1. たねと暮らす Living with Seeds
  2. 第六回「たねと暮らす」大雪の..
2020-12-07 45:03

第六回「たねと暮らす」大雪の巻!コミュニティーを語る・八ヶ岳・スウェーデン・理想のコミュニティーって?抽選プレゼント企画あります♪

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今回の耳寄りはココでしょ♪

・冬の庭と畑:池の泥さらいから、斑鳩に生息!?みどりのハト疑惑まで

・本日の種:「ならパのお米」→緑の米は、生き青(いきあお)と呼ぶらしい!

・特集1:過疎地では人の関わりの密度が濃くなるという仮説:八ヶ岳のモデル農村コミュニティー

・特集2:オープン&ミクスチャーが好き:スウェーデンの学童保育と地域コミュニティーの関わり

・プレゼント企画♪おたより&ゲスト募集ですよ

・次回予告

マグネットプレゼントのご応募は、
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00:09
たねと暮らす。
それどうなの、これ。
新しい。
新しいというか。
そんな入りありっぱい。
乾杯。
何回目?
遅きたか。
えっと、6回目かな。
え、6回もやってんの?
たぶん。
6回目だと思います。
すごいね。
つまり3ヶ月ぐらいやってるっていうことじゃないですか。
気がつけば6回ですか。
今回は大雪。
小説の後のね、大きな雪と書いて大雪。
今年はちょっとやっぱり異常。
うん、あったかい。
2、3週間前の夏日みたいなのも含めて
比較的やっぱりあったかい。
足の下焼けもないし。
で、何やろ、仕事してて
大体落葉時はほとんど落ちる時期やねんけども
まだなんかもみじ結構固い葉っぱが付いてるわとか。
欅まだ全然落ちないとか。
あー、そうなん。
池さらい仕事とかもまあまあ
今年は楽ちんみたいな感じ?
いや、そんなことない。
それとこれとは関係ない。
いつも絶対こんな時期に
池に入りたくないっていう時期に入ってるもん。
まあまあ、そう。
去年と今年だけな。
あれは悲惨な仕事してるなって思ってます。
池泥さらいな。
春節っていう。
何?春節?
川の春節とか池の春節っていうのは
池底に溜まった土砂とか泥を
すくい上げる。
それ手でやるの?
うーんとね。
僕ら人力でやってる。
うわーって感じやねん。
動かしてながらね。
だからあったかい時期になると
泥ってやっぱり匂いがしたりするし
ゴム長を着てやるので
つなぎのなんかすごい
水入ってこう変バージョンみたいな。
泥泥なるからね。
そんなん着てると夏場とか無理。
暑すぎて。
暑すぎて。逆にもう寒いぐらいの方がちょうどいい。
普通は
大体例えばその洛陽樹の葉っぱが落ちたところを
見計らっていくとか
お宅に寄ってやる。
じゃないとまたほら
葉っぱ落ちて掃除しなあかんとかになってくるから
できればなるべくこう全部落ち切った後
03:02
に手入れをしてあげるってのがいいんやけども
なかなかそれもちょっと今年はうまくいかない感じがする。
だいぶなんか冬意識でいい。
庭はねやっぱり冬ってすごく良くて実は。
おー意外と。
なんか人の出は少なくなってそうな気がする。
そうあんまりその庭園とか見たりはしないけども
木のボリュームが減るから
全体的に見通しがきくし
今まで見えなかった池のラインとか
据えてる石であったりとか
そういうものが見えたりとか
するし
でなんかこう冬の空気感みたいなのが
とても気持ちよかったりもするし
澄んだ感じ。
鳥とかもいっぱい来そうな気がするね。
野鳥はね。
夏も野鳥はいるけども
冬の野鳥がやっぱり分かりやすい。
よく見えるっていうか。
結構
カワセミを見るとか
それもまあ珍しいことやけど
カワセミいいね。好きよ。
ヒオドリとかムクドリとか
ヒオドリはもうええっていうぐらい
たまにオナガとかも
見たりもするし
ビタキ類
ルリビタキとか好きです。
イカル川はイカルさんがいるんじゃないですか?
見たことない。
どこにいるのイカル?
