米の価格と農政の影響
YAMATAROFARMの福利厚生、本日は6月9日、もうすぐ午後4時になるところです。
今日はジョウルノさんからリクエストをいただいて、今の農林水産省、省庁の動きとか、
新農省、これは農林水産大臣、とか、米に絡めたという、絡めたというか、米の話題がすごい強いので、
自分なりの山村なりの見解を聞かせてほしい、みたいな感じでお話をいただきましたので、それについて話そうと思います。
実は30分ぐらい喋ったやつが今消えまして、どっからまた喋ろうかなというふうにちょっと考えておるんですけども、農品中なんでね、ぼちぼちと区切りながら取っていきたいと思います。
まずは自分、大前提として山村が思っていることを喋っているというぐらいの感じなので、目線とか全然足りないというところもあるでしょうし、そもそもとして知識不足というか、
農業経済の専門家ではないので、あくまで自分が思っていることと、一農家の意見みたいなぐらいの感じで聞いてもらえればなというふうに思っております。
たぶん派手な話題をステップにした方がいいかなというふうに思うので、一句前の方筆ないし、農林水産単位が変わったぐらいのところから、
こんな感じなのかな、みたいなことを話をしようかなと思っております。まずは、そもそもとして米の価格がずっと下がっていたという大前提、それは何でかと言ったら需要に対して米が多い、供給型という状況があったんですね。
供給型をなくすべく減担とかをやっていたので、価格を下がりすぎないようにするための政策ですね。価格を下がらないように維持するための政策ということで、減担だとか政策調整が今も含めて行われているといったところで、
もう本当に過去類を見ない、米の価格が上がるっていうのは、過去類を見ないって言いましたけど、本当にここ何年みたいな感じですね。江戸時代とかそういったところでいけば基金とかがあって米の値段が高騰するみたいなことがありましたので、そんなぐらいのスパンで見ればたまにあることですね。
ただ、おそらくここ数年というか数十年というかでいけば初めてのことだし、これに対してめちゃくちゃリアクションがでかいといったところで、国民の不安がめちゃくちゃ募っていると。
その中で支持率もめちゃくちゃ下がっていると、とにかく支持率とか党支持率みたいなのも含めてですかね。めちゃくちゃ下がっているというところになるかと思います。
やっぱり支持率回復のための備蓄米放出というところは明らかにそうであろうと。
実際問題として米高すぎて買えみたいな話、もうめちゃくちゃたくさんあるところだと思うので、渡りに船といったところかなと思いますし、農水大臣が出現で交代した、交代というかそもそも出現したというところで、それも総理はもう渡りに船だったかなというふうに思っております。
基本的に農政とすると米の価格を下げないというところがめちゃくちゃ大きなところだと思うので、米の価格が上がるなんてそんなないわけですよね。
農水省省庁としての農水省というよりは明らかに政治的判断だろうなという感じに思いますね。
かつ備蓄米放出したところで多分そんな変わんねえっていうところも農林水産省庁の方ですね。ある程度見通しが立ったんじゃないかなみたいなことも思っております。
見通しが立ったというか、以前ほど下がるってことはないけども、以前ほど下がるってことはないなということが見通しが立ったんじゃないかなという感じですね。
おそらく今がめちゃくちゃ高値っていうのは米が陶器対象になるっていうところも結構あるんじゃないかなと思いますので、ある程度落ち着いてくるだろうと。
最高値よりは落ち着くであろうみたいなところの中でいくと、それがある程度政治的な力によってそのスピードが早まるみたいなところに落ち着いて、めちゃくちゃ米の値段が下がるみたいなことにはならないんだろうな
みたいなところまで見通しが立たないと実際こんな道具米放出なんていうのはしないと思うんですよね。そんなふうに思ってます。
過去の輸入と備蓄米
基本的なずっと国の方策みたいなところでいくと、米の価格を下げない。低コスト、つくる方のコストを下げて所得を増やす。価格は維持。出費を減らして元出を増やす。
