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【鈴木綾一 #2】「好きなことをやる」より、「世間とのズレ」を把握する。
2026-10-16 19:21

【鈴木綾一 #2】「好きなことをやる」より、「世間とのズレ」を把握する。

ネタバレしてしまう人へのアドバイスから、商業クリエイターと自由の関係、全国同日発売のインフラまで。第2回です。
ゲストは講談社クリエイターズラボ部長の鈴木綾一さんです。

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▼今回のお話
商業クリエイターに「無限の自由」は無理/感想は自分が主語、おすすめは相手が得することを言う/「好きなことをやれ」より、世間とのズレを把握する/全国同日発売のインフラを作った人が一番すごい/出版業界への就職を迷うときの考え方

▼ゲスト:鈴木綾一
講談社クリエイターズラボ部長。『地罰上らば竜の降る』担当編集。漫画編集者を15年経験した後、現職。

▼番組について
企画家・高瀬敦也がパーソナリティを務めるPodcast番組です。
だれもが知ってる有名人から、表に出てこないけどめちゃめちゃ面白い無名人まで。
さまざまなゲストをお迎えしてお話を聞く、100番目くらいにタイパがいい番組となっています。
お悩みのあるビジネスマンからのお便りも、ビジネスマンじゃない方からのお便りも募集しています。
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▼パーソナリティ:高瀬敦也
企画家。「逃走中」「ヌメロン」「有吉の夏休み」「ノイタミナ」等企画。国際エミー賞三度ノミネート(日本人最多)。ゲーム「逃走中」100万本。「ヌメロンアプリ」350万DL。「お金のまなびば!」はYouTube登録者数70万人(金融業界一位)。「伯方の塩二代目オーディション」で広告効果10億円のバズ。カブス今永選手などプロ野球選手200名超をチューニングする「DEMENSIONING」や、AI・web3.0開発の「POST URBAN」など5社創業・経営。20社以上で顧問。著書4冊上梓、ベストセラー。YouTube登録者50万人の自社IP「日本企業超会議」主宰。

