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たらちねラジオ。この番組は、多くの夫婦が産後、子育て期に仲が悪くなってしまう問題を、産後の夫婦問題研究家、たらちねが、自身の経験と長年の研究をもとに、解明しようと挑む番組です。
はい、みなさんこんにちは。こんばんは。たらちねです。
第3回の放送です。来てくださってありがとうございます。
前回は、私の産後ですね、どこまで落ちて、どこまで上がったか、みたいなことをステージ分けして、名前をつけてお話しさせていただきました。
反逆期とかね、折り合い期とか、新大好き時代みたいなお話をしたんですけれども、目指すは新大好き時代、頑張ろうみたいな感じでお話ししましたが、ことごとく不評ですね。
大好きって言葉はね、私の周り小学生のママとか多いんですけど、そんなね、大好きなんて言葉は口が裂けても言えないみたいなね、ノリで、私もそうだったんですよね。
なんかあの、さんざん半夜で暴言を吐いたり、物を投げたりしてましたから、どの面下げて感がすごいみたいな、どの面下げて今更可愛くなれようか、みたいなね。
愛情表現とかスキンシップとかね、やった方がいいことは分かっているんですけど、もう恥ずいっていうね、なんか鎮魂期間、仲直りしようと思って努力している期間なんですけども、その時にね、
語尾に、語尾にハートをつける、語尾にハートキャンペーンっていうのをね、やってましたね。勝手にね、一人で。
あの怒り狂ってた時代は、ごめんねとかね、ありがとうとかお疲れ様とか、正直言いますと、中指立てながら言ってました。心の中で。
ごめんね、みたいな感じで。でもその語尾にハートキャンペーンでね、心の中でハートつけながら話そう、みたいな感じで。
ありがとう、ごめんね、みたいな感じで。恥ずいんですけど、もうこれはね、開き直るしかない。コントだと思うしかないっていうふうに思ってやってましたね。
でもなんか、夫って、あの単純だから意外にいけましたね。あの普通に、ありがとう、みたいな感じで喜んでくれて。
まあ、あの持論がね、ここから生まれるんですけど、妻は文脈を生きるが夫は今を生きるっていうね、持論ですね。
夫は今を生きているので、あの大丈夫です。あの恥ずくてもやってみよう、みたいな。
そういうね、どの面と戦うステージもね、今後待っているかもしれませんので、あの頑張っていきましょうということでね。
あ、それでね、この標語が私の中で生まれました。
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産後の恥はかき捨てです。産後はね、いいんです。泣き叫んでも、暴言吐いても、その恥はかき捨てで、今を生きる夫に向き合っていきましょうということで。
何の話でしたっけ?そう、ステージ分けね、しました。
1個ね、あの私が一番落ちた時、岩妻時代というお話ししましたけど、口でね、岩妻ってさらっと言っちゃって分かりづらかったらごめんなさい。
あの岩です。大きな石の岩。顔も心も固まってしまった、濃綿のような。
般若と濃綿っていうね、古風ですけど。
岩妻っていうのはもう、ぶつけてもぶつけてもどうしようもならなかった、戦った勇者のなれの果て、落ち武者みたいなね、イメージでリスペクトを込めてというか、悲哀、悲哀への同情を込めて感じてるんですけど、
たまにね、小さいお子さんいるご夫婦、公園とかでね、見かけた時ね、わー奥さん祝ってるっていう時あるんですよね。
好きあらば背中をさすってあげたい、抱きしめてあげたい気持ちに駆られるんですけど、ちょっといきなりよくわかんないおばさんが駆けてきてさすられたら怖いですよね。
我慢してますけど、友達の友達ぐらいだったらね、さすったりしてますね。そうすると泣いてしまうわけですよ、ほとんど。
なんかもう、はち切れそうな気持ちを抱えながら、耐えて耐えているのが岩妻でございます。見かけたらさすってあげてください。
っていうね、岩の話するとちょっとヒートアップしちゃうんですけど、この辺で。
今回は何の話をするかっていうと、ステージ分けの話とはまた別の見方で、産後の子育て夫婦っていう状況を捉えられる解釈というか構図というか例え話っていうのをね、たどり着いた1枚の絵がありますので、それを解説していきたいんですけれども、
私がめっちゃ辛かった時ね、本当に目の前しか見えなかったし、私と夫っていう関係しか見えなかったんですけど、だんだんちょっと視野が広がった時に、この世界は一体どうなってるんだってことをね、知りたくてしょうがなかったんですね。
なんでこんなことになっちゃうのかみたいなことが。考えて考えて、人に話を聞きまくってね、どうなってるのか、他の夫婦はどうなのかっていうこととか聞いたり、本を読んだりして、知りたかったんです。一体どうなってるのか。