みたいなのが基本的にはずっと国策の方針だと思うので、価格が上がるんだったら言うことなしみたいなふうになるんじゃないかなと。そういうふうに考えられるんじゃないかなというふうに思いますね。
ただ輸入というところに関してはちょっと意味合い的にまた少し変わってくるのかなというふうに思っております。輸入時代が珍しいかって言ったら別にそんなこともなくて、1993年と2003年だったと思うんですけど
2003年の霊化でイモチ病が大流行し米が取れなくなった。取れなくなったって言うほど取れなかったわけではないですね。主に東北を中心にイモチ病が大発生して東北を中心に収量が下がったという話だった覚えがあります。
2003年の霊化も、私は高校1年ぐらい。かつ実家の方でも母親のお父さんが米を作っていたので、あまり買ってなかったんですよね。
山村家への影響があまり大きくなかったので、実感としては全然覚えておりません。そんな感じだったんじゃないかなみたいな感じで話してます。
現象として霊化でイモチ病が発生して収量が下がって緊急的に輸入をしたということは知っている。裸じゃなくても知っているレベルですね
言うて2003年、今から22年前なので、それの記憶というのも国としての記憶と言ったらいいですけど、ちゃんとあるのかなと
言ったところでいくと、米を貯める備蓄米という制度も目的とすると貿易摩擦を止めるというか
貿易の不均衡を是正するためのもの、日本がアメリカに対して自動車ないし工業製品を売る代わりにアメリカの農産物を輸入するといったところの
だいたい保管品目みたいなことで輸入をしていて、それが市政に出回らない、米の値段を下げないようにするために備蓄をされていたというところが最初の備蓄の制度だったはずなので
基本的に輸入ということは珍しいけどやったことがある、今回みたいな需要に対して供給が追いつかないからという理由の輸入というのは珍しいけども
未だかつて行われたことがない、みたいなことではない、かつ備蓄米というのもそういう時のための備蓄米という名目もありつつ、貿易の不均衡を是正するためのものという意味合いもありつつといったところで存在していた米になっているかと思います
米離れと需要の動向
お店つきましたので一回止めますね、農品に行ってきました
備蓄米の話をクソざっくりしたので次は、小泉農商が最近よく言っている米離れという話をしていこうかなと思いますけども
米離れが進むから価格を下げないといけないという話ですね
もっともらしいっちゃもっともらしいんですけど米離れはずっと進んできているので今さらかなというのが自分の感想ですね
米離れがずっと進んできているから需要が減って生産量が減ってこういったポーンと需要が上がった時に耐えれないといったことになっているので
すげー自然なことだし、米離れをさせないために価格を下げる
それはちょっと違うんじゃないかというか
需要が上がっているから価格が上がっているわけで
需要が下がれば価格はまた下がるですよね
なので米離れはもうすでに起きてますと
加速するかもしれません
ただ米離れが加速しないと今の生産力ではその需要に追いつけませんということだと思いますよね
シンプルにそういうことかなと思います
米離れは自分的感覚では農家も相当米離れが進んできているという印象がありますね
農家の米離れというとちょっと不思議な感じだと思いますけども
米農家が米探索でやっているパターンというのが
この東海地区とか北陸も含めてですけども
自分が担当した7県、北陸が富山、石川、福井、東海が静岡、市岐、文江ですね
7年前に農薬メーカーでぐるぐるしていた時から感じていたのは
基本的に米探索をやっている農家なんかいない、ほぼいない
いないことはないけども
いないことはないけどほぼいないというのが自分の実感です
例えば大きな生産量を持っているところでいくと
愛知、岐阜、三重の防備部屋が非常に大きな穀倉地帯になっているわけですけども
米、麦、大豆をきっちり回すブロックローテーションをすることによって
添削の補助金ももらいつつ、お米も作りつつみたいなところで
自分たちの農地を三分割してやっているところになりますし
こと、自分がやっていた農薬メーカーがいた時っていうのは
やっぱりお米農家で米だけ作っているっていうところから本当に出して