イカルって竜田川沿いに結構いるらしいよ。
なんかそういう観察会があるんで。
イカルの数をチェックしてるんだよ。
鳩やろ?
いや、違いますよ。
イカルはもっとちっちゃいよ。
鳩の種類やろ?
鳩の種類じゃない。
漢字で書いたら鳩って書くけども
あ、そうなの?
俺緑の鳩やと思ってた。
緑の鳩?
絶対違う。ちょっと後でイカルチェック。
分かった。
まさかの。違います。
そうか。
これで実は緑の鳩やったらびっくりするけどね。
マダラの鳩って書くんだよね。
イカルが。
冬の畑ですよ。
畑はですね、最後のヘチマが採れまして。
80センチぐらいある?
80センチぐらいありそうやね。
すごいな。
あとは大豆が採れたり。
大豆大量に採れてた。
ちょっと今年結構いい感じで
大豆って言ってもまたすごいなんかちっちゃ小粒大豆なんですけど
こんにゃくとか。
06:01
こんにゃく芋?
これなんかすごいヘンチクリーンやな。
何これ?
いつのが出てますけど。
こういうものです。
こんにゃく芋。
こんにゃくってこう地中に埋まってて。
そうそうそう。
徐々に大きくしていくんだよね。
すごい栄養がいるから。
1年目そのちっちゃいのが苗として植えました。
それで2年目掘り起こしてもう1回違う場所に植えましたって言って3年ぐらい。
これ3年?
これは3年ぐらい経ってると思って。
でももう採った時点で結構大きかったよね。
え、これこんにゃく作れんの?
作れますよ。
え?
え?とか言って。
これはちょっとやる予定なんで、またいくらちゃんとか読んでね。
また出た?いくらちゃん。
はい、いくらちゃん。
ご近所アイドルいくらちゃん読んでやったりします。
いくらちゃんって聞いただけで笑けるわ。
さすがご近所アイドル。
じゃあ今日の種は?
今日の種はこれです。
きました。
これが我々のナラパーマカルチャーご自慢の一品です。
あ、一種です。
一種?
4、5種類なんか上に入っててんの?
アサヒっていう種類とトヨサトっていう、
2種類がちょっとミクスチャーなのでどっちがどっちかわからないんですけど、
それにたまに黒米とか赤米とかが混じっているという、
なんてバラエティーに富んだ。
うまいね。
私たちのお米が。
おいしかったよ。
ね。
うん、ほんとに。
ついに待ちに待って食べられて、おいしかったね。
やっぱり新米おいしいね。
ほんとに。
甘みがすごかったかな。
私は結構粒がふっくらっていうか、むしろ歯ごたえあるぐらいの。
確かに。
ちっちゃめは?
ちっちゃめかなこれ。
これね、なんか土里さんによれば大きいらしいよ。
あ、そうなの?
そうなの?
あのー、彼女のそこで作っているこしりかりを作ってるんやけど、
それに比べたら大きいって言ってた。
でも私たちが普段お米屋さんから買ってる玄米よりはちっちゃいよね。
そう、ちょっとひと回り分。
だから土が大きいんだと思う。
なるほど。
何しろ、この緑の粒が入ってるのが旨味成分らしく、ちょうどいい。
09:02
うまい、緑が入ってる。
それが残ってるぐらいに脱穀して食べるっていうのがいいらしいです。
消えてくんの?この緑が。
だからさらに緑がもっと熟してきて色が薄くなってくるっていうか、茶色くなってくる。
そうなんや。これ僕初めて見た。
これが緑がちょっとずつ残ってるほうが美味しいんだそうです。
そのタイミング見計られて脱穀したの?
