一般的によく言われる8-2の法則とか2-8の法則とか聞いたことあります?
なんかぼんやりはいろんな業界の中でね。バレルもそうだ、その部分はあると思うけど。
そうですよね。
なんかよく言われるのって、売上とか利益の80%は上位20のお客が占めるとかって言って、パレートの法則とかって言われたりしていて。
要は全体の80%を、全体の20%の要素が占めるみたいなところで、結構いろいろいろんなところで言われる話で。
例えば会社とかでも、会社のパフォーマンスの80%は上位の20%のすごいできる人たちが。
それ聞いたことある。
よく言ったりしません?
そこにいるっていう、いたいって思ったり、あいつ入ってねえなとか言ってたことあったな。
まさにまさに。そういう概念。結構いろんなところで言われるんですよね。
なんで今僕が言った売上とかもよく言われることがあって、要は上位20%の人で80%の売上を占めているというところが、いろんなところで言われると。
これがラグジュアリーなブランドだったり、ラグジュアリーなレストランだったり、ラグジュアリーなどこどこっていうところに当てはめると、
結構上位1%のお客さんが売上の50%を作るとかって結構言われてるんですよ。
その28よりも割合がもはやバグってて、上位の本当に100人に1人、うち1人が全体の半分の売上を占めるよとか結構言われてるんですよね。
これいろんなところで、いろんな会社が出してて、例えばコンサル会社有名なマッキンゼとかが言ってるのは、
1%のビッグのお客さんが全体の50%の売上を占めてて、そのお客さんの売上って平均のお客さん対比で25倍から50倍みたいな。
ものすごい金額を占めているとか、すごいですよね。
あとはこういうデータもあって、VIPが占める売上の占有率が高ければ高いほど売上成長率が上がると。
つまりVIPと言われてる上位の1%のお客さんが全体の売上の2割を占めてる会社よりも、全体の5割を占めてる会社の方が成長してると。
これはラグジュアリーブランドで?
ラグジュアリーブランドだったり、そのラグジュアリーなイッチな方を対象にしてる商売ですね。
小売もそうだし、ブランドもそうだし、レストランとかホテルも多分そうだと思います。
セレクトショップがそこにはまるかどうかってちょっとあれかもね、そこは。
ラグジュアリーブランドって確かにそういうことかっていう部分はなんとなく。
ある会社が取った統計とかで言うと、VIPのお客さんの売上割合が60%を超えてる企業って全部プラスに成長してるというデータもあったりすると。
そこでVIPの人たちが求めるものっていうのが何なのかっていうところで言うと、特別体験なんですよ。
あるラグジュアリーな小売が上位1%のVIP向けプログラムっていうのを始めたんですね。
そしたら10から20%売上げ向上したっていう話があったり、結構いろいろインタビューする。
これなんか感覚的にもわかる気がするんですけど、そういうリッチな方とか、ある程度お金だったり、もしかしたら時間にも余裕がある方って、
自分のことをブランドがわかってくれてるとか、自分のためだけに何かサービスを提供してくれてるとか、いわゆるカスタムメイドとかパーソナライズとか、そういうものをものすごい求めると。
なので、どうですか、そういう感覚とか。
それはでも、僕の周りにもやっぱりいるけど、欲にせよ悪気にせよでもないけど、やっぱりこういうブランドで配偶してもらったぞみたいなことを言う人ってやっぱりいるから。
アーティストってやっぱりまあ、自分たちで作ってる時に、谷町っていう方していいのかなちょっと。そこちょっと言い方とあれがわかんないけど、やっぱりそこの友人とかでも固定のファンというか、サポートというかも、そういう方々がやっぱりいらして。
で展覧会あったりする時に、個別に先に呼んできてて、まあ僕は単純に仲良しだから、遊びで呼ばれて行ったりした時に見てるシーンで、もうそこである程度コミットしちゃって、もう何割か売り上げが立ってっていうところはすごく見てるから。
アートってすごくそういう意味での神話性じゃないけど、あるだろうし、ファッションはどうだろうな。僕の周りのとこは、まあもちろんルイ・ビトンで結構活躍してた友達とかもいるけども、多くはやっぱりセレクト系のブランドだったりとか、どっちかっていうと目利き。
