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先生と保護者がつながると、子育てはもっと楽しくなる【渡辺道治さんゲスト回】
2026-06-23 1:12:47

先生と保護者がつながると、子育てはもっと楽しくなる【渡辺道治さんゲスト回】

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渡辺道治さんのボイシーはこちらhttps://r.voicy.jp/6d9A4BMnm8y)


はるかが教員時代にずっと憧れていた、渡辺道治さんをゲストにお迎えしました。「教え方の学校」代表理事として、国内外で授業や講演をされている方です。時間があっという間に過ぎる、胸アツの回になりました。教師という仕事に疲れた時にこそ聴いてほしい音源です。


【本日の内容】

「人を変えることはできない」という前提に立つ理由 / 提供型から参加型へ、バーベキュー型学級経営とは / あえて学級崩壊のクラスを担任する理由 / 名前を覚え、3日間で全員を褒めるところから始める / 講演で一番後ろ向きな人をロックオンする話 / プールに入れなかった子の話と「選択方式」 / 万策尽きるまで諦めない、教師の試行錯誤 / 教師の足りなさが、周りの力を引き出す余白になる / AIには埋められない「魅力」という力


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【番組概要】

世界を回る先生はるかと、ラジオ番組プロデューサーひとしが子育てについて納得するまで考える番組、子育てのラジオ「Teacher Teacher」。第5回 JAPAN PODCAST AWARDS 大賞&教養部門最優秀賞をW受賞。⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠毎週火曜日朝に配信。Xで#ティーチャーティーチャーをつけて感想・コメントをお願いします!


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感想

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サマリー

今回のエピソードでは、「教え方の学校」代表理事である渡辺道治さんをゲストに迎え、教育における深い洞察と実践的なアプローチが語られました。渡辺さんは「人を変えることはできない」という前提に立ち、子どもたちが自ら変わりたいと思える「きっかけ」を提供することの重要性を強調します。これは、教師や保護者が一方的に教え込む「提供型」ではなく、皆で協力し合う「参加型」、すなわち「バーベキュー型学級経営」へと舵を切ることを意味します。 学級崩壊のクラスをあえて担任し、初めに全員の名前を覚え、3日間で一人ひとりの良い点を褒めるという具体的な実践が紹介されました。また、プールに入れない子どもに「選択方式」を用いて自ら行動を促すエピソードは、子どもの内発的な動機を引き出す指導の極意を示しています。渡辺さんは、教師が「万策尽きるまで諦めない」試行錯誤を続けること、そして自身の「足りなさ」を認め、周囲の力を引き出す「余白のデザイン」が、保護者との連携を深め、子育てをより楽しくする鍵だと語ります。 現代の若手教員の離職問題、特に保護者対応の困難さに触れつつ、渡辺さんは「教え方の学校」を通じて、かつての共同体感覚を取り戻し、教師が孤立しないコミュニティを再構築することを目指しています。AI時代における教師の役割については、単なる「知力」ではなく、人間ならではの「魅力」こそが、子どもたちの心を動かし、AIには代替できない本質的な力となると提言し、今後の教育の方向性を示唆しました。

渡辺道治さんの紹介と「教え方の学校」の役割
スピーカー 2
はい、ということで、今日はゲスト回ですね。
ゲスト回です。
スピーカー 1
渡辺一春さんという方なんですが、
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
あれだね。
スピーカー 2
ティーチャーティーチャーでもね、
何の回だっけ?
悪口が止まらない子とかに、なしなしルール。
いやいや、なしなしルールですよね。
とかね、話をしたりとか、あとは、
心を育てる語りっていう本で、
どんな子どもに語りをすると、
心が育っていくっていう話で、
スピーカー 1
あれだね、スペースの話よね。
スピーカー 2
半段までのスペースがあるとかっていう話があったりするとか、
そんな話もした回で、
今日はゲストに出てもらうということですね。
もうはるかがずっと、憧れというか、かなりリスペクトをしていた。
スピーカー 2
相当尊敬していた。
小学校教員時代に渡辺一春さんの本にいっぱい出会って、
今まで8冊ぐらいは読んだかな。
もうだいたい漏らして読んでて、
それを学校で実践して、相当救われたっていうのがあって。
やっぱ実際に声聞いて、話聞いて、言葉を受け取ってもらうと、
やっぱどうやった?ひとし。
そう、今終わったんですよ、収録が直前に。
めちゃくちゃ楽しかった。
ね。
あっという間だったね、時間。
こんなに収録があっという間なこと、久々かもね。
気づいたらもう90分経ってたみたいな。
講演のプロでもあるし、教育のプロ。
スピーカー 1
いや、プロってこんな本気なんだっていうのがね、伝わってきて。
スピーカー 2
誇り持ってるよね、先生という仕事に対して。
先生ももちろん勇気づけられるだろうし、
今回はね、最後の方に保護者と学校がどうね、
手を取り合って子供を見ていけるかみたいな話ができて、
僕が今日1年目を思い出して、かなり胸アツの時間でしたね。
あの、疲れた時とかに、ぜひこの音源を聞くっていうのは。
元気出る。絶対に元気出る。
そういう音源になったんじゃないかな、これは。
うんうんうん。
ありがとうございました、道原先生。
ありがとうございました、ほんとに。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
とてもいい時間でした。
なんか浸ってるけど、皆さん今から聞くんですか?
いいな、今からまた聞けるのね。
いいな、またとかじゃないからね。
まだ聞けてない。
まだ聞けてなくて、今から聞ける皆さんが羨ましいって。
羨ましい、マジで。
時間それぐらいいい時間でした。
それではお聞きください。
どうぞ。
始めましょう。よろしくお願いします。
お願いします。
スピーカー 1
渡辺道原さん、来ていただきました。
なんか簡単に経歴とか自己紹介からお願いしていいですか?
今、一般社団法人教え方の学校というところで代表理事を務めてます。
で、先ほどお二人にも喋ってたんですけど、広い意味での教師教育って言ったらいいですか?
その学校の先生方が教え方だとか伝え方とか届け方について、
日本の先生だけではなくて、日本外の先生方も
のきなみ悩みとか課題が多い時代になってきてるところで、
国内各地だけではなくて、世界の様々な国や地域を訪れながら、
実際にこの授業をしているところを見てもらったりだとか、
講演をしたりだとか、様々な形で、
こうやってやると子どもたちの心に届いていくんだっていうことだとか、
教える技術だとか学級経営のやり方みたいなものについて、
できるだけ現場の実践地を多く伝えられるように頑張っているところのお仕事をしております。
「人を変えることはできない」という教育哲学
スピーカー 1
渡辺充晴と言います。今日はよろしくお願いします。
スピーカー 2
お願いします。
教師はどのぐらいやってたんですか?
スピーカー 1
まあ、シンプルに18年やったんですけど、
18年の間も私立も公立も両方やりましたし、
北海道と奈良と愛知って3カ所でやったので、
その間も飛び込み授業で実はそれ以外の県には行き、
どんどん喋りをし、海外にもその頃から行ってたので。
はい、でも勤めたのはその3地域、小学校で基本18年という感じですね。
スピーカー 2
学校の教員時代からいろんな学校に飛び込み授業をやって、
自分の授業を見せるみたいなことをされてましたよね?
スピーカー 1
そうなんですよ。さっきね実践地って話したんですけど、
いわゆるその大学のね、この教員養成のところがね、
その昔いわゆるこの師範学校って言って、
この明治から昭和の初期ぐらいまで行われてた、
先生を育てるための学校ですね、シンプルに言ったらね。
師範学校の中では、いわゆるこの実践地っていったもの、
その実際の授業のやり方だとか、子供への声のかけ方だとか、
ちゃんとした方の叱り方っていうのはこういった、
原理原則に基づいてやるべきだっていうことがきちっと教えられてたし、
そのそれだけではなくて、いわゆるこのね寮とかがついてたりとか、
この共同体の中で先生が育っていくみたいな、
そういうシステムがあったんですよ、仕組みがね。
でもこの戦後それがなくなって、いわゆる教育学部っていうところで、
行われるようになったのは、教育学だとか社会学だとか心理学だとか、
学問研究が中心の方に変わっていったと。
ってなってた時に、実際に今もそうなんだけれども、現場の先生方って、
いきなりね大学出てから1年目で、その4月、この発令というかね、
この例が下って、どこに行って他人ですって言われてから、
実質準備ゼロ日でいきなり教団に立たなくてはいけないみたいな。
でも大学の時に、実際に4月の初めに何を喋ったらいいかっていうのは教わらないし、
当番ってどうやって組んでいけばいいかも知らないし、
実際に子供たちの叱り方なんてことも習ったこともなければみたいな。
チョークの持ち方とかも含めてなんだけれども、
様々な実践地みたいなものが継承されにくくなったっていう、
そういった弱さがあって、そこから流れとしては、
例えば教職大学院の設置とかもそうですよね。
その現場の実践地をちゃんと先生方に取り戻していったりだとかしなければ、
この教師教育のところが立ち行かなくなってるっていう現状があるわけですよ。
今、僕のふるさとの北海道でも、ついこの前の新聞記事で、
20代の若手教員が去年1年間で231人退職。
で、この10年前の3.3倍の数値らしいです。
10年前の3.3倍。
これがどういうことかっていうと、
今、志願者数が減ってる問題ありますね。
先生になり手不足みたいな。
で、教員不足になってる問題と、
もう一つ、先生に会った後にそれが定着せずに、
あっという間に辞めてってしまってる問題って、
この2つあるわけですよ。
でも、この2つの元には何があるかって言ったら、
さっき言った、教師教育のところの足りなさだとか、
補いきれてないところがあるっていうところに、
僕は仕事っていう形で法人も立ち上げ、
僕もぐるぐる回りながら、
その仕組みを今整えてるっていう、
そういう道中ですね。
スピーカー 2
その道原さんがやってる教え方の学校、
僕も全国でいろんな先生に会うんですけど、
この間宮崎で講演に行ったときに、
道原さんの教え方の学校に行っている先生に出会って、
その方々の話とか聞いてたら、
とにかく熱くて、
とにかく教えるのが楽しいみたいな状態になってて、
で、僕も道原さんの本を読んで、
教室で実践をしていて、
そこから楽しくなってきたみたいなことがあって、
その先生も喋る内容とか、
学級系でやってることが僕に似すぎてて、
相当道原ソウルが全国に浸透してて、
スピーカー 1
宮崎まで届いてて嬉しい。
スピーカー 2
そうですね。教え方って話をされてるんですけど、
一方的な上から下に教えるみたいな感じっていうよりは、
やっぱり子供の目線に立って、
子供に合った伝え方とか、
言葉を選んだりするのがすごい僕は好きですね。
スピーカー 1
そうなんですよ、早川さん。
昨日もね、実は飛び込み授業をしたところの学校で講演をしたときに、
その授業作りだとか教える上でものすごく大切にしてることなんですかって言われたときに、
まさに今、早川さんが言ってたことと肩に重なるんですけど、
教えるっていう言葉自体が一方向的な感じがしますよね。
教える側、教えられる側っていう矢印の向きが一つしかないみたいな。
でも本来というか、
いい形で授業だとか教育がなされてるときってのは必ずそう方向だし、
むしろ逆ベクトルって言ったらいいですか。
教えられる側の方から上がってくるみたいな、
そういった矢印がたくさん出てるときに、
人はこう変わったりだとか伸びていったりすると。
で、僕はそれを同じように喋ってたのは、
スピーカー 1
この先生ってどこか子供を変えることができるだとか、
お父さんとかお母さんも我が子を変えることができるって、
なんかどっかそういう前提に立ってることって少なくないんだけれども、
スピーカー 1
僕はそうではなくて、前提は変えることができないって前提に立ってるんですよ。
変えることができないって思ってるんですね。
だからどれだけ素晴らしい授業をしたとしても、
いい講演したとしても、
それによって人を変えることができないっていう前提には立ってるわけなんですね。
でもじゃあどういう時に人が変わるかって言ったら、
その人が変わりたいって思えた瞬間に人は変わるわけですよ。
変われって言われても、ひとし変われって言われても変わらないんですね。
あれが変わるんだぞって言われても変わらないんですよ。
でも僕は変わりたい、私は変えていきたいって心の中から思ったときに人は変わるんですね。
だから教育者ができることっていうのは、それほど多くはなくて、
でも変わりたいと思えるきっかけをどのような頻度で渡すかだとか、
どのような密度で渡すか、ここについては専門書としてこだわってやることができる。
でもきっかけを渡されたとしても最終決定は自分なので。
でもたぶん遥さんもそういった手応えを感じたから、
その時仕事がすごく充実したって話も今されてると思うんだけど、
このいい形できっかけを渡してるときっていうのは、
本当にね、簡単に子供たちが自走モードに入っていったりとかするわけなんで、
昨日も飛び込み授業って言って、
リスナーの方の中には飛び込み授業っていう言葉聞き慣れない方もいるかもしれないんだけれども、
ひとしさんは飛び込み授業はわかりますか?
