したのは、
宇宙関係のところが、
地上にある読み取り精度みたいなものを調べるために、
四角形だとか三角形だとかそういったものを設置して、
それを読み取るというものにインスピレーションを得て、
それにインスピレーションを得た形で文字を、
タイプデザインを作って、
タイプデザインされたものを
ARフィルターなどで読み取ると、
そこに立体化された文字が浮かび上がる、
というようなものを作っていました。
タイプグラフィーを使ったARというのは、
これまでもたくさんあるんですけれども、
その精度だとか、例えばカメラを動かしたときに、
結構グラグラ安定しないとか、
そもそも何か現実世界のものに
アタッチメントした形で表示されるわけではないとか、
そういったものがたくさんあると思うんですけれども、
彼女は逆に3次元空間で読み取るときは、
元となるソースとなる平面上のものに複雑性があったほうが、
読み取りやすいということに気がついて、
その試行錯誤をしながら、
比較的安定した形で立体化された文字を浮かび上がらせる、
そういったものを作っていました。
ですので、プレゼンテーションの中で見た中では、
実際にARフィルターを通すと立体化されたものを
持っているような感じなんですけれども、
実際はそれはただの紙みたいな感じで、
不思議な感じですよね。
本当にものを持っているんじゃないかというような、
そういった感じの映像になっていました。
彼女は教えているという立場もあって、
プレゼンテーションの最後にはユースフルなサイトとか、
そういったものをシェアしていて、
なかなかそういう方っていないんですけれども、
そういった意味でも好感が持てる方でした。
ということで、お二方目に移りたいと思うんですけれども、
お二方目はナフエル・ガースさん、
Rとか入っているのでちょっと発音は違うと思うんですが、
そういった方で、おそらくドイツとかそのあたりで
勉強したって言ってたんで、
ドイツご出身在住の方かもしれないですね。
この方は元々はウェブデザインだとか、
そういったものを勉強していて、
勉強して独立した後にコーディングを始めたりだとか、
そういったことでデザインとコーディングとサイエンスを
組み合わせたような、そういったものを、
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そういった形でこれまでのキャリアを築かれてきた方みたいです。
面白いのはその方のキャリア自体もですね、
フリーランスになった後、もう一回勉強し直して、
リフレッシュされた後にまた違った形で、
そのクリエイティビティを発揮されてっていう、
そのあたりのこれまでの経歴もとても面白かったです。
この方はですね、ボディランゲージ、
ボディランゲージって言うとちょっと語弊があるんですけれども、
カメラで体の動きを読み取って、
それに合わせた映像表現をするっていう方ですね。
そういったARフィルターってたくさんあるんですけれども、
この方もタイプグラフィーだとか、
そういったものをうまく活用しながら、
非常に面白い表現を生み出していました。
例えば画面上に一面に散らばった文字を食べるとかですね、
もしくは体を動かしてそこで文字の形を表現するだとか、
アニメーションもあとすごく活用されていて、
クリエイティブコーディングのいいところは、
ジェネラティブなアニメーションが作れるっていうところですよね。
アフターエフェクトとかそういったものを使った方法とは違って、
予測不可能で、
使っている方が参加者としてクリエイティブ化できる、
そういったものを作っていらっしゃる方でした。
この方は今ちょっと話したんですけれども、
モーションとかジェネラティブアニメーションを
うまく組み合わせて作っているんですけれども、
この先ほどの一型目と合わせて、
二人ともに共通していることっていうのは、
二人ともコーディングに知見があるっていうことですよね。
コーディングに知見がなくてもタッチデザイナーっていう
アプリケーションとかを使うと、
それに近しいものは作れるんですけれども、
それはそれで結構使うのにスキルや経験が
要りそうな感じでしたし、
それだったらコーディングを分かっていた方が、
いろいろとフレキシブルにできるんじゃないかな
という気もしています。
僕はコーディング1回試してP5.jsとか
そういったものをやったんですけれども、
結構合わなくてですね、
ここをちょっと掘っていくのは結構きついなっていう感じで、
一旦やめてる、
多分もうやらないような気がするんですけど、
非常に浅いレベルでやめているっていう感じですね。
なのでこの二方を見ていて、
とても羨ましくもありすごいなという
専門のまなざしで見ていました。
現代ってコーディング以外にもAIだとか、
3Dのモデリングだとか、
あとブロックチェーンに関することだとか、
本当に掘れば、掘っても掘っても奥が深いような
そういった領域って本当にたくさんありますよね。
なのでやりたいことが見つからないとか、
もしくはリースキリングに何したらいいかわからないとか、
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そういった方がいらっしゃるのかわからないんですけれども、
こういう面白い領域ってたくさんあるんで、
どれか一つ自分に興味のあるところを見つけて
掘るだけでもいろいろな形でそれが活かせることが、
活かすことができるんじゃないかなという気もしました。
またもう一つ見ていて気づきだったのは、
文字を表現に使うというのは一つ理にかなっていて、
コミュニケーションのために最終的には使っているんですよね。
バイラルのソーシャルマーケティングだったとしても、
それはある種のコミュニケーションなわけで、
結構表現をするときに何をモチーフとしていいかわからないという方、
もしくは自分自身もそうだったんですけれども、
何を書いたらいいのかわからない、
美術大学生時代とかあったんですが、
そういったときって文字をモチーフに使うというのは
一つあるように思います。
それ自体には固定の意味がそんなにないんですけれども、
言葉というものになると意味が生まれてくるという
面白い仕組みもありますよね。
そういった形で残りまだ4日があるんで、
非常に楽しみにして他のものを見てみたいと思います。
ということで、本日はインスクリプトオンラインイベント
1日目についてお話をさせていただきました。
もし今回の内容が面白いと思っていただけたら、
ぜひ画面下のいいね、また感想などもコメント欄に書き込んでみてください。
またこのチャンネルは週3回、日本時間の火曜日・木曜日・土曜日の朝8時を目処に配信をしています。
フォローしていただけると通知がされるので便利かと思います。
最後におまけトークになります。
おまけトークなんですけれども、僕この音声配信で、
音声で届けているんですけれども、
同じ内容をクロード、AIツールで文字起こししたものを精査してですね、
ノートっていう記事をパブリッシュできるサイトでも公開をしています。
そういったマルチチャンネルで展開するっていうのは効率的でもありますし、
タッチポイントが作れるのでいいかなと思ってやっているんですけれども、
このノートっていうブランドのロゴなんですが、
これを作ったのがかの有名なデザイナーさんだということを最近してですね、
その方は原健也さんというんですけれども、
日本デザインセンターで長くご活躍されていた方で、
ちょっと今はもうされているのかな、
僕日本離れてからちょっとあまりわからないんですけれども、
ちょっと最近それが驚きであったということをシェアさせていただきました。
はい、ということで本日も最後までお聞きいただきありがとうございます。
また次のトークでお話しします。ではまた。