プログラミング的思考の基本
ちえラジChat火曜日始まりました。今回はですね、プログラミングについてということで、プログラミング的思考ってなんだっけって話をしようと思います。
先日、シニアプログラミングもくもく会のシニアの方とお話をしてたんですね。
で、いろいろやりたいことがあるという話は聞いたんだけど、なんかそれが要領を得なかったので、まずはやりたいことを文章化してみましょうっていうような話をしたんです。
で、その後もいろいろとお話をしている中、お隣にいた人から、それってプログラミング的思考ってやつですかって言われたんですよ。
え、これがプログラミング的思考なの?こんなものが?基本的な考え方じゃないの?って思ったんですよ。
だって、やりたいことをまず日本語にしてみるって、割と基本じゃないの?っていうような気がするんです。
だって料理を作るときだってそう、折り紙を折るときだってそう。
まあよほど手慣れたことで、わざわざ文章にしなくても体が勝手に動くレベルの経験を持っている分野であればともかく、
そうでないことについて多分ほとんどの分野において、ちゃんとやりたいことを日本語化して考えるって、割と基本なんじゃないの?っていうふうに思うんです。
だから、え、それみんなやらないことなの?なんて思って、ちょっとびっくりしちゃいました。
この辺、じゃあってんで不思議に思って、ChatGPTにプログラミング的思考って何ですか?って質問をしてみたんです。
そうしたら、ちゃんと順序立てて考えることですっていう回答が出てきて、
え、それ普通じゃないの?料理だろうが掃除だろうが洗濯だろうが、
手慣れて体が勝手に動くレベルの熟練度まで達したもの以外は、大抵順序立てて考えるよねって思ったんです。
これは何ですかね、プログラミング的思考っていうより、段取り力って言った方がいいのかなっていうような気がちょっとするぐらいだったりがします。
そんなのある程度習熟した分野には全てにおいてできることでしょう?なんて思ったりしましたが、
ひょっとしたら意外とそうでもないのかもしれないなーなんて思ったりもしますね。
なんとなくそう考えると、プログラミング的思考を学ぶためにもプログラミングって重要だよねっていう話に、
いやいやそんなことないでしょって言うを唱える人が出てくる。その意味はなんとなくわかってきた気がします。
ピクミンやってりゃいいし、料理でも図画工作でもなんでもいい。
なんかそういうようなものをやって失敗するっていう経験を経て、じゃあそれって段取り力を磨く必要あるねっていう発想に至れば、
それが一番なのかもしれません。なんか手順を見つめ直すっていうことができれば、
どんなものでもやってこういうプログラミング的思考（仮）みたいなね、そんなものではあるかもしれませんが、
そういうものは養えそうな気がします。
ただそれでも、自分が考えたことが言った通りに動くのではなく、書いた通りに動くっていうのは、やっぱなんかプログラミングならではの性質なのかなっていう気がするので、
それを鍛えるためにはまず一番いいのはプログラミングっていうのは変わりないのかなって思ってます。
もちろんそれはプログラミング言語と日本語っていう、文章構造がそもそも異なる分野同士の変換作業っていう、
そういうのもくっついてくるからなのかもしれませんね。
はい、というところで今日のお話、これぐらいで終わりにしていきたいと思います。
次回予告とまとめ
明日、水曜日、SIDE BEACH CITY.のWeb配信についてお話ができればと思います。
ではでは。
