1. 一戸信哉の新潟のへラジオ
  2. Vol. 217 低投票率の統一地方..

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統一地方選の投票率と与党の勝利
おはようございます。新潟のへラジオ、一戸信哉です。
今日は4月12日、水曜日になります。
3月に1回やったんでしたっけね。
春休み中、本当にいろいろあって、なかなか時間はあったと思うんですけどね、全然配信ができなかったんですが、
あっという間に今日から新学期ということで、今日から授業が始まると。授業があるほうが、ある程度ペースができてしゃべりやすいかもしれません。
なかなかね、いろんな予定が春休み中のほうが逆に入っちゃうっていうのもあるかもしれないですね。
大学の方は今日、新学期が入学式があって、新入生ガイダンスとかいろいろあってですね。
今日から1年生から4年生までみんな授業が始まるというタイミングになります。
他の大学の授業はもう始まってたりしているので、多分ちょっと遅めかなと思いますが。
今週前半のニュースとしては、日曜日に統一地方選挙の前半戦というのがありましたね。
新潟県だと新潟県議会、それから新潟市議会の選挙があったかな。
知事選挙は今回ないですけどね。
はい、というわけで新潟県どうなったかというと、
もうすでに報じられている通り、県議選も新潟市議選もどちらも過去最低の投票率ということで、
関心の低下というのが指摘されているということが一つと、
それからこれは前からなんですけど、国政の政党でいうと、
やっぱり圧倒的に自民党、それから公明党も確実に議席を取っているということで、
与党ですよね。国政側の与党の人たちが確実に議席を重ねていっているというか、
ほぼ一挙みたいな状態が新潟県の場合は、
野党の不振と地方議会の状況
新潟県の県議なんかはそういう状況ですよね。
はっきり出たということになります。
それは前からそうなんですけどね。
ということで、昨日あたりの新潟日報の分析記事なんかでも、
結局与党は、与党の圧勝の話と、野党が全然ダメだっていう話ですよね。
野党でも、それが非常に問題だという指摘なんかもされていたんですけど、
実態を見れば、地方議会の人たちは必ずしもイデオロギー的な意味で自民党なのかなっていうのはちょっとよくわかんない。
別にそういうわけでもないけど、
議会の中でそういう会派に所属しているっていうだけなのかなみたいな人も、
そんなに細かく思想心情の部分を聞いたわけではないですけど、そんな感じはしますよね。
自民党っていうふうに言ってる人は党員なんですけどね。
でも結局、自民党って言ってる人たちが足元にある生活に関わる問題について、
どういう立場を取っていくのかっていうことで言うと、
例えば選択的夫婦別姓とかですね。
いわゆる自民党の保守の中の保守みたいな。
なんでそうなるのみたいな保守の部分がありますよね。
その部分も含めて、本音はどうなんでしょうとか。
新潟県で言えば当然、柏崎カリバーの再稼働問題っていうのは、
国の再稼働を推進する立場と、地方の人たちがどういうふうに考えるかっていうところの間はずれがあるわけですけど、
その狭間に立っている人たちは基本沈黙するわけですよね。
でもそれでも結局、自民党の議員がそういう意味でこういう形で議席を得ていることによって、
ある種間接的に信任を与えてしまっているということにもなっていて、
それはその人たちの日頃の働きぶりって、働きぶりということとは別に、
そういう狭間として機能してしまっているところがあって、
しょうがないと言えばしょうがない、そういう状況が出来上がってしまってるんですけど、
国政と地方議会との接続ポイントによっていろいろねじれがあるようにも見えます。
その部分に目指して選挙をやったら、野党が勝てるのかっていうと、
多分そうではないので、
なかなか国政の野党の色がついた候補が勝てなくなっているというふうにも見えますよね。
革新勢力の落選と超合流の傾向
もう全くダメなんですよね。
ほとんど、社民党が消えた。
県議選でいうと、社民党の推薦の人は通っているけど、
社民党から立候補という人は誰もいなくなっちゃった。
共産党もですよね。共産党もいなくなっちゃったということで、
結構驚くべき状況だということですよね。
もちろん無所属で出ているけども、どちらか革新系で、
連合に新潟も応援していてみたいな人はいるんですけど、
本当に共産党ですとか社民党ですという人は、
結局誰も残らなかった。誰も残らなかったということなんですよね。
激戦だったのが長岡なんだけど、長岡も激戦の末、
立憲民主党の人と共産党の現職2人落ちるわけですよね。
というふうにして、でもなんとなくわかりません。
そういう革新の色のついた人の、しかも党名がついている人を
支持するという空気感はあまりないようですよね。
というようなのが全体的な傾向で、
おそらくこれは全国的な超合流じゃないかなと思いますけども。
低投票率の現状と地方議会の役割
もちろん同時に地方議会そのものはやる人もいなくなってきていて、
県議会はまだいるのか、県議会も結構無投票今回多かったですよね。
この後のたぶん、後半戦と言われている市町村議会選挙とかですね、
になるともっと成り手がいないみたいな現象が見えてきていて、
もうだから党派の問題じゃなくてもうやる人がいないっていう現実の問題で、
地方自治の中での議会の役割っていうのを、
どういうふうにこの後維持していくのかみたいな、
そういう問題になっていくんでしょうね。
ですし、そもそも投票する側も知らないですよね。
どういう人たちがいて、普段どんな仕事をしているのかみたいな。
私も結構、新潟で暮らして長くなってきたので、
結局県議会とか市議会とかで議員をされている人のお知り合いも増えたので、
SNSとかで発信しているのとかも結構見るようになりましたし、
いろんなお話をする機会もあったりすると、
決してずっと何もしてないで、
ただお金だけもらってるみたいな、世の中の人が思っているようなイメージとは違うと思うんですけど、
世の中に報じられることは非常に少ないですよね。
ですし、
やっぱり国会議員とはまたちょっと違う立ち位置なので、
地方自治における議会の役割みたいなのも、なかなか見えにくいですよね。
議会刑事とかね、結局議会にちゃんと話をしないでことを進めると、議会の人が怒っているみたいな現象が起きたりするんだけど、
手続きの中にうまく、どうなんだろうな、
結局市長と首長と市役所なり役場の人たちとの間で進められていく、
最後市長が決裁して進んでいくことについて、
どの程度議会がちゃんと関わりを持っているのか、持つべきなのかみたいなところもですね、
議会刑事という言葉に現れているように、
意外とあまりみんなよくわかってないっていうね。
どうすべきと思ってないみたいなところで、難しさがあるよなというようなことも感じるところです。
選挙に対する無関心と議会の関わり方
結局話題に昇るのはこの選挙の時だけなので、
誰がやってるのかもよくわかんないみたいな、
っていうようなことが起きているように思います。
久しぶりにちょっとお話をしてみました。
今年また今学期もいろいろ始まりまして、
いろいろ授業の中でもいろんな話を取り上げていきますので、
それに合わせていろいろまたこちらでもお話をしていきたいと思います。
今日はここで終わります。
12:24

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