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6親育ちサポーターのたまこです。もし今から2日間、何でも好きなことしていいよ、自由時間ですよと言われたとしたら、皆さんは何をしますか?
学校では何時間目は何の勉強といった感じで、すべて1日のスケジュールが決まっています。何時に登校しなければいけないか、何時に下校するかといったようなこともすべて決まってますよね。
でも、中にはそういうことが窮屈で苦手だなって思う子どももいたと思うんですね。
今日、私は教育系のイベントの司会をしてきたんですが、その時にすごくいい話を聞きました。
1泊2日の旅行に行って、普通だったら何時に何をしてって全部決まってるんですけど、そういったようなことをせずに、もう今から自由に遊んでいいよ、みたいな形にしたんですよ。
そうしたら、子どもたちが湖に飛び込む人もいれば、釣りをする人もいれば、ボートを漕ぐ人がいれば、マシュマロを焼く人がいるというような感じでですね、
本当に生徒たちが自由に、本当に好きなことを始めたって言うんですよ。
食事の時にね、今からもうご飯だから戻ってらっしゃーいって、普通だったら言いますよね。学校でもそうじゃないですか。
でも、この旅ではね、そういうことをしない、自由にさせるということを実験というか目的にしていましたので、
ご飯の時間になっても釣りを楽しんでいる子どもがいた時に、あえて見守ったんですって。
そうしたら、結構な時間帰ってこなくてですね、先生たちはきっとどうしたもんかなと、気をもんだところもあったんだと思うんです。
ところがですよ、その釣りに夢中になっていた子どもたちは、その旅行に参加した全員にお魚を食べてほしいということで、人数分のお魚を釣ってからやっと戻ってきたんですって。
彼らも嬉しいでしょうけれども、そういう話を聞いた、その参加してたみんなもね、めちゃくちゃ一緒に喜べたし、感動したって言うんですよ。
いい話ですよね。これはやっぱり時間が決まってて、何時に何しなさいっていう、そういった縛りがなかったからこそ味わえた貴重な体験なんだと思うんですよね。
本来は私たちはきっと、そんな時間を人に決められて動くんじゃなくて、自由に自分で選択して何をするかっていうことは決めていけるはずなんですよね。
物を学ぶ過程では、やっぱり学校ではある程度枠を決めないと効率が悪いとか、学ぶべきこと全部終わらないとか、いろんな事情があるんでしょうけれども、でも本来の私たちは本当は自由で何でも自分で決めていくべきものなのかなって思いました。
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ですから学校のような教育の場でも、そういったところを少し取り入れて自由にさせることによって、今まで生徒の中に見えなかった、気づけなかったいい点とか得意なこととか好きなこととか、そういうことが見つかるんじゃないかなって、そんなお話を聞いてきたんですよね。
本当に共感します。私、読法や本書きましたけれども、読法や育ちの家っていうのは、そういう自由さがなかったと思うんですよ。自分の好きなことは何だろう、好きなことしようっていうような、そういう気持ちのゆとり、時間のゆとりがなかったっていうことだから、やっぱりそれを取り返すっていうのは本当に大変な労力を要して仕方がなかったかななんて思いました。
2日間、自由にしていいよって言われたら、皆さんは何をしますか?考えてみてください。というか、それをやってみるっていうの、いいかもしれませんよね。
タマゴでした。