もちろんお金持ってる人たちをすごく買ってくださるお客様って感謝はするけど、僕らの感じの周りのブランドさんの場合はむしろかっこよく来てくれたりとか、そういうところに対してのフォーカスというか、そういうコミュニティーを結構大切にしてるところはあるかな。
たしかに。だからさっきの話ですね、別にお金を使っていただくお客さんはそれはそれ大事だけど、まあそれこそブランドだと誰に来てもらうかとか、誰に使ってもらうかとか、誰が持ってるかとか、そういう軸もあるんですね。
だからそういうところを逆に出しすぎないようにコントロールというか、あまりにも言い方があれかもしれないけど、結構ギラギラ派手にお金使ってインスタグラムでそのノリで出してる人にうちのブランドを着られると逆にそういう層のブランドだって思われることを困るというか、嫌がる人間って結構いて、実は。
これ言ってる話が相反する部分あると思うんですけど、ただまあでもとはいえ売れないと飯食っていけないから、そこはもう悩ましいところなんじゃないのかな、やっぱり。
まあ理想はね、品が良くて、お金持ってる人というか、品が良くてっていうより品が良いっていうのも何を持ってしてっていうところあるかもしれないけど、そのブランド感とバランスというか、高ければいい、金払えばいいっていうスタンスじゃないところを持ってる部分はあるかもしれない。そこはちょっとまたラグジュアル良いブランドさんとかとの感じは違うのかもしれないけど。
今までの話で言うと、結局上位のお客さんにアプローチしていくっていうところで、そのアプローチが結構そういう特別な体験を作るとか、やっぱり自分のことを分かってくれるっていう体験を作るとかっていうのがすごく効果があるよねと。
それがもしかすると、あるブランドによっては売り上げもすごく一つの重要な指標になるかもしれないし、それだけじゃなくて、自分たちがアプローチしたいようなお客さんを上から投げた時の上位っていう観点もあると思うんですけど。
そういうところを、皆さんいろんなブランドの方がどうアプローチするかみたいなところは日々悩まれていると思うんですけど、ここに技術を使ってテクノロジーを使って、どんなことができるのかとか、どんな発展したやり方があるのかみたいなところが、この後少し話していければと思っていて。
やっぱり今お話したようなところって、ファッションとか飲食とかホテルとか、いわゆるリアルな店舗があって、いわゆるECみたいなものもあって、かつ自社の店舗だけじゃなくて、それこそセレクトショップだったり、卸売を通じた販売だったり、その販路がさまざまあって、そうするとお客さん対比でいろんなタッチポイントがあるんですよね。
そのデータ、いろんなところで買われているデータだったり、実際の数字みたいなものを集めてくるのが結構難しくて、それは長年の課題だと思うんですけど、そこら辺をどういうふうに改善していくかっていうところが1個大きな論点かなって思っていると。
1つは、前から話しているような会員権みたいなところ、かつこれがブロックチェーンの会員権っていうのが1つあるかなって思っていて、結局会員権をブロックチェーン上に載せて、お客さんが会員権を持っているっていうことがインターネット上で分かるので、
その方がどこで買い物をしたかとか、何を買ったかっていうのが、一応その会員権側に、会員権を持っている側にデータがひも付いていくっていうか、そういうことが一応できるようになるので、概念として。
なので、直接そのお客さんにコンタクトできるとか、その人がどういう行動をしたかっていうのがある程度分かるようになるみたいなことが結構あって。
かつ、特別感とか限定感とかっていうのを、いわゆるメンバーシップとか会員権とかVIPのプログラムとかそういうもので作っていけるよねみたいなのが、いわゆるブロックチェーンとかWeb3とか、そういうものを使った方向性としてはありそうだと。
なんかね、前に話したメルカリじゃないけどさ、いかにそれがやりやすく価値化できるというか、それで言ってたこのVIP向けというかさ、
それがVIPっていう受け取り方はお金も使う人とか影響力ある人とかいろんなところの住み分けあると思うけど、そのブランドさん飲食でもアパレルにしろ、そこで自分たちが本当に理想とするお互いが理想となるコミュニティみたいなのが広がっていって、