私たちは、たまたまです。
ちょうど良くなりました。
そんなわけで、やっとお世話になった方々に配って味見してねって言いまくってます。
前回、告知でコミュニティの話をと言ってて、コミュニティのお話をしたいなと思ってるんですけども、
僕たちが出会ったのも大阪の水田にあるコミュニティスペースの桃の家っていうところでの活動だったりとか、
コミュニティとの関わりっていうのは色々あったりもするんだけども、
今年コロナウイルスとかね、結構色んな社会問題というのはすごくたくさん出てきてるっていうか、あったなぁとは思ってて、
どこかでやっぱりなんかサバイブしていくことを考えていると、やっぱりコミュニティが僕たちの暮らしにはすごく必要だなとはちょっと思ったことがあってね、つい最近。
その辺も含めて今回コミュニティ話を聞きたいかなと思っておりまして、
洋ちゃんは八ヶ岳におったり、スウェーデン行ったり、大阪帰ってきたりと、色んなコミュニティを見てきたと思うんだけども、
コミュニティの出会いというか、一番最初出会ったきっかけとかっていうのはどういうところかなと思って。
そうね、なんか意識して関わったっていうのは、八ヶ岳が初めてかもしれないなと。
環境教育っていう分野に行こうと思って会社を辞めて、
12:00
その八ヶ岳の清里、山梨県なんだけれど、
アメリカ人の作った、日本に合わせた農村コミュニティを作るぞっていう場所だったの。
なぜかというと、戦後の荒廃した産村の中に、食べるものとか、医療とか、教育みたいなのを、ちゃんと自分たちで自給できるというか、
そういうコミュニティが、日本のこれからの農村のモデルになるべきところを作ろうっていうので始まった。
財団法人の中に、いろんなレストランだとか宿泊施設とか、教育施設みたいなのが集まってる。
複合型っていうのかな。
そういう法人があって、そこで環境教育っていうのを、研修生というか実習生という形で受け入れてくれて、住み込みのバイトみたいな感じかな。
バイトっていうより、やっぱり実習生。
そうね、なんかそんな気がするな。
っていうところに行ったんですよ。
言ってた施設、仕事として、会社として施設を行いながら、コミュニティってことは周辺にいろんな人が住んでるってこと?
だいたいそこのスタッフの人は、中とかその近辺に住んでいる人が多い。
病院みたいな診療所があったから、医療も受給するっていう意味で、
お医者さんが昔住んでたお家を何人かでシェアする形で、寮みたいな感じで住んでたの。
医師宅って呼ばれてた。私たちが住んでたとこ。
医師宅?
お医者さんが。
医師の医師。
医師の医師宅に私は住んでたし、
ちょっと過酷な実習生たちは馬小屋、元馬小屋だったところを改装して作ったようなところに。
でも結構、標高1300mって言うとかなり寒いんですよ。
厳しい時は雪が2、3m積もるみたいなところで、
15:03
標天下13度とかくらいまであったかな。
そういうところなんで、めちゃくちゃ寒いところなんですけど。
いきなり都会の暮らしから、山奥なのかな。やってきたわけで。
そこのコミュニティというか、人との関わり方っていうのはやっぱり違かったのかな。
街暮らしとは。
街って東京のど真ん中に住んでたでしょ。
そうそう、山手線上に住んでたので、だいぶ変わったよね。
私はその会社で結構ね、同期がたくさんいたので、
同期の子たちと仲良かったので、
寂しいとかもないし、社員寮みたいなところ、近所、
お隣も下も上もみんな、
同じ会社。
そうそう、会社の人たちなんで、
一種のコミュニティの中にいたとも言えるんだけど、
でも山に行ってわかったことは、
街では困ることがほとんどないんだよね。
なんでも結構、解決できちゃう。
そんな中、自分一人でどうしようもないみたいなことに落ちるのは、
よっぽど運が悪いとそうなんだけど、
あんまり困った、どうしようっていうことは、
なかったかなって思うのね。
それが山に行くと、
あれこれ、水道管が破裂するとかを日常感じたし、
いつも使ってる山の中の道がある嵐を境に使えなくなったとか、
そういうこともあるし、
キャンプ場をちょっと修理する、みんなで修理するとかさ、
そういうことも結構いろんな人と一緒にやるんだよね。
そうすると、一人でやるより、
2人いたり3人いたり、
10人とか何十人っていると、
全然違う作業ができるっていうか、
可能になることの幅がものすごく広い。
常に共同でいろんな作業、仕事をしている、
18:00
暮らしも含めてかもしれないけども、
誰かと一緒、みんなでっていう感じの。
ある意味、両極端っていうのは、
みんなでやれることの多さと、
それから一人になれる時間がしっかりある。
なんていうのかな、密度?