いやわかんないですよ、なんか飛び込んで授業するんだろうなと思いながら聞いたんですよ。
でもね、人の中には、別業界の方の中には、
なんか水泳の授業かなんかなんですかっていうふうに言ってる人もいたりする。
確かに。
でも言葉としては飛び込み営業とかの方に近くって、
いきなりドンで入るっていう意味の飛び込みですね。
だから初対面の子供たちにいきなり授業すること、これを飛び込み授業と言います。
スピーカー 2
あーそういうことか。
スピーカー 1
そうそうそう、飛び込み授業の話のときにも、
その参加者がもうクラスの子供たちの倍ぐらいの先生方が昨日も来られてて、
もうあの子たちのこの姿がってものすごく変容だとか、
そののびやかに学んでる姿にいろんな感想をくれたんですけど、
でもそのときにもう僕は変えられるってそもそも思ってないっていうところも伝えたし、
でも変えられないと思ってるからこそこのきっかけのとこにはこだわり切りたいみたいな。
だからどれだけ素晴らしい授業したとしても、
全員にそのきっかけを受け取る準備ができてるかって言ったら、
そうじゃないこともあったりするので、
このあたりの前提はかなり重要なポイントだと思ったんですね。
バーベキュー型学級経営と保護者との連携
スピーカー 2
実は僕とひとしの初めての本が子供お悩み100等番っていう本を出してもらったんですけど、
そこでなんか僕とひとしが番組を始めたきっかけが、
僕が学級通信で保護者にたくさんのことをお伝えしてたら、
保護者がすごいそれを宝物のようにとっていたと。
で、それをひとしは世の中に発信しようってことでポッドキャストが始まったりとかしたんですけど、
実はその学級通信とかも道春さんから教えてもらった学級通信の方法だったりとかして、
実は原点道春さんだったりするんですよ。
で、バーベキュー型学級経営っていう書籍、道春さんが出されてて、
そこの本の中身がまるで夢のような学校生活だったんですよ。
どういう、先生の?
先生にとっても子どもたちにとっても、やっぱり子どもがそれこそ主体的に学級経営をしていて、
でも休みの日までどんどん自分たち企画して集まっちゃうし、
そこに保護者も参加して、まさにみんなで子育てするっていう、
僕が描いてるビジョン、一番いい状態がそこにあったんですよ。
で、それをどうやってしてるのかっていうと、学級通信を通して先生の思いも伝えるし、
そこに子どもの言葉も載るし、そこに保護者の言葉も載るみたいな、
学級通信を通して繋がるっていうことがされてて、
で、それを1年間やってみたのよ。
そしたらもう、保護者からのもうお礼の言葉とか手紙とか、
子どもたちもそうだけど止まらなくて、本当に夢みたいな学級経営ができたのが、
そうそう、まさに、なんか原点。
じゃあほぼ、ティーチャーティーチャーの産みの親と言ってますね。
いや、まじでそういう。
カボンじゃない、道原さん。
スピーカー 1
え?
でも、はるかさんがそれを体現できるのはね、はるかさんの根っこにそれがあったからだしね。
同じバーベキュー型学級経営の書籍読んでも、
そこまでっていうような姿とか世界をまだ見れてない人も多分いるんじゃないかなって思って、
でもね、そういった声はもう全国各地から山ほど寄せられたんですよ。
スピーカー 2
やっぱそうですよね。
スピーカー 1
そうなんです。
なんかいわゆるね、バーベキュー型と対をなすのが、このレストラン型って言われるような、
それこそさっきの一方向と双方向って感じですけど、
レストランはね、この一方向型でシェフが一皿入魂で作った皿を、
このお客さんが召し上がって、
うまいとか、まずいとか、食べろぐなにみたいな、その評価を与えるみたいな、
わかります?この来る側、食べる側みたいなね、
この提供する側、受給する側が、この一方向になってるんだけど、
バーベキューはね、わいわいみんなで集まって、じゃあはるか肉切ってとかね、
ひとし野菜切って、俺火を起こすからみたいな、
もうみんななんかこう、分業で、しかもわいわいでそこに参加型になるわけですよ。
提供型から参加型に舵を切るっていうのが、バーベキュー型学級系の根っこにあるところで、
僕はそれをずっとやってきたんですね。
で、それやってきた時に、この前ね、20歳になって成人の集いに、
この前僕、奈良で勤めてた時のお仕事たちに呼ばれて行ってきたんですね。
そしたら、子供たちが、まあちょっと成人してて、
お酒飲みながら乾杯して先生と喋ろうみたいな感じになったんですけど、
その時に、かんじさんからというか、子供たちから面白いリクエストがあって、
先生、授業してほしいですと。
普通ね、成人の集いってなったらね、
このお酒飲んでわいわいでしょ、みんな全国各地知事になってるわけだから、
そこで授業やるんだなと思って、わかった、じゃあやろうかって言って、
僕、成人のその集いに集まった時に授業すると。
しかもその時に、かんじさんのプログラムが、
最初、ビンゴやって、あ、じゃない、乾杯してビンゴやって、
この写真見ながらみんなで、もうひとしきりみんなでわいわいした後に、
じゃあ先生、授業お願いしますみたいな。
順番どこかいみたいな、なんかそういうのがあって。
でもね、子供たちほんと面白いのは、
子供たちって言っちゃダメだね、もう成人になった教え子たちは、
もうその時ね、飲みながらでいいからねって言ったにもかかわらず、
誰でもお酒飲まなくて、もうちゃんと置いて、
でもギリギリって涙流してる教え子たちもいて、
私このために実は今日来たんです、みたいなね、その成人の時代に。
その後、2次会、3次会、4次会、5次会って、
若者たちの勢いが止まらなくって、
ときにね、僕深夜の2時ぐらいにカラオケ行ってる途中で、
もうごめん先生、そろそろ限界だから行こうって言って、
で、教え子たちがアーチを作ってくれて、
花道みたいな、そこを通って、先生帰ろうかなーみたいな感じになって。
翌日ね、僕がね、その2日酔いで起きたら、
その昨日、かんじの子から連絡が来て、
先生、もう1日だけ奈良にいることできますか?