例えば米を作るけど、飼料米を作るみたいな
動物の餌、家畜の餌としてのお米を作るっていう話だとか
また加工用野菜を作る、加工キャベツとかね
そういった加工用野菜を作るなんて話もありましたし
お米だけでやっていた農家は本当に少ないですね
なので余計に生産量が下がっているというか
こういうこともあって生産量が下がったと
需要が落ちているわけだから米を生産してもしょうがない
そこで別のものを作ろうといったところの流れがずっとあったわけですね
だからそれに需要に合わせるように生産をしていったわけであって
需要が上がればまた上がるわけで
それはやっぱり米っていうのは1年2年っていう単位があると思いますけども
自然とそのあたりは均衡が取れるところになるのかなというふうに思います
自然と均衡が取れるだろうというところに
やっぱり今回めちゃくちゃ介入してきてるっていうところが
すごい自分が違和感を持つところですね
なぜそこまでするのかといったところが
自分の本当の違和感ポイントになります
おそらくそこには経済的理由みたいなところ
食料安全保障というところが大事に掲げられていると思いますけども
正直そういうふうにするんだったらば
昨年の稲刈り後で今年の田植え前みたいなタイミングで
外産期に補助で上乗せしますみたいな
10%足しますとか
一律で1票3000円乗っけますとか
分からないけど
額の代償はどうであれ
そういう政策を打ってもよかったと思うんですよね
そういった政策はしなかったと
やっぱり実需っていうのはそんなにすごい上がっているということではなくて
たまたま家庭備蓄が増えて
米を買ったかにゃっていう方が増えて
一時的に物がないと
ただその一時的な需要増にも対応することができなかった
でもこれはいずれ是正がされるから
そんな取るに足らないことはないけども
めちゃめちゃ緊急的にやるほどのことでもないみたいな
判断をされたのかななんていうことを
野林水産省ですね
省庁の方はされたんじゃないかなというふうに思っております
実際陶器目的っていうのが何本ものかわかりませんけども
陶器目的要は物に価値があると思って
投資をしてで転売して設けようみたいな
そういうところですよね
それがなくなればなくなるかどうかわかんないけど
落ち着けばそんなにすごい大したことは起きない
というふうに判断したのかなという感じですかね
あとそもそもとして流通経路めちゃくちゃ多いみたいな話もあるかと思うんですけども
そりゃあるわねっていう
やっぱり日本の卸文化といったらあれですけど
ここまでね
だいぶ集約されてきてるんじゃないかな
小売の個人商店がめちゃくちゃ減ってきてるみたいなのもあるし
相当流通がシンプルになってきていて
あるところだと思うんですけども
とはいえものすごい流通構造があって
それが通るたびにもちろん手数料がかかっていくわけですよね
米の流通とコスト
それでいくとシンプル人件費ないし
他の副資材というかの価格行動っていうのが
やっぱり普通にかかってくると思うので
玄米で流通して精米されて店頭とかに並ぶわけですから
精米する機械のコストだって上がっているし
そもそも精米する人のコストだって上がっているし
それを乗っけていけばそりゃそんだけなるわなみたいなところが
普通に実感というか
むしろこれまで善意というか
価格転嫁を企業努力で回収するみたいなことが
ずっと起きておってそれが無理ってなって
今の状況になってるんで
農業とかだけじゃなくて
普通に産業構造の問題というか課題というか
他の業界で起きてることが農業業界でも起きましたよってだけ
な気がしますね
確かにその流通構造が複雑ないし多いっていうのはあると思いますけども
逆に言うとそれだけこれまでの流通経路でいくと
集約要は玄米を集める
最初生産された玄米を集めるってところは
農業が結構大きくあったわけですよね
それが順々に小売店お米屋さんとかスーパーとか
そういった小売店まで並ぶようになっていたわけですけども
今米の集荷
生産された玄米を買うという業者が
乱立してきているというところでいくと
そりゃそんだけ流通構造増えるよねっていう
そういうところがありますよね
かつって言ったらですけど
