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2024-12-20 05:39

#4 森見登美彦『シャーロック・ホームズの凱旋』

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森見登美彦『シャーロック・ホームズの凱旋』を読んだ感想を話しました。

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tantotの時々読書日記第4回です。
意外と続きました。
今日はですね、森見登美彦さんのシャーロック・ホームズの凱旋についてお話したいと思います。
この本は、2022年1月25日に出版された本ですね。
森見さんの本はすごい大好きで、
最初は四畳半神話体系のアニメシリーズから私は入って、
そこからアニメシリーズが面白くて、原作の本に行き、
そこから夜は短しとか、あるいは宇鳥天家族だったりとか、
その他色々京都の舞台のシリーズみたいなところを色々読んで、
なんといっても京都の鎖大学生みたいな、
京都の街と鎖大学生みたいな、その雰囲気がとてもいいなと思って、
なんで自分は京都で大学時代を過ごさなかったんだろうっていうふうに、
ものすごく悔いを悔しく感じるみたいな、そんな感じの作品ですね。
このシャーロー・コームズの大戦は設定が違うなと思うんですけど、
舞台はビクトリア町京都、何言っているのか分からないですよね。
ホームズとワトソン、シャーロー・コームズが出てくるんですけど、
時代はビクトリア町の京都っていう設定で、
ホームズとワトソンが京都の街を舞台に謎解きをするというか、
事件が解決しに行くみたいな、そんな感じです。
そのビクトリア町の雰囲気と京都の街の雰囲気を、
ものすごく文章の中でいい感じにミックスした不思議な光景を描き出すっていう、
この筆の力が本当に素晴らしいなと思って、ちょっと読んでみます。
森アーティー教授ってあれですね。原作にもホームズにも出てくる。
教授が街をひたすら歩くシーン。
それから森アーティー教授はひたすら南へ歩き、やがて市城通りに着いた。
森アーティー教授の市城通りに着く。
大通りの両側には高層なビルジングの行列が続き、
その谷間は霧に霞むガス灯でぼんやりと神秘的に輝いていた。
落中随一の大通りは夜は更けても混雑していた。
仕事帰りの商人や唾液軍人、不労者、見回りの巡査、小乃兵の一団、さまざまな立ち売り、
ほうけたように佇んでいるサンドイッチマン、危険紳士を擬音へ運ぼうとしている四輪運ば車、
もたもたと進んでいく荷馬車、そして無痛の辻馬車が行き交っている。
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濃い霧に包まれた狂騒の街を森アーティー教授は両手いっぱいに花を抱えて、一心不来に歩いていく。
美女に求婚でもするのかね?とホームズが言った。
2時間ほど後、ホームズと私は木屋町のパブにいた。
私はテーブルに肘をついて表を流れる高瀬がアニメをやった。
ホームズと出会う前、アフガニスタンから帰国したばかりの頃を思い出す。
こんな感じで、シャーロック・ホームズの設定であるビクトリア町の時代の雰囲気とか、
ホームズがアフガニスタンから帰国した大気軍人であるとかっていう話と、
木屋町とか高瀬川、平城通りみたいな京都のマットがすごく自然に融合してしまっている。
これ本当に小説だからできる話だよなとすごい思って。
これ本当に文章の力なんじゃないかなっていうふうに思って。
それだけじゃなくて、話もすごい面白いというか、
この実際の事件の謎解きみたいなところも、
ホームズというよりはもはやこれいつもの森見節みたいな感じだなと思うんですけど、
すごいクヨクヨするシャーロック・ホームズが出てきたりとか、
森見富彦の作品に出てくる私みたいじゃんみたいな、
そんな感じで森見ファンとしては、とにかく最初から最後まで楽しめる作品で作りました。
そんな感じで、ところかなと。
とにかく話としてはものすごい面白い。
ホームズってベーカーストリート221Bに住んでるんですけど、
こちらのホームズは寺町通りストリート221Bに住んでたりとか。
あんまりちょっとだけ似た場合になるんですけど、
その中に京都、ビクトリア町京都なんですけど、
その中にロンドンっていう架空の街が出てくる。
ロンドンなんていう架空の街知らないよみたいな、
そんな感じで虚構と現実が入り混じった、そんな感じの雰囲気も味わえる。
すごい楽しいホームズになります。
このところかな。
今日は森見富彦さんのシャーロックホームズの外線について話しました。
こちらは2024年発売の中央コンロン新社から出ている本です。
想定も可愛いので、これを置いておくとすごい楽しい気持ちになるなと思います。
それではありがとうございました。
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