みたいな連絡が来たんですよ。
で、どういうこと?って言ったら、
いや実は、うちのお父さんとかお母さんたちが先生と飲みたいと言ってると。
で、昨日は成人の集いだから、成人になった子たちが主役だから、
さすがに遠慮したけれども、
先生がもう1日いるんだったら、
ぜひとも飲みたいって、お父さんお母さんたちが騒いでると。
で、僕がもう1日入れるよって言ったら、
もう昨日と同じように、今度はお父さんお母さんたちが、
わーって集まって、
お疲れ様でしたーって言って、
で、そっから2次会、3次会、4次会って、
またどんどんと行ったんだけど、
その時にお父さんお母さんが言ってくれたのが、
まさに僕がこの単人してて、
そのね、バーベキューとか学級系してる時に、
あの時ね、子育てが本当に楽しかったんだって言ってくれたんですよ。
スピーカー 2
へー。
スピーカー 1
で、ペンネームでね、
なんかワイワイこの楽器通信に、
それこそラジオ屋に投稿するみたいな感じで。
スピーカー 2
そうなの、ペンネームで保護者がね、
通信にメッセージ出してくれるの。
へー。
スピーカー 1
ペンネームでみんな楽器通信に参加してるので、
保護者会で、
あ、あなたがリンゴさんだったんですねって。
あなたがウォルナさんだったんですねみたいな。
すごっ。
スピーカー 2
ポッドキャストみたいなことやってるんですかね。
そう、本当にそう。
QRコードでさ、フォームとかつけたりとかして。
スピーカー 1
そうっすね。
で、あの時本当にそれが面白くて、
子育てっていいなーって。
なんかこう、心配事とか悩み事が尽きないって、
よくね、ネガティブな話とか聞かれるけど、
本当に楽しくってみたいな。
で、うちの子ももうすくすく育って、
今先生になるって言って、
大学生に今通ってるんですみたいな、
そうなんですかーみたいな話とかをして。
だから参加型にしてっていうのも、
やっぱりこう、
こっちからいいものを渡し切るとかじゃなくて、
スピーカー 1
その人から立ち上がってくる、
沸き上がってくる気づきだとか、
そういう熱みたいなものを、
やっぱ参加型にかじ切ることによって
生まれると思ってああいう風にしてたし、
スピーカー 1
学級系だけじゃなくて、
授業もそういう風に僕はしてるってことですね。
困難な学級への挑戦と初期の関わり方
スピーカー 2
なんか道原さんの面白かったのが、
面白いというか、
憧れたのが、
学級崩壊してるクラスにあえて、
先生になってたじゃないですか。
スピーカー 1
ああ、そうなんという。
それも知ってくれて。
いわゆるその学級崩壊は、
たぶん聞いてる方もなんとなくイメージできると思うんですけど、
この冬くらいになるとね、
先生の世界って人事希望調査所ってのがあるんですよ、
ひとつさん。
で、原川さんも僕もそうなんだけど、
校長先生からね、
来年何年生どのクラスを持ちたい、
文章はどこを持ちたいみたいな、
そういう希望調査がなされるんですね。
で、希望調査ってだいたい希望通りにいかないんですよ。
で、僕も全国でいろんなとこで講演したときに聞いてみたら、
通る確率だいたい1割とか2割とか、
一定3割くらいかな、
だいたい半分も通らないですねって書くんだけど、
校長先生が最終決定をするので、
みんなの希望通したら、
もう担任のなり手がいないクラスがあったりだとか、
その風になってしまうと、
学校が組織として崩壊してしまうので、
希望はあんまり通らないっていうのが通例なのが、
その教師の世界の人事希望調査所で、
で、だいたいみんな第一希望何年生、
第二希望何年生とか書いたりするってなったときに、
先生も人間なので、
やっぱり前年度ものすごい荒れてたクラスとか、
学年とか子供たちって、
やっぱ持ちたくないっていう人たちが多い。
で、安定してるだとか荒れてないっていうところの方は、
絶対に先生としてハッピーだったり、
ストレス少なかったり、
そうやって1年を走れるみたいな感じのとこもあって、
忌避される荒れてるクラスは、
避けられる傾向にあるわけですよ。
で、僕はね、
これはたらい回しにされてる休館と似てるなと思ってて、
その病院いっぱいなので、
こっちで見れないので、
でもね、一番早くこの手をかけ、
目をかけてあげなければならないのは、
その荒れてるクラス子供たちだったりするわけなので、
僕人事希望調査所にどうやって帰ったかって言ったら、
第一希望も第二希望も第三希望も全部空欄にしておいて、
一番下のBコーナーのところに、
校長先生がこの学校で考えた、
一番大変だと思っている、
この学園クラス子供たちを担任させてくださいって書いたら、
僕はね、毎年通るんですよ、希望が。
ほぼ100%毎年通るんですよ。
そうですよね。
通るだけじゃなくて、
だいたい校長先生に呼ばれて、
来年も本当にいいんですかって。
で、僕はニコニコしながら、
もちろんです、ありがとうございますって言って。
で、これは綺麗事じゃないですよ。
大変なこともたくさんあるので、
聞いてる方の中で先生方もね、
いきなりそれやろうとかっていうのは、
思わなくていいんだけれども、
でも、そういう風にやってるとたくさんのね、
いろんなドラマが僕の中でも生まれて、
その子たちに、もう大人なんか、
っていうか、もう完全な大人不信、
学校不信、先生不信になってる子供たち、
もうだから担任した瞬間からもう、
ほとんどこっち全員が、
こっちを睨みつけてるみたいな。
そういうクラスもあるんですよ。
そういう状態でね、
4月のスタートがなされて、みたいな。
それ何からやるんですか?
スピーカー 2
みんなが睨ってたら。
スピーカー 1
何からやるかね?
いや、これはね、まあパターンによるんだけれども、
これね、実は決めてることがあるんですよ、僕は。
その、どれだけ荒れてるクラスだったとしても、
というか、やることはまず、まずね、
事前の準備、例えば4月6日に、
始業式1日目、
この担任発表の瞬間があるとしたら、
それまで、4月5日までの間は春休みなので、
その間に準備をするんですね。
で、準備の中で最も大事にしてることは、
何かって言ったら、
まず名前を覚えることです。
この人の話は聞くに足るというか、
そもそも先生不審、大人不審になってる子供たちが、
その、なんだろうな、
こっちに耳を傾けようと思えるかどうかっていうのは、
本当に切れ事とかではならないくらいの、
本当シュラの世界だったりもするので、
めちゃめちゃ信じられてない存在の自分が、
ちょっと信じてみるか、
こいつの言うことはってなってもらえるためには、
やっぱね、結構ね、熱量が必要だったりするんですよ。
で、この名前を覚えるってとこもそうだし、
もっと言ったら、
この学級がスタートしてから3日間の間に、
必ず全員の一人一人の名前を呼んで、
教室の中で取り上げて、
その子のいいところを褒めるっていうのはやってますね。
これは100%外さずやります。
この漏れ落ちなんかは絶対ありえないので、
だから、ひとしくんのね、
今この聞いてるこのにこやかな表情が、
先生すごいね、今喋ってて喋りやすいよ、
ありがとねっていうのは、
たった一人のことを取り上げてっていう、
そのピンスポットを当てるイメージのやつを、
例えばクラスに40人いたら40回当てるってことです。
それを3日間の間で必ずやり切るみたいな。
だから名前を覚えてね、そんな風にして、
自分のいいところをもう最初から見取ろうとしてくれる、
見つけようとしてくれてるって人の話は、
まあ1回ぐらいは聞いてやるかぐらいになったりするわけですね。
これがスタートです、大体。
スピーカー 2
僕が佐賀で公演に行った時も、
何十人の大人がいる中で目が合って、
あ、はるかさんじゃないですかって言ってくれて、
すごくない?
全国、世界中公演回ってるのに名前覚えてくれてて、
目が合ったらニコってして。
大人も?大人の写真とかなくないですか?
スピーカー 1
それはちゃんとね、面識もあったりだとか、
ああ、そういうことかみたいな感じでね。
でもその時にはね、名前呼ぶなんてことは当たり前にするし、
大人も子どもも人間なので変わんないんですよ。
いっしょなんですから。
だからね、もう一つ言うとね、
これ喋って大丈夫か?
その僕ね、年間200回ぐらい公演するんですけど、
公演会の中には、
僕の話が聞きたくてたまらない人たちだらけ100%の場合と、
そうじゃない場合がある。
スピーカー 2
ああ、そうですよね。
スピーカー 1
そうじゃない場合っていうのは例えばどういうのかって言ったら、
失敗研修って言って、
この行政の中で行かざるを得ない、
何年目の研修だとか、
必ずこの学校から何人出してください、
強制的に参加させられてる人が何割かいるパターンの研修会とか公演会もありますね。
これはもうあるあるなんですよ。
あるあるの時に、
この結構難しくないですか?って結構質問を受けるんです。
その聞きたい人ばっかりだったら、
すごいこういう公演会って何喋っても響くんだから、
こんなやりやすい環境ないですね。
でもその例えば夏の暑い時期に、
もう本当は今日休みたかったのにとか、
もうものすごいもう心の中でネガティブオーラが渦巻いてる人が、
ああしょうがねえな、今から2時間か?みたいな感じで、
もうブンって座ってるみたいなことっていうのは見てたらわかるんですよ。
こういう人もいる中で、
一体どうやってこんな連戦の公演をこなしてるんですか?って言われた時にも、
でもさっきのね、楽器崩壊の話考えたら、
誰も僕の話聞こうとしてないところから喋ってるのを続けてきたので、
もうなんかこうネガティブなオーラとかを纏ってたとしても関係ないですね。
関係ないところか、
これね実はやり方にコツがあって、
はるかさんとかひとつはもうなんか今回ってるみたいだからこれひとつ伝授すると、
例えばね会場に300人の人がいましたと。
で、半数くらいはなんか結構前のめりにポジティブな感じに生きてるなと。
で、まあそうですね、残り3割くらいはまあフラットで、
まあどっちから転ぶかわからないみたいな。
じゃあ残りの1割くらいがすごいネガティブオーラを纏ってたとしましょうか。
で、このね後ろ向きでネガティブオーラを纏ってる人ってね、
座るポジショニングが決まってるんですよ。
スピーカー 2
えー面白い。
スピーカー 1
ある程度ね、これ面白くないですか?