それでめちゃくちゃ簡単に言うと、1個の大きな落とし穴っていう構図が浮かんできたんですけれども、これをね、私がやっと腹落ちする構図が浮かんだんですけど、これをね、夫にやった!正規の大発見みたいな感じで喋ったらね、
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エビデンスは?みたいに言われまして、それはあなたの感想ですよね?みたいな感じで言われまして、そうだよね?みたいな。でもね、そうだよって感じでね、開き直りまして、本当にあらゆる夫婦を見てきて腹落ちする、めっちゃ簡単な1枚の絵、
あなたの夫婦に起こっている事象がぴったりはまるフレームワークっていうのが、私が見つけられなかった。ないと思ったんですよね。まだこの世に。なので、これで私が納得したし、いろんな複合的な問題がこの構造もとに解説できるんじゃないかなというふうに思ったので、
本当にこのタラチニラジオのベースになってくるお話として、今日は聞いていただきたいと思ってます。前置きが長いと。すごいベタな落とし穴っていう話なんですけども、そこを通して語れる話がいっぱいあるので、
今日は総論。また次回、格論という形でいろんなお話ししていきたいと思います。大学のテキストみたいでしたけど。皆さん、何学部でした?まあいいや、この話は。でね、もしかしたら大きく聞いただけで、絵が浮かんだだけで少し楽になったり、解決の糸口が見つかったりする人もいるかもしれないし。
パパの大好物の言葉、メタ認知でございます。しつこいね。なので、この話はパパの皆さんも聞いてくれたらいいなと思いながら、聞いてくれないだろうなと思いながらお話ししていきます。では、想像しながら聞いてください。大きな落とし穴のお話です。
はい。ではですね、解説していくんですけど、解説っていうほどではないんですけど、産後の夫婦はこうなっているのではないかという落とし穴。妊娠時代に遡ります。お花畑ケキってね、ちょっと前回名前を付けたかもしれないんですけど、本当にね、いろんな体の不調とか変化とかで不安定ではあるんですけども、
がいしてね、結構ね、ふわふわるんるんしているお花畑みたいな時代だったんじゃないかなって、そういう人が多いんじゃないかなと思うんですよ。で、ちょうちょが飛んでいるみたいなね、るんるんラブラブみたいな。で、手をつないで献身に行っちゃったりね、しませんでした?で、手を当ててね、パパですよとか言ってね、あのふわーっとしたあの風景ですよ。あの、名前考えたり、あの、ベビー服買いに行ったり、やってませんでしたか?
なんかね、あれもホルモンのせいなんですよ。ホルモンのせいなんですけど、ふわふわるんるんしている間に1年が経つわけです。それで、ザ・デイが来まして、想像しながらね、聞いていただければ。感動のご対面、天使ちゃんが生まれてきて、わーって言うね。で、本当に感動とか幸せとか、そして大変な、あの子育てっていうね、世界線があるんですけど、それとは別に、夫婦っていうだけの世界線でこれから落とし穴に誘おうと思ってるんですよ。
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誘おうと思ってるんですけども、いつの間にかね、花畑が、お花畑が消えてまして、風が強くなってきて、あの、ゴーゴー吹いてきて、遠くの方でね、どーんとか隕石が落ちている、あの、荒野というかね、あの、石だけの世界みたいな、アルマゲドン、恐竜の滅亡みたいな、そこまで怖くないんですけど。
なんか、恐れ恐れね、何この世界?って思ってね、暗い世界を進んでいくとね、あのー、あーって言って、妻が足を滑らせます。そして、ささーっと、斜面を滑り落ちるわけなんですよ。で、どーんって。で、落ちたところが、あの、巨大落とし穴なんですね。巨大落とし穴なんですね。すいません、神々。
で、あの、だけど、巨大落とし穴だってことは、島人たちには見えてません。で、とにかく崖を落ちた。で、目の前に岩壁が10メートルぐらい。で、登って出ようとする。ですけど、ここで大事なカラクリがありまして、あのー、50センチぐらいのね、そんな長くない腰紐で、しっかり夫婦が結ばれております。
なので、あのー、壁をね、一緒に登って行かないといけないんですよ。あのー、攻略しないといけない。そっちに足掛けろーとか、次こうやってみようみたいな感じなんですけど、ずさーってね、落ちちゃう。で、すりむいてね、血が出てきたり、あの、どーんと打っちゃってね、打ち身になっちゃったりとか、するわけですよ。
それで、もう疲れて、途方に暮れて三角座りする夫婦とか、あのー、片方がもう一回行こうって言ってんのに、片方がもう無理やだーって言って、あのー、意思の疎通が取れない夫婦。頑張るんだけど、落ち続ける夫婦、みたいな。たくさんいるわけです。うじゃーっといるわけです。
