こんにちは、小畑翔吾です。
こんにちは、種市あきらです。
この番組、テクノロジーとカルチャーの種あかしでは、
ファッション、ウェルネス、食、スポーツ、web3など、
感度の高い大人が気になる、これからの話題を強く語っています。
一緒にお届けするのは、Beams出身で、今はフリープランナーとして活躍する種市あきらさん。
それぞれの視点で、ちょっと先のライフスタイルを考えていきます。
ということで、始まりました。
始まってるんだ。始まってる。始まってる。
今始まってるでしょ。どう考えても。
始まりましたっていうか。
どう考えても。
あれ?って思って。
なるほどね。
小畑君が何やってたかっていうところをちょっと教えてもらえたらなと思って。
そうですね。キャリアを。
大学卒業して、東京会場っていう保険会社に入ったんですよ。
知ってます?
知ってるよ。さすがに俺だって知ってるな。
さすがに知ってる。
超エリートの保険会社でしょ。
保険会社に入って、保険会社って損害保険会社なんですけど、
いろんな保険を売ってるんですけど、僕がやってたのは会場保険っていう貿易の保険なんですよ。
お客さんがいて、そこに保険を作って売るんですけど、
例えばお客さんが伊藤中翔二とかだったんですよ。
伊藤中翔二。
伊藤中翔二、翔社。
が例えばコーヒー豆輸入します。
コーヒー豆輸入するときに日本に到着したら、目が出たりするんですよ。
コーヒー豆から。
コーヒー豆って生の状態で南米とかから来るんで、
船の上で熱くて水蒸気が上にコンテナに上がってポタポタ落ちてきて目が出ちゃう。
そしたらそのコーヒー豆って本当はスターバックスみたいなところに、
例えば1000円とかで売ろうとしてたのに売れないんですよ。
そうすると缶コーヒーメーカーとかで売るんですよ、100円とかで。
900円は損失じゃないですか。
そこを保険金払いますみたいな。
例えばそういうやつ。
そういうのやっていて、
それで貿易の中に組み込まれている保険を作って売る仕事をやっていて、
実はその後にビットフライヤーっていう、
当時20人ぐらいのスタートアップに転職したんですけど、
なんでかっていうと、要はその貿易の仕事をずっとやってて、
谷さん貿易とかやったことあります?
貿易?ワイングって貿易と違う?
輸入してたら貿易か。
基本的にその輸出輸入なんで、
違う国から日本に物が来るとか、
日本から物をどっかに輸出するとか、
そういうやつなんですけど。
本当にね、ちっちゃい水野だったらやったことあるにはなるのかもしれない。
貿易ってめちゃくちゃ非効率なんですよ。
例えばさっきのコーヒー豆輸入するじゃないですか、日本に。
そうすると日本って、そのコーヒー豆がちゃんと衛生基準法を満たしているのかとか、
国のレギュレーションに合っているのかとか、
ちゃんと関税払えとかっていう書類をめちゃくちゃ出さなきゃいけないんですよ。
で、そこにちゃんと保険がかかっているかっていう紙も出さなきゃいけないんですね。
普通にもう数十枚の紙をやり取りしてるんですよ。
で、そこでずっと僕そういう仕事やってたんですけど、
なんでこの人たちこんな紙使ってるの?みたいな。
しかも紙が間違ってると、訂正書類みたいなの出さなきゃいけないんですね。
そうしないと銀行が買い取ってくれないみたいなのがあって、
直してくれっていうのが伊藤中の人が来るんですよ、東京会場。
で、直すんですよ。
で、直したらまた送るじゃないですか。
で、それファックスでやるんですよ、ブラジルから来てるのに。
だいたい分かってきた。
その無駄が多いから嫌気がさして、
ウェブのそういうことの何たらのほうがいいんじゃないかって思って
ビットフライヤーに行った。
そうそうそうそう。
ってことやね。
そう、まさにまさに。
で、そこにブロックチェーンとかビットコインみたいなのがあって、
要はそういう書類のやり取りとかをみんなが共通のデータベースを見ると
もっと楽になるよねみたいな話とか、
で、結局お金の早期にこれめちゃくちゃお金かかるんですね。
国際早期。
それが瞬間的にものすごい安いコストでできるよっていうのを知って、
で、面白そうだなと思ってビットフライヤーに転職したっていうのが
一番初めのキャリアチェンジって感じですね。
で、5年やっててどうしたの?
その後に、ノットアホテルって会社に転職したんですよ。
ノットアホテルはご存知?
