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2024-08-08 03:10

146 書誌 | 粟屋憲太郎『東京裁判への道』(2006)

粟屋憲太郎『東京裁判への道』上・下,講談社選書メチエ,講談社,2006.7, 2006.8,237p, 214p;講談社学術文庫版,2013.7,536p

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#書誌 #東京裁判 #毒ガス #粟屋憲太郎

 

サマリー

『東京裁判への道』は粟屋憲太郎氏が『朝日ジャーナル』に連載した記事をまとめた本であり、東京裁判や日本軍の毒ガス使用などについて詳しく書かれています。特に、日本軍の毒ガス使用がなぜ免責されたのかについて免責問題も取り上げており、歴史的に重要な貢献をしていると言えます。

『東京裁判への道』の書誌情報と内容
書誌情報メモ。
粟屋憲太郎
『東京裁判への道』
上・下,
講談社選書メチエ,
講談社,
上巻が2006年7月
下巻が2006年8月刊。
ページ数は上巻が237ページ,
下巻が214ページ。
この本は後に講談社学術文庫として再刊されました。
それは2013年7月刊で,
全536ページです。
以上。
この本はですね
粟屋さんが『朝日ジャーナル』に連載した
記事をまとめて本にしたもので,
東京裁判について
研究している最中に,
毎週ですね,
週刊誌でしたので
毎週記事を書くということで大変だっただろうと思いますけれども,
アメリカでたくさんの資料を入手して
それをもとに東京裁判について
非常に詳しく書かれています。
東京裁判と日本軍の毒ガス使用の問題
その中には東京裁判で問われようとしたんですけれども
結局取り上げられなかった
日本軍の毒ガス使用の問題。
これもですね,出てきます。
粟屋さんが日本軍が毒ガスを実際に使用したということを
証拠づける資料をアメリカで発見した。
発見し入手して
それについて
日本で発表したという
そのことについてもですね
詳しく書かれている本で
もう一つの『東京裁判論』と合わせて
読むべき本だなというふうに思います。
またこの本では
免責問題ですね
日本軍の毒ガス使用が東京裁判で
なぜ免責されたのか
ということについても取り上げられていまして,
日本の毒ガス戦について
歴史的に明らかにする上で非常に重要な
貢献をしている
そういう著作だと思います。
ということでこの本ですね,
またじっくりと読んでみたいと思います。
以上です。
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