でも、暗くて風が吹いてて、もう視界が悪くてですね、自分たちとその周りもいるなーぐらいしかね、見えないわけですよ。うじゃーっとね、巨大落とし穴にいるのに。そう、なんかイメージ、東京ドームぐらいですけど。もっとでかいんでしょうね、本当はね。で、どうしたらいいかーって、あのー、考えるわけですね。そこで見えてくるのが、あのー、落とし穴の横に開いた穴なんです。横穴が開いてるんです。
で、いくつか開いてるんですけども、でまぁ、ここ行くしかないか、みたいな形でね、どっちかが誘う形で進んでいって、10年ぐらいかけて、ゆっくりゆっくり外に出れる形になっていて、子供が小学校学年とか中学生ぐらいになったあたりですかね、車場に出れるようになっているわけです。
で、その横穴抜けた夫婦はどうなっていくかっていうと、パパとママとして家を回していく同居人だったり、協力者だったり、まあそれなりの形なんですけど、ここには結構グラデーションがあって、横穴いくつかって言ったんですけど、結構早く登れる、3年とかで登れる、結構急な登り坂になっている横穴もあったりして、
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まあ頑張ったねって思える夫婦もいたり、大っ嫌いなママね、進んでいって、まあそれで、だましだまし、やっていくけど10年離婚になる、みたいな夫婦もいたりします。なので横穴組はね、いろいろなんですけれども、
まあ二人で崖は断念したけれども、私たちなりの夫婦の形だね、みたいな感じでやっていくのです。で、ここまでが一旦の概要ですね、落とし穴の。
まあ、横穴行く人もいれば、崖をなんとか登ろうと頑張る人もいれば、腰紐を切って、それぞれ出ていっちゃう人もいれば、みたいな感じでね、あるんですけれども、何がね、ここからまず言いたいかというと、今日は総論として、
これは個人的なあなたとパートナーが悪いわけではないということなんです。これは仕組みであり、システムであり、構造だということなんですよ。
なので、心の持ち方とかね、コミュニケーション方法とかね、いろいろ方法は世の中に出てるかもしれないんですけど、私からすると、ほんとあらゆる方法を試したんですけど、意味ないっていうかね、なかなか根本解決にならなかったわけですね。
で、この巨大落とし穴っていうのはものすごく強敵だっていうことで、みんな落ちちゃうっていうこと、多くの人が落ちちゃうっていうことをまずわかっていただきたいわけですよ。
で、相手が悪いんじゃない、あなたが悪いんじゃないということでね、ちょっとでもほっとしていただきたい、まずはね、解決の前に。
あの特に今家中にいる人もね、赤ちゃん抱えていてわけわかんないっていう人もそうですし、私もそうだったんですけれども、あの夫にね、帰ってきて、もっと早く帰ってきてとか、すごい不平不満言ったり泣いたり物投げたりって言ってましたけど、なんかね、あの
自分がとてもわがままとかね、あの弱いっていうふうにね、自分を責めちゃってる時期も長かったですね。夫にもね、なんかどんだけ弱いんだよとかね、どんだけ傲慢なんだよとかね、タルを知れとか言われてましたね。
でもね、本当にそうだなって、あの傷つくっていうより反省してましたね。どうして私できないんだろうって、みんなできてるのに私はなんで弱いんだろうとか、母親の世代はできてたのになんで私できないんだろうってね、自分を責めてました。
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でも、あの同時に、あの夫のことも責めてました。なんて冷たいんだろうとか、なんてわかんないんだろうとか、こんな人だと思わなかったっていうね、選び方失敗したみたいなね、ふうに思ってしまってました。でね、これみんながやってるんだから、あの真実、真実っていうか、あの相手のせいじゃないとか自分のせいじゃないってことは本当だと思うんですよ。
だって構造ですよ。だってみんなやってるんだから。誰かは人格が素晴らしいとか、あの小本能でね、家事が得意、育児、手伝いが得意とかね、あのキレキレのエリートとかね、そういう人でものきなみこの落とし穴には落ちている。
3、5、仲が悪くなってしまうという落とし穴ですね。信頼し合えなくなるという落とし穴、愛し合えなくなるという落とし穴ですね。みんな落ちてるんだから、あのどんな人選んでてもそうだっていうね、あの自分がどんなでもそうだっていうね、あの構造のお話なんですよ。
本当にね、落ち着いて大丈夫っていう感じですね。で、パートナー選びもあの独身時代いろんなの、いろんな情報を得てましたよね。なんか話し合いができる人選べとかね、なんか美人は3日では切るとかね、養子のことだったり収入の話だったり肌の相性の話だったり、いろいろ吟味して最高の人を選んだつもりじゃなかったですか?