なぜ流通構造が増えるかみたいなところでいけば
農家からすると農協よりも高く米を買ってくれると
みたいなところがあるわけで
米に付加価値をつけることができる業者が増えたから
っていうふうに考えられます
基本的に農協がやっぱ金額ないし
プライスリーダーになっているので
そんなにめちゃくちゃ高いとかめちゃくちゃ低いという価格には
なりにくいんですよね
昨年比同じとか
昨今の情勢でいけば
米の需要がバカみたいに下がっておりましたから
去年よりも少ないです
去年よりも概算金低いです
みたいなところで進んでいたわけですよね
もう年前とかでいけば
今1票2万円近くになっていると思うんですけども
1票1万円を切るみたいなところが
ザラにありましたから
北関東とかね
東海もあっただろうし
それからすると
じゃあうちの方が流通が少ないから
農家から高く買います
高利点には通常経営よりは安く売ります
そこがありがちだったわけですよね
特に米なんていうのは
保管コスト
精米コストがめちゃくちゃ高いわけで
シンプルに冷房代とかね
エネルギー代も含めて全然バカにならないと思うので
しかもそれは2024年問題っていう言い方なんだけど
流通コストが普通に上がっているっていうのも
多分に影響しているので
ある程度いった仕方がないというふうに思っております
農業政策の提言
エンジンを切って久しいですけど
またちょっと農品に行ってきます
農品を越えてあと1店舗ですね
えーっと
あとどういう話がいいかな
あれだな
珍しくこの農林水産物が
世間の話題になっていると
しかも長期にわたって話題になっている
米というものが日本人にとって非常に大切なものである
ところの現れかなというふうに思っております
自分なんかね
ずっと米は作っておらず野菜作ってますけど
野菜が高いだろう野菜が安いだろうみたいな
そういう話は所々でてつ別に
こんな毎日のように
毎日のようにかわかんないけど
報道されるようなものではないですよね
その中で自民党として
石場総理に政策提言を行ったみたいなのがありました
これがね
大きく3項目
AIとスマート農業の推進に向けた
低コスト化みたいなのと
農地集約による大規模化みたいなのと
あと価格の安定化みたいなやつだったと思うんですけど
最後の一個はちょっとうろ覚えですね
あと輸出とかかな
どっちかって言ったら
低コストと輸出と結構一緒にされたりするんですけど
これまでと変わらないんですね
ここ20年ぐらいと多分変わらない
自分が大学の時にやられた政策と
AIとかドローンとかそういったスマート農業って言葉はなかったもの
自動でトラクターを走らそうみたいなのが
うちの大学でもやってましたし
基本的には同じことです
なので改めて提言するっていうほとんどの提言でもないし
超スーパーパフォーマンスというか
特に中身のない話だなというふうに思いました
やっぱりそれが非常に残念に思ったっていうところですね
米の価格と安全保障
あとパフォーマンスをしなければならない状況っていうのが
やっぱり今支持率というところになってくるかなと思います
また選挙控えてるというところで
そういう行動に借り立ってるのかなというふうに思っておるんですけども
今回の特に小泉農省に就任されてから
比較的農協と仲が悪くなっているというか
これはもう9年前かな
自民党内の小泉農林部会長だったと思うんですけど
がめちゃくちゃ農協を株式会社化するみたいな話にされたと思うんですけど
結局何もならなかったんですけどね
結局何もならなかったことがよっぽど嫌だったのか
今支持率が低いのかわかりませんけど
パフォーマンスみたいなパフォーマンスをせざるを得ないみたいな感じになっているっていうのもあるでしょうし
ある程度この農協評というか農家評というかを
失ってでも一般票を取りに行くみたいな
そういう方針というかそういう気概みたいなのはちょっと感じましたね
協評みたいなもん存在はしますけど
農協結構ちゃんと投票
何かの集まりの時とかに選挙前とかね
一応農協としてはこの人を押しますとか
ポスターバーンって張ったりとかね
あと特に自民党議員は農協祭とか
そういう地域の集まりに出られたりしてますし
基本的にやっぱり自民党の一つの標伝
