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2020-09-12 14:43

#31 THE FIRST TAKEは、現代の新しい広告フォーマットである

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THE FIRST TAKEが、広告的な観点でとてもおもしろいという話をしました。

▼紹介記事

http://www.tbwahakuhodo.co.jp/news/200425-tft/

▼THE FIRST TAKE

https://www.youtube.com/channel/UC9zY_E8mcAo_Oq772LEZq8Q

00:10
どうも、谷吉です。 谷本です。
今日はですね、ちょっと面白かったYouTubeの話したいんですけど、
あ、またYouTubeの話。 すぐYouTubeの話するからな。
ちょっと面白さが伝わっているのかはわかんないけど、
本当にそうですね、頑張りましょうちょっと。 そうね。
でもなんかちょっと、まあYouTubeの話っていうよりは、
ビジネスの話も絡めた話でちょっと話したくて、
話したいのが、THE FIRST TAKEっていうYouTubeで、
チャンネル。 そう、チャンネルなんですけど、
どういうYouTubeかっていうと、
なんか登録者まず187万人ぐらいで、
めちゃめちゃ今、もう人気になっている。
で、何をするかっていうと、
アーティストがその場で、
真っ白の背景というか空間にマイクだけ置かれてあって、
で、そこで一発撮りで歌うっていうYouTubeで。
だからその歌ってる時の緊張感だったりとか、
その間違えたものもそのままもう歌えちゃうっていう風な、
その一発撮りの緊張感というか、
生さがすごい残っているっていうので、
なんか面白いって結構話題になって、
今すごい、ものによっては多分何千万回再生されてるやつが結構あって、
すごい人気ってやつなんですよ。
知りませんでした。
ね、俺もうでもこんなに登録者っているのに、
知ったのおとといとかだから。
確かにそう考えると本当に、
何ていうか、分断っていうか何だろう、
それぞれですよね、本当に。
いや、そうだよね、本当に。
多活多活っていうか、何ていうか。
なんかYouTubeとかって特にその傾向なんかあるよね。
こんなの人気なんだみたいな、確かに。
ね、全然知らない人たちがさ、
何百万人も登録者がいてみたいなこととかが結構あったりするから、
なんか不思議な世界だよね。
その200万人どこでどう生きてるんだろうって気になる。
めちゃめちゃ思う、それ。
自分と違う世界に生きてる200万人がいるという。
ね、あちらがちょっとお笑いばっかり見てるから、
そこに最適化されてしまっているっていうのがあるかもしれないけど。
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それ知って、何が面白いかっていうので、
俺なんか広告の仕事今してるから、
結構広告的な価値としてすごい面白いなって思って、
何個かなんか面白いなって思ったポイントがあるんだけど、
まずさ、
新しい価値を作ったっていう意味ですごいなって思って、
普通にさ、ただ音楽とかMV、ミュージックビデオ自体は、
結構もう世の中にあふれてるというかさ、
YouTube上に上がっているわけじゃん。
Spotifyでも聴けるし。
音楽っていうのを聴くっていうだけだったら、
別になんかもう聴ける状態なのに、
そこに一発撮りっていう要素を加えるだけで、
新しいものを作っていったっていうのはすごいなって思って、
だからその一発撮りっていうのにすることによって、
今だと結構口パクとかさ、
作り物とかテレビとかでも、
偽の演出とかして番組が中止になるとかあるから、
そういうのと真逆を行くというか、
結構リアルなことを本当に追求していって、
それを見せていくっていう意味で、
本当にマーケティングの力というか、
広告としてすごい面白いなって思って、
広げる手段として。
その一発撮りっていう形をつけたっていう点において。
物は同じだけど見せ方を変えるっていうだけで、
そこの拡散力を上げているっていうのがすごいなっていう。
たしかに音楽のリアリティを上げるみたいなことって、
普通に考えたらどうすればいいかわかんないけど、
たしかに一発撮りで見せるところも含めて見せるっていうのは面白いですね。
そうそうそうそう。
なんかミュージックビデオみたいにさ、
お金をかけてライブっぽく見せるというか、
演出をバシバシに見せるとか。
そうそうそうっていうのもあるけど、
それの真逆を行く方法というか、
すごいな、新しいところを発見したんだなっていうのが、
一個面白いなみたいな。
あともう一つは、これ実はソニーが関わってるっていうのが、
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一応噂というか、たぶんそうだろうって言われてるんですけど。
はいはい。
でも、なんでこういう風に言ってる?
このらしいみたいな感じで言ってるかっていうと、
ソニーっていうのを一言も出してない中で。
なんだけど、出ているアーティストは、
鬼滅の刃のリサとか、なんかそういう人たちなんだけど、
すごいこう、全部ソニーのアーティストなのね。
あーなるほど。
だし、なんか使っているイヤホンとかもさりげなくソニー。
撮影してるのもソニーの4Kで高画質で撮ってるみたいな。