そのなんていうか、完全な後ろ向きでもう早く終われと思ってきてる人たちっていうのは、
まず最前列には絶対来ないですね。
はい、そうですね。
大学の講義とかと似てますよ。
やる気ある学生とかってもう、
かぶりつきで言ってる人は最前に行くけども、
もう寝続けようと思う人は絶対そこに来ないですよね。
で、あとね、
大体メインストリートってこの真ん中のところの通りがあるんだけども、
ここの付近にも来ないです。
通る可能性がある。
スピーカー 2
確かに確かに。
スピーカー 1
あとね一番後ろ、
一番後ろ、例えば教育委員会のお偉いさんだとか、
そのさらに後ろから見られてることとかもあるので、
できるだけ目立ちたくないんですよ、その人がね。
だから最高率も外すんですよ。
そうすると、自然とそういう人たちはこのね、
サイドのこの中腹部分に集まってくる。
生息域があるわけですね。
で、ここで腕組んで足組んで後ろに踏んぞり返って、
もう三毛にしわだせてたらもう完全確定じゃないですか。
で、その時どうするかって言ったら、
僕の中ではそういう人をロックオンするんです。
心の中で。
あなたに向けて喋りますねっていう風にしてスイッチを入れてロックオンして、
言わないですよ。
そのネガティブなオーラをまとってる人に。
でもね、その人にはその目線が当たる回数は他の人の多分数倍になってるし、
その人がちょっとでもうなずいたりだとか、
さっきのね、腕組んでたところちょっとほどいて、
ちょっと前の目になってきたと、
そういうのも絶対見逃さないし。
だって一番響きにくい人に響いたとしたら、
他にも絶対響くじゃないですか。
これも原理があるんですよ。
教室でも一番ネガティブなオーラをまとってる子供に届いたとしたら、
その子が変わると、その子だけが変わるわけじゃなくて、
周りも変わってくるんです。
あの学期大賞の学級崩壊の超本人のあの子が手を挙げて発表して、
バリバリと感想を書いてるみたいなものは、
あそこにズイズイしてた人たちも変えますよね。
だからネガティブなオーラをまとってる人の周りはそのオーラを受け取ってるので、
でもその人がね、ちょっと状態を起こして、
で、最後の方でハンカチ取り出して、ちょっと目元を拭ってるみたいな。
こういうこと実は起きるんですよ。
そうするとね、一滴のこの水滴が波紋を広げてくみたいな感じで、
会場全体がすごくいい空気になっていくっていうことはまあまあある。
で、これは学級の中でも同じですね。
だからむしろネガティブなオーラを発してくれてる人がいたら、
「選択方式」による子どもの主体性を引き出す指導
スピーカー 1
こっちはありがとう、あなたがバリバリとなってくれてる。
スピーカー 2
すげえ。
すげえ。
やっぱすごい職人だな。
僕あの、今結構テクニカルな部分がたくさん聞けて嬉しいなと思いつつ、
僕あの、ツイッター時代からずっと道原さんのこと追いかけてた時期があって、
教員2、3年目の時期か。
で、あらゆる道原さんが出るこう、講演みたいな研修みたいな全部オンラインで行ける部分を言ってて、
考え方、哲学みたいな、生き方みたいなところがやっぱ僕はすごい好きで、
そこが根本にあるから、これ本当にできちゃうんだろうなみたいなのがあって、
楽しむ力とか楽しむ意思が大事だみたいな話とかも、
スピーカー 1
うんうんうんうん。
スピーカー 2
2人のキーワードだったりした時もあったんですけど、
それも道原さんが教えてくれたのって、
そういう哲学があるからそうやってできちゃうんだなと思ったりもしてました。
スピーカー 1
さっきの楽しい楽しむもそうだし、
この結局自分自身がそれを決定してるところってあるので、
うちのクラスの子供たちにもね、それはよく言ってたし、
その誰かにこの与えてもらって幸せだとか喜びとかを作るんじゃなくて、
自分で作った方が絶対に面白いし、そっちの方が本質的な喜びになってくからねっていうのは、
手を買い品を買い言ってたのが心育てる語りっていう本になってたりだとか、
後、講演会の中でもね、お家の方がどうやった子供たちに伝えられるかっていうのがあった時に、
全然伝える術がわからないだとか、
あと学校の先生方もね、特に心閉ざしてるあの子にはどうやって届けたらいいのかわからない、
こういう悩みがつけないので、
でも僕はそういう子たちにばっかり向き合ってきた歴史を持ってるので、
そういう感じで言うと、そこを楽しめるようになってくると、
一変するんですよ、いろいろ。
だから、僕は逆上がりをね、例えばクラスでみんなで教えてて、
クラス全員達成っていうのを何回もしてきたってなった時に、
この逆上がりが例えば6年生になっててできないってなってる時に、
その子供たちの中にはもう鉄棒を嫌ってたりだとか、
もうなんなら鉄棒に何回も向かったけれども、
鉄棒に僕裏切られ続けてきたんでみたいな、
なんか鉄棒すら触りたくないみたいなもう拒否してるような子たちも結構いたりだとか、
さっき言ってた水泳の話も、
もう一切水に入らないって決めてる、もう固くなに?みたいな。
でもその子たちに入れって言っても入らないですよ。
入れなんて言えないしね、しかもね。
でもさっきのはるかさんが言ってくれたところは、
その子が入ろうって決めて入るわけですよ。
でね、逆上がりもやろうって決めて回ろうと練習するんですよね。
で、それをする時に僕の心の中には何があるかっていうと、
こんだけ水嫌ってて、こんだけ鉄棒嫌ってるこの子が、
例えば逆上がりができた瞬間どうなるんだろう?みたいな、とかね。
で、この子が水入ってなった瞬間、
この子を育ててきたお父さんお母さんとか先生は、
どんな反応するんだろうなって、逆にワクワクしてるわけですよ。
もう回るのは確定してるし、潜れるのも僕の中で確定してるからです。
本人はもう絶対無理だと思ってますよ。
本人は絶対無理だと思ってたけど、僕はもう絶対行けるって、
てか天気予報じゃないですけど、この後晴れるってわかってるから、
こんだけ曇り続けたところから、晴れたらどんな喜ぶんだろうなって、
そっちの方が勝つわけですよ。
こういう状態で伝えてると、
そっか、6年間できなかったかって言って、
いやもうこれ、ここまで喜び溜めてきたんだから、
回れた瞬間どんだけ嬉しいんだろう、楽しみだねって言って、
練習が始まるんですよ。
で、その子は自分のことを疑ってるわけですね。
できるわけないって信じてない。
その熱量を上回る形でこっちが信じるわけですね。
なるほど。
回れるよみたいな、いや等しく回れるから、
あとはね、ステップもあるし、
で、今ここまで来てるから、あと少しでここまで、
そうだな、あと3週間これ続けたら、
これ、逆上がり予報って言うんだけど、
基本外れないからって言って、その子はその気になるわけですよ。
だからこっちがその、マイナスな状況を楽しむって決めてると、
不思議と指導はうまくいくって、これも原則だなって思ってますね。
スピーカー 2
ちょっと、みちはるさんが普段子供たちにやってる語りを、
スピーカー 1
僕も盗みたいし、リスナーさんも盗みたいと思ってる気配がするので、
何個か紹介していただくとか。
もちろんもちろん。今の段階でも結構喋ってたけどね、実はね。
放送に出してない喋りとかも今もうやってたりとかしたので、
その逆上がり予報とかもまだ僕出してないし。
スピーカー 2
そうか。
スピーカー 1
お水の話、さっきのちょっとしましょうか。その水に全く入らなかった子がみたいな。
スピーカー 2
はい、ぜひ。
スピーカー 1
語りというか、教え方のテクニカルなやつも入ってもいいですね。語りだけじゃなくてもね。
スピーカー 2
はい、もちろんです。
スピーカー 1
僕が担任した子で、そうだな、この幼稚園の時に全くプールに入るところか、
お風呂でも顔洗うのが苦手でとか、
もっと言うと、歯医者に行って口開けることができなくて、
もうすごい虫歯だらけみたいな。
そういうね、こだわりが強いお子さんがいて、ちゃんと診断もついててね。
っていうお子さんがいたんですよ。
絶対にプールには入らないってその子が決めてるのでって言って、
幼稚園の時も一度も入らなかったし、
服すら脱がなかったのでっていうそういう子がいたんですよ。
じゃあ仮に、
康二くんとしましょうか、仮にね。
康二くんと書いて、康二くんは幼稚園の時に一回もされて、
もう水が嫌いで嫌いで、顔が濡れるのも嫌、
歯医者に行って口開けるのも嫌っていうそういう子がいた時に、
僕が一年生で担任したんですよ、その子を。
そもそもね、その子、入学式に出られない可能性があったので、
つまり、見通しの立たないことに極度の不安を覚える、
そういう特性を持っている子だったんですよ。
だから、もう幼稚園の先生からももう相当な引き継ぎがあったので、
その子が入学式に出るために、
その時僕は初めてね、入学式の練習をワンオワンでやったんです。
スピーカー 2
へー。
スピーカー 1
異例中の異例ですよ。普通ないじゃないですか。
担任発表だって入学式に出されるんだから。
でも、もう僕が応援するって分かってたし、
管理職にも行って、入学式に出られるかどうか分からない子に、
はい、じゃあ入学式始めてね。
これませんでしたなって、こんなもったいないことないと思うんですよ。
入学式だって練習したら、酒狩りだって練習したらできるんだから、
入学式だって練習したらできると思いますっていう話をして、
異例中の異例ですけど、もうその子にだけ、
担任の先生は渡辺先生っていうことが伝えられ、
入学式の前日、4月5日とかに、
この学校に行き、お母さんといっしょにね。
で、こっちもね、男ってだけで実は威圧感とか怖さを与えてる事って実は少なくなかったりする。
遥さんも人さんも割と柔らかい男性だから、
そういうのあんまりなさそうだから、そういう強みもあるんだけども、
男の人でね、いるだけで怖い人とかもいるでしょ。
だから、男性ってだけで怖い。幼稚園って女の先生ばっかりだから。
もうその子ね、身持ちの立たないことに不安。
しかも今までの担任の先生、全部女性だって聞いたんですよ。
いきなり男性で、もう変化が多すぎるだろうと思ったので、
僕ができるせめてもの柔らかさをまとうために、
初めて今までブラックスーツというかダークスーツばっかりだったところから、
灰色の明るめの色のスーツを新調して、
ちょっとでもその子の心的負担を柔らげようと思って入学式に臨むことにして、
旅行練習の時には、たった一人で、
ここでね、校長先生っていう人が、こういう風貌でね、こういう感じで喋りをするよって言って、
そのコージ君もそこに座った状態で、
先生はここにいるから、何か不安があったら、
こっち見て、何かサイン出していいからねって言って、
その後、教室に行った時に、あなたの席はここだって全部練習したんですよ。
その時に、重たかったりじゃないけど、足が重たかったりしたら、
先生はおんぶしてあげるから、その時も実際に練習の時もおんぶしてあげたら、
キャッキャキャッキャ笑ってて、
お母さんそれ見ながらもう安心したって言って、
もうちょっと涙ぐんでおられて、入学式も出ることができましたと。
ほら言ったでしょって、練習したらできるんですよって。
っていうのがあったところから、
でも一番のその、お母さん抜いてたなんて、
いや、さすがに渡辺先生でも、
あのコージが水に入ることだけはまず無理だと思いますみたいな、
こういう感じ。
スピーカー 1
その入学式のミラクル以上に、水はさすがにミラクルは起きないぐらいの、
手強いものを持ってたらしいですよ。
スピーカー 1
まず僕が最初何したかっていうと、
1回目のプールの時に、
スピーカー 1
去年まで入ってないって聞いてたし、
今年も入りませんって、その子は宣言してるんですよ。
すごい胸張ってね、僕は入らないのでみたいな、
スピーカー 1
そういう感じで言ってる時に、
何したかって言ったら、まず最初にね、
いきなり水に入るとかそういう感じじゃなくて、
選んでもらったんです。これ洗濯方式って言うんですけど。
水に全然入らなくて、プールにも入らなくて、
プールまで行かなくていいんだけど、
そうだな、プールに入るには着替えるってところがあるから、
スピーカー 1
着替えることだけちょっと練習してみるかって言って、
体育の普通の運動場に行く体操着とか、
着替えられたりとかしたんですよ。
分かります?
だから水着に着替える練習、
これがファーストステップだと思ったんですよ。
固くなだから、絶対にプールにすら行こうとしてないので、
着替えたら連れてかれると思ってるみたいで、
でも今日は絶対に着替えだけって言って、
着替えの練習だけしようって言って、
それは家でもパンツとかにもなるわけだから、
できるとなった時に、
その時に僕洗濯させたんですよ。
で、上半身だけ着替える。
つまりTシャツ脱ぐってことね。
で、B、その下半身だけ着替える。
つまりパンツを脱いで水着を履くみたい。
で、Cが上も下も着替える。
分かります?