まあ妥協でっていう人もいるかもしれないですけど、自分としてはベストを尽くしてお互い巡り合った相手なのに、みんなこうなるっていうことは、それだけものすごいあの強大な力がというかね、抗えない、強敵なものが鎮座しているということですよ。
なので、あの本当にね、私たちはこの大きな罠が放置されていることを知らされずに、予備知識も注意喚起も理破もなくね、親になってしまうっていう構造なんですよ。濃くですよね。で、しかもね、あの上がる方法も誰も知らないというか誰も教えてくれないっていうね。
もう3000、なんか、親の教室とかありましたよね。パパママ教室みたいな。黙欲とか。そんな場合じゃないよって思いますね。この話をした方がいいって。
でもね、産婦人科さんの管轄でもないでしょうし、しょうがないんですけど、それで私が本当に上がる方法をね、見つけたっていうかね、研究して研究して分かったことがいっぱいあるので、本当にそれを教えていきたい、伝えて広めていきたいというふうに思っているわけです。
この話だけでこんなに17分経過みたいな感じなんですけど、私がこのラジオでやりたいことは、この巨大な落とし穴に大きな縄梯子を下ろしたい。縄梯子わかりますか?縄に棒がくっついている。
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ちょっとゆらゆら揺れるね、梯子ですけども、なんで縄梯子かっていうと、エレベーター、エスカレーターじゃないんですよ。縄梯子。
あの、こっから登れるよって、ここで手かけて一歩一歩力合わせて、一歩一歩って2人で協力して上を目指せば上がれるよっていう縄梯子を下ろしたいわけですよ。
それには、なんでエスカレーターじゃないかっていうと、その協力して2人で上がろうとすることが、とってもこの先に大事になってくるってことがわかったからなんですね。
なので縄梯子を下ろして、夫婦が最強バージョンアップしてもらうっていうことを目指してやっていきたいなというふうに思ってるんですけど、すごい概要がね、ふわふわふわっといろんなお話に行っちゃって、ちょっとわかりづらかったかな。
また、次回ね、核論で詳しくさらにこの落とし穴のお話を深めていきたいと思うので、例えば落ちなかった夫婦っていう人たちがいます。
そのそこに見るね、この問題の本質だったりとか、横穴と崖を登るっていうことの違いだったりとか、パパたち、夫たちから見るこの落とし穴という問題だったりとか、離婚っていう話はこの話で言うとどうなるかみたいなね、お話をしていきたいなというふうに思っております。
なので次回もね、セットで聞いていただけたらと思っております。
はい、じゃあ今日はこの辺で、もしわかりづらかったら、ちょっと拙いお話で噛み噛みだったんですけど、繰り返し聞いていただけると嬉しいなと思います。
今日初めて聞いた方には、根耳に水なんですけど、恒例のエアハグでお別れいたします。
私がね、一番つらかった時代にやってほしかったこと、ハグです。
なので、今日もね、小さいお子さん抱えたり、心の傷を抱えたり、ただでさえ子育て、育児、育児と子育て一緒ですね、子育てとお仕事と家事と、もうね、めっちゃ大変な中頑張っている皆さん、それぞれ大変な皆さんに尊敬と愛と応援を込めてエアハグさせていただきたいんですけど、
大丈夫ですっていう方はこの辺で聞いてください。さようなら。では行きますよ。ぎゅー。今日も頑張ってるね。えらいえらい。ぎゅー。大丈夫だよ。ぎゅぎゅぎゅぎゅぎゅ。
ということで、あの気持ち伝わりましたでしょうか。ではね、また次回聞いてくださいね。ではでは。じゃあね。