はいはいはい。
っていうので、でもそれを表に出さないっていう。
だから、なんでそれを表に出さないかっていうと、
表に出しちゃうと、ソニーのPRなんだっていうところになって、
たぶんこう、勢いが落ちるというか、
ちょっと説明しづらいんだけど、
ブランディング、どちらかといえば広告っていうよりは、
ブランディングっていう観点だと、
結局、ユーザーというか聞いてる人がどう感じて、
どう伝えるかっていうのが大事っていうふうに考えたときに、
ソニーのこういうコンテンツがあるよっていうふうに伝えるのか、
このThe First Takeっていうコンテンツがあるよっていうふうに伝えるのかっていうので、
結構その見え方が変わるというか、
企業のPRをしている案件なのか、
なんかそういうこう、なんか、
押し売り感がなくなるっていうのがすごい大事な要素だなって思って、
なんかすげーソニーのPRにつながってるなっていうことが、
そのなんか立ち位置みたいなところがすごい上手いなっていうふうに思って。
だから、その機材としてのソニーもそうだし、
アーティストとしてのソニーもそうってことですよね。
そうそうそう。
全体的に。
すべてを、結果このコンテンツでPRしてるというか、
なるほど。
その辺をしかもなんか全面に押し出さずにやってるのが、
すごいこう上手いなっていうふうに思って。
確かに全然、その広がりも違いそうですね。
この広告として受け取るのか、
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一個のかっこいいコンテンツとして受け取るのかっていうのは大きく。
そうそうそうそう。
多分これをソニーの高画質一発撮りライブみたいな感じで出すと、
絶対こんな広がりをしてなかったと思うんだよね。
そこには興味ないですからね、見る人は。
そうそうそうそう。
それはなんか自然に伝わればいいだけの話でっていうのが、
ブランディングの考え方として上手いなっていうのがいいなっていう。
あと最後、これもすごいとこだなって思ったのでいくと、
なんか俺これもともと知ったのは、実は全然違うYouTubeで、
なんかこのThe First Takeっていうこのフォーマットで、
芸人かな、芸人がなんか自分の歌を一発撮りで撮っているみたいなのを見たんだよね。
はいはいはい。
で、だからこのフォーマットを要はいろんな芸人とかが結構パクれるようになってるんだよね。
うん。
結局白い壁とマイクだけあればできるっていうものだから、
誰でもパクれるっていう風なものになってると。
うんうんうん。
で、なんかクイズノックの伊沢さんとかがパクってたりとかして、
で、なんか要はこういうフォーマットを作ってるっていうだけで、
必ずなんかそのパクった人たちも引用元これですみたいな感じで紹介するし、
なんかこれって何なんだろうっていう風に調べるから、
間接的にまたそこから広がっていくっていうのがあって。
なるほど。
だからこれはなんかシンプルかつ、
なんかその特徴的なものとかをあんまり破壊するというか、
凝ったデザインとかをやらないからこそ、
みんながパクれるっていう状態になってて、
すごいこういいなみたいな。
フォーマット化するっていう。
なるほどな。
そうか。
だからなんかこう、二次創作も含めて、
その元々のコンテンツが広がる要因になってるというか。
そうそうそうそう。
漫画とかアニメとかのね、二次創作と同じような世界とかいう感じだね。
なるほど。
すごいよな。
なんかちょっと話変わるけど、
大喜利とかもそういう感じらしくて、
松本ひとしが多分元々作ったんだよね、この大喜利ってフォーマット。
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フリップに書いて出すみたいな。
っていうのって、それこそもう誰でもできるしどこでもできる。
だからライブでもやれるし、こういうふうにズームでもできるし、
なんかこうフォーマットを1回作ると、
それ何十年前とかからやってるやつでもずっと続くっていう風になって、
横の時間軸というか、いろんな人がやるっていう意味でも広がるし、
縦の時間軸でもずっと真似できるフォーマットになるというか、
シンプル化しないんだよね。
なんかだから、こういうフォーマット化みたいなのがすごい広告として大事だなっていうことを思っている。
なるほど、でもそこまで始める前から考えてそうですね、戦略的に。
でもどうなんだろうね、どこまで考えてるんだろうね。
いや考えてそう。
これはちなみに某白宝堂さんっていうところが裏でやってるみたいですね。
そこまで考えますもんね。
考えてそうだけど、どこまでこれを考えてるのか、ここまでうまくいくって考えてたら本当にすごいなって思う。
ここまで広がったら次はそういうパクリというかフォーマットパクリみたいな人が出てきて、さらに広がっていくみたいな。
絶対考えてるだろうな。
やってそうだね、拡散どう作るかみたいな。
なるほど、なんかそのシンプルなフォーマットの話というと、他にもありそうですね、そういう事例は。
今パッと出てこないけど。
そうね、なんかシンプルなフォーマットを作ることで誰でも真似できるようになるっていうのはなんかありそう。
ありそうだけど今パッと出てきません。
っていう感じのお話でした。
ちょっと見てみます。
是非是非。
すごい面白かった、すごい。
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