全部ってことですね。
だからAだと、つまりパンツも脱がなくていいし、
シャツ脱ぐだけで完了だから、
僕の中では当然Aを選ぶと思ったんですよ。
分かります?
これちなみにね、この洗濯方式の作り方にコツがあって、
極端性回避の法則って言うんですけど、
例えばウナジュウのグレードがあったとして、
一番高いのが3,500円で松だとして、
中位で竹で2,500円だとして、
一番安い梅が1,500円だとしましょうか。
どれが一番売れるか知ってますか?
スピーカー 2
真ん中そうですね。
スピーカー 1
真ん中なんですよ。
さすがに3,500円は奮発しすぎか。
でもせっかくウナギ食べに来たんだから、
一番安いのもねって言って、
結局真ん中に収まるからこそ、
ウナギ屋さんはそういったところが一番売れるのが分かってるから、
竹の利益率を一番高くなるように設定したりとか、
そういうことをするわけですよ。
これは心理学的に言うと極端性回避の法則って言って、
人は極端なものを選びなくて、
中庸なものを選びがちだっていうことがあるわけですよ。
だった時に、さっきのね、
僕のABCの広塾への選択も、
全部着替えるは極端なんです。
でもちょっと着替えるは中庸なんですよ。
その中でも、上半身着替えでもシャツ脱ぐだけで完了だから、
僕はそれができたら100点はのまれで、
なんか症状でも渡してあげようかなと思ったんですね。
できたじゃん!やったねー!
できたできた!今日はこれで合格!
あとはもう見学でいいからね、みたいな。
いう感じにしようと思ってたら、
広塾のB選んだんですよ。
え?と思って。
と、下だけ着替えるって言って、
え?と思って。
で、僕は、お、そうかって言って、
よしやってみるかって言ったら、
いきなりずるっと脱いで、僕の前で。
水着も履いて、できました!って言って。
スピーカー 1
やったねー!って言いながら、
僕の心の中では、なんでAを選ばないんだと。
ちょっと待ってと。
これは明らかおかしいんですよ。
僕の中の方程式というかズレがあったので、
ここになんかいるぞと思って、
お母さんにその日電話したんですよね。
お母さんに電話した時に、
広塾の上半身に、なんかこう、
見られたくないものとか、
ネガティブなものとか、なんかそういうものってあります?
って聞いたら、
え?先生なんでわかったんですか?みたいなこと聞かれて、
いや、ちょっと気になったので、
実はコウジは小さい頃に、3歳か4歳くらいに、
ちっちゃな手術を受けてて、
もう誰が見てもわからないくらいに、
ちっちゃな手術痕がありますと、
上半身のこのお腹のところにね。
僕はそれだ!って思ったんですよ。
だからか!と思って。
だから上半身脱ぎたくないのは、
手術痕を見られたくないっていう、
そのこだわりがあるんだけど、
それを言うのも恥ずかしいみたいなところがあって、
多分家族以外の場合では、
シャツを脱ぐことが嫌、究極に。
だからもう、
推理が適中して、
わかった!みたいな。
真実はいつも一つみたいな瞬間ですよ。
スピーカー 2
わかったぞ!ってなって、
スピーカー 1
お母さんにラッシュガード行きましょうって言って、
試してみましょうって言って、
上半身用の水着買ってOKなので、
高速的にも全然OKなので、
ラッシュガードにしたらいけるかもしれませんって言ったら、
次の時、
ラッシュガードを着込んできた中にね、
今度ABCどれにするって言ったら、
Cを選んで、自信満々で。
で、着替えて、
やった!できたじゃん!
すごいよ!みたいな。革命が起きたなと。
今まで一回も着替えた子で、
もうすごい、プールに入る前の段階で、
100点取って100点で200点取ってるからね、
みたいな感じにして。
そしたら、その時にもう完全着替えた状態で、
高塾はやる気というか、
もうすごい100点を取り続けてるから、
成功体験を積んでるわけですね。
その時に僕ボケサイド連れてった時に、
じゃあどうしたかって言ったら、
その時ちょうど学年でプールだったので、
よくできる子たちと、
その中位の子たちと完全に泳げない子たちの中に、
当然高塾いますね。
僕は高塾にマンツーで教えてくれていいって言って、
学年の先生方とかついてくれてなったので、
その時に僕高塾にマンツーでついてやったんですよ。
その時にやったのも、
結局、最初はね、
バケツに水を汲んできて、
バケツに水を汲んできて、
そこに顔をつける練習から。
プールじゃない?
その時も、
3つコースがあるんだけど、
顎だけつける、鼻までつける、
目までつけるとかやっていくわけですよ。
自分で選びますね、鼻までとか顎までとか。
目までいくんだ!みたいな。
やってみた時に、やった!できたじゃん!
その場でもハイタッチ。
これ結局ね、こだわりが強いという特性を逆に
活かしているのがわかります?
自分で選んだ答えには、
自分が選んだというこだわりが生まれるんですよ。
選んだからこそやるんです。
その子は。
その子はそれがハマっていって、
頭までつけれたじゃん。
バケツで。
プールに足先だけ、
つま先だけ入れてみる?とかね。
足首まで入れてみる?とか。
桃まで入ってみる?って言ってやったら、
次の選択方式をやった時に、
そのまま歩いて入っていったんですよ、プールに。
僕行けるよってなっちゃったみたいで。
嘘!と思って。
その子が入ったわけですね。
すごい衝撃的なシーンでしたけど。
その子が。
プールに初めて入りました。
さっき顔もつけてるもんだから、
潜る練習までしてみる?
これ1時間ですよ。
たった1時間の指導。
顔もつけるところもさっきみたいに、
顎まで潜る、鼻まで潜る、目まで潜る。
ってやっていって、
その次にプールの底に
手をつけるとか、足でつけるとか、
お尻でつけるとかっていうのをやっていったら、
潜ったんですよ、その子が。
で、もう満面の笑みで
ザブーンと上がってきて、先生できたよって言って、
僕もじわっと来てね、
わかった、いっしょに職員室に行こうって言って、
体一回ザーッと拭いて、
これあまりにすごいニュースだから、
お母さんにすぐ伝えたほうがいいなって言って、
僕にするまで僕連れて行って、
足とかちゃんと拭いた状態でね、
ちゃんと水着姿の
康二くん連れて行って、
ちょっとお母さんに伝えていいって言ったら、うんって言ったのでね、
職員室まで行って、
プルルッてかけて、
お母さんは今日プールの日って分かってるから、
悪いニュースが飛び込んできたかと思ったら、
僕がね、もう開口一番、
入れました、潜れましたって言って、
えー本当ですかって、お母さん電話越しに
こび上げてきてるみたいで、
先生、もしよかったら今から行っていいですかって言って、
お母さんも信じられないと、
お母さんがその後もう5分くらいで
すぐ学校まで飛んできて、
康二くんはもう練習済みだから、
胸張ってプールに入って行って、
潜って、そこに手ついて、
満面の海でザブンと上がってきた時に、
お母さんプールサイドでもう
号泣しちゃって、
もう涙涙で、
そんなことかーみたいな、
できたよって言って、
康二くんはニコって笑ってるみたいに、
やったーイエーイって言って、
お母さんもこんなに喜んでる、あなたの成長がこんなに喜んでくれるって言われて、
また嬉しいねって言うような感じで、
声をかけてっていうのがあったんだけれども、
まあそういったことが、
そう、1年生の担任してる時にあったっていう。
スピーカー 2
これ今ので、
スピーカー 1
教師になりたい人増えましたね。
スピーカー 2
あったかいっすね、やっぱり。
本当に関わりが。
なんか1個1個の関わりって、
スピーカー 1
別に、
あれですよね、
スピーカー 2
手札、まあいろんなこと知ってて、
スピーカー 1
この子に合うのなんだろうを、
模索するみたいな感じですよね、たぶん。
そう、必ず選択方式が
100%使えるわけじゃないし、
でも康二くんにはそれがピタッとはまったと、
選んで自分なりのこの答えに、
こだわりが生まれたら、
むしろ推進力があるってことに気づいたし、
その子もやっぱり入らないって決めてたところから、
僕がもう着替えられた。
しかもラッシュガードをつけてるのは自分だけで、
なんかちょっとかっこいいと思ったみたいで。
しかも幼稚園からいっしょに来てる子たちは、
康二が入ってる!みたいな感じで、
みんな驚いてるし、
お母さんはもう泣き伏してるし、みたいな。
僕が頑張るとこんな風に
世界がっていうところもあって、
ヒーローになってったのでね、その後にね。
スピーカー 2
どんな感じなんですか?
道春さんはいっぱいテクニカルの部分を、
引き出しいっぱい持っていて、
どういうスタンスで関わってます?
まず観察して、
この絵札が合いそうだな、
みたいな感じでやっていくんですか?
スピーカー 1
昨日もね、
実は若い先生からいろいろ質問を受けてて、
どれだけやってもちょっと変わらないだとか、
不適応行動が止まない子がいて、
っていう、昨日も愛知県の一ノ宮でね、
その若手の女性の先生から何人かから
質問を受けてたんですよ。
受けてる時に言ってたのは、
経験によって、そしてこの
学習によって先生方も
どんどん育っていくので、
さっきの教室教育のところでもね、
この感みたいなのがあるんですよ。
で、こうやって合わせられる力を
僕はチューニング能力って呼んでるんですけど、
相手になりきったようなイメージで、
っていうのはよく言ってますね。
ラジオで言ったら、
昔のラジオってね、ちゃんとチューニングがあってないと
なかなか声が聞こえないっていうのと同じで、
相手の手話にうまく合ってると、
相手の心の声がよく聞こえるみたいな。
さっきの広塾の話で言ったら、
待ってみたいな、なんでB選んだの?