大切な時に集まる時の強さが全然違う。
で、一回会ったのは、
私、アフリカンダンスをその頃すごい大好きで、
東京で出会ったとても素敵なアフリカンダンスの先生をお招きしたのね。
来てくれた日が、めっちゃなんか吹雪の。
そんな曲がってこられへんじゃん。
キッズみたいな日やったの。
ところが予約してた友達とかも全員来たのね。
すごいね。
そんなさ、東京とかでクラスやってもね、
そういうクラスもたくさんやってるし、
一回ぐらい休んでもいいかって、
こんななんか厳しい日に行かなくていいよね、的な。
自分もちょっともう疲れてるしとか、
あると思うんだけど、みんな来たわけ。
先生も感動しちゃって、
こんなみんな楽しみにしてくれてたなんて嬉しいみたいになって、
ちょういいいクラスになった。
そういうことがあり、
何かことがあるとかさ、
集まるときの密度とか感度みたいなのがすごい高まる。
自然の力もあるし、
なんかそういう文化っていうのが出来上がっていくものなのかな。
それはもう日頃の何か気持ちのつながりみたいなものは絶対あると思う。
なるほどね。
でも、自分が気持ちいいコミュニティって、
人によっていろいろだなって思うね。
なんかもっとそういう東京のね、
すごく刺激的だけど、ちょっとドライな感じがいい人もいると思う。
そうね。
逆に私は何かそういうこう、何だろうな、
メリハリというか、
お祭りのときはめっちゃ集まって、わーって騒ぐけど、
なんか張って静かに一人でいられる時間もあるみたいな、
コミュニティのあり方ってすごく好きだったなって思う。
八ヶ岳のところってのは、食料の自給はしてたのかな?
21:03
自給というか、
ある分野でその食料を作っていくっていうのをやっていて、
大きくは牧場があって、ジャージ牛っていう茶色い、ちょっと小柄な牛を飼って、
私がいた頃はね、たぶん40頭ぐらい飼ってたのかな?
その牛乳を取って、牛乳としてとか、
ソフトクリーム、有名なとこではそういうのも観光客向けに売ったりしてた。
あともう一個、私が勤めてたのは自然学校なんだけれど、
自然学校のプログラムとして田んぼの学校っていうのがあって、
1300mの標高だとお米ちょっと作れないので、
もっと500mぐらい下った里で田んぼ、お米作りっていうのも、
農薬のお米作りっていうのをやって、年間子どもたちが来れるプログラムを作ったりしてた。
教育もあって、食の分野も、
あと医療まで取り揃えて、完全に街な感じがするね。
経済回してっていうところが。
もう一個ね、その置き方の振興っていうのが実はあって、
元々キリスト教の精神でそこを作ったっていうのがあったから、
すごく和養成長の面白い素敵な教会があって、
障子の扉のある木造の教会があります。
すごい好きで。
なるほどね。
そういう4本の柱に国際協力と環境教育っていうのを加えて、
6本の柱で、そこは農村コミュニティのモデルになるっていうのを目指してやっていた場所だね。
なるほどね。
あと、スウェーデンに留学してたと思うんだけども、
その時に行ったコミュニティでね、なんか面白いところがあったら教えてほしい。
私が元々スウェーデンに行ったのは、大学院の留学で行ったんだけれど、
その最後の終始論文のテーマにもしたコミュニティがあって、
コミュニティというよりまた施設なんだけれど、
これは小学校が3つぐらいの小学校から、
子どもたちが放課後に通う学童施設があったんです。
24:03
その学童施設自体が教育コミュニティみたいなのになっていて、
子どもたちが毎日放課後やってくると、
自分で選んだプログラムに参加できる。
単純に遊んでてもいいんだけど、なんかやりたい人はプログラムがいくつか用意されていて、
例えば、今日は町のパン屋のおじいちゃんからパン作りを習うとか、
今日はパーマカルチャーの先生が、職員というかね、純職員みたいな感じでいたわるんやけど、
その人と一緒に土壁を塗るとか、
あと、いろんな地元のハーブとかを子どもたちが育てるというような、
