1. 盆踊るトーク
  2. 稽古後の日本舞踊の先生とのト..
2025-11-11 08:11

稽古後の日本舞踊の先生とのトーク

日本舞踊の振り付けの覚え方、習い方の変化。家元から盆踊りには参加するなと言われた話など。いろいろお話しました。
印象に残っているのは、日本舞踊の初心者が振り付けを覚えるのには、動画よりも音声指導つきの曲ではないかという話。

サマリー

このエピソードでは、日本舞踊の指導法や学習過程について議論されています。特に、動きや手の形の意味や美しさが強調され、師弟間のコミュニケーションの重要性についても言及されています。

日本舞踊の学び方
言葉でイメージと結びつけて動きと、それだとなんか、いけそうな気がします。
そうですね、録音ですね、それは。
確かにそうだ。
昔はそんなこと言うてくれはダメだった。
見て盗めや。
そうですね、昔はそうですもんね。
それは厳しかったですよね。厳しいというか、覚えるのも難しいし、それは大変な世界ですね。
はい、位置を引いて、ピッて、こうするやん。
昔は、先生どうしたんやろなんて、普通にこうやってやるのを真似るだけやったけど、
お弟子さんが教えているうちに、先生、ちょっと位置を引いて、なんか違うねん、って言うて。
こうするもんと、こうするもんと、だから違う。
どこが違うねんって、ここから動いて、こうなってるなっていうのを、
お弟子さんに教えてもらって、まあ位置引いて、先生位置引いて、私のと違うって言い出して、
で、自分こうやって、なんで違うのって言うから、
あ、こっから来て、こうして、まっすぐピンってするのねって言うて、
言うとこから始まって、あらの神になったんや。もう言うたげることにしたんや。
ってことは、先生が学んだ時は、
なおに、そんなこと言うてくれ、あらの神は言うてくれはらへんで。
目で見て、見比べて、それは大変ですね。
真似ていって、大体、ここはこうした方が綺麗とか、
ここ手首でも、手首で回して、こう上げるんやなとか、そういうのは、
なんでああなってんやろうって、真似て、こうしてなったら、手首で回して、外からで、
それけど肘は下で、こうせんな、女らしくならへんや、とか言うのも、
あの、盗んで盗んで。
誰も、下とか何とか言うて、言うてくれへんもん。家元も何にも、見て覚えやん。
- まあ、それが当たり前の世界じゃん。
そういうことは、私が教えるようになって、お弟子さんにそうして、
あ、先生、一匹だ、違う。どこが違うの?
あ、ここや。
あ、そうか、言うて、だんだんと教えるようになって、お弟子さんにそうして教えてもらって、
そしたら、こうして言うてあげた方が、できるやん、お弟子さん、しやすいやん、と思ったら、
私は何でも言うようにして、先生、あらいの神様も、
それも、はい、足、命ぐらいは言うてくれたはたで、
カタカナの命やでって言うて、内股で、ね、
前に、真っ直ぐした上前に、命に、前の足奥の上って言うのは教えてもらったけど、
命、止まったら命、基本って言うのは、そこは言うてくれたはたけど、
そんな、あらいの神様は言うてくれたはたに、
そういうのはもう、私がそうして教えるようにして、やっていて。
動きの美しさ
- その教える中で、自分の中で工夫というか、
どうやったら伝わるかとか、分かりやすいかっていうのを、なるほど。
- せやし、人によって教え方が全然違う。
- なるほど、なるほど、なるほど。
それは面白いですね。でも分かりやすいんで、それはありがたいですね。
- それが一番やん、なんか、知らない人に教えるものを言ったら、
やっぱりこう、ちゃんと言うてあげたら、
で、算数、45度、そればっかり。
- なるほど、なるほど。
平行、45度、綺麗な手、親指折ってこうやって、
ここの、こことここが段違いの平行に済む。
そうすると綺麗な手になる。
こう上げて、こう手首から行くけどピンとした時は綺麗な手。
この段違いの綺麗な手。
そうすると綺麗に、こう綺麗な手をしてねって言うて、
綺麗な手よ、言ったらこの段違い、力いるよ、やってみてこれ。
あの段違い、そうそうそうそう、綺麗な手ができる。
それ、ボンドリ踊っても、ピンってその綺麗な手をすると全然変わんねん。
上にこうしてあげるやん、こうやって。
その時に綺麗な手を意識して。
段違い平行の綺麗な手、ものすごい力がいるやろ。
だけど、それをすると全然手の形が変わってくる。
- へぇー。
肩からこっちへピンってやる時も、手首から行って綺麗な手。
- なるほど。
全然変わるのよ。
そう、でこうしてひら上げてちょちょんがちょんあるやん。
そういう時っても綺麗な手すんねん、こう広げる時に。
力入れて、こう広げる時に肘から行って、男やったら肘から行ってピン。
でも綺麗な手なのよ。
そしたらもう全然変わってくる。ボンドリの踊りも。
- なるほど。
指先に力入れる。綺麗な手して。
- あー指先まで。
うん、指先まで。
- 確かに。
手広げる時は指先まで。でちょちょんがちょんしたらいいのよ。
ボンドリもそれでモクロッと変わる。
- うーん。
うん。
- 指先気にしたことなかったっすね、ボンドリでは。
なんか、こうやってやるけど、それを綺麗な手でやったら変わってくるのよ。
- なるほど。
面白いよ。
やってみて、やってみて。
今度の、来年の夏のボンドリは、ちょっと綺麗な手で。
- そう、それまでにはある程度ね、練習もさせてもらってるんで。
そうそう。
- おーって。
そう。変わったんやって。みんな思われるで。どないすなんて。
- そしたらいい先生に巡り会えたっていう。
- あっはっはっはっはっ。
家元は、私、ボンドリ行ってきますって言うたら、ボンドリはしたらあかん。
- へー。
なんで、でも楽しいから行ってきますって言ったら、肩崩れるって言われて。
- へー。
うん。肩崩れすこぜしたらあかん。腰浮くからとか言うて。
- へー。
腰、腰を落としちちちち、先生の。
- あー、なるほど、なるほど。
でも、ボンドリも、私、指導するときあってて、あそこかででも、
そのときに気づくんやけど、一緒なん。
やっぱり腰落として、ちょんちょん足すると綺麗。
- へー。
同じ踊っても、あの阿波踊りの女の人が綺麗に踊るやん。
もう腰、もう重心がしっかり組み合わしてるから、
こうやっててもこうやってても、重心が真ん中がストンとしてる人は、
やっぱり綺麗に踊ってあるやん。一緒やから。
だから、家元は、あのボンドリをあんまり支払えへんしてたから、
あれやけど、やったら楽しいって言ってあげようかなって思ってたぐらいやってた。
08:11

コメント

スクロール