オープニングと相談内容の紹介
ようこそ、まきの部屋へ。教育コンサルタントの有田真樹です。
ご機嫌いかがですか。園田哲也です。
毎日ご機嫌に過ごせれば最高の人生ですが、なかなかそんなわけにはいきません。
学校から職場、そして家庭まで、さまざまな悩みはつきません。
悩みの多くは、人間関係が原因となっています。
この番組、まきの部屋では、誰もが陥りやすい人間関係の思い込みや錯覚から抜け出し、
お悩みを解決する方法を有田真樹さんと探っていきます。
今回はちょっとですね、難しいお悩みをいただきました。
ラジオネームがチョビさん、24さん、ノンバイナリー。
このノンバイナリーという言葉、耳慣れない方もいらっしゃるかもしれないので、
ちょっとご紹介したいと思いますが、自分自身の心の性ですね。
性表現が男性とか女性とかいう、そういう枠組みでは当てはまらない。
あるいは自分自身で当てはめたくないと考える方々のことだそうです。
ではちょっと、チョビさんのお悩みをご紹介します。
まきさん、園田さん、初めまして。
山口在住、24歳です。
戸籍上は男性です。
この性別の在り方が一般的な枠に当てはまらず、恋愛対象も流動的です。
最近付き合い始めた人がいるのですが、家族に説明する勇気がありません。
家族は悪い人たちではないけれど、理解が追いつかないタイプで、
変に心配されたり否定されたりするのが怖い。
恋愛は幸せなのに、家族のことを考えると苦しくなる。
自分の人生を守りながら、家族とも関係を壊さない伝え方ありますか?
カミングアウトの経験と世間の理解
はい。すごくチョビさんにとってはね、深刻な悩みですよね。
多分、こういうお悩みを持っている方って、他にもたくさんいらっしゃって、
誰に相談していいかわからないっていう、そんな思いを抱えていらっしゃるじゃないでしょうかね。
そうですね。明らかにとね、私はこうだ、バイセクシャルだとかね、
自分はゲイだとかね、言ってる友人もいますし、実際そうなんですけれども、
でも、そう言えるに至るまでに、どれだけ本人が何年も悩んできたかっていうのは、
これみんな共通していて、どこかでやっぱりカミングアウトしてね、
吹っ切れたかどうかっていうことなんですが、
ちょっとチョビさんのことを一旦、考えながらも置いておいて、
私の友人にもそういう人が結構多くてですね、
いろいろいらっしゃるでしょうから一概には言えませんが、
私の経験上の肌感覚としては、カミングアウトした時はやはり傷つきます。
いろいろあるし、家族との関係も。
自分も傷つくし、周りの人も傷ついたりすることもある。
そうですね。
それがまた自分の傷つきに繋がっていったりとか。
そうですね。
今の世の中は、そういうのがだいぶ理解が進んではきているので、
表だって、なんだよ気持ち悪いとか言う人いないけれど、
一昔前は言葉で傷つけられていたんですよね。
なんだそんな気持ち悪い、おかしいじゃないかとか、大丈夫かとかね。
それであからさまに傷ついていた時代があり、
昨今ではいろんな性がありますよねっていうことで、世界的にも認められているので、
表だって言う人はいなくはなりました。
しかしですね、心がついていっていない人がまだまだ多くて、
きいな目で見たりとか、
そうだったんだと言いながらも、いつの間にか友人関係が薄れていくとかですね。
そういうことで、後から傷ついていくという人が今度増えてきました。
で、私の友人たちはどうなのかということを言うと、ほとんど似ているんですが、
親の心理と理解への時間
やはりカミングアウトして、やっぱりその瞬間いろんな感想とかね、いろんな反応によって傷ついた。
が、どこかでですね、ちょっとほっとするところもあるわけです。
半々入り混じるそうです。まずは。
で、次の悩みの時期に入っていくわけですよね。
家族とギクチャクしたりとか、応援してくれる人も出てくるが、やはり離れていく人も出てくると。
しかも自然と離れるから余計傷つくわけですよね。
はっきりと喧嘩して別れるならいいけど、やっぱり友達がだんだん疎遠になっていくとか。
ただ、最初にやっぱり傷ついたショックを受けた家族とは一時断絶になるんですが、
これ結局昔の駆け落ちと同じで、一時的にうちの子じゃないとか言って切られるんだけれども、一時的にですね。
まあまあそういうご家庭が多いと。
そうです。ただ何年か経ってですね、理解として歩み寄るっていうパターンが、まあまあ多いなというのが私の感想です。
やっぱり、例えばちょびさんで言えば、ちょびさんのご両親、今いらっしゃると思います。
まだ24歳ですから、お元気でいらっしゃると思うけれども、ショックを受けて、え?ってなるかもしれない。
でも最終的に一番の味方になってくれるだろうと思います。
ただ、愛が強いがゆえに、あと親っていうのは心理的にですね、自分が生み出した生、つまり生命っていうのはあたかも自分のコピーのように思ってしまうことが多いんですよね。
特に母親に関しては、輪がお腹から出てきてるわけですから、父親よりも母親の方が自分のコピーだと思い込んでしまうのは、これいたしかたないことなんです。