いろんなプログラムがあって、そのプログラムの先生たちが、
その施設の職員、つまり市に雇われた人たちだけじゃなくて、
地域のコミュニティのいろんなパン屋さんであったり、美術の先生だったり、
アフガニスタンからやってきた難民の青年だったり、
そういうパーマカルチャーの先生だったりっていう人たちから、いろんなことを学べるっていうプログラム。
すぐ近くに暮らしてある、仕事されてる方、ご近所のとか、
そういう方々が先生として教えてくれる。
面白かったのは、そういう人たちが単発でやってくるんじゃなくて、
常勤っていうのかな、毎日いるわけじゃなくて、そのプログラムのときだけっていう人もいるし、
でも名前と顔が一致するぐらいの頻度で来てくれる。
だから子どもたちにとっても知った顔だし、またこの職員の人たち同士がめっちゃ仲いいのね。
そういう関係性っていうのがすごいオープンだし、バラエティーに富んでて、
私はすごく憧れたというか、面白い。
普段出会わないっていうのかな。
私は大学院生だったから、いつもはクラスの子たちとしか出会わないんだけど、
その学童施設に顔出すようになってから、
すごくいろんな年齢層の、いろんな国の人たちとは出会うきっかけができたっていう感じ。
27:06
日本の学童でもね、洋ちゃん働いてたと思うんだけども、
全く違うところなんやろうね。
僕も学童に中学の頃おったし、
先生といえばね、その学童の専属の先生しかいなかったし、
そんな風に近くのバン屋のおじさんが教えてくれるとかっていうのはなかったし、
本当に放課後に、
預けられてる。
遊べる施設ぐらい。
お父さんお母さんがいない子供たちを学校のどこかを借りて、
一時的に扱うっていうのが、
日本の学童の今の姿っていうか、ずっとそうだったのかなって思う。
多分学童の中にもいろんな先生たちとかね、
考えのところがあると思うから、
自分の知ってるところしかわからないんだけれど、
もうスウェーデンのその学童施設っていうのは、
結構市とか行政の、
言うたら国の方針をすごく敏感に左右される場所やね。
だからスウェーデン自体が、
私が言ってた2006年から8年の間は、超オープンな政策を取ってたのね。
だから移民たちを受け入れるとか、
私たちも留学生を地域社会に溶け込ませるとか、
地域の中のいろんな人たちが、
そのバラエティに富んだ人たちが交流できるように、
孤独にならないようにっていう政策がちょうど行われてる時期や。
それを受けてやっぱり、いろんな人たちが地域にオープンである場所づくりみたいなのに、
たくさんお金が降りてた時期でもあるし、
なんかそういうところを反映してたかなって思うけどね。
日本ではそういう学校が地域に開かれていくっていうのを目指してた時期もあるし、
閉ざしてる時期もあったと思うんだよね。
いろいろ事件が起きてしまったりとかしてね。
部外者は絶対入れないようにとかさ。
そういう意味では、結構政策に左右される場でもあるし、
30:00
私はいい時期に、いい見本を見て、
こういうコミュニティ好きって思えたのかなって思う。
私が多分ね、そこをさらに好きだったのは、
パーマカルチャーの理念がすごく施設に活かされてたからだと思う。
さっきね、地元のハーブを育てるとかって言ったんだけど、
パーマカルチャーの考え方の中には、
地域の伝統的なものっていうのを、
伝統的な植物だけじゃないんだけど、
文化とかを大切にしながら新しい考え方を取り入れていくみたいなものがある。
地域の資源をしっかり観察したり把握したりしながら、
それを最大限に活かすというのもあって、
子どもたち自身の手で薪小屋を作ったり、
地域の古くなっても取り壊される映画館からレンガをもらってきて、
よく自分たちの放課後施設の建物に活かすとかね、
そういうことも行われてたし、
サンルームっていうのかな、温室。
ハーブとかを育てる温室と、子どもたちが動物を飼ってるんだけど、
うさぎとかヤギとかヒツジとかを飼ってる。
