「あの頃のワクワクが甦ってきた!」というテーマで語ってみたいと思います。
昨日(11/3)、とても興味深いプロジェクトが進んでいることを知りました。
そのプロジェクトがあるということはずいぶん前から知っていたんですけれども、
それが表に出て急激に進みつつあるということ、
これはほんの昨日知ったことで、ちょっと驚いたとともに、
昔感じたあのワクワク感が甦ってきたような気がします。
その新しいプロジェクトというのは平野友康さんという方が進めているもので、
そのサービスというんでしょうかね、その名前はTeleportというふうに言います。
ウェブ上のサービスなのだと思いますけれども、まだ使える段階での公開はされていません。
開発途中ということなんですけれども、
でも今開発されつつあるTeleportというサービスがどういうものなのかということを、
ずっと水面下にあったものが水面から出てきて、少しずつその姿を表しているという感じです。
まずこのTeleportというのはどういうものなのかということについては、
私もまだ十分に理解しているわけではありませんが、
生成AIに関するサービスだということ、これは明らかです。
そしてこの生成AIを最大限に活用するような、
そういうサービスになるのではないかというふうに今期待しているところです。
この平野さんという方については、私は今から10年以上前だと思いますけれども知りまして、
その時はBiNDというウェブサイト制作ソフト、これを作っているデジタルステージという会社の社長ということで、
そのBINDという新しいウェブサイト作成ソフトが、それまでもいろいろそういうソフトはありましたけれども、
誰でも簡単に見栄えの良いウェブサイトが作れるということで、ある種の技術の民主化というのでしょうか、そういうものを進めるものでした。
実際私はそのソフトウェアでサイトを作り、今でもそれを使って運用しているサイトがありますけれども、
そのウェブサイトを作るソフトに関するウェブ上の学校を作ったんですね。
ウェブコンポーザー学校という風に言ったと思いますけれども、それを今はもうなくなりましたが、
当時Ustreamというネット上の映像のライブ配信ができるサービスを使いまして、
それで開発の過程なども公開しながら、そしてまた新しいソフトウェアが毎年更新されて発売されるんですけれども、
それの新しい機能とか使い方とかそういうものをユーザーに知らせるとともに、ユーザーからも様々なフィードバックをもらってそれを開発に生かすという、
そういう双方向的な開発をするとともに、そのソフトウェアの販売促進にもなるような、そういう学校というものを模したイベントというんですかね、活動というかそういうものをやってまして、
私はそういうものが行われているのを途中から知りまして、途中からリアルタイムで参加するようになりましたが、もう既に結構長い間やっていたようで、それをUstreamのアーカイブでずっと最初から見て楽しんでいたということがありました。
その時にものすごくワクワクしたんですね。
そのワクワク感というのは何なのかと言いますと、ある会社の社長、若い社長が自宅の一室からインターネットで、一般的なわかりやすい例えを使えば、授業ができる、
ウェブコンポーザー学校というのはまさに学校を模しているんですけれども、それが可能だということ、そしてしかもUstreamは今のYouTube Liveと同じようにコメント欄がありまして、
視聴者がコメントを投稿することができて、それを配信者が見てリアクションすることができる、リアルタイムでそれができるということで、もうこれはネット上で学校が作れるんじゃないかと。
あるいは、これを学校の教育にうまく活かせるんじゃないかというふうに思いまして、それがワクワク感を生み出すもとだったんですね、私にとっては。
それで、このネット上での配信をうまく行える、素人でもこの配信というものがうまく行えるようなそういうソフトウェアをぜひ
開発してほしいなと当時強く願っていました。
その平野さんの会社、デジタルステージという会社は、このBiNDというソフトを開発する前に、motion diveという、VJというのでしょうか、
私はよく知らないんですけれども、音楽と映像、これをリアルタイムで切り替えながら、音楽イベントというのでしょうか、
DJというのもありますよね、音楽を流す人なんですけれども、それをただ流すのではなくて、いろいろ自分でコントロールすることができる、
それに映像が加わったようなものだと思うんですけれども、映像も自分でコントロールする。
そういうソフトウェアを開発して販売していたことがありまして、今はもうないんですけれども、それを発展させれば、教員が自分の好きなタイミングで、
様々な画像やビデオ、また音声もそうですね。そういうものを流し、もちろんライブで自分が何かを話したり、何かを見せたりするという、そういうこともできる。
そういう使い勝手のいい教育用のプラットフォーム、こういうものが作れるんじゃないかと思いまして、そういうものを作ってほしいという要望もちょっと送ったことはあるんですが、
結局、平野さんの関心はあまりそういう教育の方には向かないで、また別の方向に行ってしまいまして、それから10年ぐらい、平野さんが外国に行っていたということもあって、あまり平野さんの関心について追いかけてはいなかったんですけれども、
しかし、数年前から平野さんがコミュニティのためのプラットフォームのようなものを作りたいとお考えになったようで、それがTeleportという会社、そしてサービスにつながっているんだと思うんですけれども、
それが最近出てきた生成AIと結びつきまして、生成AIをフル活用した学びのコミュニティプラットフォーム、そういうものに今発展して、近いうちに使えるようになるのではないかなというふうに思います。
そのための学校というんでしょうか、これウェブコンポーザー学校と同じ雰囲気を感じさせるんですけれども、Teleport学校というんでしょうかね、そういうものをもうすでに始めているというか、
そのやり方がまさに10年以上前にやっていたのと同じ感じでやっているのはとても懐かしく、当時思い出すとともに、今回もちょっと出遅れたところはあるんですが、
その始まりが今年の8月下旬でしたので、それにはちょっと参加できなかったんですけれども、でもこれからまだまだやっていくと思いますので、かなり早い段階で参加し始めることができそうだなと思いまして、
また楽しませてもらいたいなというふうに思っているところです。
今も続いてますけれども、Teleport Radioというポッドキャストをされていまして、夏休みの終わり頃に合宿があったんですけれども、合宿といってもこれはオンライン上のものですが、
それが終わった後にポッドキャストが始まりまして、もう30数回配信がなされているようで、これを一番古いところから順々に今聞いている最中なんですけれども、
まさに私が10年以上前にUstreamのアーカイブを最初から見ていたのと同じようなことをやっているなと思いまして、
懐かしく思うとともに、今また新たなワクワクが生まれてきまして、よかったなというふうに思っているところです。
ということで、今回は平野さんという、このワクワク感を人に伝える天性を持っているんじゃないかと思っているんですけれども、
その方に二度も大きなワクワクを感じさせていただいておりまして、ありがたいなというふうに思っています。
それではまた。