1. 『今日も良い日になるね』ラジオ
  2. EP1-80 突然消えてしまった
2024-01-29 12:56

EP1-80 突然消えてしまった

ブラジル時代に一緒に音楽で切磋琢磨して遊んだ友が昨日亡くなった。あっという間だった。1週間前位かな、、重傷だと言う話がブラジル音楽業界のみんながシェアし始めたのは。。その後、みんなで回復を願った。けど、逝ってしまった。
嫉妬するくらい才能に溢れる彼女だった。
音の美しさ、深さ、創造性、表現力、、あーーほんと、何を取ってもずば抜けてた!!
逝ってしまった。ってこう言う事なのか。

【Wanessa dourado(ヴァネッサ ドウラード)】
https://youtu.be/7mh9Yqeq48w?si=oRWIIlg-iPy_aViU
00:05
スピーカー 1
こんにちは、Makikoでーす。 今、そう、3時35分。
なんかねー、昨日、
私のね、ブラジル時代の 一緒に音楽を作ってた仲間が一人、亡くなったんだよね。
ごめんね、別にあの、重たい話をしたいわけではないんだけど、 でも、残しておきたい。
そして、それを知った時、
スピーカー 2
知ってから、感じることを残しておきたい。
スピーカー 1
彼女は、すごい若いの。多分、33とか34とか、なんかそのくらいだと思う。
で、私がブラジルで、少しこう、いいところね、いいところで、
演奏できるようになってて、で、その後に、
なんだろう、またそういうところで演奏し始めたっていう感じの、
感じの、そういう、まぁ実感のラグはあったのね。
でも、なんだろう、お互い、
こう、伸びてこうぜ、みたいな、 そういうことが一緒に言える、なんて言うんだろう、
スピーカー 2
グループというかさ、もう先に行ってる友達たちはいて、
スピーカー 1
で、私たちはそれを追っかけていくみたいな、そういう、
そういう、なんだろう、仲間っていう感じが、私はすごく彼女には感じてたんだよね。
で、嫉妬も感じたことがあるよ。
スピーカー 2
何回もじゃない?なんか、
スピーカー 1
本当になんだろう、負け、負けるもんか、みたいな。
スピーカー 2
負けるもんかじゃないんだけど、なんだろう、ものすごいショック発生された、だからこれインスピレーションされた、インスパイアされた。
うわぁ、すっげぇ、こいつ、わぁ、私ももっとやりたいっていう、なんか、
本当に泉のようなの、アイディアとか。
スピーカー 1
もちろんその、クラシックでガンガン弾いてきた人で、オーケストラとかで、バイオリンで、
だからピッチとかに関しては、もう、ね、バイオリンのなんかこう、微妙なピッチずれる人、いるじゃん。
ないの。ストンってくるわけ。
それに、こう、ポピュラーとかをもっともっとやっていきたいって、こう、入ってきたのね、ポピュラーのマーケットに。
私はそこにちょっと前に入ってたのよ。面白いよね。
でさ、彼女も、その、もともとね、スイングもすっごいあるし、あって、
でさ、なんだろう、技術は、もう自分無いわけじゃない。
03:01
スピーカー 2
で、そこに、ものすごい彼女の、もう、本当になんていうの、自由奔放、自由奔放、
なんだろう、すごいいつも遅れんの。いっつも遅れんの。もうね、30分なんて当たり前。
スピーカー 1
リハが終わった頃に来たりとか、全然リハできないじゃん、みたいな。
それで揉めたこともあったくらい。
で、でも、なんだろう、そんなことをみじん、みじん切りとか、
なかったことのように、こう、展開させていくカリスマがあったよね。
スピーカー 2
本当に、でっかい人だった。
だからそれにも嫉妬した。
うわ、こういう、人間になりたい。
スピーカー 1
裏面でなくってさ、そう、なんかね、話したこともある。
こうさ、上の方に行くにはさ、人を利用して、行くのかなぁ、とか言って。
そう、あの人は、なんかそんなことも言ってたよ、やっぱりなんか、
こう演奏する時は、誰と演奏するかはちゃんと考えた方がいいって。
あの人を呼んだら今、この先、あの人に呼んでもらえるっていうことも、計算に入れて呼んだ方がいいとか、
言ってたんだよね、とかいう話を、なんか普通に2人でして、そうなの?とか言って。
ほんとウケた。
で、なんか、バナナを持っていくために、持ち歩くためのバナナのケース持ってたりとか、
なんでそんなの持ってんの?みたいな。
スピーカー 2
いや、ほんとに、ほんとに楽しかった。
それで、ほんとにインスパイアされた。
スピーカー 1
ものすごくインスパイアされた。
スピーカー 2
ミュージシャンとして。
だからすっごい悔しいの。
スピーカー 1
