夏の終わりと不安
言葉が今詰まってしまったら
僕らの夏はここで終わってしまいそう
上手に笑えてる自信なんか
あるわけないのに
でも笑った
踏みつぶしたかかとを吐き直したら
ため息をぐっと飲み込んで
歩き出そう
夕暮れを抜けてく
風は秋の匂いを踏んでる
ずっと今日と同じ日々が
願わなくても
続くと思ってた
開けっぱなしの窓の向こう側で
歪んだサイレンの音がしてる
どれくらいの速度で
今、未来向かって歩いてるだろう
僕らが生きてく理由なんて
きっとちっぽけな答えしかないって
気がするんだね
もし叶うなら
どんな願いをひとつ選ぶと思う
ずっと思い巡らしてたら
足元までも夜が来ていた
あの日里の合図で
走り出してしまった僕らに
今更もわざとらしい
ゴールなんかなくてもいい
もし叶うなら
どんな願いをひとつ選ぶと思う
ずっと思い巡らしてたら
足元までも夜が来ていた