って絶対Aに何かあるってこと言ってるなみたいな。
言ってはないんだけれども、
情報として僕の方に
それが入ってくるってことは
こうなんじゃないか。
僕が広塾になるならば、
そこに何かあるとしか思えないみたいな感じの感覚ですよね。
相手になりきるような感覚でいると、
その人の声が結構聞こえるようになるのは、
授業でも公演でもよくやってるし、
教師の試行錯誤と共同体の重要性
スピーカー 1
もう一つ言うと、
僕も100%当たるわけじゃないので、
その時にうまくいかなかったら次なんですよ。
シンプルに。
これがダメだったらその他の方法。
やってるうちに必ずどっかで当たるんですね。
昨日の相談しに来てくれた若手の先生方と喋ってたのも、
結構苦しんでるだとか辛いだとか、
あれもやってこれもやってもダメだったみたいな感じで、
打ちしがれてるような人も中にはいたりするんだけども、
よく盤削尽きたって言うじゃないですか。
盤削尽きた。
スピーカー 2
盤削尽きたってあれだと、
スピーカー 1
1万の作って書いて盤削なんですよ。
僕ね、1万の作やったことある人に出会ったことないんですよ。
確かにね。
大体ね。
2つか3つで盤削尽きたって言ったんです。
違う違う違う。
まだ2つか3つだからって言って。
盤削ってのは1万やって言う言葉だから、
まだ全然言ってないよって言って。
僕は今までの関わってきた子供の中で、
一番手ごわかったので、
7つとか8つくらいまで。
試行錯誤って言いますね。
10まで行くまでにどっかしら目が出て、
手応えが出るので、
結局そこまでやり続けるかってことですよね。
でも先生ってほら、
変えられるってどっか思い込んでると、
あっという間に変わる人たちもいるのに、
なんで私だと変わらないんだろうみたいな感じで、
そっちのネガティブのループにはまってしまって、
たった2つか3つ試しただけで、
私は向いてないんだ、盤削尽きたみたいな感じになることがあるんだけども、
まだ盤削どころか、
3作くらいしかやってないから、
4つ目行こうよっていう話ですね。
昨日も、
これもできて、これもできて、これもできて、これもできるねと。
次どれからやろうかみたいな感じに言って、
いう話をすると、
やる気が湧いてきますね。
僕は少なくとも今までそうしてきたし、
世の中で何かを成し遂げた人とかっていうのは、
基本的に諦めが悪いというか、
できるまでやってるから成功するんですよ。
シンプルに。
エジソンが2万回、
フィラメントを見つけるのに、
光るところの素材を見つけるのに失敗し続けて、
お前いつまでやるんだって友人から言われた時に、
俺は別に失敗してなくって、
これではダメだっていう発見を
今1万回ぐらい終わったところだって言ってるから、
そもそも失敗の受け止めが違うんですよ。
だから盤削尽きなかったのがエジソンだし、
世の中で第一線で走ってる人たちは、
おそらく1万とか2万ぐらいは
優位に試してるんじゃないかなと思います。
僕も、
そういう意味で言ったら累計数で言ったら、
1万なんて余裕で超えてますし、
それくらい人と関わるっていうのは、
答えのない方程式というか、
でも毎回それが面白かったりしますね。
スピーカー 2
先日、工藤雄一さんも
子供との関わりがうまくいかない時に、
実験みたいな感じで
どんどんいろんな関わり方を試していくっておっしゃってたけど、
すごい繋がりましたね。
スピーカー 1
シンプルに、
そこにネガティブさをもたらす必要すらなくって、
AがダメだったらBだよね、
BがダメだったらCだよね、
Fで当たったね、良かったねって。
別にここが長かろうと短かろうと、
諦めないってことが我々の仕事だし、
それがプロなので。
このマインドみたいなものも、
育つ育たないっていうところが教師教育の一環なんですけど、
ここが折れやすくなってしまったり、
へこたれやすくなってしまってるのも実は、
今の教員要請のところの難しさにもあるっていうところもあるので。
スピーカー 2
なんでなんですかね、それは。
教員要請が折れやすくなっているのだとしたら、
なんでそういった傾向があるんですかね。
スピーカー 1
様々な要因は絡んでますけど、
例えばさっきのシンプルに教員要請の話だけで言うと、
さっきの師範学校って言ったじゃないですか。
師範学校時代はね、
基本この共同体みたいなものが、
その師範学校の中に生まれていて、
ただの教育学を学ぶとかそんなのではなくて、
家族のような感じで、
コミュニティのようなものがそこに生まれてたんですよ。
その中で教師という職業になる人が育っていったっていうところがあるんですね。
だから家族以外に家族が生まれてて、
困ったことがあっても助けてくれる先輩も同僚も、
後輩も、
何ならその師範学校で共に学んだ仲間が同士がいて、
みたいな、そういう感じです。
これは折れにくくなりますよ。
自分一人で立つっていうのはそんな難しいかもしれないけど、
どっかでグラッとなっても支えてくれる、
例えばはるかさんがいてくれて、
ひとちさんがいてくれたら、
倍強くなりますよね。3倍くらい強くなる。
でもそういうのが、
今の学校教員養成家庭の中で言うと、
職場の中での繋がりとかも、
どんどん働き方改革によってもそうだけれども、
僕が勤めた20年前なんて、
特に結婚してないときなんで、
週3、4くらいでも職場の先輩と飲みに行っては、
ずっと教育の話ばっかり。
延々ですよ。
それくらいこの仕事って面白いし、
ロマンに溢れてるし、
でもちょっとでもいい授業ができるようになりたい。
ちょっとでもいい楽器が作れるようになりたい。
それを全部働きに含まれるなら、
もうブラックどころか漆黒の働き方だと思うんですけど、
朝一番で学校にいたし、
夜遅くなるまでいたしね。
その後終わってから打ち上げに行っても、
教育の話しかしてないしね。
でもそれの中で僕が得たのは、
やっぱり先輩だとか同僚の中で、
今でも僕、奈良県離れた後も助けてもらったり、
支えてくれるそういった仲間がいるし、
これの共同体の強さっていうのは、
半端ないですよね。
なぜかと言うと、
折れにくいというか、
ちゃんと折れそうになったときに
支えてくれるものがあるっていう。
僕、教え方の学校の中でやろうとしているのは、
僕の教え方を広めるとかっていうんじゃなくて、
教えるとか育てるとかって言ったところが、
すごい悩みの大きい時代になったときに、
折れやすい時代になったっていうのは、
孤立化しやすくなってきてるし、
何でも自分でやらなきゃダメだっていうふうにも
なってきてるところで言うと、
そうではなくて、かつてあった共同体感覚だとか、
コミュニティみたいなものを、
もう一度、令和の時代に取り戻す必要があるなと思って、
教え方の学校ってコミュニティを作ってるんです。
だから、うちのコミュニティは、
教え方を学ぶって表面的な実装で言ったら、
そういうふうに感じる人多いと思うんですけど、
そうじゃなくて、むしろ支え合ったりだとか、
その繋がりの中で癒されていくみたいな、
それが本質ですね。
うちのコミュニティ。
教師の「足りなさ」が引き出す力と未来の役割
スピーカー 1
なるほど。
スピーカー 2
僕も教員時代に、
働き方改革で、
5時には帰りましょうみたいな感じで、
職場の繋がりはあったんですけど、
そこまでプライベートな繋がりはなかったんですけど、
それこそ違う教員コミュニティとかに所属して、
とにかく教育の話をするのが楽しいメンバーで、
いっぱい集まって支え合っていて、
それがあったから、
すごく楽しめたなっていうのもあったので、
スピーカー 1
そうそうそうそう。
スピーカー 2
なんか、職場も働き方改革は進んでいくんだけど、
そういう厚くフィットするコミュニティを持てるのはすごく大事そうです。
スピーカー 1
そう。
だから、研修実質ゼロ日で、
教団に立ってるっていうところからの、
じゃあ実際に学校の中で先生が育っていくんだけれども、
学校の中で先生が育つっていう、
今まである程度許容されてたというか、
余白みたいなものが今どんどんと削られてるんですよ。
さっきの働き方改革もそうだけれども、
若手の先生がね、
もう5時で帰れってなった時に、
いつ学ぶねん状態が必ず存在しますよね。
僕は正直さっき言った通り、
ほらもう夜遅くまでいて、
何なら出前とかも学校出て取っちゃってたりとかするし、
朝一番で学校に、
まだ日が昇ってない段階から学校にいたりだとかしてたし、
そうやってやらないと先輩に追いつこうなんて土台不可能だなってくらい先輩との力の差もあったし、
でもあれがあったから、
今も楽しく仕事ができてるというか、
そこで力をつけてもらったので、
少々のそれにへこたれなくなったっていうのがあるんですね。
でも今はやっぱりこの保護者の方からの目線とか、
見方もかなり厳しいものになってきて、
育てようっていうよりも、
大学出てすぐに第一線で活躍できる即戦力になれみたいな、
そういう風潮すらあったりするので、
失敗をしにくいような感じになってきてますよね。
それは若い先生どんどん離れてしまうよな、やりがいを感じる前に、
冷たいだとか幻覚になってきて、
風潮によって潰されてしまうみたいな。
さっきの北海道新聞の、
若手の教員が231人退職、
もう3.3年前の10倍。
全業種の中でも、
トップ3に入ってるんですよ。
先生が辞める、みたいな。
若手教員の離職率が。
第1位の原因は、
保護者からのクレーム。
保護者との関係。
第1位だって圧倒的だったんです。
2、3位が職場だとか、
生徒指導とかでなるんだけど、
その3倍4倍の数値で、
保護者の方からのって、これなんですよ。
保護者対応で困ってて、悩んでて、苦しんでて、
若手の先生が離れている現状がある。
新聞の中にしっかりこうやって報じられてましたね。
それは北海道だけじゃなくて、
日本だけではなくて、国外もそうですよ。
この前僕アメリカとかカナダとか行って、
仕事してきた時にも、
向こうの先生が喋った時に、
向こうはもう日本と比にならないぐらいの
教員不足だったりだとか、
足りなさすぎて、
週5日できなくて、
週4日に学校がなったりだとか、
あとはもうジョージア州とかでも、
並行になってる学校とかあるくらいなので、
先生が足りなくてるんですよ。
なった時に、
なんでこんなに先生足りないのとか、
辞めてるのって聞いたら、
そうだなって言って、
向こうの友人の先生が教えてくれたのは、
僕は子供に教えるために先生になったのに、
なんで親を満足させなきゃダメなんだって、
言ってましたね。
かなり語気を強めて。
もうそんなのは俺の仕事じゃないみたいな。
子供に教えるの大好き。
それをやれるならこの先生やるけども、
保護者を満足させるために先生になってない。
っていうような、
そういう人の話はよく聞くみたいな。
っていうのを言ってた。
だから、
余白が少なくなってきて、
失敗が許されにくくなってきて、
っていうのは、
様々な要素が絡まってきてるところなんだけれども、
昔は見許されたものが、
ある程度許容されたものが、
どんどんと今、
厳格か厳罰かの方向に
いってってるのも、
やっぱり根底には、
不安とか恐れが多いっていうのがあると思ってて、
今の現代。
昔はある程度先の見通しが経ったというか、
マニュアル化とかもそうだし、
こう仕事すればこういう風になるだとか、
あとは製品とかもね、
世間のニーズを掴んで、
こういう風に製品を開発すれば、
ある程度売れるみたいな感じで、
こうすればこうなるって、
ある程度予想が見通しが立ったのが、
今までの時代だとするならば、
今の時代って、
こうしてもこうならないっていうぐらい、
変化が激しすぎて、
ニーズキャッチしたと思ったら、
その瞬間にニーズ変わってるみたいな。
そういうこともあったりする中において、
教育ほど不確かな分野においては、
教育だけじゃないんだけどね。
芸能とか芸術とかもそうだし、
昔はもっと許されたところがどんどんと、
世知辛くなって原発この方向に行ってるのは、
そもそもの根底にある恐れとか不安だとか、
そういったものがあって、
人が人に優しくなれる、
余白みたいなものが減ってる時代になってると思うんですよ。
だから昔は若手の先生が、
大学出たてなんですねってなった時には、
お家の方とか地域の方も、
まだ育てようっていう余白があったところが、
今ないですもん。
これはもうきつすぎるよみたいな。
なんで大学出て、
まだ実践地だとか学んでなくて、
実践的なその技だとか、
そういった体力もついてない時に、
もう即戦力として求められなかった時に、
重すぎる負担が。
で、これは別に若手の先生だけじゃなくて、
中堅ベテランの先生にとっても、
激しすぎる変化に対応し続けるっていうことは、
本当に大変。
なので、僕がやろうとしてるのは、
さっき言ったこの教師教育のところの、
足りないところだとか、
その現代において、
どんどん師範学校のところから失われてきたものを、
もう一回このね、
実践地みたいなものをちゃんと先生方に、
もう教える側の体力だとか、
実践地みたいなものをちゃんと身につけた上で、
この仕事が楽しめるというような状態まで、
なってくための教師教育の基盤を整えたい、
ということが一つと、
もう一つは、
かつてあった共同体機能というか、
繋がりがあって、
それで折れにくく、
倒れにくくなってたところが、
繋がりがどんどん減ってきてる。
だからこそ、
この繋がりをもう一度作るっていうところ、
この日本伊達のところは、
今世というか、
僕の人生で今回はやるべき、
というか、
やる価値がある仕事だなと思って、
今やってるところですね。
スピーカー 2
暑いっすね。
暑い。
いや、僕振り返ったときに、
教員1年目は、
ほんと、
記憶がこう、
意識が朦朧としてて、
ほんとに毎日。
やっぱ、
僕は教員養成でない、
普通の大学から入って、
教育実習一切せずに入ったんですよ。
スピーカー 1
えー!