そういうサンルームと動物の小屋っていうのを組み合わせて、
ちょっと難しいんだけど、窒素循環とか空気の循環っていうのをデザインしてある施設だったりした。
だから子どもたちが学びながら遊びながら、パーマカルチャーって言われないでも、
こういう風に水が流れてる、こういう風に光が入るとかっていうことを体でも感じるし、
動物たちとか植物たちを通じて何か学んでいく施設でもあった。
そういう意味ですごく面白いっていうのかな。
見た目にも美しいし、機能的だし、
そしてなんだか気持ちよい空気がいつもあるところ。
だからみんなが結構そこに行きたくなるみたいなところだった。
ちなみにそこは1年に1回お祭りの日があって、子どもたちが主催なんだけれど、
自分たちで作った羊の毛を買って、フェルトを作って、フェルトのコースターとかを作って売ったりとか、
33:10
三郎のキャンドルとか、なんだろ、すごいウサギの高飛び競争団とか、
いろんなことを企画して、そこに地域の人たちがやってきて、お金も落としてくれる。
で、そこで貯めたお金を子どもたちみんなで会議して、どういうふうに使うかっていうのを会議して、
その年は、私たちも大学院の友達と一緒にスタッフとして手伝わさせてもらったのね。
そしたら、その子どもたちが今年のみんなで貯めたお金は、
デンマークに行って、すごい古い、デンマークで2番目に古い遊園地にみんなで行きます。
そういうところに行って、みんなで1日、職員の人たちも招待されるんだけど、遊ぶ。
あなたも来ませんか?行っていいの?とか言って、
なんと一緒に子どもたちに招待していただきまして、
お金を稼いだお金を出していただき、
ずっと買っていただき、ギャーとか言いながらコースに乗り、
優しい子どもたちです。
そう、楽しいんですよ。
そんな楽しい思い出がありますけど、
そこもね、かなり面白く素敵なコミュニティだなと思って、
スウェーデンのことというと、いつも最初に思い出す場所。
八ヶ岳のね、お話にしても、スウェーデンのその学徒コミュニティというかね、
教育基盤としたコミュニティとか、
他たくさんいろんなコミュニティを紹介したいところがたくさんあると思うんですけど、
時間もなかなかないので、これぐらいなんですけどね。
実際、りょうちゃんは、
どういうコミュニティを理想というか、
自分が作るとすればどういうコミュニティを作り上げたいかなとか、
そういうのありますか。
なんかね、自分で作りたいっていうのがあんまりない気がしてて、
むしろ、今ある面白そうなところに入っていって、
さらに面白くできたらいいなぐらいの感じかな。
よく言えば、いくつかそういう面白くできる条件ってあると思って、
36:07
一つは、オープンであるってことだと思う。
やっぱり、コアはあるんだけど、オープンであるっていうのは重要で、
引っ張ってる人とかグループとかがいるんだけど、
風土って言ってたやつが、風の人、土の人って言ってた。
風の人がやってきて去っていく。
土の人がその場に留まっていく。
なるほど。
という言い方をしてたっていうのが一つと、
スウェーデンで、私は学生のコミュニティに属してたんだけれど、
みんな自転車で20分圏内ぐらいに住んでる。
それはすごくいい距離感だと思った。
車がなくても行き来できるぐらいの近さに頼れたり、
すごく面白いことをやってる友達がいるっていうのはね、超豊かだなと思ったね。
やっぱり今ならパーマカルチャーとかもね、すごい大好きな仲間なんだけれど、
歩いたり自転車で行ける距離にいるのは一人だけいくらちゃうん?みたいな。
でも一人だけで全然違うんだけど、
やっぱり共有できる価値観を持ってる仲間が自転車の距離にいると、
飛躍的に面白いことが起こるなって思う。
でも昔から日本ってのは普通にコミュニティってものがあったと思うしね。
でもうちのお家はあったわけでしょ?
お父さんお母さんが主催の自治会みたいな。
そういうのはね、なんかあったみたいよ。
覚えてないの?