感想

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00:04
これは、世界で100番目にタイパがいいビジネスラジオです。
僕、ちょっと話しずれるんですけど、クリエイターが出すのがコンテンツだとして、コンテンツに対してはあんまり実は何も言わなかったんですね、ほぼ後半は。それよりも、クリエイター人生としてどう生きたいかをむ
ちゃくちゃ最初に聞くんですよ。
逆に言えば、漫画家になりたいという人に対して、丁寧な言い方で、「じゃあ逆にどうすれば漫画家を辞めるか?」っていうことを聞くんですね。
最終目標があると。それに向けて時間が限られている。そこにどうやって到達するのかっていう。僕のイメージでは、オリンピックでフィギュアスケートで金メダルを目指す選手のコーチみたいな感じ。
まずは地区大会とか、ボクシングもそうですけど、「じゃあトヨタ太平洋を取りましょうよ!」とかやっていくときに、そこをずっと重視して、それをちゃんとやっていく人と、もう世の中にこれだけ伝えて、僕はこれさえ
伝えられれば終えていいんですっていう人がたまにいるんですよ。
つまり、生きていきたい、食っていきたいじゃなくて、なりわえとしてやっていくんじゃなくて、「言いたいから言いたいんです。」っていう人がいて、「言いたいから言いたいんです。」の人が、本当にそれがフリーダ
ムで、それは自由な。
なりわえとして生きていきたい人は、やっぱり何かしらの制限を中でやった方が上手くいくんじゃないかっていうところかなと思ってます。
まあ、やっぱり商業クリエイターか芸術家の違いみたいなことですかね。
おっしゃる通りですね。
なるほど。確かにな、商業クリエイターはフリーじゃ無理ですね。フリーって無限の自由があったら、多分おかしくなるでしょうね。
03:03
だって締め切りもなくて、尺のあれもなくて、予算も例えば上限なく買ったら、自由そうだけど、楽しそうだけど、多分何もかもないですよね。
終わりがないってね、締め切りない問題ね。
これね、芸術家が大体みんな聞い狂ってるじゃないですか、有名な人って。
締め切りがないからだと思うんですよ。ずっと壊しちゃうから、出来上がる直前。
手離れが悪いっていうか、壊れる。
いやー、なんかもうどこまででも喋れんな。どうしようかな。
次のお便り言っていいですか?
友達に好きな漫画をオススメすると、つい話しすぎてネタバレしてしまいます。
鈴木さんは、作品を人にオススメする時、どんなことに気をつけていますか?
今オススメしたい漫画やゲームもぜひ知りたいです。
ネタバレ問題はあって、この人は自分の感情を喋るからなんですよ。自分の感想を。
例えばケーキを食べて、ケーキがいかに私にとって美味しかったかを喋るんですよ。
だけど、本当のオススメの方法は、「あなたがこういう気分になるよ!」っていうのがオススメだと思っていて。
主語が違うんですよ。
なので、ネタバレしちゃう人は、自分がこう思って、このシーンの時に、「あ、ネタバレ踏んじゃった!」みたいな感じですよ。
なるほどね。相手主語だったらネタバレしないってこと?
そう、しないと思います。
あなたがこの映画を見た時にこうなるはずだって言うと、さすがにネタバレしないんじゃないかなと思いますよ。
これオススメですもんね。一般的には言いたいだけだもんね。
さっきの主役と脇役はそうですけど、本当に見てほしいのであれば、あなたを主語にしなきゃいけなくて。
セールストークと一緒ですよね。あなたが得するんですよってことじゃないとダメかなと思う。
これね、まさにシャープ1でおっしゃってた俯瞰力と同じだと思います。
自分を主語にしない感じっていうか、これやっぱり特殊技能なんだろうなぁ。
だから編集してる時も、例えば僕は漫画の感想を面白かった、つまらなかったっていうのは、
何かしらここにきっかかりがあったとかっていうのは、自分なりの感想はあるんですけど、
それよりも、まず読者がこれを分からにくいと思うという二重の思うですよね。
その結果、あなたが損する。僕は別に損しないです、編集者なんで。
っていうことを丁寧に読み解いていくという感じでやってて。
あんまり自分の感想とかはここにはないですね。
めちゃめちゃいいなぁ。鈴木部長の下で俺はクリエイターやりたかったな。
いやいやいやいや。
全職でいい先輩、そうじゃない先輩いたんですけど。
僕現職でもいますけど。
いやいやいや、前にも聞いてみてくださいね。
06:02
一番違和感があったのは、私は何か企画をプレゼンしつこくしそうで、
僕は35歳ぐらい、100%これが当たると思ってて、100%ですよ。
かつ、今の会社もしくは5年後の会社にとって必要だと思ったから、
すごい熱量で、これを絶対やった方がいいですよ。
っていうことを上司に、結構しつこく何度もプレゼンしてたら、
分かるよ、お前がやりたい気持ちは分かるけどさ、激冷め。
分かる。今俺泣きそうになっちゃった。
もうなんか、その瞬間会社を辞めたくなりました。
いろんなところで私言ってるんですけど、
一度、私の代表作と言われてるようなものを含めて、
一度も自分がやりたいからと思って作ったことないんですよ。
