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毒親育ちサポーターのたまこです。いつも何気なく見ている景色が急に変わるっていうこと、経験ありますか?
先日ライブハウスで歌ってきたんですが、その時にかなり久しぶりにお会いした方がいました。
ちょっとびっくりしたんです。どうしてかというと、髪の毛が真っ白になっていたんです。
以前も白いものが混じっていたという状態だったんですが、先日お会いした時には真っ白だったんですね。
だから、「あれ?」とちょっと私は最初から気になっていたんです。
そうしたら、やはりいろいろなことがあったそうなんですね。
96歳のお母様が星になってしまったとか、その後にご本人もガンガンに使って、
今、抗がん剤の治療を6週間に1回だったかな?やってるんです。
っていうようなお話をしてくださいました。
そうするとね、ご本人はいつもと変わらずすごくフレンドリーに優しく接してくださるんですけれども、
やっぱり見える景色が違っているんだろうなって思ったんですね。
ライブの場だったので、その日に聞こえてくる音楽、そういうものもなんだかすごくありがたいっていうか貴重っていうか、
どんな表現をされたかちょっと正確に言えないんですけれど、そんなようなことをおっしゃっていました。
自分の病気が見つかったことよりも、実はお母様が亡くなったことの方が辛いんだよねっておっしゃるんですね。
それは本当に良い親子関係だったからっていう証だと思うんです。
羨ましいなって思いました。
病室でお母様にね、ちょっとギターを弾きながら、月の砂漠を一緒に歌ったんだよ、なんていう話もしてくださいました。
お母様もきっと喜ばれたんじゃないかなって思います。
なんかそういうことがあると、自分の残された時間っていうことをすごく感じますよね。
ですから、手に触れるもの、目に見えるもの、耳から聞こえるもの、すべてがなんかとっても大事で貴重で愛おしい感じがするのは不思議ですよね。
本当は何もなくても私たちも同じなんですよね。
いつ人生の終わりが来るかわからないっていうことでは、みんな平等です。
1秒1秒、一つ一つのことを丁寧に生きていきたいなと、なんか知らされたような気がしました。
ちょっと今日はしんみりめのお話になってしまいましたが、そんなわけで、たまこでした。
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それでは。