ほんとに悔しい。
なんで彼女が?ってすっごい思うの。
もう、エピソードのとこに彼女の、私の大好きな彼女のビデオを載せておくので、ぜひ聴いてほしい。
スピーカー 2
もう、私の言ってることが絶対に伝わる。
スピーカー 1
だからね、なんかアクシデントにあった時に、もう絶対大丈夫だと思ったの、私は。
なんか、いや、音楽の神様がいるなら、彼女を連れてくはずはないと思った。
なんか、だって必要だもん。
スピーカー 2
ブラジル音楽、すっごいほんとに彼女がいることで、ほんとに豊かになるはずだった。
行ってしまったんだよね。
いなくなっちゃったの、突然。
それ、いつもいつもなんかフォローしてたわけじゃないよ。
06:03
スピーカー 2
最後の話したのは、いつだろうってくらい。
そう、私は病気になって、頑張ってエネルギー送ってるから、みたいな。
そう。
スピーカー 1
他にもなんか面白い話があるんだけど。
スピーカー 2
でも、なんかそれで、突然消えたの。
突然消えた。
で、消えちゃうんだよ、人って。死んじゃうと。
スピーカー 1
私、いなかったんだよね。
スピーカー 2
ほんとに、私の周りの友達ってなくなった人がいない。
いないの、みんな元気なの。
だから、初めてだったのね。
で、ほんと人っていなくなっちゃったら、いなくなっちゃうんだなと思って。
なんか、いる、なんて言ったらいいんだろう、ほんとに。
死んだら、いなくなるっていうこと?
消えてしまうっていうこと?
スピーカー 1
ただそれだけを思った。
なんか、今ここにいること、いることとかっていうことよりも、
ほんとにいなくなってしまうんだっていうことをすごく感じた。
スピーカー 2
消えてしまうんだっていうこと。
スピーカー 1
それがもうすごく寂しい。
悲しい、悔しい。
なんかここで、だからみんな今を大事にしようねとか、そういうことじゃないんだよね。
なんかそれはみんなわかる。
そうじゃない。
もちろんそうなんですけど、
スピーカー 2
そうか、死ぬってこういうことかっていう。
スピーカー 1
いなくなってしまうんだ。
ほんとになんか、
スピーカー 2
パートナーを抱きしめたね。
スピーカー 1
いてくれてありがとうって思った。
ほんとに。
その後すぐ喧嘩したりとかするんだけどさ。
とりあえず、
あの、
今いてくれてありがとうって思った。
ほんとに、なんか、
今いるっていうことはすごいことなんだよ。
09:02
スピーカー 2
そう。
スピーカー 1
今ここにいられるっていうのはすごいことなんだよね。
スピーカー 2
彼女はもう引けない。
スピーカー 1
まあどこかなんか、
スピリ的なことをわかる人は
どっかでどうとかってなるんだろうけど、
私はそんなのわかんないから。
引けないんだよ、もう。
何もできない。
スピーカー 2
大切にしていこうとか、
スピーカー 1
なんかそういうのがすごく安っぽく感じる
言葉なんだ。
なんだかとっても重い感じになっている。
スピーカー 2
ただごめんなさい。
スピーカー 1
ただただその、
今自分のそばにいる人、
自分も含めてだけど、
ペットでも、
私でも、
スピーカー 2
生きててくれてありがとうって思う。
スピーカー 1
ここに聞いてくれている。
スピーカー 2
ここで聞いてくれているあなたに対してもそうだと思う。
スピーカー 1
生きててくれてありがとうって。
生きててくれてっていうか、
ここにいてくれてありがとうっていう。
存在してくれててありがとうっていう。
スピーカー 2
もう1回弾きたかった。
スピーカー 1
なんかね、本当に音と音が絡み合ったんだよね。
フワッてこう、
フワッてなるときのこの
フワッて上がったり下がったりが
本当にね、もう同じだったんだよね。
スピーカー 2
レコーディングのときの話なんだけど。
スピーカー 1
本当に本当に
スピーカー 2
本当に本当にありがとうって思う。
スピーカー 1
そんな素敵な時間を一緒に過ごせて、
スピーカー 2
そういう素敵な、
スピーカー 1
本当なんか目に見えない
ことを感じている時間を
スピーカー 2
くれてて思う。
スピーカー 1
ワンありがとうって思う。
本当に思います。
12:09
スピーカー 1
では、私たちは今ここにいる。
スピーカー 2
だよな。
スピーカー 1
日になる。日になる。
ね。
スピーカー 2
では、
スピーカー 1
今日も聞いてくれてありがとう。
またね。バイバイ。
12:56

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