友人がね、ちょっとデザインというかディレクション、お手伝いしてたりもしてるし、
これ話題になったからね。
そうっすよね。
ビットフライずっといて、すごい好きな会社、今でも好きなんですけど、
5年ぐらいいて、ある程度新しいことやりたいなって思って、
ノットアホテルって創業者浜渦さんっていう方がいて、
浜渦さんがツイッターで、ノットアホテルのNASのマスターピースっていう、
すごいフラッグシップ的な建物があるんですけど、
それを最初パースっていうものなくて、パースだけ、CGだけで数億売ったみたいなのが最初出て、
めちゃくちゃ面白いじゃんと思って。
で、いろいろ見てて、こういうの面白いなと思って。
不動産なんですよ。僕不動産経験のないんですよ。
でも、なんか普通に単純に面白そうだなと思って、
で、自分から連絡して、面接受けて入社したっていう感じ。
いいね。
だって東京会場いて、そのビットフライヤーに入って、会社が急拡大していって、
これからさらにいろいろ面白いことできるかもしれないし、
最初の方にいたからね、ある程度上の方に行けたりっていうチャンスもありそうに感じるから、
ただでもそういう状況の中でツイッター、X見て、いいなって思って、
パッとそこで動くっていう、なんか決断力というか身軽さというか、
すごいなってちょっと思っちゃって。
時代の潮目を読みながら動いた。
そんなことは考えずに、単純に面白そうと思って行ったんだ。
基本はそうです。面白そうと。
もうかなりそれが強くて、乗ったホテルに現職したとき。
まあ、ビットフライヤーもそうかもしれないですけど。
やっぱり金融、保険会社の金融にいて、ビットフライヤーも金融とITみたいな感じで、
ずっと手に触れるもんやってなかったんですよ。
そうするとやっぱりああいうすごい建物を作って、
ものすごい人のライフスタイルを変えるみたいな取り組みをしてる会社がめちゃくちゃ眩しく見えて、
話してみたら、乗ったホテルって本当にいろんなメンバーが集まってるんですけど、
面白い人がいっぱいいて、
そもそもハマウズさんっていう代表がすごい面白いんですけど、
これ面白いなと思って入ったんですよね。
で、乗ったホテル入って、僕どういう役割だったかっていうと、
初めはずっとそういういわゆるブロックチェーンとか、クリプトとか、
そういう仕事を初めから任されてたんですか?
たまに聞かれるんですけど、全然そんなことなくて、
普通に事業開発メンバーとして入ったんですよ。
乗ったホテルの事業開発って、建物を作って販売して、
その後、建てて運営するっていうのが一連のプロセスなんですけど、
その前半部分、建物をどうやって作るかとか、
土地をどんな場所で探してくるかとか、
いろいろパートナーがいるんで、
建築家の方とかおっしゃってましたけど、
パートナリングどうするかとか、売り方どうするかとか、
そういうのを全般的に考える役割で入ったんですよ。
で、やってるときに、ある話があって、
僕はずっと、いわゆるブロックチェーンみたいな技術と、
ものすごく相性の良いビジネスだなって、
頭の隅っこで思ってたんですけど、
それをずっとやりたいなと思っていて、
たまたまそういうタイミングがあって、
会員権売ろうかみたいな感じになって、
利用権か、利用権売ろうかみたいな感じになって、
乗ったホテルでNFTの事業を立ち上げて、
売りましたみたいな感じの流れですかね。
最初は全然違ったんだけど、結局そこで結びついていったというか。
そうですね。
で、そこからどうなったの?
そこから、乗ったホテルは1年で辞めたんですけど、
乗ったホテルでNFTを売った話を軽くすると、
そもそも乗ったホテルのビジネス、結構難しいんですけど、
すごく平たく言うと、
すごく一人では建てられないような規模だったり、金額だったり、
っていう建物を建てて、
それを12人とかでシェアをする。
基本的には別層なので、毎日使わないよね。
年間で数日しか使わないんだったら、
みんなでシェアしていい建物を建てた方がいいよね。
っていうのが基本的なモデルで、
当時はそれをローンが組めないので、
1つの12分の1で売ってたんですけど、
数千万するんですよ。ローンを組めないんですよ。
なので本当に普通の人は買えないじゃないですか。
でも売れてたんですけど。
ただそれを、別にお金持ちビジネスをやってるわけじゃなくて、
全ての人に乗ったホテルをっていうのがミッション。
多分今もそれやってると思うんですけど、
もっといろんな人に売りたいよねみたいなのがあって、
それを365分の1にして、
NFTで販売したんですね。
一口本当に100万円単位にして、
で販売したんですよ。
ちょうどそれが2022年とかだったんですけど、
ちょうどNFTのブームもあって、
かなりバズったんですよ。
そもそも建物自体がすごく面白い取り組みをやってるし、
そこに技術をくっつけて売ったので、
結構バズって、結構売れたんですね。
それすごくいい経験をさせてもらったんですけど、
その時に、
これやっぱブロックチェーンってめちゃくちゃ可能性あんなって
改めて思ったんですね。
不動産を普通に売ろうとすると、
登記とかしなきゃいけないんですよ。
谷さん不動産買ったことあります?
ないっすか?
僕マンション買ったことあるんですけど、
あれね、すっげー大変なんですよ。
本当に契約書を書いて、
お互い売り手と買い手が一同に返して、
司法書士も来て、
はい、じゃあ今からお金を払います。
で銀行に電話するんですよ。
はい、借金しました。
はい、売買完了ですとかってやるんですよ。