スピーカー 2
嘘!
初めて健康観察とかも、
教員になってやって、
誰も教えてもらえないんですよ。
スピーカー 1
そうでしょ?
そうなんです。
スピーカー 2
えーと、
一発試験で入ったタイプだったんで、
何もわからないんでしょ。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
で、
えーと、
1日とにかく子供たちと過ごすだけで、
もう精一杯すぎて、
で、その後残業で、
まあ大体11時ぐらいまですると。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
みたいな感じでやってて、
もう宿題とか一切、
もう水ずっと昼休み、
子供たち遊んでたんですよ。
ずっと。
スピーカー 1
うんうんうん。
スピーカー 2
で、
で、
教室で買ってる目高の水槽はもう、
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
茶色くなってて、
スピーカー 1
あははは。
スピーカー 2
で、
三寒日の時とかに、
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
お母さんとかお父さんいっぱい来たんですけど、
僕のクラスの水槽見てめちゃくちゃ驚いてて、
スピーカー 1
うんうんうん。
スピーカー 2
もうとんでもない汚い水槽があったりとか、
スピーカー 1
あははは。
スピーカー 2
で、
なんかパンが教室に落ちてたりとかして、
すごい、
そんな中、
あの、
三寒日を迎えるぐらい、
結構、
もう毎日精一杯やってたんですよ。
でも子供たちだけはすごく、
あの、
もう精一杯遊んでたから、
自分のこと大好きで、
僕も大好きだったんで。
うん。
で、
そうなった時に、
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
その懇談会が、
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
もうあったかすぎて、
えっと、
僕は宿題全く見ませんと、
あの、
スピーカー 2
昼休み遊んでるんで、
みたいな感じで言ってて、
スピーカー 1
うんうん。
スピーカー 2
そしたら、
そのお父さんお母さんたちが、
じゃあどうやってこの子たちの宿題サポートしようか、
スピーカー 1
みたいな。
スピーカー 2
じゃあプリント印刷してくるね、
みたいな感じで、
スピーカー 1
おおー。
おおー。
スピーカー 2
プリント印刷して、
なんか丸付けに参加してくれたりとか、
スピーカー 1
えー。
スピーカー 2
なんか水槽、
すごい。
私綺麗にしとくよとか言って、
スピーカー 1
おー。
水槽、
あの、
スピーカー 2
お母さんが綺麗にしてくれたりとかしてたりとか、
スピーカー 1
えー。
なんかその、
スピーカー 2
学級通信始める前にも。
スピーカー 1
あ、
スピーカー 2
まあ前ね、
そうそう。
えー。
スピーカー 1
今日は、
スピーカー 2
たまたま暖かい家庭に恵まれて、
多分、
なんかなんだこいつと思ってる人もいただろうけど、
大半がすごい支えてくれるタイプの保護者だったんですよ。
スピーカー 1
素敵だね。
スピーカー 2
で、
それが逆に僕に刃が向いてる状態だったら、
僕は多分潰れてたと思うんですよね。
スピーカー 1
ああ、
スピーカー 2
何が言いたいかっていうと、
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
今、教員の中でコミュニティを作っていくっていうのが、
道原さんの中で、
スピーカー 1
そう。
スピーカー 2
あった時に、
スピーカー 1
まあ、
スピーカー 2
このティーチャーティーチャー、
保護者の方々がよく聞いてくださって。
ああ、
スピーカー 1
そうなんだ。
うんうん。
スピーカー 2
その、
保護者と、
まあ、
教員が暖かくやっぱ繋がり合えるみたいな、
あ、
スピーカー 1
そうね。
スピーカー 2
世界線を本当にずっと目指していて、
なんかそういう、
道原先生自身はどんな風に、
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
実現していくといいのかなみたいな、
あったりしますか。
スピーカー 1
まあ、
その、
そうだな。
まあ、
バーベキュー型学級券とかに書いたのは、
一つ、
僕なりのね、
現代に向けたアンサーというか、
僕はこうし、
あ、
でも、
今のはるかさんの話は面白くて、
ナチュラル、
バーベキュー型というか、
うん。
でもね、
その今の話の中にも実は詰まってるのが、
この、
まずは、
先生が完璧であると言ったところから、
まずは、
脱却する必要があって、
だから僕はね、
学級通信1枚目に、
僕はデコボコしてますというか、
僕もできないことがたくさんありますと、
うん。
で、
スピーカー 1
本当だったら、
その、
ね、
30人、
35人の全員の船長を、
このつぶさに丁寧に見たいけども、
残念ながら目は2つしかついてないし、
みたいな。
うん。
だから、
僕もできないことがたくさんありますって、
できないことがたくさんあります宣言、
いわゆるこのデコボコの、
僕をちゃんと辞任するっていうところ。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
だから、
その、
はるか先生にも足りないところがあるし、
例えば、
ひとし先生が言ったとして、
ひとし先生もできないことがある。
でも得意なこともある。
で、
僕もできないことがあるから、
助けてほしいんですっていうところを、
むしろ宣言してしまうことって、
すっごい大事で、
さっきのほら、
丸付けできないんです、
遊んでるからって、
めっちゃ面白い言葉だと思ったけど、
でも、
そうやだよね、
丸付けはできない、
だって遊んでるんだよ、
僕らには遊ぶことはできないけども、
でも、
多分ね、
お家の方は思ったと思うよ。
スピーカー 2
その、
スピーカー 1
ね、
あの子たちが、
あんなに楽しそうに遊んでるんだから、
丸付けくらいだったら、
私たちできるじゃん、
みたいな風になったのは、
足りなさがちゃんと見えたからでしょ?
昔は、
ほら、
昔が全て良かったなんて、
賛美するつもりはないけれども、
例えば、
お醤油が足りない、
じゃあちょっとお隣の福田さん、
ちょっと醤油貸してくれませんか?
みたいな。
足りないと、
付け合いが生まれるんですよ。
でも、
今は全部自己完結が求められるような、
社会になってきた時に、
醤油借りたことないでしょ?
スピーカー 2
ないですね。
スピーカー 1
ないよね。
びっくりするよね。
今借りに来られたら、
びっくりするよね。
借りられたことないよ。
そん時代にも生きてないじゃん。
言いたいのは、
醤油の話じゃなくて、
足りなさをうまく使うっていう、
ここなの。
余白のデザイン。
だから、
さっきの1年目、
はるか先生のこのクラスで起きた、
それっていうのは、
足りなさを埋めたいなって、
人は思うんだよ、
これは。
でも、
いや、僕足りないとこないんで、
全部できるんで、
ってなって、
こうやってブロック貼って、
できすぎるみたいな感じになって、
誰もそこに助けの手を、
差し伸べようと思わないよね。
だから、
バーベキュー型で僕が目指したのは、
僕にできないことがあるから、
できないことは、
できることはプロとして、
一生懸命やりますよと。
これが、
専門職としての気概なんですよ。
だから、
例えば小学校の先生っていうのは、
何において専門職かって言ったら、
6歳から12歳までの子供たちに、
分かりやすく、
勉強を教えることができるってことにおいて、
専門職なの。
シンプルに言うとね。
他にもやることがたくさんあるんだけども、
授業がまずは仕事の中心なので、
他の人にできない、
専門的な仕事って何かって言ったら、
6歳から12歳までの子供たちに、
分かりやすく勉強を教えることができるってことにおいて、
専門職なわけ。
だから、
ここにおいては、
僕の仕事の中心なので、
一生懸命やります。
僕はそのためにこの仕事に就いてます。
ただ、
僕はみたいな。
これができません。
あれもできません。
できることは一生懸命やるんだけど、
できないことは、
ぜひ力を貸していただきたいんですってことは、
最初に僕言ってますね。
必ず言ってる。
だから、
どうしても学校だとか、
先生っていうのは、
どこか強大で完璧だっていうところを見せたい、
みたいな感じになって、
それでブロックを張ってしまってると、
普通だったら入ってきやすい、
助けの手だとか、
救いの手みたいなものが、
入ってきにくい状況があるので、
なので、
いわゆる一方向的な提供型から、
参加型に舵を切ろうっていうことを、
実践者として、
僕は作っていったっていう。
そもそも、
バーベキュー型っていう言葉が出る前から、
僕はナチュラルにやってたし、
僕自身が1年目の時も2年目の時も、
保護者の人に山ほど助けてもらったし、
もうそれはね、
汗かけ恥かけ文を書けて、
僕の別の本にも書いたんだけど、
僕1年目にね、
いろいろこの実家の方で大変なことがあって、
それこそ僕1年目で、
先生もうやり続けられないかもって思った事件というか、
事故があって、
その時にもう子供たちと保護者の人に、
どれだけ助けてもらったか、
救ってもらったかわからない。
だから究極、
僕自身の教員人生が絶たれるぐらいの出来事があった時に、
その究極の足りなさを補って支えて、
助けてくれたのが、
お家の方とか子供たちだったので、
足りなさっていうのは、
なんかどこかネガティブな響きを思うかもしれないけど、
そうじゃなくて、
足りなさって誰かのこの、
力を引き出す大切なスペースであり余白なので、
人って長所で尊敬されて短所で愛されるって言葉もあるくらい、
長所ばっかり見るというよりも、
短所で愛されるっていうのは絶対あるでしょ?