これは、いわゆる母性に関わってくることなんですけれども。
なので、母親の立場からしたら素敵なことなんですけれども、
一、女性という差がで見るとですね、子供は生まれたこのちょびさんは戸籍女、男性ですよね。
男性という性差がを持っていて、人格も持っていて、実はやっぱり別人格なんですよね。
そこに気づくまでに、一度そういう内容を聞いてショッキングを受けてから何年かかかります。
でもこれは母親の愛情として当然のことです。
むしろ、あ、そう、痛くも痒くもないわっていう方が不思議なくらいです。
そういう方もいないことはないけれども、まずまず珍しいタイプだと。
理解を示す親御さんもいるでしょう。もう鼻から。
でも心のどこかに何か一滴でも何かが陰りを落とすはずなんですよ。
理解を示してあげてるふりをしても平成ではいられないと思うんですよ。
本当はどう表現するかその人の自由ですからね。親御さんの性格にもよるから。
やっぱり頭でわかっても心が追いつかない。
そうです。
地域差と伝え方の難しさ
なんかあのちょびーさんも家族は悪い人たちではないけれど、理解が追いつかない。
多分どの家族でも理解すぐできるわけではない。
ないですよ。
いうことですよね。
ただその期間がどれくらいかかるかは親御さん家族の性格とかね、経験則によって多少差が出てきますよね。
またその大都会に住んでる方とちょっとこうねひなびたところに住んでる方では、やっぱりこうまた感覚みたいなこと、考え方とかもだいぶ差があるでしょうし。
違いますよね。
どんな環境要素とかもありますよね。
本当にやっぱり東京の都心部のような外国人もたくさんいて、異質な人が多いということに見慣れている人はなんてことないと思います。ほとんどが。
割と理解が早めに追いついてきたりするかもしれないけども。
それこそ昔から変わらない日常が延々と続いているような、そういうエリアで暮らしている人にとっては意外とこう新しいものを取り入れて、自分のものにしていくっていうのに時間がかかるかもしれないですね。
そうですね。だから、どこにお住まいかって言ったら山口ということだけなので、言えばとっても大都会ってことではないはずなので、そういう意味でそうかもしれません。ちょっと理解がね、簡単にはいかないと思いますが、最終的にはですね、期間がちゃんとあれば最終的には親御さんですから。
愛があるから理解がないだろうと心配しているだけなので、愛があるからこそつまり着地点はちゃんと理解されるところに行き着くと。
とにかく牧さんの結論としては、ちゃんとやっぱりカミングアウトをきちんと伝えるべきだと。ただしこのチョビーさんからの質問は、自分の人生を守りながら家族とも関係を壊さない、そんな伝え方ありませんかと。この伝え方なんかいい方法ないですかね。
ここに関してはっきり言いますと、自分の人生を守りながら家族との関係を崩さないと、これを一つの一点として見ると、これに対する答えはないよと、都合のいいことを言うなということになります。
結論とアドバイス
つまり自分の人生を短い期間1点で守りたいなら、言うのをやめろと言うし、家族関係を壊さないということを選ぶなら、自分の人生、自分らしく生きるのは我慢しろと言いたいんですが、これはだから点じゃなくてちゃんと線で見てほしい。今言ったとおり、期間をかけるということ。
だから壊れる瞬間はありますよと。ただ、修復できる可能性は絶対あるので、一度は壊れるという覚悟を持って、自分の信念とか思いとか、家族とは家族が嫌いでこんなこと言ってるわけじゃない。何がしろにするつもりで言ってるわけじゃない。ただ伝えたかっただけなんだということを言い続けるということが必要ですよね。
なるほど。その伝え方、上手な伝え方なんかない。まずはやっぱり自分をわかってほしいという思いで、真剣に1回で伝わらないかもしれない。2回3回繰り返さなくちゃいけない。時間をかけても理解してもらうために、しっかりと伝えていくということが大事だということですかね。
たぶんこの24歳というお若さですから、何かこのラジオ番組に我々に相談して、何か解決方法ありますかという感じで聞いてくださっていると思うので、私もこの若さの時はそう思ってました。お悩み相談だったら何か一つでパッと解決方法が出ると思ってました。でもやはり全てにおいてはですね、期間って必要なんですよ。特にこの問題に関しては一発解決というのはないので。
ちゃんと言い続ける。真摯に言い続けるとなると、その期間が長い方がいいので早めに言う。もう今すぐにでも言った方がいい。親が元気なうちに。
単純に今苦しいから言うことを先延ばしするんじゃなくて、苦しいからこそ早めに言って、これからの人生の方がずっと長いんだから、そこを幸せに、家族ともいい関係を築けたらいいなということですね。ちょびさんの力に少しでもなれれば嬉しいです。どうもありがとうございました。
ありがとうございます。
番組からのお知らせ
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