なんか僕は小学生の頃で、
集会所に集まってなんか遊んでるとか、
うち来て飲み会してるみたいなのは、
ソフトボール大会とか、どっか行くとか、
すごいそれは頻繁に行ってんなっていうのはあった。
近所のおっちゃんたち、おばちゃんたちがみたいな。
一種のコミュニティやね、そういう。
僕が思うのは、各地区には必ずおやしろとか神社みたいなものがあったんだなと思ってるし、
宇治神様とか。
39:01
その周辺にコミュニティが出来上がってた。
神社を中心として日土のお祭りがあったりとか、
そこにいろんな文化とかアイデンティティみたいなものが生まれて、
その地域地域でいろんなことをやってきた。
そういうこともだんだん薄れてきたりとか、
いろんな社会問題があってなくなってきたんだなと思う。
さっき言ってた八ヶ岳でも信仰、キリスト教があっていうのも、
それはすごくわかりやすいパターンだなって思ってるし、
やっぱりその地域、神様、
やっぱりその先には自然とか畑とか食べ物とか、
そういうものがあるんだなと思った。
コミュニティにはそういうものが必要なのかなと。
どっかで言えば心の拠り所とか、
何か大切にするべきこと、
共有するものみたいなのがあった上で、
コミュニティっていうのは出来上がるんじゃないかなと思ってて、
またちょっとゆっくり話をしていきたいかな。
そうしましょう。
改めて。
私たちのスペシャルグッズができたそうですね。
そうです。今日送ってきたんですけども。
何ですか?
エンターネットクラスマグネットができました。
やっほー!
うち、ほら、冷蔵庫をベタベタ張るやん。
マグネットで。
誰かがね。
折れちゃうよ。
いやいや、誰や。
張るのが好きなのね。
そうやね。映画のチラシとかをいつか見たいなと思いながら。
それはいいねんけど、マグネットの話してや。
え、だってこんなマグネットに対して。
話すことないの?
対して話すことがない。
お便りをくれた方に抽選でプレゼントします。
すごいね。お便り、メールとかね。
そうそう、メールとか。
なんなら電話とかね。
熱いお叱りを。
だらだらしゃべりやがって。
何の話してやみたいなこととかね。
いろいろ言うてくださった方の後から、
抽選でプレゼントさせてもらいます。
プレゼントいたしますということで。
販売もします。
ゲストに来てくださった方にはプレゼントするんですよね。
ゲストに来たい人も募集する。
マグネットが欲しいから。
そんなことある?
抽選でゲストが当たります。
抽選でゲストが当たる。
ゲストに来てもいいけん、上から。
誰やって感じですね。
出たい人はぜひ教えてください。
冷蔵庫のチラシ張りにぜひ。
42:01
使います。
種とクラス、マグネット。
じゃあ次回、種とクラスはいつですか?
当時です。
今年は?
12月の21日。
21日?今年は。
1、2、2、1ですね。
どういう日?
冬至る日。
冬のピークです。
そっからひっくり返っていく。
なるほど。
一番日が短い日です。
日っていうのはね、太陽が上がってる時間の短い日です。
ですので、そこまで、当時に至るまでは、冬至るまでは、
どんどんどんどん日が短くなっていって、
毎日こうどんどん日が暮れるのが早くて寒いし、みたいになるのが、
冬至ると、太陽が徐々に長く上がるようになってくる。
ところが、寒いのはもうちょっと後に、
すごい当時の説明。
ダメ?当時好きなんですよ。
一応、来福ですから。
分かりました。
次回予告は何かあるんですか?
えー、特に。
ないのかい?
じゃあ、ちょっとびっくりドッキリ。
もう少しコミュニティの話を続けたいかなと思ってるんで。
本当?
まだ。
こだわるね。
結構ちょっと重要なところかなと思ってて。
OK。
じゃあ私は地道に種取りを続けますよ。
どんどん種と暮らすじゃなくなってきたら、
なんかなんだ?みたいな。
わからなくなっていくのも人生です。
なんで部屋いっぱい種に巻き散らしてたんや。
よーっと片付けましたよ。
もうそろそろ掃除の時間ですか?
そやな。
大豆。部屋中大豆やってん。
じゃあ次回の種は大豆。
早速言った。
まあいいけど。
珍しく種予告にしたからね。
次回の種は大豆。
はい、分かりました。
種祭りにしよっか、次回は。
え?
何?
それは秘密。
詳しくは次回。
何それ?
種祭り。
わかりました。
じゃあねー。
またねー。
またねー。
45:03

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