標伝という言葉もあるんですよね
いかに日本人が米を特別視しているかというのを表す言葉なのかもしれないですね
田んぼに例えば
それはそれとして
自民党議員が一つ意識すべき
標伝の一つが農協だったと思うんですけども
割かし今回は農協の意図しないこと
例えば備蓄米の放出だとか
輸入する株みたいな話だとかされてますので
ある程度の農協票は失ってもいい
それよりは一般票がこれよりも今の史実は全然取れん
そういったところが見えてきているのかなと思いますね
農協票はある程度まとまってるつっても農が減ってますし
農協も減ってますし
たぶんそんなにすごい影響がなくなったんでしょうね
そういったなんだろうな
ある意味背に腹はかえられないみたいな
そういった印象も持っております
最後言っておきますね
とりあえず今日の納品が終わりました
今日もレタスはめちゃくちゃ安いですね
本当に安いうちに食べておいた方がいいと思います
最後にしようかな
農家的にどんな政策がありがたいかみたいなことを言うとですね
やっぱりそもそもでいくと
政策でどうなると思ってないみたいなのも結構ありますね
食品でいくと
これはもういろんな食べ物全体でそうですけども
経済原理主義というか市場の思うがままにじゃないけど
で金額が決まるだと
やっぱり一定困る人が出てきたりとか
やっぱり生きるということに直結している分
ある程度安全保障みたいのがあってしかるべきだとも思っております
だから自分は今のやり方をやっているみたいなのもありますしね
強いて言うならば
そもそもとして今のいろんな人、世間に対して
欲しい時に欲しいものが欲しいだけ買える
時代じゃなくなってきてるよ
ということを伝えるみたいなことはやってほしいなと思っております
例えば野菜が高騰下落する暴落するっていうのはまさにそのところですね
需要に対してそもそもでコントロールしにくいといったものが
さらにコントロールしにくくなっているので
いつ何が取れるみたいなのが本当にわからんですね
かつ今みたいに暴落している時もありますけど
高値基調がやっぱり続いているっていうのはあると思います
それはもう生産コストみたいなところだけじゃなくて
すべてのものが値上がりしているからインフレしてるからですね
なのでもう多少高くても買うしかねえだよっていう
そういう不調というか
そういう現状を伝えるっていうことは
普通にやってほしいところですよね
やっぱ生活費普通に高いですし今
肥料も農薬も種も普通に値上がりしてますし
機械は本当にすごいですよ
そんな中なので低コストみたいなことを追求させるってのはやめてほしいですね
低コストにならないよ
今よりも生産に関わる消費
生産コスト、肥料、農薬、種、機械、ガソリン
全部上がっているのに生産コストが下がったっていうのはまずない
それを例えば大規模にして集約して
効率を良くしようとか
AIを活用して人間ができないことをしようとか
それはあるんだけども
そこでなみなふましい努力って言ったらあるんですけど
その血の滲むような努力をするんだったら
消費税率が8%のものに使える
お買い物券的なものを配ったらどうですか
そういうふうに思いますね
例えば一世帯1万円とか
極端は極端ですし
パラマキみたいな言い方もするでしょうけども
それの価格を下げるみたいな無理矢理なことをするよりは
全然福祉的にいろんな業界が潤うと思うんですよね
食べ物買いやすくなればね
それは飲食店とかに対しても
消費税率8%のものを仕入れるときは
いくらか助成しますみたいなことをすればいいと思うんですけど
食べ物に対しての安全保障と経済的価値というか経済性
経済性だけで何とかするのもどうなのみたいなことを言うんだったら
安全保障をきちんとしてくれっていう感じだし
今の食料安全保障の観点から言うんだったら
経済性の方を担保してほしいし
やっぱり都合のいいときに都合のいい論で来るのは勘弁する
ただ消費税も経験税率になってきたし
我々農家全部基本的には食品を扱っておりますので
かけれる消費税は8%ですね
だけど買うものは大体10%なんですよ
そういう世界なんで
食料安全保障を担うという名目を農家に押し付けるのであれば
