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2024-07-01 08:00

104 メモ | 語り本と読み本のハイブリッド本を有料配信するために

LISTENは,文字起こし付きの音声コンテンツ(語り本)を有料配信することができるプラットフォームですが,これを読み本(文字起こしを編集してより読みやすくしたコンテンツ)も有料配信することのできるプラットフォームにすることができると考えました。そのために必要なLISTENの新機能について提案しています。

語り本と読み本について:

はぢめも 58|語り本としてのLISTEN、読み本としてのnote by はじめさん

#語り本 #読み本 #有料配信

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これから、語り本と読み本のハイブリッド本を配信するには、というテーマでお話をしたいと思います。
まず、語り本と読み本という言葉は、おそらく多くの方には耳慣れない言葉だと思います。
私もつい最近知った言葉なのですが、これらはもともと平家物語の伝承されているテキストを語り本系と読み本系ということで、2つに分類しているときに使う言葉のようです。
語り本というのは、琵琶法師が語ったその言葉をそのまま文字にしたもの、そういうもののようで、いわばLISTENで文字起こしをしたような文章ということだと思います。
それに対し読み本というのは、それをもとにしたかもしれませんが、内容を読んで理解しやすいように書いたもののようで、内容的にも語り本よりも詳しくなっているところがあったりするようです。
この語りをもとにして作った本と、それから読むことを主な目的として作った本ということなんですけれども、
これはLISTENでコンテンツを作る場合にも、語ってその音声を文字起こしして文章化したものは語り本に相当するだろうと思います。
そしてその文章をもう一度読み直して、読みやすく書き換えたもの、これが読み本というふうに言っていいものだと思います。
この語り本と読み本というのは、同じ内容でも2つのバージョンが作れるわけでして、LISTENでも概要欄に語り本、つまり文字起こしの部分をもう一度読みやすく編集し直した文章、
それを文字起こしの上の部分の概要欄に貼り付ければ、語り本と読み本のハイブリッドの本をLISTEN上で配信することができるわけです。
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もし無料で配信する場合には、これでだいたい用が済むだろうと思います。
もし説明にあたって図表などが必要な場合も、それは概要欄に貼り付ければそこを見てくださいということで図表を使うことができます。
その概要欄の読み本のパートのところでは、文章の途中に図表を入れることができますので、読むときにも非常に読みやすいものになるだろうと思います。
けれども問題は、このコンテンツを有料配信したい場合です。
有料配信するときにも、現在のLISTENの仕様ですと、概要欄はすべて見えてしまいます。
ですから、概要欄を使って語り本の、つまり文字を越した部分と同じ内容の部分を概要欄に貼り付けるということはうまくありません。
有料配信では、その概要欄の大部分を隠しておいて、購入した人のみにその隠された部分が表示されるというふうにする必要があります。
ただし、すべて概要欄が見えなくなってしまうと、どんな配信かわからなくなるので、概要欄の一部は無料プレビューという形で、音声の場合はそうなっていますけど、概要欄の文字部分も一部は無料で読めるようにしておくということが必要だと思います。
また、より読みやすい語り本とするためには、概要欄で読み本のところで文章の途中に図表が入れられるのと同じように、文字起こしの中にも途中で図表などが入れられますと、
その語りの部分を読んでいるときに、図表を見るためにいちいち概要欄までスクロールしなくて済むので、とても便利かと思います。
ということで、私がLISTENの機能として希望したいのは、まず一つは概要欄を無料のプレビュー部分と有料(配信)では見えなくなる部分に分けることができるような機能。
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これはnoteの有料記事ではそうなっているのですが、それと同じような機能があるといいなというふうに思います。
それからもう一つは文字起こしの部分ですね。ここは今文字起こしの文字を修正することは可能ですが、その編集機能をさらに強化して、そこに任意の図や動画なども貼り付けられるようになるといいなと。
あと今ここでの話とはあまり関係ありませんが、改行もできるととても嬉しいなというふうに前から思っていました。
つまり、その文字起こしの部分の編集をもっと自由に行えるようになると、使い勝手がはるかに向上するというふうに思っています。
技術的にどういうことが可能でどういうことが不可能なのかは私は素人で全くわかりませんが、ともかく要望することは意味があるかなと思いまして、このような話をしております。
もし開発の何かの参考になれば嬉しく思います。
それではまた。
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