だから出来過ぎは割と不幸だと思うよ。
だって、
助けられないもん。
出来過ぎを。
伸びたら幸せだよ。
ボコボコしてるからね。
いろんな人の信じて助けが、
助けが集まってドラえもんが来るわけだから。
あれは。
ボコボコしてるわけだからね。
でもっと言ったらね、
人の力を引き出す天才って、
誰だと思うって言ったら、
それは赤ちゃんなんだよね。
赤ちゃんはね。
引き出しまくってみんなを笑顔にしてるでしょ?
あれすごいと思わない?
スピーカー 2
すごい。
スピーカー 1
すごい存在よね。
助けの手を借りまくって助けた人が、
あなたを助けられて嬉しいってなってるわけなので、
だから、
あの時の保護者の人たちに聞いてみたらいいと思うけど、
その丸付け大変でしたか?って絶対そうは言わないと思う。
それも福田先生の手伝いが出来てというか、
このクラスに参加出来て嬉しかったって、
多くの人が言うんじゃないかと思うし、
実はこういう風にして舵を切っていくことで、
ガラリとこの世界が変わっていくってことを、
僕は何度も今まで体験してきたからこそ、
完璧な一人の人でもやるってことは、
土台不可能な時代になってきた時には、
今言ったように、
まずはデコボコを辞任した上で出来ないっていうことを、
もう先生が出来ないことが山ほどあって、
抱えきれなくなってるにもそうだけど、
そもそも今までも抱えきれてなかったんだよってことと、
あとは、
これとこれが苦手なので助けてくださいって、
世界の中心で叫ぶと、
多分いろんなところから集まってくるんかなっていう感じもしたね。
なるほど。
スピーカー 2
うわー。
ちょっとすごい大事なものを掴みました、今。
嬉しい。
ちょっと僕、1個気になったこと取れるんですけど、
聞きたいんですけど、
スピーカー 1
どうぞどうぞ。
さっき教員の役割の話されてたじゃないですか、
スピーカー 2
授業、勉強を教えるって。
でも今後、教員の役割も変わってきそうだなとかも、
スピーカー 1
あるじゃないですか、
その辺、今後教員の役割どう考えてるのかなとか、
聞きたいなと思います。
そう。
もちろん役割は今の時代において変わってきてるので、
変わってきてるとはいえ変わらないものもあるので、
わかります?
だから専門職と言われるならば、
何において専門なのかってなった時に、
もちろんね、今の時代に合わせて、
もう情報だけは単に伝えるならば、
もう全然AIの方が早いし、
しかも優しいし、
怒らないしみたいなことっていうのはあると思うんだけれども、
一方でね、
この生身の人間にしかできないこと、
これをカウンターAIだとかって言ったりするんだけども、
AIには絶対埋めないものね。
それは一体何なのかっていうのを突き詰めて考える必要があって、
僕はいろんな世の中をぐるぐる世界回ってる中で言ってるのは、
そうだな、
昔の先生にとって最も大切な力は知力って言って、
知識の力っていう風に言われた。
今みたいにインターネットだとかAIが発達してなかった時には、
学校に行って先生に習わなかったら、
世の中の仕組みだとか物事の道理が分かるようにならなかった。
つまり情報弱者になる恐れがあった。
先生は頭の中に他の人よりもたくさんの知識が入ってて、
それを渡すことが仕事だった。
っていうその時代ね。
だからその時代は、
学校に行って先生のことよく聞くのよっていうこの構図も分かり通った。
でも今は幼稚園児だってOKググルヘイシリとかで、
あっという間にね、
もう世界中の情報にアクセスすることができる。
この情報の民主化が起きたと。
先生が持ってる知力っていうのは相対的に価値が下がった。
じゃあ今の時代において、
AIには埋めない、
最も教える側において大切な力って何かって言ったら、
僕は魅力だと思っててシンプルに。
魅力。
魅力ね。
これね、不思議なもんでね、
同じ因数分解を習ったとしてもね、
大好きな先生から習った因数分解とね、
大嫌いな先生から習った因数分解は全然違うんですよ。
大嫌いな先生から習うと因数分解どころか、
数学そのものが、勉強そのものが嫌いになる可能性あるね。
でもね、大好きな先生から習うと、
因数分解どころか、数学が好きになったりとか、
さっきの逆上がりとかもそうだけど、
絶対やらないって決めてた逆上がりをやってみようって思えたりだとか、
プールに絶対に水に入るなんてもう絶対考えられないと思った子が、
入ってみようと思えたりみたいな。
この魅力っていうのは確かに捉えどころないかもしれないけど、
絶対にAIには生みことができない、
人間本来の力を解放したところにあるものだと僕は思ってるので、
だからそういったものが乗せられるかどうかっていうのがすごい大事。
スピーカー 2
魅力ね。
魅力をどうやって高めていくかってなったときの、
スピーカー 1
それを僕はもうここからさらに喋ると、
また1時間とか2時間くらいになるから、
また別回にした方がいいんじゃないかと思うんだけど、
やりますか?そしたらまた。
ぜひ魅力の回聞きたい。
1時間半喋ったからね、今。
スピーカー 2
面白すぎる。
スピーカー 1
魅力、そして人間としての土台の力みたいなところを、
ちゃんと育てる方向があるし、
それを伝えてるんですよ、だから。
スピーカー 1
そうすると折れにくくなるし、楽しくなるし、
教えるといったこの仕事役割がね。
もっと言うと、変化が激しくて見通しが立ちにくい、
スピーカー 1
この世の中の不安とか恐れが渦巻いてる中でも、
むしろそれすらが楽しめるようになってきたら、
僕はかなりまた景色が一変するんじゃないかと思ってるところなので。
じゃあ次回またやりますか。
スピーカー 2
楽しみです。
スピーカー 1
福岡に来る機会とか。
やろうやろう。
福岡に行くか。
国内は近所なので行きますよ、全然。
スピーカー 2
公園場所に移動する時に、
僕たち車でブーンといっしょにお送りするので、
スピーカー 2
そこでお話しする。
スピーカー 1
それいい、それいい。
スピーカー 2
ドライブ収録。
ドライブ収録面白い。
できるので、
スピーカー 2
そうしましょうか。
福岡で予定ある時に運転するんで。
スピーカー 1
素晴らしい。
収録させてください。
スピーカー 1
ぜひ今回のラジオの皆さんの投稿とかもそうだし、
感想とかも聞かせてもらった上で、
スピーカー 1
次のところも喋りたいと思うし、
僕もボイシーっていうラジオアプリのところで、
毎日喋ってるところなので、
スピーカー 1
実はそれの魅力の高め方みたいなものについて、
ずっと毎日10分くらい喋ってるっていうところ、
10分、20分くらい喋ってるところもあるのでね。
スピーカー 2
すごいな。
スピーカー 1
今度はそっちに来てもらうのもありだし、2人にね。
スピーカー 2
本当ですか。
スピーカー 1
面白いから。
いや、もう北海道に来てくれていいよ、ぜんぜん。
スピーカー 2
ボイシーに行ってもらう。
スピーカー 1
ボイシーはそこからできるから。
今ね、
同じ音声配信、
番組同士、
これからもお互いにできるところだとか、
強みとかを生かして、
この余白のところは補い合っていっしょに進んでいけたらなと思うので。
スピーカー 2
ぜひ。
スピーカー 1
楽しかった。
いいキャッチャーだから、
思いっきり球投げてたけど大丈夫かな。
スピーカー 2
ただただ楽しかったですね。
楽しかった。
あと僕は個人的に、
教員1年目に保護者と助け合った時の、
かけがえない思い出が思い返されて、
目指したいなと思いました。
改めて。
学校と保護者と、
みんなで子供を育てていくみたいなところを、
目指していきたいなと改めて思えて、
いい時間になりました。
僕、勝手な妄想ですけど、
プール入れたこの話を、
音声ドラマに勝手にしたいなと思いました。
スピーカー 1
勝手に音声ドラマ作って、
スピーカー 2
勝手にTwitterで流したいんですけど、いいですか。
スピーカー 1
できるの?そんなこと。
スピーカー 2
わかんないです。
スピーカー 1
やってみてやってみて。
スピーカー 2
こういう感じ作ろうと思うんですけど、
できたらお伝えするので、
フィードバックいただきたいです。
スピーカー 1
まずはちょっと福岡で、
今度は参拝しますか。3人でね。
スピーカー 2
嬉しい。やば。
スピーカー 1
僕、挨拶に行ったりだとか、
何かできることあったら喋ったりとか、
授業したりも全然できる。
スピーカー 2
本当ですか。
ありがとうございます。
スピーカー 1
よかった。ありがとうございます。
ありがとうございました。
渡辺道晴さんでした。
スピーカー 2
ありがとうございました。
ありがとうございました。
一旦終わりました。
ありがとうございます。
面白すぎました。
面白すぎました。
スピーカー 1
いいキャッチャーだからね。
そのミッドがこけてないかだけ
ちょっと心配だけど、全然受け止めてる。
すごいよね。ひとつさんもこの完全ガチガチ
教育の話がいけるんだもんね。
受けれるというか、聞けるというか。
スピーカー 2
ある程度でも翻訳してくれてるからだと思います。
バーベキュー型とか。
スピーカー 1
わかりやすいじゃないですか。
スピーカー 2
だから伝わるっていうのはあるかも。
スピーカー 1
そうですね。
楽しみにしてます。
スピーカー 2
また編集した分、お送りして。
スピーカー 1
ぜひ福岡で会いましょう。
素晴らしい時間ありがとうございました。
ありがとうございました。
またね。ゆっくり喋りましょう。
ありがとうございました。
01:12:47

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