何かそれを担保するものをしてほしいっていう感じかな
それができないのであれば
今の米価格の高騰だとかそういったときに何もしてくれるなと
自分はシンプルにそう思いますね
もっと言うと米が下がってどうこうとか
安いところから取ってどうこうっていうのは
個人の意思というよりは世間の意思でこうなったわけであって
地域農業の重要性
みんながなるべくしてなってきてるからこうなってるんですよね
そういう意思が安いとこから買おう
シンプルにそうしてきたから今こういうことが起きてるわけであって
安くないと買わないよとかね
それでずっと来てたんだからみたいな
そんな感じもありつつ
個人的にはこれを通じてね
それじゃいかんよねっていうふうに思ってもらいたいっていう願いはあります
農家として
だから地域農業自分の周りの農業に目を向けるみたいなのもそうだし
近くのものを買うっていうことは
基本的にはそれだけ流通コスト下がる話になるので
そんなにすごい急に10円20円下がるってことにはならないでしょうけども
運ばなくてよくなるっていうことは
基本的にそうなる
下がることになりますし
なんで逆に言うといつでも何でも
どんなものでもいくらでも手に入るっていうことを一部諦めてもらう
例えば毎日キャベツを食べると
飽きるとかね
そういう話もあるでしょうけども
こんなに多様化したのは
すげえ今ぐらいというか
ちょっと前まで別にそういう生活してたはずなんで
それをね
それが耐えられないっていうことじゃないかなというふうに思います
自分が一昨年かその前かな
隣の市のいわゆる農業高校ですね
のところで地産地消について授業をしたことがあって
それは地産地消メニューの考案っていうコンテストがあって
それに向けたところで
生産者目線の授業をしてくれっていう話で言ったんですけども
やっぱり地産地消は基本的には
トータルエネルギーコストが下がるっていう
自分にはめちゃくちゃすごいいいと思ってるんですけど
すごいいい効果のデメリットとして
多様性が狭まるといったところがあると思うんですよね
その多様性が狭まるっていうことに対して
高校生の当時の授業の中で
お願いということを自分に期待します
っていう話をさせてもらったのが
やっぱり新メニューの開発っていうものは
多様性を新たに生み出すこと
食べることの楽しさを再現させること
担保することだと思うんですよね
ご飯おいしいよね
みんな食べるご飯楽しいよね
っていうことにつながるすごい大事なことだと思ったので
受験受けさせてもらったし
高校生にそういう話をさせてもらいました
だから何だろうな
多分実際に
例えば隣の市ぐらいまでのものしか野菜流通しません
みたいな状況になったときも
それはそれでいろんな工夫があることによって
めちゃくちゃつまらない
ご飯になるっていうことにはならないと思うんですよね
これはもうと思う世界なんですけど
野菜よりもつまらないとか
秋とかそういう話が出るんでしょうけども
だからといって
圧倒的にだからやっぱりダメだとか
そういうことにはならないと思いますよね
静岡だから言えるっていうのがあるかもしれない
寒いときどうするみたいな
そういう地域のことをあまり考えずに
しゃべっているのもありますので
静岡だから言えることかもしれないけども
静岡だから言えること
静岡あったらできること
だったら静岡の中でやったらっていう
気持ちもすごいあります
なのでどうありたいか
自分が食べるということに対してどうありたいかっていうのは
やっぱり個人それ一人が考えていくことになるでしょうし
一つのきっかけになっているんじゃないかな
そんなとこですかね
食文化と多様性
リクエストいただいたジョンのさんが
聞きたいことを含んでいるのかどうかはちょっと分かりませんけど
なかなか長くしゃべっているので
終わりにしたいと思います
聞くのだけでも結構時間かかるんですけども
他にもこういうことを聞きたいとか
そういう話があればまた何かしらで連絡をいただければ
エマムララインの考えとか見解とかっていうのを
お話しすることはできますし
そんなのでおくればいくらでもっていう感じですよね
ということで今日は長くなりましたけど
以上です
お聞きいただきましてありがとうございました