素晴らしいです。
でもそれなんかサラリーマンだから、半分ゲームっていうか、
自分がやったものが当たったら会社が儲かる、
結果として会社から自分も評価されるはずっていうゲーム。
自分も含めて周りの人の給料も上がるはずっていう。
よかれですよね。
よかれを自分の欲望だと思われた時の絶望感ないですよね。
すっごい分かる。
嬉しいわ。
こんな共感した人は、この世であなたが初めてです。
それと日々戦ってます。好きなことやってていいねって言われちゃいがちなんで。
ガチですよね。だと思いますよ。
好きなことやりたいんだったら家で寝てますよって。
せっかく会社に入れてもらったんで、
会社のよかれを、やっぱり1909年なんで、
もう20年ぐらい経つ会社なんで、
どっちだったらもっと長く続いてほしいじゃないですか、いっぱい。
そのために一応提案するつもりなんだけどなっていうことはずっと思ってます。
そうですよね。
また生半科さ、結果出しちゃうわけじゃないですか。
鈴木さんもね、当時の私も。
そうすると、より好きなことをバンバンやってるっていう嫉妬も含めて、
そういうふうに思われちゃいますよね。
鬼ごっこ好きだったんですか?とか聞かれるんですよ。
そんなバカな質問ないですけど。
そんな言いたかったんですか?って。
そんなバカっぽいやれはなかったですけど、
近い感覚で見てた上司はいっぱいだと思います。
もちろんそうじゃない方もいますよ。
結構特に、もしかしたら講談社さんもそうかな、漫画界もそうかもしれない。
確かに好きなものに向かうエネルギーってすごいから、
好きなことを仕事にした方が結果当たる確率が上がるみたいな、
謎宗教もあるわけですよ。
結論は私はそうは思ってないんですけど。
でもその言いたくなる気持ちはわかる。
そういう美談っぽいのもあるから。
結構その派閥は強かったですよ。
好きなことをやれ、愛を持てみたいな。
自分の作品に愛を持てって話。
09:06
僕は世間とのズレって呼んでるんですけど、
50の人っていないじゃないですか。
50より下の人と50より上の人の数って同じなので、原理的に。
このジャンルにおいての偏差値っていうのは、
僕はズレを自分なりに把握して、
世間とどれくらいズレてるかってことを
ちゃんと思っておけばいいと思ってる。
結構客観視タイプなんですけど、
たまたま自分が面白いと思ったものが
世の中の面白いとガーンとぶっつかる
ヒットメーカーっているんですよね。
それでドドドンってなっちゃうと、
面白いと思うことをやりなさいっていう人の
気持ちもわかりますよね。
ただ僕はそうじゃなかったので、
っていうのはすごく思います。
いやー、鈴木さんって俺なのかな。
それこそ僕、マス時代のクリエイティブのバグだと思ってるんですよ。
おっしゃる通りですね。
だって誰がやったって当たるんだもん。
それはね、僕は言えないけど。
例えばよ、ジャンプで
何百万部?六百万部?忘れちゃったけど
バカみたいに売れてる。
私が子供の頃、テレビ局が超前世で
ネットもない時代。
選ぶチャンネルが4個か5個しかないみたいな感じですよ、感覚で言えば。
誰がやったって認知はまず取れますもんね。
自動的にどれか当たるんですよ。
これもAKB理論と同じで
48個選択肢があったら1個はトップが必ず出るわけですよね。
みたいな話で。
それを個人の力だって評価せざるを得ないですよね、組織はね。
そもそも誰がやったって誰かしら何かしら当たるでしょうっていう
システムを作った人が天才すぎるし
もしくはそのシステムを作ったのも
もしかしたら社会の流れの出前だった可能性すらあるから
なんとも言えないんですけど。
だからやっぱり今、高瀬さんは僕なのかなと思ったのが
やっぱり出版も650万なり
マガジンだったら550かな?500万部ぐらい
を日本全国に同日同時刻に
全国の書店で一斉に発売できる
インフラを整えた人が僕最高にすごいと思っていて
そのインフラで
全ての本屋さんに同日っていうのは
それのインフラ作った人本当にすごいなと
最近富に思っていて
驚異的な流通能ですよね。
インフラ作りにすごい興味があって最近
どうしたらいいんだろうと思って
そればっかり考えて
考えてることがもう
まあ置いておきましょう。
蛇口作るって水出ないのはダサいなと思って
12:03
水道先に作ろうかなと思って。
私も半分アリバイのように言いますけど
自分で作ったものを
当時テレビ局自体で作ったものは
俺の力じゃないっていつも言ってます。
確かに私の手柄としては
反対勢力をとにかくくどき倒して
ありとあらゆる一部の味方になってくれる人に
すがってすがって
なんとか世に出したということは
自分の力だと思ってるんですよ。
けど別にその作品が
私が放送局にいなくて
仮にその時代にYouTubeがあって
YouTubeで同じものを出した
とて当たってないよっていうのは
めちゃめちゃ言ってるんですよ。
そこは勘違いしてませんよーっていう
そんなダサくないですよ
言い訳はいつもしてます。
このダサさありますもんね
ダサいの圧倒しますよね
でも意外とその実績を
社会は評価してるじゃないですか
まあまあ
これもなんか
ただ俺何なのみたいな
