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2023-05-14 04:59

オーディオファイルをMIDIデータに変換できるプラグイン「NeuralNote」

NeuralNoteのダウンロードはこちら

https://github.com/DamRsn/NeuralNote/releases

Neural Noteの紹介
どうも、大谷大です。
今回は、オーディオファイルをMIDIデータに変換してくれるプラグイン、
Neural Noteを紹介します。
このプラグインは、オーディオファイルをドラッグ&ドロップするだけで、
簡単にMIDIデータに変換することができて、
複雑な音声ファイルだと難しいんですが、
楽器のソロ演奏であれば、和音でもMIDIデータ化してくれます。
また、以前にLogic Proの機能を使って、
オーディオをMIDIデータに変換する方法を解説しましたが、
今回紹介するNeural Noteは、
DAWソフトの機能に依存しないですし、
スタンドアローンで起動することも可能です。
5月13日にリリース情報を見つけまして、
現在無料配布中です。
いつまで無料のままなのか分かりませんが、
気になる方はぜひチェックしてみてください。
まずはNeural Noteをダウンロードしましょう。
GitHubにてデータが公開されています。
スタンドアローン版もありますし、
オーディオユニット版とVST版もあるため、
DAWソフト内で立ち上げることもできます。
個人的にはオーディオデータをドラッグ&ドロップするだけで
MIDIデータ化できるのであれば、
スタンドアローン版でも十分使いやすくていいと思います。
こちらがNeural Noteの画面です。
Neural Noteの使い方とMIDIデータの編集
使い方は簡単で、
オーディオファイルをドラッグ&ドロップするだけです。
3分以内のファイルじゃないとエラーが出てしまうので、
尺は調整してください。
左側のメニューで検出の精度を調整したり、
スケールクオンタイズができたりします。
BPMは元の楽曲と合わせておきましょう。
設定ができたら、
オーディオヒアーのバーを掴んで、
デスクトップにドラッグ&ドロップします。
これでMIDIデータを出力できました。
出来上がったMIDIデータの内容をLogic Proで確認してみます。
まず、今回の元となったギターのフレーズをお聞きください。
今お聞きいただいたギターのフレーズを
Neural NoteでMIDIデータ化したものがこちらです。
シンプルにLogic Pro純正のピアノで鳴らしてみます。
もともとラフに弾いているギターということもあり、
発音タイミングや音の長さはいまいち合っていませんが、
コードのボイシングやフレーズは何となく解析してくれています。
あとはここから編集していけばいいんですが、
この手順でフレーズを作るのと、
鍵盤で弾いてから編集するのと、
どっちが楽かと言われたら後者かなとは思ってしまいます。
いえ、ギターは得意だけど鍵盤は弾けないという方にとっては、
打ち込みしやすくなるかもしれないので、
試してみる価値はあると思います。
Neural NoteによるMIDIデータ化の便利さ
というわけで、オーディオファイルをMIDIデータに変換してくれるプラグイン、
Neural Noteを紹介しました。
精度は完璧ではないものの、
ラフに弾いたギターをこんな簡単にMIDIデータ化してくれるっていうのは
すごく便利だなと感じました。
無料で使えるプラグインですので、
また、インストールの必要もなく、
ブラウザ操作だけでオーディオをMIDIデータに変換できる
Basic Pitchというウェブサービスもあり、
こちらについてもまた別の動画で解説したいと思います。
タダオトのYouTubeチャンネルでは、
ウェブデザイナー、映像クリエイター、ミュージシャンの視点から
便利なサービスやツールを紹介しています。
今回紹介したNeural Noteの解説動画が
面白いと思っていただけましたら、
チャンネル登録もよろしくお願いします。
最後までご視聴いただきましてありがとうございました。
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