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2023-03-29 11:11

#27.「22世紀の民主主義」と統一地方選挙と

3月に2名の市議会議員選挙立候補予定者と対談しました。

今年は4年に一度の統一地方選挙の年。

地方議会議員の役割について、考えてみました。

成田祐介さんと22世紀の民主主義について
はい、みなさんこんにちは、レッドです。今回はですね、読書感想会というか、地方自治体の議員さんについて考えていきたいというふうに思っております。
今回、ご紹介というか、読んだ本というのはですね、22世紀の民主主義。
これは sb 新書からですね、イエール大学助教の成田祐介さんが執筆されたものです。
成田祐介さん、YouTubeで、人気のYouTubeに出演されたりとか、結構テレビも出られてますね。
発言が炎上されたりして、ご存知の方も多いと思うんですけれども、この方はですね、アルゴリズムの専門の方で、政治には縁度多くてですね、
本人もこの著書の中で、政治は素人であり、興味も関心もないというふうに書かれてはいたんですよね。
本の中でですね、どんなことがこの本は書かれているかというと、今結構若い世代に投票を呼びかけている動きというのはあります。
若い人に選挙行きましょうねっていうふうに言ってはいるんですけれども、
シルバー民主主義という言葉がある通り、今の日本というのはですね、高齢世代が多いので、若者がこぞって投票しても、若者の意見が反映されないよなというような諦めというのが現状としてあったりとか、
あるいは民主主義国家というのがですね、ここ20年経済戦争が鈍化していて、民主主義というのが果たしてこの人々を豊かにするのかという疑問があったりですね。
あるいは今結構格差の問題があるんですけれども、例えばアメリカですとコロニーみたいな形で独立したグループというのを作り始めているというのですね、現代社会の実情を示しております。
で、その一方でですね、この民主主義の閉塞感というのがある中で、アルゴリズムの専門家として、22世紀にはですね、政治が無意識民主主義に転換するのではという予言をしています。
無意識民主主義というのはですね、2つの要素で構成されるんですけれども、1つはエビデンスに基づく目的発見とですね、エビデンスに基づく政策立案によるもの、これを組み合わせたものという形になります。
エビデンスに基づく目的発見というのはですね、これは本の中で書かれているのは、人々の感情というものをですね、センサーで認識して、それに基づいて多数の人にとってふさわしい政策を決定していくというものになります。
実際にですね、人の感情を把握する技術というのは、現在もかなり急速に発展しています。私もたまたま仕事の関係でですね、講演で話を聞いたんですけれども、自立神経の動きというのをですね、測定して、その人がどういう感情を示しているのかという部分をですね、測る実験というのがもう既になされているということであります。
22世紀というとですね、これから80年先になりますので、そういった技術というのが進歩して、逆に人々がどういうことを望んでいるかというのをですね、感情を読み取ることができれば、民主主義というのはほとんど何もいらなくなるんじゃないか、議員は猫になるというふうに書かれていたんですけれども、
要はお飾りでいいようになって、基本的には人間の感情を機械が読み取って、エビデンスに基づいて行政が執行していくというような形が将来の民主主義の形なんではないかというふうに書かれていました。
それで成田さんの本というのはですね、成田さんがもともとアルゴリズムの専門家ということもありまして、そういった技術の進展でですね、合理的な決定というのがどんどんなされているというのが進んでいくんじゃないかという、究極的にはですね、人間の最良の余地というのはなくなっていくんじゃないかというのはこの本の予言なのかなというふうに思います。
地方議員のコミュニケーションの役割
現にですね、エビデンスに基づく政策立案、これはエビデンスベースポリシーメイキングというんですけれども、現在の行政の中でもこういったデータに基づいて政策を決定しようという部分というのは海外でもそうですし、日本でも同じように言われて、そういうデータの整備というのが進められています。
だから、これはある意味で正しいんだろうなというふうに思うんですけれども、議員さん、地方議会議員とかですね、国会議員、今回地方議会議員の話をしたいと思うのでしようと思うんですけれども、議員というのは正しい正しくないという議事決定の期間ではあるんですけれども、それよりもですね、私は人と人とをつなぐ役割を果たしているんだろうなというふうに思います。
どうしてもですね、人々がそういう制度を知ることであったりとか、例えば困っている人がいたときにどういうふうな形で行政に支援している団体につないでいくか、あるいはこういう議員さんがですね、知り合いをつなげてですね、新たな街の活性化を図っていく。
そういった形でですね、議員さんというのはコミュニケーションの媒介者としての役割が大きいんじゃないかなというふうに私自身は感じています。
もちろん80年後なんで、80年後だったらそんなことも、例えば今の情報の非対称性であったりとか、そういった部分もですね、時が進めば解決するのかなというふうにも思うんですけれども、今インターネットの情報化というのがかなり進んできてはいるんですけれども、
実際問題としてデジタルデバイドってなくなってないですよね。理論的に言えば誰でも情報にアクセスできるチャンスはあるんですけれども、実際にそれを活用するレベルによって情報の非対称性というのは生まれます。
実際にその行政の世界であったりとか、困っている人たちが何を求めているかという部分というのは、どうしてもその情報の非対称性というのが出てくるんですよね。そこをつなぐのがですね、行政ももちろんやっていく部分もあるんですけれども、地方議会というのはですね、地方議会議員さんというのはそういった部分のつなぐ橋渡しとしてですね、役割が大きいんじゃないかなというふうに思います。
まだまだあるんじゃないかというふうに感じております。なんでこういう話をするかというとですね、今回3月に入って2名の方、地方議会議員に立候補を予定している方にインタビューをしました。
その方もですね、話を聞いていると、やっぱりこう、実際に市をもっと盛り上げたい、市を活性化したいというのもあるんですけれども、お二人ともですね、市と行政と市民をつなぐような役割をこれからも果たしていきたい。今までもやってたんですけど、これまで以上にやっていきたいという方が多かったと思います。
実際にですね、皆さん生活していて、市議会議員の方とですね、接点がある方っていうのはあまり多くないかもしれないんですけれども、実際にそういった困ったときにですね、市議会議員の方に働きかけをしたりとか、あるいは自分たちがですね、何か地域の活動をしているときに、
私自身、実際に多摩市若物会議の活動をしているときというのは、いろんな地元の議員さんがですね、地域の活動というのをですね、支援している場面をよく見てました。
そういった形でですね、人々をつなぐ役割というのがですね、いくらデータが整備されて、あるいはセンサーで人々の感情が読み取れるような、この本で書かれているようなですね、人々の感情を読み取れるようなものになったとしても、
実際にその人の思いというのをですね、つなぐ役割というのが地方議会議員にあるのではないかなというふうに感じております。
統一地方選挙
今回ですね、4年に1度の統一地方選ということで、前半戦はですね、都道府県知事、それから政令市の市長、それから都道府県議会議員、政令審議会議員ですね、こちらの方が4月9日。
それ以外のですね、市町村議会議員、市町村長の選挙というのがですね、4月23日にまとまってあります。
大体全国でですね、3割ぐらいのところで選挙がありますので、何かしら選挙があるんだと思うんですよね。
そういった時にですね、地方議会議員だとどういった形で投票したらいいのかわからないという部分があるかもしれないんですけれども、そういった形でですね、そういった観点で地方議会のですね、選挙に臨んでいただければというふうに感じました。
はい、何でしょう。これは読書感想会なのか自分の意見なのか、ちょっとよくわかんなくなってきましたけれども、この辺で収録を終わりたいと思います。皆さん最後までご視聴ありがとうございました。それではまた来週バイバイ
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