たまに変人じゃんみたいなこともあるんですよね
まあでもそこはもう
送り手的なコミュニティに
僕らは属してしまっているので
受け手の自由に
解釈はどうぞって感じですよね
そうですよね
だから環境と実績の
判断の難しさも
あえて言うけど
ジャングリアーの森岡さんみたいな話にも
近いと思うんですよね
森岡さんがどうこうは置いといて
すごい人だと思ってるんですよ
僕もご受賞はすごく面白いなと思ってます
けど今の文脈で言うと
USJの手柄は
USJじゃなかったらどうだったんだ問題に
みたいになってくる
そういう話です
そこで一つ一つ
立ち止まって考えるのが大事かな
と思いますよね
全て信じるんじゃないかな
面白いな
いやー幸せだ
幸せな時間だな
いやいや
一個一個なんか全然違う話なのに
なんか出てくるっていうね
自動販売機みたいな
漫画が好きすぎて
出版業界に就職するか迷っています
好きなことをお仕事にしたら
嫌いになってしまいそうで怖い
鈴木さんは仕事で漫画を読み続ける中で
純粋に楽しめなくなったことは
これさっきから散々同じような話してますけど
まぁちょっと何でもいいや
違う角度からいくと
僕未来への心配するのが
理解できなくて
この迷っていますとか
就職してみてから
やっぱ違えなと思ったらやめればいいし
合うなと思ったら
続ければいいんじゃないのっていう
すごいごめんなさい
ものすごい僕は冷たい考えを持っていて
心配
例えば明日雨降ったらどうしようとかっていう人って
なんか
よくわからないというか
僕にはあまり理解ができないんですね
雨だった時のためには
これを準備して
晴れだった時のためにはこれを準備しておけばいいんじゃない
15:02
って思うだけですかね
スタンバイと心配は別だよってことですか
あーそう
今インフン出てかっこよかったです
もうちょっと教えてください
インフン出て
互換は大事だ
でも本当にこういう
損したくないじゃないですけど
どっちが得ですかね
よく相談を受けるんですけど
どっちもやってみればいいんじゃないかな
でもねあえて言うけど
僕も結構心配シーンなんですよ
そうなんですね
気持ちはわかる
この事例はともかくだけど
明日雨はねえか
これがうまくいかなかったらとか
それは僕もありますよ
気持ちはわかるけど
何の意味がないこともわかってる
うんうん
何の意味もない
人事を尽くして天命を増す
なるべくなら
っていうのと
あとは一旦やってみる
っていうことかなと思いますし
あとは
大きなことって
別にこの人が
一つだけしかない
っていうことが
少し心配なので
もっと好きなことを増やせばいいんじゃないかな
好きなことないよ
話
は?
好きなことがない?
ない
もうあるじゃないですか
それはねえ作業反作業で
好きなことに出会う
行動していないだけ
じゃないかなと思ってます
だから多分
サウナ行ったことない人って
サウナが好きかどうかわかんないですもんね
だけどそれもさっきの
心配志向と一緒で
でもサウナって
熱中症になったらとか
心臓がどうこういうじゃん
とかって言って
やらない理由を作って
やらないってあるじゃないですか
僕はちゃんとサウナ行った上で
嫌いって思ったんで
全国のサウナを敵に回しますけど
僕は
あまり好きではない
同じ
全然わかんない魅力が
ああそう
珍しい反サウナ連合
おじさん同士で
なかなかできないね
この話は
前折り出しの藤森さん
久々にお話しましょうとなって
プライベートですよ
そのタイミングでサウナ事業
浮遊草向けの寛静サウナみたいな
大寛山で始められたタイミングだったから
一緒のサウナで話しましょうよって言われて
はい
まさかの本当の
2人で急に善良でサウナで喋る
びっくりして
そういうことよくされてたタイミングだと思うんですけど
すっごいありがたいですよ
嬉しかったんだけど
新しいところで行ってみたいなのもあったけど
ずっと暑い冷たい
暑い冷たいこれが整うんだっていう
よく皆さんがおっしゃる
全然話が
できない
18:01
だから無理でした僕は
そうですね
無理やり
色々してみる
みたいなことは
大事なんじゃないかなとは思いますけどね
まあまあ確かに
ずるより
的な話ですよね
まあすごく当たり前のことで
申し訳ないですけど
すっごい分かります
藤森さんの話したらさっき
鈴木さんにずっと
ぶん投げたいって
みたいな話があって
中田敦彦さんにたまに
1年か2年に1回くらい
2人でご飯食べるっていう流れがあって
話してた時に
登山家は
42歳で死ぬ
本があったのかな
なんでかっていう話で
人間は
40歳がピークなんだと
だいたい
35歳くらいから40歳が
バチバチに冴えてる
その時に
冴えまくって見えてるものが
周りが全く理解してくれなくて
ものすごいストレスをためて
youtubeに行ったって話があったんですよ
あー分かるな
もうちょい早かったかな
35歳かな
俺すげえ共感しちゃったんですよ
今も共感しちゃいました
これをシャープさんで話していいですか
ありがとうございます
19:21

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